2015/09/17 - 2015/09/25
891位(同エリア1824件中)
こりすさん
インドツアー2日目。
初日の夜にデリーに到着し、市内観光もせず豪華ホテルで1泊しただけで、ほとんど眠れないまま今朝は早い出発となりました。
2日目はデリーから飛行機でバラナシへと向かいます。
昨日着いたばかりのデリー空港へとんぼ帰り。昨日は国際線到着でしたが、今日は国内線の出発ロビーへ向かいます。
デリーからはLCCのIndigo(インディゴ)という航空会社に乗ることになりました。
ツアー参加者は私達2人だけで専属ガイドがつくというプランですが、行程は旅行代理店が決めるので、ツアー申込みの段階ではインドの国内移動手段は飛行機を使うか車で移動するかという程度しか決まっておらず、詳細はまだ分かりませんでした。
まさかインド国内でLCCに乗ることになるとは想像もしませんでしたが、ツアーの最終案内が届いてから調べてみたところ、このIndiGoという航空会社は大手エアインティアよりも定時運行をしていて、評判はよさそうです。
この旅行記はデリーのホテル出発からバラナシ空港到着までになります。
<前回までの旅行記>
#1 雨降る早朝のセントレアから成田へ国内線乗継 JAL新間隔エコノミー体験
http://4travel.jp/travelogue/11061315
#2 JAL787プレミアムエコノミーでインド・デリーへ
http://4travel.jp/travelogue/11058900
#3 デリー到着 豪華タージマハルホテルで短い夜を過ごす
http://4travel.jp/travelogue/11058886
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 飛行機
- 航空会社
- インディゴ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- ジャルパック
PR
-
デリー到着翌日の朝。今日は7時前にホテルロビーに集合して出発という強行スケジュールです。
モーニングコールが5:30にかかってきました。
昨夜は寝たのも遅く、4時間位しか横になっていない上に、部屋の空調が寒すぎてあまり熟睡できないまま体に鞭打って起床。
カーテンを開けると、昨夜の到着時には見えなかったホテル周辺の景色が朝もやの中に広がっています。
ここは…も、森?ザ タージ マハール ホテル ホテル
-
カーテンを開けて窓からのぞくと、広大な森の中にホテルが建っていました。
デリーといえば、密集した住宅とビル、沢山の人とリキシャ―が行き交い、クラクションの嵐というイメージでしたが、ここはそういった世俗の世界とは無縁のホテル。
クラクションの音は遠くからかすかに聞こえてきますが、さすが高級ホテルですね。昨晩も騒音は部屋には全く聞こえず、今朝も静かです。
周辺には高層建物もほとんどなく(写真に写っているビルがある程度)デリーがこんなに緑が豊富な街という事に驚きました。 -
ホテルの庭を散歩してみたかったのですが、今朝は出発までの時間がなく慌ただしいので、早速朝食を食べに1階の「MACHAN(マチャン)」というレストランへやってきました。
レストランにはまだ1組位しか人がおらず、朝のビュッフェメニューが並びきらないうちから朝食を食べ始めることになりました。 -
窓際のすてきな席に案内されました。
窓からはちょっとジャングルっぽい雰囲気の木々が見え、部屋から見えた中庭も臨むことができ、アジアを感じる大人な雰囲気のレストラン。 -
ボンヌママンのジャムがテーブルにセットされています。
では、早速ビュッフェを取りに行きましょう。 -
甘そうなドーナツとデニッシュ類。
ドーナツは後で食べようと思っていましたが、時間に余裕がなく結局甘いパンは食べられませんでした。残念。 -
ヨーグルト等のコーナーには各種トッピング類とディップソース、謎のプリンみたいなのと、ヤクルト(笑)を発見。
トッピングやディップは使い方が分からず…。らっきょう漬みたいなのもあり、シリアルにかけるわけではなさそう。 -
ハム等のコールドミールは少し種類が少なかったかな。
ホットミールはレストランの事情で提供が6:30からとの事。
今朝は移動が早いので、6:55にホテルロビー集合というスケジュール。ホットミールは食べられそうにないなぁと思っていましたが、少し早目に提供が始まりました。 -
もっとゆっくり吟味したいところですが、時間に余裕がないので第1段を食べ始めます。
クロワッサンにハムとスクランブルエッグ、スパイシービーフンに謎のビーンズ。
テーブルにセットされたバターにはTAJホテルの埃避けの紙が付いていました。こんなの初めて。 -
徐々にホットミールの器が並べられてきました。様子を見に第2弾を取りに行きま~す。
-
蒸し器に入っているのは、扁平な中華まんの皮みたいなの。
そしてディップ類各種。
インド料理って自分でディップとかトッピングで味付けして楽しむスタイルなのかな?
