カンボジア　遺跡を巡る旅　4日目

2015/09/27 - 2015/10/01

最終日は昨日に引き続き日本語のツアー：カンボジア第二の世界遺産へ！国境の山岳寺院「プレアヴィヒア」ツアーに参加。
雨期を覚悟のシェムリアップ旅行でしたが、思いがけず毎日お天気に恵まれたくさんの遺跡を回れたので、最終日は遠出をしてみようということになり、前日ネットで申し込みました。
朝7:05ホテルのロビーでガイドさんと待ち合わせ。その後三つのホテルを回り計七人でツアースタートです。カンボジアの郊外に向かって、電気の通っていない村や田園風景、森の中を抜け車はひた走ります。途中トイレ休憩をはさみ、そこからは国境沿いに走ります。
ふもとに到着すると、ここでお弁当をいただき、4WDに乗り換え、でこぼこの山道をどんどん登ります。
車を降りてからは徒歩でいよいよプレアヴィヒアを目指します。
坂道を上り、第一塔門第二塔門第三塔門と次々姿を現す塔門を抜けます。 第四第五塔門を越え中央祠堂の裏側に回り込むとそこは別世界！眼下にカンボジアの平原が広がります。
夕陽を見ながらホテルまで送ってもらい本当に1日がかりのツアーが終わります。
夕飯はホテルの敷地内にあるクメール料理のレストランへ。忙しく動き回った日々の疲れを癒してくれる素敵なレストランでした。
最終日10月1日は9:35発の飛行機で。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: 香港エクスプレス航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

郊外に向かって走る途中所々集落があります。
まだ電気の通ってないところがたくさんあります。

この線は電気ではなく携帯電話の線。
電気は通っていなくても携帯電話はかなりの地域で使えるらしい。

家の前でも畑でも道路でも牛をよく見かけます。
たいていの家が農耕用に牛を飼っていて、働けなくなると食べる。
これは、鶏やアヒル、犬猫に至るまで皆同じ。命をいただくということを身近に感じそう・・

タイ国境近くの街。この辺りはタイから電気を買っているとのこと。

休憩に寄ったお店

奥のトイレを借りてUS$１でジュースを買って一休み

タイの国境を左手に見ながら進みます。

ふもとに到着。ここでランチとトイレ休憩。

こだわりのクメール特製弁当
カンボジアにはお弁当の文化はないので、観光客用に作っているとか

海苔の香りに嬉しくなって頬張ったおにぎりのご飯が今一・・残念
でも他のお料理はどれも美味しい

左の建物がトイレ

意外に清潔な？トイレ

この４WDに乗り換え

ここは別途料金が必要
上が4DWの乗車券
下がプレアヴィヒアの入場券：2015年6月30日より入場券（US$10）が必要に

乗るのはもちろん荷台。

急な坂道でもどんどん登ります。さすが4駆

急な山道でカーブも多いうえ対向車も来たりします。が、どんどん登ります。

山道の途中に家が見えたりしますが、これらはみんなタイとの国境を守る兵士たちの家。奥さんや子供もいて、のどかに見えますが、付近には地雷もまだ残っているとのことで、最近まで戦争をしていたことを実感します。

到着。車やバイクが適当に停められています。ここからは歩いて遺跡を目指します。

この兵士の家の右手奥の土嚢を積み上げたような倉庫には銃や弾丸、爆弾がたくさん入っていて、いつでも戦闘準備はしているそうです。

こちらはカンボジアの国旗とユネスコの旗

遺跡が見えてきます

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

かつて地雷がある場所に建てられたマーク。でもここではもう必要なくなったのでバイクが通るための敷石になっている。

タイ側に回り込みます

タイ側から上る道。今はタイ側からは遺跡に入れなくなっています。

蛇紙ナーガがきれいに残っています

第一塔門への階段

第一塔門
今は倒壊防止のため鉄パイプで支えられているけれど、お札のデザインにもなっているこの塔門は凛々しく美しい姿をとどめています。

反対側から

少し離れてみると第一塔門の全体はかなり崩壊しているのがわかります。

第一塔門を抜けると第二塔門が見えてきます。両側には石灯籠とその間の松明のための棒を入れる穴が点々と続きます。夜には幻想的だったろうと在りし日に思いをはせながら歩きます。

大貯水池

乳海撹拌のレリーフがきれいに残っています

天空の城ラピュタを思わせる景色が額にすっぽりおさまったかのよう・・

遮るもののない大地には雲の影が映ります。観光客の少ないこの地ではトンボが飛び交い野生の猿が走り回り、ゆっくり穏やかな時が流れています

以前は絶壁の上に座り足を投げ出して写真を撮ったとのことですが、今はロープが張られています。とはいえ簡単なロープで容易にまたげます。でも、私はロープのところまで行くのが精いっぱい。

今走ってきた道と横目に見てきた池が小さく見えます。

野生の猿もいます

私も座ります

遠くにタイの建物と国旗が見えています。まだまだ国境問題がなくなったわけではないようです。

帰りの車中から見た夕陽

道路わきにはお店がたくさんでていて、食事をしている人たちがいっぱいです。

ツアーのお土産の携帯ストラップ

ホテルのレストランは敷地内別棟

店内はこんな感じ。落ちつた空間に生演奏が流れます

レストランのメニュー

ビールとパイナップルジュース。お料理が出てくるのにとても時間がかかります。でも、それがむしろ嬉しくなるくらい素敵な空間。

エレベーターにあった写真の宮廷料理を期待していたけれど
日本で言ったら〇〇御膳。
でも美味しいし安かったからいいか・・

デザートも美味しい

泊まったのはこの建物の3階。せっかくリゾートホテルに泊まったけれど毎日観光に忙しく、ホテルライフを満喫はできなかった・・

空港入口

出発ロビーにはお洒落なお土産物屋さんやDFSが並んでいます

現地通貨・・時々お釣りにもらうけど使い道はない

なので、空港の募金箱に・・

2番ゲートから飛行機まで歩きます

さよならカンボジア

香港エキスプレスの機内で買うとエアポートエクスプレスの乗車券が安く買えるのは聞いたことがあるけれど、二人以上いたらグループチケットの方がお得ね。
他にも成田エキスプレスや京急羽田線、九州・高山・伊勢周遊券なんてのもある・・

最後に・・
朝早い便で帰ってきたので節約して空港からバスで帰宅、の予定でしたがE34Bは私の知っている元朗の駅前を通らない。終点まで行ってそこから深セン湾までタクシーという顛末。