2015/09/20 - 2015/09/25
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Maasholmさん
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2015年9/20(日) 成田−ブリスベン QF62 20:55-07:15
9/21(月) 船宿 泊 2泊
Woody Pointでルアー釣り
9/22(火) 待望の海釣りを満喫!
Dowse Lagoonでバードウォッチング
9/23(水) WorldMark Resort Golden Beach 2泊
Mt. Coot-tha マウントクーサ(クーサ山)
9/24(木) Queensland Zoo at the Big Pineapple(動物園)
Montville→Noosa Heads Beach
9/25(金) ブリスベン−成田 QF61 11:00-19:15
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 航空会社
- カンタス航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
4トラベルに登録して初めての旅。
今までの旅行記は、行ったから書いてみた。
でも今回は、書くために行く。
その違いは大きい。
いつも、ほわぁ〜んとした気持ちで、三歩下がって付いて行っていたが、今回はペンとノートを携え、取材モード全開!
それでは、元気よく行って来まーす! -
シルバーウィークの行先、シドニーはどうかと検索を始めたら、成田ーブリスベンーシドニーと出た。という事は、ブリスベン直行があるのかと見たら、8月から就航開始。それもシドニー・パース・メルボルンなどより安い。【カンタス航空】も初めてだし、これに決めた!
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しかし、私は怒っている。出発時間20:55。定刻に離陸した。すぐに食事が出るだろうから、空港では何も食べなかった。のども乾いていたが、機内で飲む一杯をひたすら楽しみにしていて、飲まず食わずで乗り込んだ。しかし、待てど暮らせどサービスはない。ペットボトルの水と入国書類が配られただけ。結局、ミールサービスが始まったのは、日本時間の深夜0時過ぎ。しかも、単独のドリンクサービスはなし。食事の時に持ってきて、ミールチョイスと一緒に聞かれるのだ。こんな事は初めてだった。飛んだら飲みたい私は、すっかり機嫌が悪くなってしまった。
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シップはA330-300。座席の並びが2-4-2なので、2人旅だと気兼ねなく過ごせて、トイレにも立ちやすい。機内は綺麗だし、映画も楽しめた。世界一安全な航空会社と言われているので、その他の事は満足。
そろそろオーストラリアの大地が見えてきた。ヨーロッパやアジアの国とは違う景色だ。 -
ところが、ブリスベン空港に着いたら、税関・入国管理職員のストライキにぶつかり、入国するのに1時間以上もかかり、またテンションが下がる。私はここで降りるから良いが、乗り継ぐ方々は、大変そうであった。長蛇の列とはよく言ったもので、まさに空港内で、とぐろを巻いていた。
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空港でレンタカーを借り、スムーズに手続きは出来たが、ここで問題発生。持って行ったガーミンナビが、オーストラリアに対応していなかったのだ。それまで気が付かなかった自分達の愚かさに辟易した。仕方がない、ナビを借りて、車に乗り込む。すると、また「え〜!?オーストラリアって、右ハンドル?左側通行だっけ・・。」と、こんな有様。いつも行き当たりばったりの旅を好み、あまり予習せず、今回はガイドブックすら持たない状況で、基本的な事も知らない、あまりの無知ぶりに唖然とする。
ちなみに、日は東から昇るが、北を通り西に沈む。水を流すと、渦巻きは日本と反対になる。 -
船宿に着いて、竿を借りて、早速釣りに出かける。Woody Pointというこの場所で釣りが出来る。240メートルの埠頭で、Fishingするには快適。
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ここで、釣った魚の血抜きをして、洗って持ち帰る。蛇口から水が出るし、まな板として使う盤。取り除いた内蔵をポイと海に捨てる為に、右側があいている。便利だし、よく考えられている。こうした公共施設の充実度は、ナンバーワンの国だ。
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夕陽を見ながら、ルアー釣りをするが、釣果ZERO〜。しかしこの景色は最高!
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羽田沖で釣りをしている様なもので、ここはブリスベン空港が対岸にあるので、空に飛行機が飛び交っているのがよく見える。それもまた良し!
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翌日。いよいよ船を出してもらって海釣りに行く。今の時期は、キス・鯛が釣れるらしい。釣れたら、今夜のおかずになるという。楽しみ〜!
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ペリカンも喜んで見送ってくれる。「餌、待ってるよ〜」
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始めてすぐ。釣れる釣れる!これはキスのダブル。「一家」とも言うんですって。
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こっちは、大物だぞ〜〜。竿がしなる、しなる。こうなったら一度には巻けない。ゆっくりゆっくり時間をかけて巻き上げる。奮闘する事10分以上。
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やぁっと姿を現した〜!!と思ったら、なんとエイ!
