2015/10/14 - 2015/10/14
37位(同エリア291件中)
かっちんさん
10月の3連休が終わり、今回の旅は黒部ダム、室堂、みくりが池へと向かいます。
信濃大町からバスに乗り、黒部ダムの玄関 扇沢トロリーバス駅に到着すると、まわりの山々が美しい彩りで色づいています。
立山・黒部アルペンルートの雄大な紅葉が、標高1,425mの扇沢まで下りてきているので正直ビックリ。
扇沢で時間をとり、思いがけない紅葉をじっくり堪能します。
そして、トロリーバスからぶら下がっている鉄玉を見つけます!
この旅行記は扇沢の紅葉と関電トロリーバスを中心に紹介します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
北アルプスの展望案内
松本から大糸線各駅停車の電車に乗ると、車内に山の名前が写真と共に解説されています。 -
北アルプスは雲の中
-
高瀬川
高瀬渓谷から流れてくる川です。
北アルプスの蓮華岳の頭が見えてきます。 -
信濃大町に到着
今日は平日なので、小学生が駅の社会見学に来ています。 -
民話の里おおまち
民話の内容がわかる展示がホームにあります。
越中富山の戦国武将が遠州浜松の家康のもとへ向かう途中、厳寒豪雪の立山さらさら峠と黒部渓谷を越えて大町に出てきました。
道中加護のために立山・芦峅寺で頂いた「大姥尊像」を背負い、無事辿り着けたことで、この像が今でも大切に祀られています。 -
「おおまぴょん」がお出迎え
北アルプスからやってきた大町市のキャラクターです。
大町をイメージするカモシカの頭に、北アルプスと清らかな水の帽子をかぶっています。 -
そば処「カタクリの花」
駅構内にあるお蕎麦屋さんで案内している特上 生そばが気になり、早昼にします。
「信州の澄んだ空気と清らかな水で育んだ信州の風味をご賞味ください。」 -
安曇野 葉わさびそば
蕎麦を茹でるのに3分待ちます。
麺にコシがあり、ピリッと辛い葉わさびがそばの風味を引き立てています。 -
山小屋風の信濃大町駅
北アルプスの玄関ですね。 -
立山黒部アルペンルート案内
信濃大町から路線バスで扇沢へ行き、関電トンネルトロリーバスに乗ると黒部ダムに到着します。
今日泊まる「みくりが池温泉」へは、さらに地下ケーブルカー、ロープウェイ、立山トンネルトロリーバスを乗り継いで室堂まで行き、そこから歩きます。 -
扇沢駅行きのバス停
信濃大町から1時間おきにバスが出ています。 -
バスがやって来ます
連休明けなので、乗客は20名程度で空いています。 -
鹿島槍ヶ岳
バスは一旦北大町まで北上し、ここから西に向きを変えて扇沢へ向かいます。
やがて目の前に北アルプスの鹿島槍ヶ岳が現れてきます。 -
籠川を渡ります
-
トラス橋の扇沢橋
この道路は黒部ダム建設時に資材輸送に使われ、現在観光道路になっています。 -
扇沢駅に到着
トロリーバスは無軌条電車とされ鉄道として扱われています。 -
「くろにょん」がお出迎え
黒部ダムのキャラクターです。 -
扇沢駅
バックに赤沢岳方面が見えます。
扇沢駅周辺の木々が綺麗に色付いているので、時間をとり散策します。 -
イチオシ
扇沢の紅葉
赤、黄、橙、緑が混ざり合い、素晴らしいですね。 -
白樺の黄葉
-
青空に映える木々
-
イチオシ
北アルプスと紅葉
-
大町側の景色
-
色づく白樺林
-
針葉樹と広葉樹が混在
-
イチオシ
美しい彩りの紅葉
トロリーバスの道も見えます。 -
美しい彩りの紅葉
-
紅葉に溶け込むトロリーバス
-
扇沢駅停車中のバス
では、駅の建物に入ります。 -
続々と到着するバス
+と−の架線から電気をもらうトロリーポールが屋根から出ています。 -
出発を待つバス
4台が同時に出発します。 -
記念撮影スポット
駅の待合室にあります。
工事の難所だった破砕帯を通過しているところの写真が撮れます。 -
初代トロリーバスの銘板
昭和39年に、車体・走行・電気の専門メーカ3社が製造しています。
東芝の旧社名「東京芝浦電気」が懐かしいです。 -
車両運転席メーターパネル
速度計の隣にある電流計(A)はまさに鉄道ですね。 -
トロリーバスの模型
-
旧型トロリーバス「第二の人生」(展示写真)
次はメキシコで活躍します。 -
改札口
では、トロリーバスに乗ります。 -
改札
切符に印刷されたパーコードを読み取るので、確認処理が早いです。 -
先頭車に乗ります
-
イチオシ
ややっ、見つけた「鉄玉」
ドアの下から鉄の玉がぶら下がっています。
これは万一電気が車体に漏れた時、地面に接触する鉄玉が感電を防ぐアース装置になっています。 -
グローリア賞(車内に表示)
関電トンネルトロリーバスは1994年にグローリア賞を受賞しています。
グローリア賞は、鉄道事業の運営や業績に貢献した施策・技術について、顕彰するに足りると認められると授与されます。
立山黒部アルペンルートの観光にトロリーバスを組み込み、30年間無事故、最新技術のインバータ制御車両への置き換えに対して贈られています。 -
TOSHIBA製の電気制御装置
-
あれっ、信号機がある
出発信号機が赤から緑に変わりました。
鉄道そっくりです。
運転手の真横に立っていたのですが、「出発進行〜」とは言ってくれませんでした。
もし言ってくれれば、「茄子のおしんこ〜」と復唱したのに・・・(笑) -
黒部ダム行きが出発
架線柱の間を走るので、トロリーバスは電車そっくり。 -
トンネルに入ります
「警笛」、速度表示の「30」など、鉄道の施設と同じです。 -
トンネルの中間地点
トンネル途中で長野県から富山県に入るとすぐに信号場があり、赤信号で止まります。
しばらくすると、扇沢行きのバスがやって来ます。 -
イチオシ
タブレット交換
黒部ダム行きの先頭のバスは、扇沢行きの最後尾のバスからタブレット(運行票B)を受け取ります。
最後尾バスから反対方向の先頭バスにタブレットを渡すことで、閉塞区間が守られ衝突を防止しています。
このタブレット交換に気が付く人は数少なく、貴重な写真です。 -
信号場を出発
-
黒部ダムに到着
トロリーバスは、6.1kmを16分走りました。
これから黒部ダムと周辺の紅葉を見学します。
最後に
扇沢で予定外の紅葉に驚き、トロリーバスでは鉄玉とタブレット交換を見ることができました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
49