2015年7月　ニューメキシコの旅　第７弾　サンタフェ近郊の観光スポット

2015/09/12 - 2015/09/21

2015年夏「ニューメキシコの旅」の第７弾は、サンタフェ近郊での観光スポットをレポートします。

謝辞
「ニューメキシコの旅」に永らくお付き合いをいただき、ありがとうございました。
今回の旅は、この第７弾で完結とさせていただきます。
また、次の旅で皆様とお会いできることを楽しみにしております。

S------C------H------E------ ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ ------D------U------L------E!!

１日目
ニューメキシコ州の玄関口「アルバカーキー」から一路南へ。
カールズバッド洞窟群国立公園でコウモリの大飛翔を見学します。
２日目
カールズバッド洞窟群国立公園で全米で一番の巨大洞窟を見学します。
３日目
ホワイトサンズ国立公園で白い砂漠のトレッキングに行きます。
４日目
ニューメキシコ州を縦断して一気に州北部へ。
聖なる信仰の街サンフタフェを訪れます。
５日目
オホカリエンテ温泉で旅の疲れを癒やします。
６日目
世界文化遺産タオスプエブロを訪れます。
７日目
ターコイズ街道を通って、アルバカーキーに戻ります。

エリア アメリカ

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

☆TAOS PUEBLO☆

ネイティブアメリカン「プエブロ族」の集落「タオス・プエブロ」
1992年に世界遺産に指定された、1000年以上前のアドビレンガで造られた建築物が残る集落です。
驚くことに、今もここで多くの人々が生活しています。

http://taospueblo.com/

プエブロ デ タオス 史跡・遺跡

チケット売り場（大人：＄１６）は、通りの反対側にあるこの建物

チケットを買うと、次のツアー時間が案内されます。
ツアーは約30分。
歴史や文化などの説明を聞きながら集落を見学できるので、オススメです。

ツアーの後は、自由に散策することができます。

プエブロ デ タオス 史跡・遺跡

集落内の教会。
ここが、ツアーの集合場所です。

プエブロ デ タオス 史跡・遺跡

タオス・プエブロで一番有名な集合住宅「タオス・プエブロ・インディアン・マンション」
外見は３階建ですが、５層になっているとか・・・
ここに住んでいる人たちの手でメンテナンスされ、建てられた時からほとんど変わっていないそうです。

プエブロ デ タオス 史跡・遺跡

ところで、なぜこれだけ大きな建物になったかと言うと、
一つの家族は、一つ屋根の下で暮らし、家族が多くなると横に部屋を作るからだそうです。
それが繰り返されたことで、このような複雑で大きな建物になったとか。

プエブロ デ タオス 史跡・遺跡

正面にハシゴが立てかけてありますが、これも昔のなごりです。

もともとは外敵の侵入を防ぐため、住居への出入り口を天井に作って、
ハシゴを使って出入りしていたそうです。
入り口や窓は、後から作られたものですが、今でも室内に階段はなく、上の階へはハシゴを使って行くそうです。

プエブロ デ タオス 史跡・遺跡

この丸い小山は、パンを焼くカマドです。
アドビレンガで造られています。

今もパンを焼いたりと、日常で使用されているので、あちらこちらにあります。

プエブロ デ タオス 史跡・遺跡

こちらは、室内用のカマド。

標高が2000mある高地なので、部屋を暖めるために使われています。
お香のようなモノを焚いているので、イイ香りがします。

プエブロ デ タオス 史跡・遺跡

ツアーは、集落を流れる小川「リオプエブロ川」で解散。
この川は、背後のサングレ・ド・クリスト山地から流れていて、ここに暮らす人々は、生活水として使っているそうです。

プエブロ デ タオス 史跡・遺跡

プエブロ デ タオス 史跡・遺跡

プエブロ デ タオス 史跡・遺跡

プエブロ デ タオス 史跡・遺跡

プエブロ デ タオス 史跡・遺跡

プエブロ デ タオス 史跡・遺跡

ギフトショップやギャラリーもあるので、ふらりと立ち寄るのも楽しいです。
ちなみに、店員さんが押し売りしてくるようなことはなかったので、
お店には気軽に入ることができました。