な〜んだ、ガックシ。
あーあ、期待したのにな〜。
どうにもならないというので、エイッと逃がしてあげたよ。
この日、大物のエイは、3匹も釣れた。それにしても重かったなぁ。
手ごたえは充分に楽しめた。 -
4時間あまり楽しんで、正午過ぎ、港に戻ってきたら、なんとペリカンが、群れをなしてお出迎え。
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「ねぇ、釣れた?」
「お土産ある?」
「早くちょーだい!」 -
船を引きあげ、車にくくり付ける。ペリカンも見守る。餌が欲しくてみんな待ってる。実は、ペリカンって、私は生まれて初めて見た。
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さーて、今夜の食事は、釣れたてのキスの刺身と天ぷら。自分で釣った魚を刺身にして食す。これ、最高だ!23センチ以下の小さいキスは放流して、それでも40匹以上は釣れた。しかも大きい。日本で食べるキスはチカよりちょっと大きい位で、刺身には出来ない。嬉しいなぁ。プリプリでくせがなく、新鮮で美味しい。しかも作っていただき、最高に幸せだった。
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午後、釣りから戻っても、休む事なくまた出かける。
Dowse Lagoonでバードウォッチング。
鳥の撮影は難しい。鳥の名前も難しい。旅行記を書く目的がなかったら、記録しなかっただろう。 -
その入口の施設で、シニアの男女が夢中になって玉転がしゲーム(ローンボウルズLawn bowls)をやっていた。以前ニースで見かけた事があって、仲間に入れてもらったら、あっさり勝っちゃって、苦笑いされたんだったな。
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歩き始めると、いきなり惹き付けられたのが、この鳥。色が独特で美しい。
これは、Rainbow Lorikeet ゴシキゼイガイインコ。
「オウム目オウム科の鳥で、沿岸部の森林地域や公園などでよく見かける。花粉や花の蜜を食べる為の特別な黒い舌を持ちぺろぺろと舐めるように食べる。鳴き声がうるさく集団で行動するので非常に騒がしい。体長は約30センチ。」 -
「わたし、綺麗でしょ!」とばかりに、羽を広げるオーストラリアクロトキ。
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わたしの名前は、セイケイ。 整形はしていません。
こんなデザイン・色調の洋服を着たモデルさんを、見た事があるな。
「湿潤な地方の、沼や池、湖の岸辺、牧草地などを好む。地上の餌をついばむだけではなく、口へ餌を運ぶために脚を使うこともある。鳴き声は非常にやかましい。飛翔は上手くないが、長距離を飛ぶことができる。水かきを持たないが、泳ぐのは上手い。」 -
この光景を見た時に、「白鳥の湖」みたいだ!と思ってカメラにおさめた。てっきり白鳥と黒鳥かと思ったが、どうも黒いのは、くちばしが赤くないし、足も違う。ブラックスワンではなさそうだ。手前の白い鳥も白鳥ではない。ありぁ〜取材ミスだわ。
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日本まで7203キロ。
こんなに遠くに来たんだ〜。
急に、日本が懐かしくなった。 -
隣接している、ここの公園は本当に素晴らしい。
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とにかく遊具が充実している。
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子どもだけでなく、大人も楽しめて、筋トレ出来る遊具がいっぱい。
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ここに限らず、ブリスベンの公園には、無料で使える焼き肉用コンロが沢山ある。みんな思い思いに焼き肉をし、食べたら次の人の為に綺麗に後片付けをして帰る。誰もが楽しめて、非常に便利で、有効な施設だ。他の国では見た事がない。壊す・汚す・盗む・悪戯をするという事がないと言う事だろう。感心した。
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公園内の蛇口も工夫されていて、上は人が使う水飲み用。下は犬用。反対側にも蛇口がある。
こんなに、人にも動物にも優しい国って、あったかなぁと感じる。
春休みに入ったばかりの事もあるけど、どこの公園も子ども達であふれていて、元気によく遊んでいる。遊具の下にはコルク材が使われていて、素足で走り回っている。こういう環境で育つと、心も体も頑丈になるだろうなぁと思った。素晴らしい! -
公園を一周し、外に出ると、車道と歩道を仕切る杭が、また楽しい。トンボが縦横無尽に飛んでる様子が描かれている。どこもかしこも心が和む。
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ブリスベンの道路事情だけは調べて行った。高速道路に料金所はなく、一部の道路が有料でカメラが設置されている。旅行客はそれを知らずに通り、後で罰金が科せられるという事だった。その道路を通りたくなかったのに、間違って通ってしまったのだ。3日以内にカード決済しなければならないのだが、帰りにレンタカー会社に話すと、レンタル料と一緒に引き落としてくれると言うので一件落着。
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3日目。Mt. Coot-tha マウントクーサ(クーサ山)の展望台に上り、ブリスベン市内を見下ろす。
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Montvilleに行く。ここの人口は、853人。芸術家、工芸家が住む町として知られ、メインストリートには様々な工芸品を売る、お洒落な土産屋が並ぶ。軽井沢に似た雰囲気だ。
