週末2泊3日でフラリ島巡り②竹富島

2015/10/24 - 2015/10/26

東京で木枯らし1号が吹いた10月下旬の週末に、フラリと石垣島に行って来ました。

計画の発端は、JALのマイルが10,000マイルに達したこと。我が家ではJALのマイルが10,000に達すると、「おともdeマイル」を使って夫婦で国内のどこかへ飛びます。
いつもはそれを“城巡り”に充てるのですが、今回は何となく南へ向かいたくなり、とりあえず沖縄行きのチケットを発券。
しかし、せっかくなので本島以外の島も行きたい！ということで、石垣島へ向かうことにしました。

しかし東京－沖縄は「おともdeマイル」で発券してしまったので、沖縄－石垣を追加手配(普通に購入)するハメになりました…
ご利用は計画的に…。

エリア 竹富島(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

フラリと石垣島へ来て3日目。もう帰京する日ですが、幸いにも最後まで好天に恵まれました。
この日は竹富島へ行くと決めたので、9時くらいにホテルをチェックアウトして石垣港離島ターミナルを目指して出発！
でもやっぱり寄り道。『観音崎』です。

誰も居ない観音崎のビーチ。ココの水はとても綺麗ですね。
フサキビーチに行くならこちらのほうが良い気がしますが…果たしてこのビーチは入れるのか定かではありません。

観音崎の灯台はこんな感じ。
前日に見た御神崎の灯台と比べると、見栄えは少々残念な感じですね。

観音崎灯台 名所・史跡

そして観音崎のすぐ脇には『唐人墓』もありました。

この唐人墓は有名なスポットらしいですが、建てられた由来なども含めて、恥ずかしながら今回初めて知りました。
勉強になりました。

唐人墓 名所・史跡

そして離島ターミナルです。八重山諸島との連絡船はココから多数出航しています。
観光会社は幾つかあり、色々なアクティビティと船のチケットがセットで販売されていたりもしますから、とりあえずココへ来て考えるのも良いかもしれません。
今回は竹富島への往復と水牛車に乗れるプランにしました。一人2,200〜2,400円で販売されていました。

石垣港離島ターミナル 乗り物

連絡船は満席！人気あるんですね。

約10分の航行で、アッという間に竹富島に到着してしまいました。
水牛車のチケットをセットで購入していたので、竹富島に到着したら、迎えに来ている水牛車ツアーのバスに乗り込みます。

竹富港 乗り物

水牛車は、『新田観光』さん。

新田観光 乗り物

引っ張ってくれるのはオスの水牛『クロ』ちゃん。
がっしりした大きな体躯で、頼もしいですね！

水牛は汗腺が無く、体温調節ができないのだそうです。
そのため、水牛車を引いている途中でもシャワータイムがありました。
とっても気持ち良さそう。

竹富島の代名詞的な風景、伝統的な塀が見られる集落を水牛車はゆっくりのんびり進みます。

集落の家々には、必ずシーサーが居ます。
よく見たらそれぞれ色々な形、表情、姿勢をしているんですね。それを見るだけでも案外楽しめます。

ココは竹富島に伝わる古謡『安里屋ユンタ』に出てくる美女クヤマの生誕の地だそうです。
こういった名所では、水牛のクロちゃんはきちんと停止するんですよ。頭イイですね。

安里屋クヤマ生誕の地 名所・史跡

でもやっぱりシャワーが好き。
シャワーがある場所も覚えていて、ちゃんと止まります。

さらにはお腹がすいたら道端の葉っぱを食べちゃいます。
自由だ…
こんな調子なので、水牛車はのんびり気ままに構えていないといけませんね。

こちらは民芸館。誰でも無料で入れます。

いよいよ水牛車観光も終わりに近づいてくると、先導の方が三線を手に安里屋ユンタを唄ってくれました。
とっても楽しく素晴らしい時間でした。

水牛車を降りた後は、歩いて島を散策することにしました。
レンタサイクルで島を回る観光客も多いのですが、なんとなく歩きたくなる島です。
まずは『なごみの塔』へ行ってみました。
塔の上は竹富島で最も高い位置になるそうです。

