2015/09/23 - 2015/09/24
37位(同エリア132件中)
かっちんさん
秋の気配が一番早く訪れる北海道へ出かけます。
色鮮やかな大雪山高原温泉の紅葉と来年3月JR北海道の廃止予定駅を巡る旅が始まります。
この旅行記は、シルバウィーク最終日に出発し、夜行急行はまなすに乗り、乗降客が極端に少ない石勝線の東追分駅を訪れます。
旧夕張線から現石勝線になった東追分駅のホームに降り立つと、北の大地がトウモロコシ栽培でぎっしり埋め尽くされています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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もうすぐ定年を迎える津軽海峡線
青森駅ホームの行先案内板です。
1988年(昭和63)に開通した津軽海峡線は、来年3月に在来線旅客輸送の役目を終えようとしています。
自宅から青森までは、北海道&東日本パスを利用しています。 -
急行はまなす10号車
青森から札幌まで479.1kmを結ぶ夜行列車は通常7両編成ですが、多客期に寝台車・自由席車が増結され、10号車の自由席が登場します。 -
青森駅に入線する急行はまなす
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増結10号車
外観が綺麗な自由席車両に乗ります。
シルバーウィーク最終日の夜行なので、1ボックス1人でした。 -
急行券
「はまなす」が廃止されると、幻の急行券になります。 -
竜飛海底駅
青森駅を22時18分に発車します。
青函トンネルに入り、しばらくすると車窓から竜飛海底駅ホームが見られます。 -
イチオシ
深夜の函館駅
函館駅に0時44分に到着し、1時23分まで停車します。
ここで進む方向が逆になり、機関車が電気からディーゼルに変わります。 -
DD51ディーゼル機関車を先頭に連結
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出発を待つ「はまなす」
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苫小牧で「はまなす」のお見送り
苫小牧駅に5時01分に到着し、室蘭本線に乗り換えます。
眠い眠い! -
岩見沢行き
6時10分発の列車に乗ります。 -
行先板
車両側面に表示している行先板はホームと反対側の場合、車内から窓を開けてセットします。
こんな風景は珍しくなってきました。 -
目的地の東追分までの路線図
苫小牧から室蘭本線に乗り、追分で石勝線に乗り換え、一つ目の駅です。 -
風情のある丸太の電柱
早来(はやきた)駅で見かけます。 -
朝もやの防風林
安平(あびら)駅西側にある防風林です。 -
指が腫れて痛そうな「モジャくん」
JR北海道のマスコットキャラクタです。 -
朝もやで見通しが悪い追分駅手前
注意信号に従い、ゆっくり進みます。
追分駅は室蘭本線と石勝線が交差するところで、信号が7つもあります。 -
長い貨物列車
追分駅に到着すると、石勝線の貨物列車が帯広方面へ出発します。 -
追分駅
2つの路線が交差するので、隣に4駅あります。
同じ時間帯に4方向からの列車が集まり、これから各方面への乗換えが始まります。 -
列車を待つ学生たち
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列車が集まる追分駅
午前7時前後の風景です。 -
駅前のジェットコースターのような道
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古い枕木
線路の保守性向上のため、コンクリート製枕木への交換が進んでいます。 -
夕張行き
追分駅を7時08分出発、東追分へ向かいます。 -
広大な牧場
東追分に近づいてくると、広大な牧草地が現れます。 -
まもなく東追分駅
ホームの先はスノーシェルターに続いているので、トンネルのように見えます。 -
東追分駅に到着
乗降客は、かっちん夫婦二人だけが降りました。 -
ホームの目の前は農場
東追分駅は1965年(昭和40)旧夕張線に新設され、1981年(昭和56)新得までの石勝線開業により石勝線の駅になります。
駅の日々乗降人数が極端に少なく、2016年3月に駅の廃止が予定されています。 -
イチオシ
青空に映える東追分駅
長い年月を経た枠の錆が、白い駅名板を引き立たせています。 -
朝露に光るクモの巣
誰も来ないホームは邪魔されることがありません。 -
イチオシ
北の大地「青空とトウモロコシ畑」
広大な土地がトウモロコシ栽培でぎっしり埋め尽くされ、その雄大な景色にうっとりします。
トウモロコシは牧場の飼料用デントコーンが一面に植えられています。
北海道らしさを感じる隠れた名所ですね。 -
反対側のホームからの眺め
駅舎はなく、跨線橋の下に雨風を凌ぐ待合室的な空間があります。 -
帯広方面のスノーシェルター
スノーシェルターは厳冬期に線路のポイントを積雪から守ります。
この先にある踏切付近の広大な農地に続く農道は、2010年に檀れい主演のサントリー金麦CM「帰り道」のロケ地になりました。
http://www.suntory.co.jp/beer/kinmugi/ad/cm/a/2010/index.html -
追分方面の線路
長い編成の貨物列車と交換できるように、複線がこの先のスノーシェルターまで続きます。
では、周辺を散策します。 -
線路沿いに続くトウモロコシ畑
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牧草地を走るトラクタ
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広大な牧場
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線路わきに生える「ねこじゃらし」
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色づく「ねこじゃらし」
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広大な農場の東追分
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空には飛行機
千歳空港から飛び立っています。 -
特急「スーパーおおぞら」
猛スピードで特急が通過します。 -
イチオシ
トウモロコシ畑の素晴らしい眺望が楽しめる東追分駅
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イチオシ
千歳行き
8時03分発の列車に乗ります。
東追分には、50分間滞在することができました。
日高本線を走っていた車両が来ました。
日高本線は、現在8割の区間がバス代行しており、使用していない車両を有効活用しています。 -
追分〜南千歳間
黄金色になった田んぼです。 -
豆畑でしょうか
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放牧している馬がいます
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牧草ロール
不規則に並んでいると、絵になりますね。 -
南千歳駅前の真っ赤になったニシキギ
この後、札幌に移動し旅が続きます。
東追分駅は廃止が決まっていますが、ホームから眺める青空とトウモロコシ畑は絶景でした。
そのトウモロコシは10/7に刈り取りしたと牧場の方からお聞きし、今年はもう見られません。
北海道には地元の人しか知らない絶景がまだまだありそうです。
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