
2015/10/11 - 2015/10/11
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fernandoさん
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20年に一度の式年遷宮を見に、知多半島の先端にある篠島(シノジマ)に行ってきました。
篠島の住所は南知多町です。
船も知多半島の「河和(コウワ)」か「師崎(モロザキ)」から出ます。
4トラベルでは「蒲郡」→「篠島」「日間賀島(ヒマカジマ)」「佐久島(サクシマ)」が一緒になっていますが、これは間違いです。
蒲郡(西尾)のエリアでは「佐久島」のみです。
蒲郡(西尾)から船が出ているのは佐久島だけです。
なので、エリアは「知多半島・セントレア」→「篠島」「日間賀島」にしないといけません。
ちなみに、篠島・日間賀島と佐久島の間には定期航路はありません。
朝、雨模様でしたが止みました。
でも一日曇りの天気です。
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篠島(シノジマ)に行くのには名鉄電車が便利です。
河和(コウワ)終点で降ります。
JRですと武豊(タケトヨ)で乗り換える必要があります(帰りはこのコースを選択します)。
車ですと、師崎(モロザキ)まで行き、船に乗るのがベストです。 -
港まで歩いてもすぐですが、無料バスが出ています。
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ここ河和から篠島へは1時間に1本の割合で高速船が出ています。
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10:05発の船は日間賀島〜篠島を経由して渥美半島の伊良湖まで行きます。
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全部椅子席で、今日は満員です。
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高速船だけあって、いきなりの猛ダッシュです。
その様子をユーチューブにアップしました。
https://youtu.be/cA4EDW90Iqw -
波もなく快適に走ります。
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日間賀島には約20分で到着します。
小島の向こうに見えるのが知多半島の先端師崎(モロザキ)です。 -
日間賀島は港の回りに旅館が建ち並んでいます。
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日間賀島を出て篠島に向かいます。
正面に見えているのは知多半島です。 -
篠島に到着しました。
河和を出発して約30分です。
知多半島の師崎からですと10分です。 -
この船はそのまま伊良湖に向かいます。
出航の様子をユーチューブにアップしました。
https://youtu.be/udgfexBmrfU
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三河湾に三つの島が浮かびます。
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篠島は10日(昨日)11日(本日)と「式年遷宮」で賑わっています。
ちなみに12日は「御幣鯛(オンベタイ)奉納祭」です。 -
船着場は埋立地に旧市街から移されました。
なので、船着場の回りには何もありません。 -
俳人山頭火の篠島八句の碑がある。
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漁港に来ました。
ここを右に行くと魚市場です。 -
島の案内図が分かりやすい。
南西のまとまった地域が埋め立てられたところです。 -
漁港ですが、今日はお祭りということもあってか、船がずらりと並んでいます。
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舳先には模様がついています。
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ここが昔の船着場です。
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島の中心部の市街地に入ります。
狭い道が続きます。 -
東の海岸に出ます。
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海水浴場になっている砂浜です。
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今日は式年遷宮の二日目。
奉祝祭といい、御遷宮の成功を祝うものです。
昨日10日に本遷宮祭が行われました。 -
『伊勢神宮と篠島の歴史』
その昔、伊勢神宮を創建したといわれる倭姫命(ヤマトヒメノミコト)が篠島を訪ねたと伝承され、以来伊勢神宮と篠島の関係は長く続いてきました。島に受け継がれてきた大切な神事が、宝亀2年(771年)から続く20年に一度の神明神社と八王子神社の式年遷宮です。伊勢の式年遷宮で役目を終えた内宮の東宝殿または西宝殿一式が篠島へ無償で下賜され、神明神社の社殿として生まれ変わります。さらに神明神社の古材は八王子社へと受け継がれていきます。(篠島の祭礼パンフレットより:一部省略) -
その謂れが書かれている。
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ここは八王子社です。
海と造船の神様が祀られています。 -
伊勢神宮の内宮の東宝殿または西宝殿が下賜されるのですが、実は伊勢神宮ではその東宝殿または西宝殿は御垣内(ミカキウチ)に囲まれて見ることはできません。
新たな神殿としてよみがえった姿を篠島の地で見ることができます。 -
そして八王子社のお社は、島内に点在する小さな社に姿を変えます。
つまり、伊勢神宮20年、神明神社20年、八王子社20年、小宮20年と長きに渡り大切に使われます。 -
表面を削ったり継いだりして新しく生まれ変わった社殿。
見事なものです。 -
屋根も金ぴかです。
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次に神明神社に向かいます。
今日の宿、ゲストハウス大○(ダイマル)さんの前を通ります。 -
提灯が奉納されお祭り気分を盛り上げます。
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神明神社です。
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お参りします。
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漁港方面に向かいます。
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知多四国の霊場のうち二ヶ所がここ篠島にあります。
明日、そこに行きます。 -
お祭りは島の各地で催されます。
ここ魚市場ではステージが設けられ、様々なショーを見ることができます。 -
神楽が舞われています。
「太一御用」の「太一」とは天照大神のことで、そのお遣いごとであるという意味らしい。 -
ステージショーはまだ続いていますが、島巡りの船が出るという。
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この船で篠島を一周します。
ちょっと曇りがちなのが残念です。 -
港を出ます。
正面に見えるのが日間賀島です。
手前にこんもり見えるのが築見島です。 -