なごみの塔 名所・史跡

棟からの眺望。これもまた素晴らしい景色でした。
なごみの塔は小さいので、同時に登るのは2名が限度です。観光客が多い日はずいぶん並ぶそうなので、早めの時間がオススメだそうですよ。

そして、なごみの塔のすぐふもとにあったお店で昼食をとらせて頂きます。
お店の名前は『竹富島で会いましょう』。

竹富島で会いましょう グルメ・レストラン

そういえば食べてなかった"八重山そば"。
これ好きなんですけど、この回の旅では石垣牛ばっかりだったので3日目にして初。

そして石垣牛バーガー。

串焼き3種。チキンとポークとビーフです。
これは想像以上にデカイです。本当にデカイですから要注意。
でも美味！
お酒が欲しくなりますが、クルマのことを考えて泣く泣く我慢…

お腹が満たされ、散歩再開です。
集落の道はサンゴの砂が敷かれる決まりなのだそうです。

日本最南のお寺とのことですが、中までは入りませんでした。
目の前を通過して、海岸方面へ向かいます。

喜宝院蒐集館 美術館・博物館

そして辿り着いた『西桟橋』
残念ながら干潮のため周りはただの砂地。そして空気が霞んでいるので遠くの西表島もハッキリ見えません…
ココは夕方に来て夕陽を望むのが一番良いのでしょうね。
次来るときはそうしようと固く心に刻んでおきました。

西桟橋 自然・景勝地

続いて、南方面へ移動して『コンドイ浜』を目指しました。

ビーチに出て行く途中から真っ白な砂が見えて来て、とてもテンションが上がります！

こんなにも真っ白な砂が広がるビーチが日本にあるんですね！

水も本当にキレイ。

干潮の時間帯だったためか、広範囲に浅瀬が続いていてどんどん歩いて出れてしまいます。
混雑していないし天気にも恵まれて、本当に素敵な思い出になりました。

しばらくコンドイ浜で過ごしてから、適当な時間に新田観光さんへ戻り、港へ送って頂いて石垣島へ戻りました。

コンドイビーチ ビーチ

石垣島へ戻ってからは、帰りのフライトまで残されて時間を使ってドライブ＆寄り道を楽しむことにしました。
まず初めは離島ターミナルからほど近い『石垣島鍾乳洞』です。

石垣島鍾乳洞 自然・景勝地

簡単にアクセス出来るのに、洞内はなかなか本格的というか立派な鍾乳洞でした。
歩道はゆっくり見て回ると30分くらいかかる長さです。

イルミネーションが施された空間があったり…

トトロに似た形の鍾乳石があったり…

こんな壮観な空間が広がっていたりで、見応えある鍾乳洞でした。
洞窟内は涼しくて過ごしやすい場所でもあり、ぜひオススメしたい場所です。

石垣島鍾乳洞を出てからは、北上してバンナ公園へ向かいました。
『南の島の展望台』という文字を観光マップ上で見つけたからですが…巨大な奇岩みたいな展望台です。
パッと見おもしろいのですが、眺望はそう良くはありません。

バンナ公園 公園・植物園

南の島の展望台からすぐ近く、より高い位置にある野鳥の観測所です。
卵みたいな形ですぐ見つけられますが、こちらのほうが全然良い眺望でした。

少し霞んでますけど、360度見渡せるます。

このあとは、『エメラルドの海を見る展望台』にも行きましたが、空が白く霞んでしまっていたうえに逆光もあってエメラルドの海は見えませんでした…
そんなこんなしているうちに、フライト時刻が近づいて来たので空港方面へ向かいます。

帰路も那覇経由。
那覇空港のJALラウンジではオリオンビールが飲めるのですね。素晴らしい！もう運転しなくて良いので遠慮なくオリオンビールを頂いて帰りました。

今回は適当にフラフラしに来た旅でしたが、のんびり時間も過ごせましたし、幾らか見所巡りも出来て楽しい週末を過ごすことが出来ました。
近いうちに改めてまた滞在しに来ようと思います。

ご覧頂きありがとうございました。

那覇空港 JAL国内線 サクララウンジ 空港ラウンジ