
2015/10/03 - 2015/10/04
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kabolingさん
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急に飛び込んできた香港エクスプレスのセール情報。
残っていたセール価格の日程上、一泊二日となってしまうのですが、思い切って週末旅に挑戦することにしました!
香港は二回目で、リピーターとは程遠いのですが、古い建物が残る屏山文物徑という場所が、新界にあるというのを知って興味を持ち、今回の旅の目的地は、香港初心者らしからぬ新界を選択。
一人旅の特権をいかし、自分の趣味に偏った旅程を組みました。
LCC、香港、一人旅とすべて不慣れな中、不安と期待混じりの週末旅が始まったのでした。
(旅程)
■(1日目) 3:35 関空発(UO 1671)→6:20 香港着
東涌から船で屯門へ
午前 屏山文物徑めぐり
元朗散策
午後 錦田吉慶圍
□ 沙田観光(万佛寺、車公廟、曾大屋)
(宿泊)URBAN PACK
□(2日目) 午前 尖沙咀散歩
信和便利店で猫見学
香港歴史博物館
午後 東涌 Citygate Outlets
香港発(UO688)→関空着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
- 航空会社
- 香港エクスプレス航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
終電で関西空港へ。
チェックインは3時間前から可能と書いてあったので、空港についてしばらくすればチェックインできると思っていたのですが、1時5分からに遅れているようです。
椅子に座っておくしかすることがないので、時間をもてあましつつ、やっと搭乗手続き開始。
チェックイン時に、 旅客ターミナルビルと搭乗口を結ぶウィングシャトルが使えず、歩いていくよう行き方の説明がありました。
歩いて行くなんて初体験!
出国エリアを抜け、ウィングシャトル乗り場の少し手前で右に折れ、 誰もいない通路をトボトボ…
10分ほどで搭乗口に到着。 -
香港エクスプレス機内。
香港エクスプレスはLCCなのに座席が狭くないと聞いていたのですが、聞いていたとおりで狭さは感じませんでした。
これは香港航空の機材のようです。
深夜便のため、着席後はただひたすら寝るのみ。 -
香港国際空港到着。
今回両替はATMでキャッシングしました。レートは手数料等込みで1HKドル≒15.69円。
続いて香港旅行の要、オクトパスカードを購入(150HKドル≒2350円)してから、バスターミナルへ移動。
今回の目的地、屏山文物徑へは、空港から直接バスでも行けるのですが、
地図を見ると空港と新界は、海を挟んで向かい合わせ。
調べてみると、空港の対岸 東涌(Tung Chung)から、新界の屯門までフェリーが出ているようなので、乗り物の乗り継ぎが必要ですが、面白そうなので、フェリーに乗っていくことにしました。
まずはフェリーの出ている東涌までバスで移動します。 -
東涌へはS1バスで移動。
空港バス停は、行き先表示もはっきりしており、わかりやすいです。 -
7:30 S1バス乗車。
香港名物二階建てバス。
こんなにたくさん人がいて、次のバスにしないとダメかなと思うときでも乗れてしまう収容力。
乗車時に運賃箱の横にあるカードリーダーにオクトパスカードをピッ!とかざせば、運賃支払い終了。(3.5HKドル≒55円)
広東語、普通話、英語でのアナウンスの他、バス前面には次の停車地名が表示され、大変わかりやすいです。
香港のバス、合理的すぎる! -
港は空港の対岸にあるため、飛行機がよく見えます。
-
8:30 フェリー乗船。
何とフェリーまでオクトパスカードが使えるのです。
乗船時、写真右側のカードリーダーにピッ!(18HKドル≒280円)で、支払い完了。
香港の交通システムすごすぎる!
オクトパス様様です。 -
イチオシ
近代的な高層マンションの前を通貨する船。
約30分の船旅です。
大都会香港のイメージ通りの高層ビルの背後には、香港のイメージには無い、そびえ立つ山々。
香港は意外なことに、とても山がちなところのようです。 -
屯門の高層マンション群が近づいてきました。
8:55 屯門(Tuen Mun)に到着。 -
屯門碼頭のすぐ前には、軽鉄の駅があり、駅の上は海趣坊という、ショッピングビルになっています。
まだ朝食を食べていないので、朝食を食べに少し中に入ってみることにしました。海趣坊 ショッピングセンター
-
海趣坊の中は何軒か、飲食店が入っていましたが、その中の大快活という店で食べることにしました。
入口で店員さんから食券を買い、中へ。 -
粥と大根餅、飲み物のセット(24HKドル≒380円)
飲み物はコーヒーにしました。
食べ物はおいしく満足!