見るからに辛そうな巨大唐辛子が丸ごと入っているんだけど、誰かディップの内容説明して~(笑) -
辛い物苦手なこりすは、ディップの唐辛子が恐ろしくて手を出すことができずに、とりあえず蒸しパンみたいなのを取ってきました。
そのまま食べたら、ちょっと酸っぱくて、塩気もなにもない中華まんの皮の食感。やっぱりディップつけないとだめかぁ~。
そして本日の朝食は時間切れとなり、これで終了。もっと色々食べたかった~! -
部屋に戻ってきました。急いで手荷物を持ち出してロビーへ行かねば。
-
部屋を出る前に、素敵なホテルビューを写真に収めます。
ホテルのプールの向こうには、写真では分かりにくいですが、蓮の花のような形をした真っ白な巨大建造物が見えました。
→後日調べてみたところ、何かの新興宗教の施設のようでした。
このホテルは2連泊したかったです。後から振り返って思えば、本当に素敵なハイグレードホテルでした。 -
ロビー階に降りてきました。
昨夜写真に収めたロビーの大理石モニュメント。明るい時間に見てもやっぱり素敵!
ガイドさんと合流し、専用車でデリー空港へ移動します。 -
こちらはホテルの玄関。車に乗る際に撮影してみました。
ホテルに入るときには右側にあるセキュリティゲートをくぐらないと中に入れてもらえない厳重な体制でした。ちなみにセキュリティゲートの横には空港にあるような手荷物のX線検査の機器もあり、荷物はここでチェックを受けます。
これだけ厳重なセキュリティであればVIP級の人達も安心して泊まれますね。 -
ホテルからデリー空港まではそれほど遠くありません。
朝早いので道も混んでおらずスイスイ。
途中、デリーの街並みが見えてきました。やっぱり低い建物ばかり。そして民家は密集しています。
ホテルとのあまりの違いに、貧富の差を感じた瞬間。
それでも、この後訪れたインドの地方都市の家々とくらべれば、デリーのこの街並みは比較にならないほど近代的できちんとした住まいだったという事は、後になってわかるのです。 -
デリーのインディラ・ガンディー国際空港へ到着しました。
本日は国内線ターミナルの方です。 -
デリーのインディラ・ガンディー国際空港の建物入口付近。
入口に迷彩服を着たガードマン(それとも軍関係の人?よくわかりません)がパスポートと当日のエアーチケット(Eチケット控もOK)を確認します。
パスポートとチケットを持っていない人は建物内に入ることができないので要注意です。
ガイドさんからも、Eチケットをすぐに出せるようにしておいてねと言われました。 -
国内線ターミナルビルに入ってすぐの所です。各航空会社のチェックインカウンターがずらりと並んでいて、人はまばら。
空港は国際線ターミナルビルが日本とは遜色ない程近代的だったので、国内線はどうかなーと思っていましたが、期待以上です。
日本の地方空港よりも、よほど小奇麗でした。
ちょっとインドに対する偏見?というか恐怖?を抱きすぎていたかも…。
デリーは普通に(という表現が既に偏見混じりかもしれませんが)立派な国際都市です。 -
本日デリーからバラナシへは、LCCのIndiGoという航空会社を使うことになりました。
IndiGoのチェックインカウンターにて待機。
LCCなので、受託手荷物の重量が厳しく、15キロ一人1個までが無料、それを超えると超過料金になります。
スーツケースが日本を出る時点で既に15キロオーバーだった為、昨日デリーについてから大きなバックに荷物を入れ替えて2つに分け、1つは手荷物で持ち込もうとしたのですが、バックの大きさが微妙…。
ということで、付き添いのガイドさんに荷物を託し、ガイドさんの手荷物は機内持ち込み、こりすのバックをガイドさんの受託手荷物として預けてもらうことになりました。
カウンターで時間が随分かかっていて、こりすは列に並ばず遠くのカウンター付近で待つようにガイドさんから言われていたのですが、手荷物でトラブルかと気が気じゃなく不安でした。
ツアーの移動がLCCになるのって、こういう面で不安要素がありますね。自分には選択権がないので仕方ありませんが。 -
無事にセキュリティゲートをくぐり、国内線ターミナルの制限エリアに入りました。この写真は2階からロビーを撮影した所です。
ロビーはこんな感じで中央に椅子があり、周囲を飲食店や土産物店がぐるりと囲む形になっていました。
時間に余裕を持って着いたので、出発まで多少余裕があります。
ロビーでガイドさんと集合場所を決めて、自由時間となりました。
お店をぶらぶらと覗いてみます。 -
スタバを発見。タタグループが運営しているのかな?
