年越しは伊香保温泉で

2014/12/31 - 2015/01/01

昨年の大晦日から今年元旦にかけ、1泊2日で群馬県は渋川市の伊香保温泉へ。

正月は何もしたくないとお嫁さんが言っていたので、温泉地で年を越すのもよいかなと考え、お墓参りのついでにいつも出かけている伊香保温泉の宿を昨年の10月中旬から予約してお義母さんも連れ立って出かけてきました。

あれやこれやと欲張って予定をたてず、石段街をぶらぶらする以外は旅館でまったりと過ごすことにしました。
もっとも、伊香保へは毎年のお墓参りの度に訪ねているので、旅行ガイドに載っているような見所には大体足を運んでしまっていたこともあったのですが…。

大荒れになるであろうという天気予報にちょっとどきどきしながら、ノーマルタイヤを履いたままのマイカーで関越道をひとっ走りし、12時半頃には渋川入り。
JR渋川駅前の和食ファミリーレストランで年越し蕎麦をいただいて腹ごしらえし、石段街を少々ぶらり、そして15時過ぎには宿泊先の旅館にチェックイン。
お嫁さんとお義母さんはテレビを視ながらごろごろ、私は旅館周辺を暫く散歩して温泉街ウォッチング。
里山歩きだけでなく街歩きも好きだったりします。

食べられないくらいの夕食に満足した後は、露店風呂につかったり、旅館の仲居さんが敷いてくれた布団の上でごろごろしながら、久しぶりに結構まともに紅白歌合戦を観て過ごしました。

大晦日から元旦へと年が変わるタイミングで近隣から花火が打ちあがり、寒い寒い」といいながら、宿泊した5階の部屋の窓を開けて、年越しを盛り上げる演出に歓声を上げました。

そしていつの間にか眠りの淵へ。

暖房が効きすぎていて暑かったのと、寝ているのがもったいなかったので、5時半頃から布団の中でごろごろしだします。

スマホでニュースサイトや天気予報をチェック。
荒れ模様ばかりの天候を伝える天気予報に不安になり、東の空が明るくなり始めた窓外の景色を確認しますが、どうやら雪はなく、胸を撫で下ろします。
とはいえ、帰路の途中で降雪に遭遇し、事故が起きるようなことがあってはいけないので、私とお嫁さんは訪ねたことがあるがりますが、お義母さんはまだない、世界遺産の富岡製紙場への寄り道を諦めることにし、お義父さんのお墓参りを済ませた後はそのまま家路へと向かうことにします。

