こんなでよかった！？～初めてのサイパン４，５日目

2015/09/18 - 2015/09/22

犬にかまれて、病院へ。

エリア サイパン(北マリアナ諸島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 2.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 2.0
• 交通: 2.0

• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: アシアナ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

４日目　９月２１日月曜日

９時頃朝食に行く。
今日はまず北マリアナ博物館に行こうということになる。グズグズしているうちに、１０時半頃になってしまい、ガイドブックに１１時から１２時半まで昼休みのように書いてあったので、もうこれは昼ご飯を食べてから行こうと決める。昼ご飯はそちら方面はあまりないんだけど、もっと先にある「ジェイズ・レストラン」に行ってみよう、私たちはローカルに人気のファミリーレストランというものにハワイで行って、とても気に入ったではないかと。出発まで、各自ゴロゴロ。


ホテルのバルコニーからの眺め。
バルコニーは狭かったが、ちょっとやってみたかったので読書。

１１時半頃ホテルを出る。ビーチロード沿いを歩く。
ホテルのすぐ近くの公園。

あるところからはビーチ沿いに遊歩道が整備されていた。気持ちよく歩けたのではないか。でも、私たちは、その頃道路の反対側を歩いていて、もうそちらに戻ろうとは思わなかった。

１３人のフィッシャーマンの碑
どんないわれがあるのだろう。

どこかでミドル・ロード（これは今知った。私たちはアーノルドロードと言っていた）に出なければいけないのだが、気がついたときには全然行けそうな道がなく、
入ったら行き止まりだったり、つながってなかったり・・・
３回目くらいに間違って曲がった時、たまたま日本人の方のおうちだったようで、見るに見かねて声をかけてくださった。
「ジェイズレストラン、歩いてはちょっと無理だよ」「グランヴィリオリゾートから歩いてきたんですけど」「え〜〜！」行き過ぎていたようなので戻る。教えてもらったからわかったというような道を進み、アーノルド・ロードにやっと出る。そこからは、まあまあ近かった。

迷わなかったら、２０分くらいで来れたと思うが（いや３０分くらいかなあ）、１時間弱かかってたどりついた。そして、食べたものが、私はハンバーガー、あとの２人は「SOBA」という名前のインスタントラーメン。一体何を思ってこんなにしんどい思い（日陰が全くなく暑い上に、車しか通ってない道か、舗装されてない田舎道をてくてく）をして来たのか意味がわからない。でもまあ、味はおいしかった。
確かにローカルの人ばかりだった。

レストランを出て、アーノルドロードを歩く。ビーチロード以上に車用の道で、歩きにくく、細い路側帯しかない。それも草刈が間に合ってないところは草の中を歩くみたいな感じで、ずっと、私たちって、何をしてるんだろうっていう感じだった。

やっと北マリアナ博物館に到着。ところが、なんと、なんとここも閉まっているではないか・・・
アメリカ記念公園のこともあったのだから、ちょっと考えろよ私たち、と思うがもう遅い。もう泣くしかない。

日本刑務所跡っていうのも近くにあるから行ってみようと、奥の方の道に入っていったら・・・
突然、犬が飛び出しワンワン吠える。もう１匹もどこかから出てきて、２匹で吠える、吠える。
２人と１人に分かれてしまって、違う道を後ずさって行った。私たち二人の方には犬が来なかったので、なんということもなかった。
果たしてもう１人は・・・

心配しながら待っていると、アーノルドロードの方から戻ってくる。大丈夫そうな顔だったので、安心したが、犬に噛まれたという。血が細く流れていて痛々しい。本人は大したことがなく、大丈夫というが、傷はともかく狂犬病は大丈夫なのか？