インドでは有名な財閥のTATAの文字が書かれています。 -
スタバのフードメニューは写真のような感じ。
ややローカル色を感じます。
サンドイッチにはタンドリーケバブというのがありました。
そして、食べ物表示にはすべて赤い○か緑の○の印が書かれています。
これは、インドではベジタリアンかノンベジ(肉食OK)かが重要ということで、その区別をするための表示。緑がベジ、赤はノンベジです。 -
次はエスカレーターで2階に上がってきました。
この国内線ターミナルビルは中央に吹き抜け部分があり、吹き抜けに面してフードコートの座席が広がっていて開放的です。 -
サブウェイを発見。
メニューは日本と似たような感じですが、ボリュームが多そうな感じ。 -
フードコートは座席数が少なく、くつろげない雰囲気だったので、再び1階に降りて反対側にあるラウンジに行くことにしました。
ラウンジは2階にあります。 -
プライオリティパスで入れる国内線制限エリア内のラウンジです。
-
プラザプレミアムラウンジ。
-
中に入るとこんな雰囲気。中央の吹き抜けに面した部分にソファー席があり、少し奥まったところにはバーカウンター等もありました。
-
フード類のチェックです。やはりカレーは欠かせないみたいですね。数種類ありました。
カレーを持って行って食べている人が多かったです。 -
こちらは違うコーナーで、やはりカレー。
目の前でチャパティ?のようなクレープ状のものをスタッフが焼き上げてくれます。
でもスタッフが度々不在に…(笑)ここはレストランじゃないですからね、そのあたりは適当です。 -
とりあえず水のボトルをもらっておきました。
そろそろ集合時間になるので、ガイドさんが待つロビーへ降ります。 -
先ほど見に行ったフードコートのある場所の1階奥に搭乗エリアがあるみたいです。
ガイドさんについて奥へと進みます。 -
あ、やっぱりボーディングブリッジは無い(笑)。
全ての便がシャトルバス移動、タラップで乗降する様子でした。
こりす達もバスのゲートに並びます。 -
これが飛行機の駐機ポイントまで移動するバス。
バスに乗る手前で、手荷物にセキュリティゲートで係員が押してくれたスタンプがあるかどうかをチェックされました。
本当に厳重だなぁ。 -
こちらはお隣にならんでいたLCCのスパイスジェットのバス。
-
LCC各社が専用のロゴの入ったバスを運行しているみたいです。
バスは頻繁に出ており、満席になると締め切られ次のバスに乗ることになります。 -
バスで移動中に国内線エリアを撮影。
大手LCCはIndiGoとSpicejetの2社だけなのかな? -
駐機ポイントに到着。バスを降りてインド人たちに続いてぞろぞろと歩きます。
タラップが階段ではなくスロープだったので登りやすいです。こういう所に意外と気が利いていて感動。 -
本日のバラナシ行フライトのチケットです。9:00出発。早いです…。
この後に乗った国内線他社便でも、帰りの国際線でもそうでしたが、やたらとスタンプを押されます。チケットにも機内持ち込み手荷物タグにも。 -
IndiGoに乗り込みま~す。
ここでWikiから引用のIndiGoの解説を少々。
「IndiGo(インディゴ)は2006年に運航を開始したインドの航空会社で設立数年で急成長し、2013年現在、インドの航空市場の最大シェアを有する航空会社となっている。」 -
機内に乗り込むと、席は入ってすぐの場所でした。
-
シートは清潔でした。機材はA320で、比較的新しい印象。
-
足元のスペースも全く問題なし。日本人の体形なら余裕です。
-
これこれ(笑)座席備え付けの安全ガイド。
ターバンを巻いたインド人キャラクターがゆるカワイイ!! -
続き。ゆるカワ☆インド人、Loveです!!
