2015/09/26 - 2015/09/29
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しんちゃんさん
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天草の温泉に3泊して観光地と温泉巡りを堪能。もう4日目最終日となってしまいました。最後にどうしても行ってみたいと思っていた三角西港に寄ってから帰路に着きます。
*****
とある旅行誌を見ていたら「祝!平成27年(2015)世界遺産登録三角西港」が目に止まりました。7月に世界遺産になったばかりで、今話題沸騰の場所?どうかわかりませんが・・・
明治になり急成長する重工業を石炭が支える時代、三池炭鉱の石炭を積み出した三角西港。
「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」の一つとして、世界文化遺産に登録されたのです。万田抗(荒尾市)とともに熊本県初です。
国の直轄事業として進められ、野蒜築港(宮城県)、三国港(福井県)、とともに<明治三大築港>のひとつです。
しかし、港が完全な形で残っているのは三角西港だけ。
どうしてかと言うと、九州の集散地として栄えた港でしたが、三角東港(現・三角港)が役割を担うようになり、三角西港は衰退したまま当時の姿をとどめる事となったようです。住所は、熊本県宇城市三角町三角浦
***** では、三角西港の旅行記です。ご覧いただければ嬉しく思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
まずは、龍驤館(りゅうじょうかん)に入ってみます。
木造平屋建ての洋館です。
建物内では、三角西港の歴史をパネルで展示。また、昔の風景映像がテレビで流されていました。
埠頭をゆっくり見たいので龍驤館はさぁーっと見て出ました。 -
【龍驤館】(明治天皇頌徳記念館)の、案内文です。
明治天皇即位50年の記念事業で大正7年に建設されました。
館名の由来は明治天皇のお召船・龍驤(りゅうじょう)の名にちなんだもの。
小泉八雲の紀行文「夏の日の夢」ゆかりの旅館・浦島屋の跡地です。
平成16年に国登録有形文化財に指定 -
現存する建物の写真が貼ってあります。
西洋風の、モダンな建築物も。
時間があるので一通りの建物を見て帰る予定 -
龍驤館を出た所に「ムルドルの像」があります。
三角西港は、オランダ人水理工師・ムルドル氏の設計です。
明治17年から明治20年(1887)にかけて築港されました。
実際に施工したのは、天草の熟練した石工たちでした。 -
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【三角西港の石積み】
756メートル続く石積みの埠頭です -
四角い石を精密に組んであり見た目は美しい
当時の最新の技術を用いて、近代的な港湾都市を造ったといいます。 -
狭い三角ノ瀬戸を挟んで天草諸島の大矢野島と向き合い、天草1号橋が見え良い眺めに癒されます
周辺は山が海にせり出しているため平地はほとんどない。 -
さらに歩み進むと…水路が見えて来ました。
地下水を通って排水路へ落ちる設計になっていて、ヨーロッパならではのデザインだそうです
水路には細かい細工をした石橋が架かっています。 -
水路のそばに明治時代の築港当時の写真パネルがあります。
見比べてみると、今も昔も変わりなく当時そのままの姿を見せている事が解ります。 -
美しい石積みの排水路
かなり深そうです。5m?もっと深いかな -
明治20年竣工の水路
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【ムルドルハウス】
設計したムルドルの名にちなんでつけられた、とんがり屋根の西洋風な建物です。
地元の伝統工芸品や特産品が展示販売されていました。 -
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【浦島屋】
明治20年頃に存在していたホテルで、小泉八雲も滞在した旅館・浦島屋。
平成4年に当時の写真を元に透視図面を作成し復元されたものです。
休館日で入れなかったのですが、中は喫茶コーナーと築港当時の資料や写真が展示されているようです。 -
【旧三角海運倉庫】
明治20年に建てられた、土蔵造りの2階建てです。
荷揚げ倉庫として利用されていました。
国登録有形文化財 -
【旧三角海運倉庫】
昭和63年に修復され、現在はレストランとして利用されています。
海側にテラス席で休憩したかったのですが、まだ周る所があるので先に進みます -
【高田回漕店】
明治35年以前に建てられました。回漕店とは船や荷馬車を持ち、内外の貨物等を扱う運送会社または商社のことであり、高田回漕店は熊本市に本店を持ち4隻の汽船を所有していた。平成9年に三角町文化財に指定され、宇城市文化財へ引き継がれています。…などと、案内されています。 -
【高田回漕店】
この建物も、築港後1世紀の歴史を持ちながら、今なお厳然とした姿を見せています。 -
【高田回漕店】
玄関が開いていて誰もいない様ですが、中に入れてもらいます。
尚、三角西港にある建造物の入場料は全て無料です -
【高田回漕店】
築港当時の様子が目の前に浮かんでくる佇まい -
電燈は凝ったデザイン
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【高田回漕店】
2階からの眺めは・・・ -
【高田回漕店】
入江にきらめく波しぶき、のどかで美しい風景
二人で贅沢な時間を味わいます(^◇^)
少し前まで賑わっていた団体の人達はすでにバスで帰られたようです。
人気も少なく静かで~癒されます~ -
【高田回漕店】
左側に目をやると、旧三角海運倉庫が見えます。 -
次は、ムルド通りを通り抜け、その先にある階段を上ります
-
【旧宇土郡役所】
旧宇土郡役所と旧三角簡易裁判所は、階段を上った高い所で、埠頭から10分ぐらい歩いた場所にあります。
旧宇土郡役所は明治中期に建造されたもので、漆喰仕上げの外壁が特徴の建物
現在は宇城市立九州海技学院として使われています。
国登録有形文化財に指定 -
【旧三角簡易裁判所】
この周辺は、宇土郡役所や三角簡易裁判所(現法の館)が設置され、
宇土地域の行政や司法の中心地として栄えたところです -
【旧三角簡易裁判】
旧宇土郡役所の隣にある、明治23年に開庁された和風建築の簡易裁判所
なんだか昔の学校のような佇まいです。
平成19年に国登録有形文化財に指定 -
【旧三角簡易裁判】
13年ほど前まで、簡易裁判所として実際に使われていたそうで、
法廷がそのまま残されています。 -
観光を終え、切り出した石材を丹念に積み上げた水路を見ながら、バス停に向かいます。
時代に取り残され港が衰退した為、水路や埠頭が奇跡的にそのまま残され、1世紀を越えた今再び注目される事となった三角西港。
2か月前の2015年7月に世界文化遺産に選ばれたばかりで、これから徐々に脚光を浴びて行くのかもしれませんが、今はまだ訪れる人は少ない様です。お陰でゆっくり見て回る事ができ、有意義に2時間を過ごせました。 -
三角西港から三交バスに乗り所要時間約15分、三角駅に着きました。
料金:220円 -
JR 三角線(熊本行)13:29発 のローカル線に乗車
心地よい揺れと扇風機の風にあたり、車窓からの景色を楽しむ -
熊本駅で新幹線さくらに乗り換え。その前に熊本駅を出た所にあるラーメン店で遅い昼食。熊本ラーメンは濃厚な色の割にあっさりした豚骨スープで美味しくいただきました。
食後は熊本土産の地酒やお菓子を駅周辺で買い整え両手に荷物を下げ、さくらに乗車。
新大阪でサンダーバードに乗り換え、自宅には22時に無事着きました。
キリシタン関連施設を訪ね、温泉に入り海の幸を頂き、充実した4日間の天草の旅でした。
*****最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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