楽しみにしていた朝風呂に入り、そして朝食をいただきます。
正月の食事らしく雑煮が出されたが、具に入っていた鯛の切り身からだしがよく出ていて美味しかったですね。

チェックアウトぎりぎりの時間まで部屋で寛ぎ、お義父さんの眠る墓苑へ。

その後イオンモール高崎、前橋市内の喫茶店、スマーク伊勢崎で小休止しながら、あとは雪を心配しつつのんびりと帰宅しました。

幸いなことに結局雪には降られませんでしたね。

エリア 伊香保温泉(群馬)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

関越道の上里ＳＡで休憩です。

上里サービスエリア (上り) 道の駅

大晦日ですから年越し蕎麦ということで、鴨せいろそばをいただきました。

和食レストラン とんでん 渋川店 グルメ・レストラン

昼食後は伊香保温泉の石段街へ。
石段を上がったところにある関所跡を覗きました。

伊香保御関所 名所・史跡

石段街は風情があって良いですね。
何度来ても楽しいです。

伊香保温泉の石段街 名所・史跡

石段街の途中でみかけたお土産屋さんです。

石段をかなり上に上がったところでパチリ。

伊香保下駄ですって。

湯の花まんじゅうやさんです。

上がってきた石段を下ってきました。
石段途中の踊り場のようなところに足湯があります。
足だけとはいえ、冬ですからずっと浸かっていたくなりますね。

石段街を上から見下ろします。

石段街の中ほどでしょうか。

ガス灯のような趣の街灯です。
雰囲気があります。

甘味処がありました。

旧ハワイ王国公使別邸にあった庭園です。
池は氷が張っていました。
時刻は14時30分をまわったところ。

ハワイ王国公使別邸 名所・史跡

関所跡を塀の外側から写しました。

伊香保御関所 名所・史跡

また関所に戻ってきました。
案内板で関所のことを少々勉強します。

伊香保御関所 名所・史跡

整備が行き届いているようですね。

伊香保御関所 名所・史跡

石段街を入口付近まで降りてきました。
湧出した温泉が石段を流れ落ちてきていて、湯気が立ち昇っていますね。

石段下から見上げた温泉街の景色です。

上州の山々が見渡せます。


そろそろ旅館にチェックインできる時間になりましたので、
宿泊予定の旅館に向かいます。

一晩お世話になる旅館さくらいさんです。

伊香保温泉　旅館　さくらい 宿・ホテル

お部屋には可愛いお飾りが。

館内の通路でパチリ。

お嫁さんとお義母さんは旅館でゆっくりしたいということなので、私だけ街歩きにでかけました。

途中でみかけたおもちゃ屋さん。
大晦日ということもあり、どうやら休みのようです。

温泉地ですが、伊香保温泉の石段街に続くメインストリートから支道に入ると一般の住宅地ですね。

坂道が多いです。

これは比較的新しいスポットではないでしょうか。
駅名票のレプリカや市電の車両が公開展示されています。

過去に渋川の街と伊香保を結ぶ市電が走っていたそうです。

鉄道が好きな私は興味津々です。

なるほど、渋川伊香保間はなだらかな傾斜になっていますから、伊香保から渋川方面に向かう市電はパンタグラフを下げて惰走していたそうです。

伊香保の石段街に向かって歩いていたのですが、渋川方向に向かってパチリ。

途中でみかけた酒屋さん。
私は下戸なのですが、ネーミングやラベルに趣向を凝らした色とりどりの瓶に入った各地の地酒が並ぶ様子を眺めるのは好きなんですよね。
呑めないくせにラベルや瓶のデザインに惹かれてつい酒を買いたくなるんです。

ぶらぶらしている間に陽が落ちてきました。
そろそろ宿泊先の旅館に戻ります。

明日からは新年ですから、旅館の入口にも門松が立っていました。

夕食です。
部屋に膳を運んできてくれました。
写真は夕食の一部です。
これ以外にもいろいろと出され、お腹一杯になりました。

夕食の後は入浴に。
露天風呂があったのでそちらも利用しましたが、
湯につからない顔は上州の冷たい風でヒンヤリ。

温泉の効能などが書かれていました。

行く年来る年を視た後に床に就きました。

朝6時前に起きだします。
窓外の景色に目をやります。

東の空に赤みが差し始めてきました。

朝風呂に入りました。

昨晩はよくわからなかった、山が連なる景色がそこにはありました。
温泉地の静かな元朝の風情を楽しみました。

朝食です。
お正月らしく雑煮がありました。

昨晩あれだけ食べたのに、一晩経つとまた食欲が顔を出します。

お嫁さんは昨晩食べ過ぎてあまり箸をつけられませんでした。
美味しかったのに残念なことです。

お正月用のお飾りがここにも。
正月気分を盛り上げます。

旅館のロビーで。

旅館をチェックアウトして、
義父が眠る墓苑にやってきました。

想像はしていましたが、元旦ですからほとんど人がいませんでした。
それでもやはり私たちのようにお参りされる人は見かけられました。

墓苑から眺めた上州の峰々。

お墓参りを終えた後は降雪に遭遇しないよう、残念ですが以後の観光を省略。
ショッピングモールに寄り道くらいはしましたが一般道で帰ってきました。

イオンモール高崎では初売りがやっていました。

朝食をたくさんいただいたので、昼食時になってもお腹が空かず、
15時近くなって、帰路の途中でみかけた喫茶店に入り、昼食を摂りました。

沙羅英慕 豆豆 グルメ・レストラン

ナポリタンのランチセットをいただきました。
味が濃い目でしたがとても美味しかったですね。

店内の様子です。
いい感じです。

寄り道したスマーク伊勢崎です。
ここで夕食をいただきました。

スマーク伊勢崎 ショッピングモール

木々に装飾されたイルミネーションがきれいでした。