-
窓からのぞいた空港の様子。雲がすこしかかっていますが、晴れてよいフライトになりそう。
-
さあ、出発です。
-
デリー空港にはSpicejetも沢山いました。こちらのLCCの機材はボーイングが多いようです。
-
加速が始まり、あっという間に上空へ。
バラナシまでは約1時間のフライトです。 -
眼下にはまだ建物がはっきり見えています。
こちらは貨物機の倉庫かな? -
ひとつ前の写真の続き。
大きな幹線道路(渋滞中)と街並みが見えてきました。 -
デリー近郊の街並み。
大小の家々がごちゃごちゃになって建っています。
緑が広がる広大な平地があるのに、どうして家はこんな小さな地域に密集しているのか…不思議な光景です。 -
こちらはもう少し郊外のエリアかな。
このあたりは直線の区画で緑も豊富な住宅街。高級住宅街なのかな?
家も一つ一つの大きさがそれなりにあり、さっきのような密集した感じではありません。 -
少し雲が出てきました。
茶色く見える一角は家が密集して建っている地域。
インドの住宅事情は興味をそそられます。 -
ちなみに、これまでの上空からの写真は見やすいように画像を少し編集していますが、スマホのカメラでそのまま撮影した画像はこんな感じです。
白くもやがかかって見えるのは、多少雲があるものの、霧が出ているわけではなく、たぶん大気汚染のせいです。
デリーは世界有数の大気汚染都市ですから…。 -
LCCですがドリンクサービスがありました。
ジュース類は有料なので、無料の水を選択。 -
眼下に曲がりくねった川の様な地形が見えてきました。
ガンガー(ガンジス川)だろうか? -
下降体制に入っています。バラナシ近郊の街並みです。
-
そして、こちらも画像編集前の素のままの写真になると、こんな具合に白くもやがかかって見えます。
雲っているわけじゃないんですけどね…。国土の全体的に大気汚染がひどそうです。 -
バラナシ近郊はデリーと違って田畑の緑が多く、家もまばらに離れて建っています。
-
デリー→バラナシの区間は上空から見る感じでは平地が続いていました。
田畑の緑が美しい。
それにしても、田畑の形状は一応四角形になっていますが、大きさがバラバラです。農業には効率が悪そうな区画に見えます。 -
かなり地上に近づいてきました。家がはっきりと見えてきました。
茶色い瓦屋根の平屋と、コンクリートの2~3階建ての家が混じって建っているのが見えます。 -
着陸の寸前。田畑の真ん中に建つ民家が見えました。
上空から見えるインドの地形・街並みはなかなか興味深かったです。
インドの1次産業とか、普段考えたこともありませんでしたが、この地形を見ると近年の人口爆発に耐えられるだけの食料を自給できるんでしょうね。
少しネットで調べてみたところ、1960年代の大飢饉をきっかけに政府が農業政策を進め、現在の食糧自給率は170%なんだそうです。 -
バラナシのラール・バハードゥル・シャーストリー空港に到着~。
ラール バハードゥル シャーストリー空港 (VNS) 空港
-
スポットへ移動中。小さな空港ですが国際線も就航しています。
ヘリポート(軍用?)もあり、それなりに飛行機の離発着もありました。 -
バラナシ空港の変わった名前は、インドの第3代首相であるラール・バハードゥル・シャーストリーにちなんで2005年からこの名称になったそうです(Wikiより)。
さて、ここからインド2日目にしてようやく街に繰り出します。
続きの旅行記へ。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
こりすさんの関連旅行記
この旅行で行ったホテル
-
ザ タージ マハール ホテル
3.38
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
68