2015/09/17 - 2015/09/25
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こりすさん
インド…そこは魅惑の国。
同じアジア圏にありながら、他のアジア諸国とは一味違う。
いつかは行ってみたいけど、よほど気持ちと体力の余裕がなければ、心理的にも肉体的にもハードルの高い国。
どうやらインドに行くと必ずお腹を壊して帰ってくるらしい。とのもっぱらの噂。
…そんなのが最初のイメージでした。
そんな私的ハイレベル(?)な国、インド。
ついに行ってみようと心に誓ったのは、今から半年ほど前、2015年の新年を迎えた頃。
今になって思えば、インドに行きたいと急に思ったきっかけは些細な出来事でした。
自宅から最寄りの本格インドカレーを出すレストラン。仕事は年末休みに入り時間ができて、ふらりと立ち寄ったインド料理レストランで、カレーをテイクアウトしました。
そのときたまたま、来年(=2015年)のカレンダーを無料で配っているからどうぞ、と言われ、何気なく持ち帰った和紙に刷られたような1枚の年間カレンダー。
そのカレンダーは、月によってなぜか29日や30日からスタートしていて、なんじゃこりゃ??という感じ。
かわいらしい象や鳥、魚?のカラフルなイラストがふんだんに描かれていました。
そんなカレンダーを眺めながら2015年に突入。今年はどこに行こうかな?考えを巡らせながら、カレンダーを眺めていると、9月に5連休があるではないですか。しかもプラス2日位休みがとれれば、かなりいい並びの日程。
さて、9月にちょうど良いシーズンの海外、最大10日位で行けそうなところはどこかな…?と検索した所、ほどよく予算内に入りそうなプランが見つかりました。
それが、北インド周遊・JALパックのツアー。しかも1月から発売で9月のシルバーウィークの予約を受付しています。
半年以上も先の海外ツアーを予約したのはこれが初めてですが、その時は、どうせキャンセル料が発生するのはまだまだ先だし、ひとまず予約入れとく?という適当な考えから、ぽちっとクリックしたのでした。
そして、本当にインドに行くことになるなんて…。
この旅行記は、旅の計画から出発当日のセントレアから成田へ、JAL国内線乗継便の話です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 飛行機
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ジャルパック
PR
-
JALのHPから画像をお借りしました。
今回インドへはJALパックのツアーに参加しました。
私的にハードルが高かったインド旅行に参加するためには、自分の中で条件があり、
・添乗員または現地日本語スタッフが付くツアー
・ホテルグレードは5つ星またはその土地での最上級クラス
・食事を自力で探すとお腹を壊すリスクが高まるので、全食事付
・北インド周遊には車での移動に時間がかかるため、インド国内の移動は時間短縮ができる飛行機または電車移動がツアーに組み込まれていること
・マイルの関係でワンワールド加盟航空会社を利用
・タージマハールは外せないからアグラに行く。そしてガンジス川も見たいからバラナシ(ベナレス)にも行くツアー
というものでした。
色々とネットで調べて、半年以上先の予約ができ、かつ上記の条件をすべて充たすツアーは、JALパックのツアーしかありませんでした。
今もJALパックでは似たようなコースのインドツアーが販売されていますが、ハイシーズンに入ったためでしょうか、ホテルグレードは同じでも少し価格帯が高めになっていました。 -
出発の前日。72時間前にWEBチェックインを済ませていたのですが、JALからこんなメールが届きました。
えっ、ひょっとして操作ミス?Webチェックインができなかったとはどういう事だろう…。
でもでも、お座席の調整と書かれているし、これはもしや…?