プエブロ デ タオス 史跡・遺跡

プエブロ デ タオス 史跡・遺跡

プエブロ デ タオス 史跡・遺跡

絶品だったベリーのパイ

「今朝、石窯で焼いたんだよ」っておばちゃんが言っていました。

プエブロ デ タオス 史跡・遺跡

Farmhouse Cafe and Bakery

タオス・プエブロ周辺のレストランでオススメなのがココ
綺麗な花が咲く庭園で焼きたてパンを食べることができるカフェです。

タオス・プエブロからUS64を西へ少し走ると右側にあります。

http://www.farmhousecafeandbakery.com/

マッシュルームのパイのセットです。

キノコの旨味がパイ生地に染み込んでいて美味しかったです。
ちなみにコーヒーはボトムレス。何回も注ぎ足してくれます。

カフェの奥にはショップや他の食べ物屋もあります。

お寿司屋さんもありました。
この時はまだお店が開いていませんでしたが、
中を覗くと、日本人らしき人が仕込みをしていました。

敷地内はアートもいっぱいです。
夢中でキャンパスに向かっている人もたくさんいます。

☆Rio Grande Gorge Bridge☆

タオス・プエブロからUS64を西へ20分ほど走ると、リオグランデ川を渡ります。
その川に架かるのが、この橋。
写真では、ただの道のように見えますが、深い渓谷に架かる橋です。

橋には歩道もあるので、歩いて渡ることができます。
真ん中あたりまで行くと、渓谷の深さを実感できます。

この辺り一帯は、"Río Grande del Norte National Monument"

http://www.blm.gov/nm/st/en/fo/Taos_Field_Office/Taos_Planing/rgdnnm_management.html

☆EL Santuario de Chimayo☆

サンタフェから北へ約40?の場所に小さな町「チマヨ」があります。
ネイティブアメリカンの文化とスペインの文化が融合した織物の町として名が知られています。
それ以上にこの町を有名にしたのが、この小さな教会「サントワリオ・デ・チマヨ」。
年間で30万の人々が訪れるそうです。
その目的は、この教会に湧き出る「奇跡の砂」。
その砂を体の悪い個所に塗ると治癒してしまうと云われています。

サントワリオ デ チマヨ教会 寺院・教会

サントワリオ デ チマヨ教会 寺院・教会

「奇跡の砂」は、礼拝堂の横にある小部屋で汲むことができます。
この砂を持ち帰るため、多くの人が長い列を作っていますが、
いくら汲んでも尽きることはないと云い伝えられています。

歩ingも列に並び、見様見真似でお祈りをした後、「奇跡の砂」をいただきました。

サントワリオ デ チマヨ教会 寺院・教会

いただいてきた「奇跡の砂」がコレ。
入れ物を持っていなかったので、タバコを包んでいたビニールに入れてしまいました。
ご利益が消えてしまいそうです。
後で知ったことですが、ギフトショップで容器を売っているそうです。

サントワリオ デ チマヨ教会 寺院・教会

☆TURQUISE TRAIL☆

アルバカーキとサンタフェを結ぶNM14。
時間があれば、ドライブにはこちらのルートがオススメです。
この旧道・・・
その名もターコイズトレイル（トルコ石街道）！
その昔、この街道はターコイズ鉱山で栄えていましたが
今はターコイズも採り尽くされしまい、街道沿いの町はゴーストタウンと化しました。

ターコイズ街道は、概ねこんな感じの道が延々と続きますが・・・

☆マドリッド☆

ターコイズ街道での立ち寄りどころでオススメなのが「マドリッド」という小さな町です。
と言うより、唯一の見処かも・・・
レストランやギフトショップ、ギャラリーが街道沿いに並びます。

路駐天国なので道の両側は車でいっぱいです。
駐車スペースを探すのが大変です。

足元はキラキラ系
色とりどりのガラスや陶器の破片が敷き詰められています。

"The Mine Shaft Tavern"というレストランには、鉱山のミュージアムが併設されています。

道路にかかるワーヤーに何故か靴が？

何か呪い的な意味があるそうですが、ここの靴は旅行者のいたずらだそうです。

コーヒーブレイクで入店したカフェ
ここのコーヒーは、スタバのコーヒーのようです。

でも、購入したのはアイスクリームでした。
一番小さいサイズでこの大きさです。

サンタフェからアルバカーキへ向かう途中で「ルート66」のサインを発見。

ターコイズ街道（NM14）が終わり、アルバカーキへ向かうI40Wではなく、並走するNM333を右折。
少し走ると、お目当ての「ルート66」のサインが道路に描かれています。

アルバカーキのお土産を１点ご紹介。

海外旅行の定番のお土産と言えばチョコレート。
少しリッチなモノを探しているなら、
ロッキーマウンテン・チョコレート・ファクトリー。
本店は、米コロラド州のデュランゴという町にあります。
ココの特徴は、超大型であること。
創業当初、大きく作りすぎてしまったお菓子が町の話題になったことがきっかけで、
今の大きなお菓子を作っているそうです。

お店は、アルバカーキの巨大ショッピングセンター「Coronado Center」内にあります。

http://www.coronadocenter.com/

ショーケースに色々なチョコレートが陳列されていて、好みのチョコを注文します。
ちなみに量り売りです。
お土産用には詰め合わせセットもあります。

チョコやキャラメルでコーティングした果物も人気がありますが、
アルバカーキでは、巨大な唐辛子も販売されていました。