トヨタ86で行く伊豆ドライブの旅 　Part1

2015/10/24 - 2015/10/25

海外旅行もよいけれど、日本人の癒しの旅の原点と言えば、やはり温泉。

レンタカーでちょっといいスポーツカーを借りて、のんびりどこかに出かけようか、

と秋の伊豆に繰り出したgoemonp夫婦です。

エリア 土肥温泉(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

こだま635号　東京→三島

三島のトヨタレンタカーで車を借りる。

今回はトヨタのスポーツカー「86」を借りてみた。（ナンバープレートも86!)

買えば300万円だが、一日借りるだけなら1万5千円。

レンタカー屋の店員さんがやたらスポイラーをぶつけた事例を説明してくれたおかげで、ちょっと乗る前からびびる。

スポーツカーは男のロマン。

という訳で我が家のマスコットゴエモン（♂）も専用シート（カップホルダー）に着席。

「うん、なかなかホールド感がいいね」

ちなみにこの86着座位置が低く腰痛持ちの私には乗りこむのがちょっとつらい。コックピット感を出すためにわざとこうしているのだとか。

座ってしまえばホールド性もよく前席は快適だが、奥さまは出発早々乗り心地の硬さに文句たらたら。

やはり男のロマンは女性には通じないのか。ねえゴエモン。

高速を経て第一の目的地御殿場プレミアムアウトレットへ。

高速での86は驚くような加速感とかはないけれど、車高が低いので高速でのカーブでもとても安定していた。またいかにもスポーツカーっぽいサウンドも心地よい。

後で調べたらわざわざそういう音になるよう演出しているらしい。

御殿場プレミアムアウトレットは以前来た時はすごい待ち行列だったのだが、今回はオープン40分前に着いたので入口すぐそばに駐車できた。

大きく二つのエリアに分かれ、様々なブランドショップがあり何も買わずにウインドウショッピングしてるだけでも結構楽しい。

レストランもいろいろある。

お昼になりウエストゾーン入口近くのManja Manjaでピザ＆パスタの昼食。

味はまあファミレスレベルかな。

御殿場プレミアムアウトレットを後にして、伊豆縦貫道をとおり伊豆の踊子と「天城越え」で有名な天城峠へ。

写真は道の駅「天城越え」。

「天城わさびの里」「伊豆近代博物館」などいくつかの施設が併設されている。

「わさびの里」にはわさびソフトクリームというものがあった。

食べてみたが、残念ながらとくにわさびっぽい感じはなかった。

冷たいとわさびの辛さをあまり感じなくなってしまうのかしら？

施設内には天城の野鳥の展示もある。

ゴエモンも興味津々。

道の駅内には作家の井上靖が住んでいたという旧邸跡もあった。

もちろんここに住んでいたという訳ではなく、湯が島にあったのを移築してきた由。

家は医業を営んでいたので、受け付けの窓口がある。

６代続いた医業の家だったそうだが、靖自身は医学校には落第し、作家の道を選んだのだそうだ。

道の駅を出て、車で数分の浄漣の滝へ。

滝への入り口前に川端康成の「伊豆の踊子」の像がある。

滝にはかなり急な坂道を200メートルくらい降りて行かないといけない。

国際的にも有名なのか中国人や東南アジア人の姿もちらほら。

これが浄漣の滝。伊豆地域では最大の瀑布。落差は約25メートル。

なかなか見応えはあります。

帰りの急な階段が辛い。。。

浄漣の滝を離れ、これまた車で数分いったところに「東京ラスクファクトリー」の看板が。

ちょっと興味があったので降りてみることに。

こんな感じでさまざまなラスクが製造・販売されています。

一番人気はプレミアム・アマンドラスクだそうで、買って帰りましたがほどよい甘さとサクサク感でなかなかのお味でしたよ。

車で約１時間ほどドライブして、本日のお宿土肥温泉粋松亭へ。

中伊豆から土肥温泉は適度な山道。

ワインディングでの86はきびきび曲がって楽しい車だった。

粋松亭さんは全室の約８割が客室露天風呂付なのだが、当方はあえて露天風呂なし（その代わり夕陽がよく見える）という部屋をチョイス。

写真では今一つ伝わらないかもしれないが、部屋からは一面の海と沈む夕日が見えてなかなか感動的。

ちなみに大浴場からもよく夕陽が見えるので、客室露天でなくとも夕陽を見ながら風呂を楽しむことは可能。

この宿にとまるならぜひ早めに宿について夕陽を眺めてみて。

部屋で一休みしているとお抹茶とお菓子のおもてなしがある。

お饅頭と自家製牛乳プリン。うまかった。

お風呂からあがってビールを飲んでいると夕食タイム。

部屋食なのでちょっとバタバタする。

どこだかの著名な料理人が監修したとの会席料理は、見た目も美しくなかなか美味。

なぜか会席なのにトマト鍋がメニューに入っている。

締めのチーズリゾット付き。

ややミスマッチ感あるもまあおいしかった。

「本醸造」「純米酒」「純米吟醸」「大吟醸」の利き酒セット。

同じメーカーのものなので、やっぱり「大吟醸」が一番うまい。

どうせなら違うメーカーのものを飲み比べできるセットにしてほしい。

アワビのグラタン。

これまた会席に洋風メニューだが、なかなかうまし。

部屋食だけど冷めてないのもポイント高し。

でも一番うまかったのがこちらのシラス干し。

ご飯にかけて醤油をたらしておろしやわさびをのせて食べるとたまりません。

最後のデザート。

なぜかクリームブリュレ。

夕食後風呂からあがってみたら夜食におにぎりの差し入れ。

地元のわさびをつけて食うとこれまたうまし。

食事についてはかなり満足の宿でした。