期待と不安を抱えながら、当日の朝を迎えました。 -
セントレア発成田行きのJAL国内線は8:20発。
この時間帯はいつも激混みの記憶があったので、かなり余裕をみて1時間以上前の7時には中部国際空港駅に着けるよう、名古屋6:28発の特急で向かいます。
平日の割には意外と混んでいる時間帯だったようで、名鉄名古屋駅についてから特急券を購入しその5分後くらいには全車満席になっていました。危なかった…。
名鉄特急「ミュースカイ」車内にて。この特急は途中停車駅がほとんどなかったので、120キロ位で飛ばしていました。
外は雨。車窓からの眺めはイマイチです。
この早い電車に乗るために4:30頃に起きたので、眠気が襲ってきて途中から爆睡でした…。 -
車内で爆睡している間に、あっという間に中部国際空港(セントレア)に到着。
シルバーウィーク前とあって、平日の朝でもそこそこ観光客がいますね(自分もその一人ですが)。 -
朝早い時間にセントレアに来たのは久しぶりですが、7時過ぎからレストランも空いているようです。
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チェックインカウンターが混むといやなので、真っ直ぐJALカウンターへ向かいます。
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つい2週間ほど前に見た昇龍道の看板と、伊勢志摩サミットの伊賀忍者。
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セントレア→成田は普通の国内線扱いです。でも手荷物は国際線の規定が適用になります。
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JALの国内線チェックインカウンターまで来ました。
おっ、意外と空いている。
何年か前にこの時間帯の成田行きに乗った時は、チェックインするのに1時間弱並びました。今日は恵まれています。 -
カウンターにて
JAL係員:本日はどちらまでですか?
こりす:成田経由デリーです。
JAL係員:搭乗券は印刷してお持ちですか?
こりす:印刷したんですが、チェックインができなくて調整中というメールが昨日届きまして…
JAL係員:少々お待ちください、確認致します。
こりす様、エコノミーのお座席が混み合っておりまして、プレミアムエコノミーのお席をご用意させて頂きました。
こりす:!!!
これが、うわさに聞くアップグレードというヤツですか?
デリーまでの飛行時間は意外と長い(8時間超)なので、とっても嬉しい! -
JALでアップグレードは初めて。舞い踊りたい気持ちを抑えて、クールにありがとうとお礼を言い、無事にスーツケースを預け、チェックイン終了。
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搭乗券です。国内線乗継があると、国内線の出発空港で国際線の搭乗券も発券されるのですが、このサイズの搭乗券で国際線に乗るのには違和感があります。
ちなみに、下の搭乗券がアップグレードされたプレミアムエコノミー座席の分。 -
朝からロクに食べていないので、制限エリア外のラウンジにやってきました。
ここはカードラウンジです。人が多かったので中の写真は今回撮りませんでした。
ここのラウンジには以前KAGOMEのトマトジュースの缶が置いてあったのですが、ドリンクコーナーが少し変わっていて、缶はなくなっていました。普通のドリンクサーバーでトマトジュースはありましたが、缶じゃないとなんだかトマト気分にならず、紅茶を淹れて少し休憩。 -
いつもならこの後展望デッキで飛行機たちを眺めるところですが、あまり時間もないので、紅茶を1杯のんだらすぐにセキュリティに向かうことにしました。
出国手続きは成田で、セントレアでは国内線と同じなのでそんなに焦ってゲートに向かう必要もないのですが、やはり過去に経験したこの時間帯の便の激混みの記憶が頭から離れずに落ち着きません。 -
JAL3082便成田行き、8:20定刻通りです。
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セキュリティはそれほど混んでおらず、自分の直前で新しいレーンが空いたので、そちらでさくっと通過できました。
セキュリティを通過して入ったところに「ごまたまご」の看板。
お菓子のごまたまご(かもめのたまごの類似品みたいなお菓子)とは違って、これは飼料会社の生卵の宣伝でした。 -
搭乗ゲートは8番。入ってすぐの場所でした。久しぶりに近いゲートで気持ちに余裕ができます。
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やっぱり観光客風の人が多いのはシルバーウィークだからでしょうか。
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制限エリア内BLUE SKYの店舗には行列ができていました。
朝ご飯を機内で食べる予定の方々でしょうか。お弁当やおにぎりメニューが意外と充実していて驚きました。
てんむす等あり、普段気にしませんでしたが、時間帯によってお弁当系の商品を変えていますね。 -
BULE SKYのすぐ隣には子供の遊び場。
朝から子供たちが元気にはしゃいでいます。 -
飛行機を眺められるマッサージチェア。こちらはガラガラでした。
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これから乗るJAL便。