コーヒーはにがい!! -
朝食を食べ終え、軽鉄で移動開始。
軽鉄というのは、新界を走る路面電車のことです。
様々な路線があるので路線図を確認。
屏山文物徑の最寄り駅である屏山駅(Ping Shan)まで、614番路線で行きます。 -
この電車に乗って出発。
屯門埠頭駅 駅
-
カラフルな車内。清潔に保たれています。
ニコニコマークは優先座席のようです。
車内は広東語と英語のアナウンスがあります。 -
車窓からの風景。
高層マンションが並んでいます。 -
高層マンションと山。
どこにいても山が見えるのは日本に似ていますね。
軽鉄車内は、乗り降りは激しいものの、随時込んでいました。
新界市民の貴重な足となっているようです。 -
目的地に近づくに連れ、建物が低層になってきました。
-
10:25 屏山駅到着
-
軽鉄でもオクトパスカード使用可。
乗車駅と下車駅それぞれのカードリーダーでオクトパスカードをかざす仕組みです。
運賃は6.5香港ドル(≒100円)でした。 -
屏山文物徑散策開始。
この図の右下屏山駅から、左上の天水圍駅(Tin Shui Wai)まで目指します。 -
道のところどころに案内表示があります。
-
まず初めの訪問地は、小高い丘の上にある鄧族文物館です。
屏山鄧族文物館 博物館・美術館・ギャラリー
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昔の衣装。
鄧族の歴史、習慣などが展示されていました。 -
文物館の裏からの景色。
手前の昔からの町並みと、背後にそびえ立つ新興高層マンションが対照的。 -
洪聖宮。
前は公園になっており、少し奥まったところにあります。洪聖宮 寺院・教会
-
中はうずまき線香が。
-
覲廷書室
科挙を目指す子供たちの私塾だそうです。覲廷書室 モニュメント・記念碑
-
イチオシ
遠足の小学生が来ていました。
隣は訪問客を迎える施設だった清暑軒です。
通路でつながっています。 -
趣きのある窓。
清暑軒 建造物
-
こちらも凝った装飾。
-
続いて鄧氏宗祠と愈喬二公祠にやってきました。
この二つは隣り合っています。
訪問時は運動会のような三角旗が飾られていました。 -
こちらが向かって左側の鄧氏宗祠。
ここにも小学生。氏宗祠 モニュメント・記念碑
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こちらが向かって右側の愈喬二公祠。
愈喬二公祠 モニュメント・記念碑
-
楊侯古廟
野原の奥にひっそりとあります。 -
続いて仁敦岡書室に行きます。
南国風大木のあたりで曲がる。 -
細い路地というか、アパートの通路を進む。
-
迷いましたが仁敦岡書室に着きました。
すごく奥まった場所にあります。 -
古井。
古井 (屏山) 史跡・遺跡
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上璋圍が見えてきました。
壁で囲まれた居住区です。 -
入口。
ちょっと中を覗いてみましたが、住民が共同水道で物を洗っていたり、人々の生活スペースになっているので、入り辛くすぐに退散。 -
路地を通って。
-
イチオシ
屏山文物徑最後の訪問地は聚星楼。
こちらも遠足小学生でごったがえしています。
人気スポットなのか、サイクリングやハイキング姿の大人も多数。元朗屏山聚星楼 建造物
-
中はこちらの説明書きがあります。
六角形で三層の塔、高さは約13メートルだそうです。
上にはのぼれません。
ここで屏山文物徑めぐりは終了。
約1時間半の散歩でした。 -
次はお昼を食べに元朗(Yuen Long)に向かいます。
11:45 聚星楼のすぐそばにあるMTR西鐡線・天水圍駅から乗車。
元朗(Yuen Long)まで4.7HKドル ≒74円天水囲駅 駅
-
元朗に着きました。
わりと栄えています。 -
色んなお店や、軽鉄。
にぎやかな下町。 -
路上で野菜を売っていたり、混雑しています。
割と好きな雰囲気です。 -
今日のお昼の店、好到底麺家に着きました。
好到底麺家 中華
-
海老の卵がかかった麺が有名と書いてあったので、それにしました。
他のメニューは20ドル位であるののですが、こちらは高く52HKドル(≒810円)
味は普通。
でもスープはとてもおいしい。
地元の人たちはみんな安い雲呑麺を食べている!
