2015/10/27 - 2015/10/27
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マリオットさん
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和光市にある樹林公園は埼玉県と東京都の境にあります。隣接した大泉にも公園があるのですが、ドライブがてら通り過ぎようとすると、樹林公園には「大陶器市」の旗が見えました。ちょっと興味を持ったため、休憩ついでに散策と陶器市の見学をしようと思いました。
そもそも、なぜこの周辺に大きな公園や公共の建物、自衛隊の基地などが並ぶかと言うと、その昔は米軍のキャンプがあったからでした。返還当時は蒲鉾兵舎が残っていたり、旧陸軍時代の廃墟の様な建物も見えたりしました。
それぞれの官庁が都心に近い土地を奪い合うようにすみわけが決定し、自由に道路を通行できるようになったのは返還からだいぶ経ってからでした。その土地の中でも緑と芝生にあふれていた地域が、樹林公園として整備されました。起伏に富んだ緑や、年代物の松もあります。どうしてこんな風景が残ったかと言うと、ここは米軍キャンプ時代ゴルフ場だったそうです。これを知ったのは、その昔ゴルフ雑誌が無くなったごフル場と言う特集を読んで知ったことでした。東京都の隣に、これだけの敷地をゴルフだけに使っていたとは。それでも、そのおかげで緑が残ったのでしょうか。芝生の斜面や遊具、木々の中を走れるジョギングコースなど、都会の中のオアシス感がいっぱいです。
駐車場に車を止めて通路を歩き出すと、すぐにテントが並んでいました。旗の並んだ通路に沿ってお店が並び、大きなピンクのゲートをくぐると陶器市の始まりでした。宣伝としては全国陶器市で、一通りの焼き物が揃っているようです。九州の有田から始まり、久谷、志野、唐津、萩、お馴染みのたぬき、関東で近いのは笠間、、、それぞれ特徴があって見ていて飽きません。
焼き物の産地よりも、特徴にこだわった焼き物もありました。焼き物の玉を水に入れると美味しくなるとか、どんな液体を入れてもツギ口から垂れない容器、絶対焦げない陶板焼きの皿、お米が冷えても美味しい土鍋、説明を聞いているとどれも欲しくなりそうです。こんなものがあると、もっと先のテントには何があるのだろうと、先へ進んでいきました。
長いテントの列も最後の方になってくると、食べ物を扱うお店が増え、カステラや豆など郷土食のあるものが並んでいました。ゆっくり見ていたので、だいぶ時間がかかりましたが、沖縄のガラス工芸から笠間焼きまででも日本の半分近くの地域を回って焼き物を見たことになるでしょうか。短時間で楽しめる日本焼き物の旅は、11月1日までです。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ピンクの大きなゲートが目印でした。
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アウトレットコーナー、格安の陶器が並んでいました。
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淡い白が特徴です。萩焼。
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細く青い線での染付、有田焼。
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志野は素朴な雰囲気。
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お馴染み、たぬきさんの置物。
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お店のテントは、まだまだ続きます。
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作家にこだわったお店も。
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このお店も一人の作家を集めていました。
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備前はぐっと渋い茶色。地元の持つ土の特性です。焼き締めかな。
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焦げ付かない陶器のお皿だそうです。
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水が美味しくなる、陶器の玉。
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こちらは備前の陶器玉。
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醤油のスプレー、塩分を控えて醤油の味を感じられるそうです。
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漆の椀も出ていました。
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まだまだテントは続く。
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琉球ガラスも登場。
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和風の佃煮などあうでしょうか。
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公園内は雑木林が残り、武蔵野の雰囲気とも言えます。
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こんな木のカードも。
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サンゴジュと言う木でした。
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ジョギングコースを走って駐車場に戻りました。
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