篠島のグーグルマップ。
空からの写真があります。
https://4travel.jp/travelogue/11141703 -
知多半島方面です。
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篠島。
右手のこんもりしているのが木島です。 -
魚市場には明日の「おんべ鯛奉納祭」の船団が見えます。
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船は港を出て、反時計回りに進みます。
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正面に見えるのが篠島の南にある野島です。
篠島には属島なる無人島がいくつかあります。 -
野島の手前にあるのが松島。
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アップにします。
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正面が松島、右が野島、左に篠島。
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一旦、篠島に向かいます。
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「清正の枕石」と呼ばれる場所です。
加藤清正が名古屋城築城のため切り出そうとした石がある。 -
9月の台風の影響で南の道はがけ崩れが発生し、現在通行止めです。
ブルーシートが見えます。 -
この辺りから見る松島が一番カッコイイ。
「日本の夕陽100選」に選ばれている。 -
野島に向かいます。
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こちらは篠島です。
崖崩れのため、陸地からはここに来ることができません。 -
さて、野島。
無人島であるがここには灯台と社がある。 -
浸食された洞窟がある。
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左が野島で、右が篠島。
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篠島に戻ります。
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島の東、サンサンビーチに向かいます。
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美しい砂浜の海水浴場です。
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その砂浜の沖合に作業船が泊まっている。
何のためにこの船はいるのでしょうか?
夜になると分かります。 -
サンサンビーチを出てさらに北に向かいます。
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正面に見えるのが中手島。
おんべ鯛調整所があります。
埋め立てによって、篠島
と陸続きになりました。
右手に見えるのが築見島。
その向こうに日間賀島がある。 -
日間賀島の東に薄らと見えるのが佐久島です。
篠島・日間賀島から佐久島へは定期航路がありません。
そもそも所属地域が違います。
それと、佐久島との間には浅瀬が横たわっています。
海の難所のようなので、要注意です。
シーカヤックで佐久島に行った時の旅ブログです。
http://4travel.jp/travelogue/10522504 -
中手島をぐるりと回り込んで船着場に向かいます。
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約40分の島めぐりでした。
普通はこのような体験はなかなかできません。 -
そしてまた魚市場に戻ってきました。
ここのマスコットは「しらっぴーな」です。
篠島はシラスの漁獲高日本一です。
近年、その漁獲量も減少傾向にあるとか。 -
大漁旗がお祭りを盛り上げます。
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舞台はアイドルショー。
ご当地ユニットの「OS☆U」です。
名古屋大須(オオス)が本拠地です。 -
明日のおんべ鯛奉納祭では、このやぐらから持ち投げが行われます。
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島の北の地域を歩きます。
魚市場から船着場を越えて中手島に来ました。
埋め立てられて陸続きになっています。
おんべ鯛調製所の謂れが書かれています。 -
今、人が立っている場所が調製所です。
鯛を塩漬けに加工します。
その加工の際に用いられる包丁や男たちが身に纏う白装束は伊勢神宮から贈られた物だという。
ちなみに、この中手島は現在でも伊勢神宮が所有管理しています。 -
正面の島影は船からも見ましたが、佐久島です。
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こちらは小磯島です。
埋め立てられて陸続きになりました。 -
小磯島から中手島方面。
その間の緑の場所はゴルフ場だったという。 -
赤いたいこ橋を渡って東の海岸沿いを散歩できます。
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このまま真っ直ぐ行くとサンサンビーチです。
その手前を右に登ります。 -
昔の小学校に来ました。
耐震問題で島の南に新しく建て直されました。 -
その旧小学校からのサンサンビーチの眺め。
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サンサンビーチに来ました。
夏は海水浴客で大賑わいのようです。 -
浜の向こうに、先ほどの作業船が見えます。
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さて、宿に向かいます。
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お〜〜〜い!!!
ゲストハウスですが、誰もいません。
宿の女将さんの携帯に連絡するようです。 -
私、携帯持っていません。
公衆電話を探さなくてはいけません。 -
船着場の途中にありました!
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漁港の夕暮れです。
なにか物悲しい雰囲気です。 -
連絡が付いてもう一度宿に戻ります。
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昔風の宿です。
ゲストハウスですので、本来6人部屋ですが、今日は私しか宿泊客はいません。 -
残念ながら海は見えません。
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さて、奉祝祭のプログラムは夜間まで続きます。
大学生による「光るアート」。
サンサンビーチで開催されました。 -
そして花火。
浜にいた作業船は打ち上げ花火のためのものでした。 -
八王子社の前を通って宿に戻ります。
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今日は有意義な一日でした。
明日は「おんべ鯛奉納祭」です。 -
篠島はシラスで有名ですが、近年フグの島としても知られるようになりました。
おいしいフグがリーズナブルな価格で食べることができます。
写真は2014.11.29です。
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