あっちにすればよかった…
次はデザートを食べに「佳記甜品」へ向かいます。 -
イチオシ
歩いていたら大同老餅家というパン屋さんを見つけました。
好到底麺家と同じ通りにあります。大同老餅家 パン屋
-
新界名物の老婆餅を購入。(6.5HKドル≒100円)
すごい名前ですが、パイ生地の中に、白っぽい餡が入ったものです。
これおいしい!
もっと買えばよかった。
元朗ではこのお店以外にも、いたるところで老婆餅が売られていました。 -
同益街市という市場の前で、お婆さんたちが野菜を売っていたのですが、その中に黒い帽子をかぶっている人を発見。
写真では隠れていますが、もしやこれはこの後訪問予定の吉慶圍で会えるという、客家の人の帽子なのでは?
考えれば当たり前のことなのですが、吉慶圍など特定の場所でしか会えないと思っていた客家の人が、普通に帽子をかぶり、普通に野菜を売っている!!
その普通の生活を垣間見れたことで、テンションが上がりました。
他にも数人、黒い帽子の女性とすれ違いました。 -
12:55 お目当ての店、佳記甜品に到着。
佳記甜品 (元朗店) スイーツ
-
メニュー多い!
-
昼食を食べたばかりなので、シンプルな「花奶涼粉」(16HKドル≒250円)を注文。
涼粉は右側の黒い寒天のようなもの。
寒天と同じく味はほとんどないが、少し薬草のような味がします。
この涼粉に左側のピーナッツミルクをかけて食べます。
量が多く、二人で食べてもよいくらい。 -
次は客家住宅である吉慶圍を見に、錦上路駅へ。(4.2HKドル≒66円)
駅前は市場になっています。主に服など生活用品が売られていました。錦上路跳蚤市場 市場
-
駅前の橋を渡り…
-
南国の花の咲くお宅の横の道を進みます。
-
途中曲がろうと思っていたところを行きすぎてしまい、遠回りになってしまいました。
吉慶圍が見えました。
噂どおり壁で囲まれています。錦田吉慶圍 建造物
-
吉慶圍入口です。
某ガイドブックには客家のおばあさんと写真を撮るにはお金が必要と書いてありました。
私以外には香港人数人が訪れていましたが、小雨が降ってきたこともあり、みな表から写真を撮るとすぐに帰って行きました。
吉慶圍の中には数人おばあさんがいましたが、私たちが東洋人だけなのと、小雨が降ってきたので、何の商売っ気も見せず、家に戻って行きました。
香港に来るまでは、お金を払ってでも、客家の帽子をかぶったおばあちゃんの写真を撮影させてもらうつもりでした。
でも元朗で、客家の人の普通の生活する姿を見ることができ、気が変わりました。
おばあさんが黒い帽子をかぶっただけですもん。
塀の中は特に歴史を感じさせるという訳でもない住宅が建っています。
外から少しだけ見て、そそくさと帰路へ。 -
行きに、通りすぎてしまった箇所。
ここを曲がると吉慶圍は近い。
駅までの道中、吉慶圍に向かうと思われる西洋人集団とすれ違いました。
きっとおばあちゃん達も張り切って出てくることでしょう。 -
新界北西部の観光を終え、この後は沙田へ向かいます。
素直にMTRで一度九龍半島方面へ南下して、乗り換えて再び北上して行ってもいいのですが、地図を見ると沙田は今いる錦上路駅の次の駅、荃灣西駅(Tsuen Wan) の真東10km弱のところにあるではないですか!
ここの間をバスで行けたら楽しそ?♪ということで、バスを検索したら、あった?!!
九巴のサイトでバス検索も楽ちん。
荃灣西駅で下車(12HKドル≒190円)
駅から徒歩10分ほど、楊屋道街市バス停から乗車(city walkというファッションビル付近)
沙田にいってきまーす。
続きは②沙田・黄金仏像編へ
http://4travel.jp/travelogue/11168052
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