１０月の三連休を利用して奥美濃の揖斐川坂内川の苔むした穏やかな沢を歩いてきた

2015/10/10 - 2015/10/12

１０月の三連休を利用して奥美濃揖斐川坂内川の神又谷を遡行し、中ツ又谷を下降しました。もう寒くなってきたので当初は南紀の沢に行くつもりだったが、天気が悪そうだったので、水にあまり濡れなく、あまり寒くない奥美濃の沢行き先を変更しました。多少雨にも降られましたが、苔むした日本庭園のような中の穏やかな沢歩きとなりました。

（日　程）
１０日　初日は天気が悪いので昼に東京を出発し、奥美濃神又谷の登り口に車をとめて車中泊
１１日　神又谷を遡行し、稜線の手前にタープを張って泊る。
１２日　稜線を越え、中ツ又谷を下降した。北近江の日帰り温泉に入った後、夕方北陸道に乗り、新宿着は２３時となった。

エリア 揖斐川(岐阜)

• 旅行の満足度: 3.5

昼過ぎに新宿から奥美濃に向けて出発。写真は最初に休憩した東名高速の足柄ＳＡから見た富士山です。
このときは晴れていたのだが・・・

岐阜県と滋賀県の県境の神又谷の登り口に車をとめて車中泊
夜中に一時強く雨が降った。
翌朝１台を下山口(中ツ又谷側)に回してから、歩き始めた。

昨夜の雨で木の葉っぱとかは濡れてるし、今にもまた降りだしそうな空模様だったので、雨具の下だけでも履いて出発した。
しばらくは、平らな川の中や脇の道(踏みあと)に沿って進んだ。

徐々に傾斜がでてきて、苔むした岩の間の小滝を登っていく。

どきどき沢が細くなって流木がひっかかったりしている。

そりに小さな滝が続く。
ときどき小雨が降るいまいちの天気である。
しかし、苔むした岩と湿った空気は日本庭園のようでもあり癒される。

傾斜がきつくなってくる。

雨の影響で水量は普段よりも多いようだ。

滑らないように登っていく。

やがて傾斜も緩くなり、

水量も減ってきた。

倒木体もある。

苔むした倒木を越えていくと、

両岸が平らになってきたので、寝床になりそうな所を探しながら行く。

この辺りは広葉樹の二次林らしく、みなやや細い。

沢から一段高い林の中に、平らな場所を探して、タープを張って寝床とした。

雨がときどき降ってきたのでシートを張って、その下で焚き火＆宴会
風が結構あって寒かった・・・

寒いのでおでんは美味しかった。
担ぎ上げるのには少々重かったけれど・・・

なぜかほんの一部のみ紅葉していた？木を発見！

テン場の回りもよく見ると、倒木でなくても苔むした立派な木も何本もあった。

２日目は神又谷を詰めていって稜線を乗っ越してから、中ツ又谷を下った。

稜線直下は水がなくなり、急斜面を一気に登って稜線を目指した。

稜線を乗っ越してから、を一気に下る。

稜線の反対側はたいした滝もなく、淡々と下るのみ。

平らななった川の脇の砂地で、カモシカの足跡発見

キノコ(ナメコ)も発見した。

これはクマの糞、できればこれは見つけたくなかった。

沢を下って平らになったあたりから、ようやく青空が見えてきた。

平らになった。

やはり陽が当たると水が輝いてきれいに見える。

この沢は滝らしい滝はなかったが、最後の方にきて、少しばかり緊張する堰堤が２箇所ほど出てきた。

この橋のところが終点です。

下山後、まずは北近江リゾートという温泉でさっぱりした。
高速道路のＩＣにも近いので便利です。ただし、露天風呂もないのに（天井の一部が空いている半露天？）、土日は１回あたり１，２００円と少し高すぎると思う（ＪＡＦの会員証を提示すると１，０００円になる）。
セキュリティは万全で、下駄箱も、脱衣所にも鍵のかかるロッカーが備え付けてあり、貸しタオルも無料でロッカーにありました。

せっかくだからと、近江ちゃんぽんの店に入った。
これは、近江ちゃんぽんに煮たまごとチャーシューをトッピングしたもの。

出たのが夕方になったせいか、ほとんど渋滞にはあわず、２３時過ぎに無事に新宿に着いた。
まじめな社会人は、前日か朝のうちに帰京したのだろうか？