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ここの通りで、チョコレート・ポップコーン・パイナップルジンジャーティを買う。
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トンボが飛んでいて、ガラス玉も美しい。私が、あちこちで買い物している間に、カメラマンが勝手に撮った一枚で、編集者の私は、実物を知らない。「わぁー、これ欲しかった〜」と、後で騒いでも、もう行けない。ちょっと残念。
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ヨットハーバーみたいな所に行きたくて、Noosa Heads Beachに行く。
日本人には、あまり知られていないが、ヌーサは自然の中に高級感溢れる人気のリゾート地なのだそうだ。 -
砂浜の綺麗なビーチで、落ち着いた雰囲気。オープンカフェやレストランもあって、一杯飲みたかったんだけどねー。時間切れ。
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公園のトイレの中の手洗い。レバーはなく、手をかざしても水は出ない。【KNEE】ひざの所でどうすれば良いのかと、かがんで見ても何もない。結局私は手を洗えなかった。そうしたら、ひざの位置にあるパネルを押せ!という意味だった。だって、私のひざは、もっともっと下だもの。全然わからなかったよ〜。【AT NAVEL(臍) LEVEL】 と書いてくれなきゃ。
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ホテル前の海岸で、カイトサーフィンを楽しんでいる人達がたくさん。
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ホテルに戻って、今夜は最後の晩餐。あっという間だった。我家の様なアパートホテル。この景色も見納めだ。オーストラリアで5日間は短すぎだ。
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夕飯は、オーストラリアビーフを堪能するぞ!と意気込んでスーパーで買った肉だが、合成肉だった。見た目はまぁまぁ。食べるとガッカリ。ただ、このヨーグルトは美味しかった。クリーミーで、ソフトクリームの様な硬さがあり、味もマイルドで、日本にはないタイプだった。ワイングラスに注がれているのはビール。撮影の為にもたもたしてると、泡がすっかり消えてしまった。
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帰りの便の出発は、午前11時。9時には空港に着いていなければならない。空港まで80キロ。高速道路があるので、1時間半もあれば充分間に合うと予測していたら、その道路が渋滞するという。フロントの開始時間が6時半だったけれども、部屋に鍵を置いて、6時にはチェックアウトした。
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途中、事故も見かけたが、大きな渋滞はなく、早めに空港に着いた。
ブリスベンの空港には、楽しいオブジェがいっぱい。
この写真は、奥の女性とたまたまポーズが同じで、面白い。
色々写真を撮りまくっていたら、搭乗のアナウンスが始まった時に、カメラキャップがないのに気付く。もう、しょうがないという諦めの気持ちと、いや探せばあるかも、という気持ちが交錯する。しかし、時間はない。 -
そうしたら、あったぁーー! この棚の右の窓際に。
探せばあるもんだなぁ。
どんな場合も、旅の最中は、油断禁物だが、
ブリスベンは、他の国にはない、安心感があった。 -
雲海が好きだ。特にこんなモコモコした羊の毛の絨毯のような雲海を見たのは久しぶりだ。
こんな景気が見られるので、私は窓側派だ。
太陽を追いかけて、今回はAにした。
エコノミーの一番前だと翼にかかり、あまり後ろだと、ギャレーとトイレに近いので、その都度希望の席をリクエストしている。 -
帰りの便もコールドドリンクは、ミールと一緒で、サービスもひどく遅いのだが、「こんなもんだ!」という意識は大事で、期待しないでいると、こんな夕焼けが心を和ませてくれた。それにしても、メニューの間食に【新鮮なフルーツ】とあって、それがリンゴ丸ごと1個ずつ。バスケットに入れられ「はい、どーぞ!」と差し出された。いやぁ〜びっくりしたなぁ。久しぶりに丸かじりしたけど、新鮮でジューシーだった。入れ歯になったら、カンタスには乗れない・・。
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今回、旅のおともになったのが、沢木耕太郎著『一号線を北上せよ ヴェトナム街道編』。丁度198ページを読んでいると、「ヴェトナムの恋人たちといえば、ホアンキエム湖の二人のように、少し離れてしゃがみながら、ほとんど無言で湖面を見つめている、・・略」そんなくだりを読んでいた時に、この光景が目に飛び込んできた。このカップルも中国系の二人。思わずシャッターを切り、表紙に使う事にした。
旅行記を書く事を念頭に入れて旅したブリスベン。過去の記憶をたぐり寄せて、思い出しながら書く鬱陶しさはないが、書きたい事がいっぱいで、縮約するのが難しい。700枚以上もの写真の中から50枚に絞る作業はもっと大変だとカメラマンも言う。
ひとまず旅を終えて、いつもの様に脱け殻状態であるが、こうして記録に残しておけるのは有難い。しばらくは思い出に浸りながらも、次の旅の準備もしていきたい。その前に、クイーンズランド動物園の旅行記も書くので、待っていて下さい。See you 。
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