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お隣にはANA。
雨が降っているので眺めはイマイチです。 -
搭乗が始まりました。
後方窓側の席なので、早めにゲートをくぐります。 -
長旅のスタートです。でも国内線なのでまだインドに行く実感はありません。
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JALの成田行き。
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お隣にいたANAは沖縄行き。
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成田までは約1時間の短いフライト。
雨雲を抜けたら景色が楽しめるかな〜 -
今回の座席は、羽の上ではない窓側を希望したので、後方になりました。
チェックインの際、係の人から羽の上の前方ですと言われたので、このクラスJ席だったのかもしれませんが…。ちょっぴり残念。 -
後方窓側座席です。
それにしても、この機材国内線のシートではないよなぁ? -
イヤホンがパッケージに入れられて座席に置いてありました。
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むむむ…、この機材はやっぱり国際線仕様でしょう。
機内に入った時に見たクラスJの席がプレミアムエコノミーシートっぽかったので、そんな予感はしていましたが…(飛行機に詳しいわけではないのですぐには分からず)。 -
ボーイング777の国際線機材のようです。
国内線で成田行きの乗継便では、結構な確率で国際線仕様の機材に当たることがあります。 -
新しいエコノミーのシートでした。
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ふむふむ、確かに座ってシートベルトを締めた時にも、まだ足元に十分な余裕を感じます。
横幅も心なしか広くなったような感じがします。 -
モニター画面も大きくてよいですね。
古い機材のビジネス位の大きさがあります。 -
ジャケットをかける突起と、USBと映像入力端子。
USBはスマホの充電に大活躍です。
ちなみに3列シートの間には2か所の電源もあります。電源は使ってみようとしましたが、うまく反応せず。マルチタイプのコンセントだったのに、やり方が悪かったのかな。 -
コントローラーでも操作できますが、画面はタッチパネル式になっていたようです。
国内線として飛んでいるので画面モニターは作動しません。 -
それでは、成田に向けて出発〜。
雨降りなので全然眺めは楽しめません、残念です。 -
飛び立つとすぐに雲の中へ。
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少し上昇すると、ようやく雲が切れてきました。
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でも時々雲に隠れてしまいます。
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真っ青な空と、眼下の白い雲海のコントラストが美しいです。
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成田に近づくころ、また変な形の雲が出てきました。
成田空港も雨予報です。 -
旋回したときに翼に太陽が反射した瞬間。機械的な美しさ。
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下降を始めると、すぐに雲に突入。
外が見えなくてつまらない〜 -
だいぶ下降してきた頃、ようやく景色が見え始めました。
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成田空港上空です。
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無事に成田に着陸しました。
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スポットへ移動中、バニラエアを発見。
窓ガラスが雨粒だらけでちゃんと写っていません。 -
飛行機を降りるとき、ビジネス座席の隣を通った際に撮影。
国際線仕様の機材が国内線乗継便として飛んでいると、クラスJの値段でこの座席に座れるわけですね。まぁ、機材の当たり外れはあるんでしょうが。 -
スーツケースはセントレアからデリーまでスルーなので、荷物は受け取らずに国際線の出発ロビーへ向かいます。
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ツアーのため国際線乗継ゲートは使えず、一旦制限エリア外に出ることになります。
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名古屋(中部)→成田の国内線は、7つの航空会社とコードシェアになっている便でした。
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これから乗るデリー行の便は定刻通りです。
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成田のターミナル2。これから出発ロビーに向かい、国際線のチェックインをします。
続きの旅行記へ。
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