すぐホテルに戻ろうと思うが、近くのガラパン教会、鐘楼に寄って帰る。
教会は新しく建て替えられてきれいだったが、裏の鐘楼は戦前のまま残っている。

狂犬病・・・トボトボと帰る。

まず、ホテルのツアーデスクの方に、サイパンに狂犬病はあるのかどうか聞いてみる。「聞いたことはないので大丈夫と思うが、心配なら病院に行ったらいい。病院への送り迎え、通訳、保険のことなど、すべてやってくれるサービスを紹介する。」と言われる。ちょっと考える、と答える。
部屋のWi-Fiは、つながりにくいので、ロビーで検索。「サイパンに狂犬病はない」というサイトがすぐに出てきたのだが、いつの情報かがはっきりしない。次々見ていきたいのだが、つながりが快調とは言えず、イライラしてくる。
誰がはっきりと「狂犬病はない」と答えてくれるのか。
領事館の駐在官事務所に電話してみるが、ツアーデスクと同じ返事。狂犬病の情報は聞いたことがない。でも、心配なら病院へ。
このまま行かないままだと、心配は払拭されないので、保険も聞くことだし、サービス会社にお願いすることにする。
ツアーデスクに戻り、電話してもらう。電話を替り、お願いする。後から思うと、ここで「狂犬病が心配なので」とはっきり言うべきだった。そしたら「サイパンには狂犬病はない」と答えてくださったと思う。「そしたら、もういいか」ということになったような・・・聞くべき相手はこの方だったのだ。


すぐに車で迎えに下さり、ＣＨＣという病院に連れて行ってもらう。「サイパンには狂犬病はないので、破傷風のワクチンを打つことになります。」と。
あとは完全におまかせ。テキパキ、病院の受付、保険会社との連絡、医師や看護師さんへの説明（皆さんと顔なじみ）、通訳なにもかもしていただいた。何の不安も心配もなかった。
こういうお仕事ってあるんだ、と感心？した。
今回の台風のこと、サイパンに住まれるきっかけなど、いろいろお聞きし、大変良かった。今から思うと、もっともっとサイパンのことお聞きしたかったけど、なんせ病院の付き添いにお願いしてるのに、あんまりいろいろお尋ねするのもなあと。
お仕事とはいえ、とても親切にしていただき、感謝している。ありがとうございました。

破傷風のワクチンを和やかな雰囲気で打ってもらい、ホッとして病院の出口を出るときれいな虹がかかっていた。


ホテルのツアーデスクも日本人女性何人かが、日替わりのようにいらした。親切に気軽に相談に乗って下さる感じで、もっとお世話になってもよかったくらい。フリーツアーだった（航空券、ホテル、送迎、１日目の夕食、２日目のランチ付きマニャガハ島ツアー）のに、大変心強かった。ホテルが選べなかったことは残念だったが、旅行社のツアーデスクがホテル内にあったことは、ほんとによかった。
聞いたことがない！旅行社だと思ったが、全く問題ないどころか、いい印象を持った。

ホテルまで送ってもらい、部屋に戻り、しばし休憩。
サンセットを一度も見ていなかったので、ビーチに見に行く。

相変わらず、情緒たっぷりの中国語のポップスのＢＧＭがビーチに響き、中国人観光客の盛り上がりを見つめながら、夕日を眺める。

夕食は前日お肉だったので、今日はシーフードということで「モビー・ディック」へ。
開店と同時に入ったほうがいいのではと思ったが、なんせサンセットも見たかったので、７時頃になっていたと思う。１０組以上待ってる人がいたが、中のベンチにうまく座れたので、ひたすら待つ。４０分くらい待っただろうか。

これが２人用のスペシャルメニュー。これを３人前にしてくれないかと言ったが無理で、これに１人分のコースを頼めばと言われる。

その１人分のコースのメインがこれ。

どちらにも、クラムチャウダー、サラダ、パンがついている。デザートにアイスがついているように日本語メニューには書いてあったのだが、デザートは小さいチョコレート。ちょっと一言言いたいとも思ったが、アイスクリームを運んでいるのを全く見なかったので、台風のせいかなと勝手に解釈して、あきらめる。


シーフードを堪能し、店を出る。

アイ・ラブ・サイパンでお土産を買う。
予想通り、マカデミアナッツやチョコレートなど、５月のハワイのお土産とほとんど同じ物を買う。

何回か買い物をした、ABCストアやジョーテンスーパーの前を通り、ホテルに戻る。

すぐに出られる用意をして、仮眠。

5日目 9月22日火曜日

１時に起きて、チェックアウト。
残りの現金で支払うつもりが、電話代が案外かかっていて、何十セントか足りない。枕銭の１ドル札を取りに戻りたい気分だったが、なけなしのコインを一緒に勘定してくれ、まけてくれた。え、ホテルもまけてくれるのかと申し訳なくなったが、１日目の夕食のドリンクのチップ１ドル分があったので、まあそれを少なくしてもらったら・・・

バスに乗り、いくつかのホテルに寄りながら空港へ。

４時出発。
関空には６時半すぎ到着。