2015/09/19 - 2015/09/19
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チューぱぱさん
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〜関宿は 東海道53次第47番目の宿場町です 〜
亀山宿の野村一里塚から関宿へ向かいます。
亀山宿から関宿まで1里半
難所が近くなると宿場町の距離が短くなる傾向があるようで
昔の人の知恵でしょうか?
空は青いし風は心地よし!ところが・・
イラストの地図を読み間違えまして ( ^^)
ほんの少しだけですが、旧東海道を外れてしまいました。
私の失敗です。
東海道中膝栗毛は失敗の連続ですから、私の失敗ぐらいは許してちょんまげ〜〜
( ;^^)ヘ..
で、最後に私が醜態をさらすことに
これだから旅行は楽しい? 旅行は危険?( ^^)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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-
イチオシ
関宿は、古い町並みがよく保存されていて、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されているそうで。
昔のたたずまいを残し、電信柱もなし!
高山・馬篭のように売店をずらっと並べた観光専用の時代劇セットの町と異なり、面影だけを残した家々。古い家は住みにくいんですよね。
誇りを胸にじっと我慢してるのか?
ここの住人の努力に敬意を払いたいものです。
-
さて、東海道珍道中は亀山宿から道標を辿って歩き続けます。
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街道沿いは大きな家が並んでます。
そして、道路は歩道部分には色彩を付け旧東海道の目印としてあります。 -
大きな神社がありました
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布気皇舘太神社(ふけこうたつだい神社)
奥の方までずっと続いてます。
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由来もすごい!
近くの神社をすべて合祀したため神様の数も盛りだくさん。
さぞ、ご利益が多いことでしょう (^^♪ -
昼寝観音
????
ブッダの涅槃像よろしく観音様が横になられてるのか?
拝観は遠慮しましたが、旧道にトイレの案内は心遣いの良さを感じました。 -
もう間もなく町はずれになります。
間違えやすいポイントの一つでした。 -
太岡寺畷 (左折陸橋渡る)
-
ここですね。
歩道の舗装は続いてますので、本来は真っすぐが旧東海道
しかし、その先にはJRの関西本線がありまして・・
たぶん行き止まりです。 -
間違えないように道標が整備されてます。
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陸橋の上からは東名阪自動車道が見えます。
この下の道は、若き頃仕事で良く通った道です。
何年前の記憶かな?
でも、今の変わりようは凄い!もう全然、見当が付きません。
-
JR西 関西本線
エラソーなことを言っても、単線ディーゼル・・(~_~メ)
はよー、電化複線化せいよ!
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昔はこんなホテルなんかなかったよ
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町並みをはずれ、郊外の道です。
実際は鈴鹿川の堤防道路です。 -
鈴鹿川
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東名阪自動車道の下をくぐります。
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ここの橋げたに安藤広重の浮世絵が描かれてます。
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関宿
この道を歩く人などほとんどいないのに
粋な計らいです。 -
東名阪自動車道の下をくぐり抜けると視野が広がり、鈴鹿川と鈴鹿の山々がのどかな風景になってます。
と、ここまでは良かったのですが・・
方位を失念しまして (*_*;
合わせて反対方向から歩いてきた方たちが横から出てきた。
サイクリング車に乗った人も横から、、、
堤防道路も、なにか町から離れていくように大きく左カーブしてる、、、
はて?
私らはどちらへ行けばいいの?
頼みのカシオプロトレックの方位計が、こんな時に限って動かない (・・?
イラストマップは方位が狂っており、現実の道と異なるから迷子になります。
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迷った末、結局現実的選択をし国道1号線に出ることにしました。
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ここでちょっとだけ旧東海道から外れてしまった。
残念です。 -
正解は・・そのまま堤防道路を行けばOKだったんです。
ちゃんと国道1号線に出られ、すぐに関宿の入口に着けました。 -
ほらっ〜
関宿入口が見えました。
ちょっとだけ遠回りしました。
まったく、もう〜〜 疲れたびーです。
-
やっと関宿の通りに着きました。
ここで午后1時半
野村一里塚から1時間半かかりました。
ちょうど4kmぐらいかな? -
まずは一対の石柱が立ってます。
何か? 木戸門の名残かな? -
関の小萬のもたれ松が植えられてます。
そう関には、女だてらに剣術を習い、かたき討ちを果たすと言う悲しき武勇伝が残ってます。 -
後で食事をする会津屋と関わりがあります
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鈴鹿のお山が見えますが、関の一里塚までは電柱などが残ってます。
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東追分 (県指定史跡)
関宿の入口です。
真っ直ぐ行けば東海道、鳥居をくぐって進めば伊勢別街道です。
京・大阪からのお伊勢参りはここまで来て、この伊勢別街道を歩んだそうな
後ろに常夜灯と一里塚の樹が植えられてます。 -
のんびりと 旅人休む 一里塚
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常夜灯
関宿の名前の由来は、やはり古代からの交通の要所に関所を設けたからで、この地の関所は古代三関の一つ「伊勢鈴鹿関」と呼ばれてるそうな。
古代三関
古代の日本で畿内周辺に設けられた関所の内、特に重視された三つの関の総称。
不破関(美濃国、現在の岐阜県不破郡関ケ原町)、鈴鹿関(伊勢国、現在の三重県亀山市か)、愛発関(越前国、現在の福井県敦賀市内か)の三つを指した
by Wikipedia
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関の一里塚
彼岸花がひっそりと咲いてました。
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伊勢別街道の大鳥居
伊勢神宮を遥拝するためのもので、二十年に一度の式年遷宮の際、内宮宇治橋南詰の鳥居が移されたものだそうです。 -
おっ!見事です。
玉砂利を敷き固めた道以外はほとんど昔の姿をしてます。
鈴鹿の山々も昔のままでしょう。
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二階は漆喰を塗り、防火の袖壁が設えてあります。
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笑う門には福来る
でも、住むのは大変なことでしょう -
かつての大店には、玄関横に「ばったり」と呼ばれる開閉できる棚が造られ、横には出格子窓があり、中二階には漆喰で塗り籠めた「虫籠窓」と呼ばれる竪格子窓と袖壁があります。
これが当時の商店のモデルなのでしょう。
関宿にはこのようなスタイルの家がたくさんあります。 -
御馳走場
関宿に出入りする大名行列の一行を、宿役人が出迎えたり見送ったりした場所です。
4ヶ所あったとか
昔も今も、下っ端役人は辛いものでしょう (・・? -
高札所も備えられておりますが、ただいま工事中!
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うち揃い 殿様迎える 御馳走場
腹へった〜〜
只今、午後1時50分 (^^♪
御馳走でなくとも郷土料理で良いから、早く飯にしなくては・・
近江八幡の腹ペコ地獄はもう御免!
まもなく2時
以後、速足で会津屋まで参ります。 -
何とか神社を横目で見て・・
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すてきな格子戸ですが、食べられない (笑)
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瀬戸物販売 村田屋半兵衛さん
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金貸し業 百五銀行さん
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現金自動取扱所
ATMを翻訳すると現金自動取扱所?
でも今は、花より団子です。 (^◇^) -
以後は、食事後に撮影しま〜〜す (^^ゞ
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やっと着いたぜ! 会津屋さん!
あいづや特製山菜おこわ
これを食べたくてわき目もふらず亀山宿からやってきました。
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注文は、おすすめ定食と山菜御膳
そして、ビール (*^^)v
でも、そのビールが後ほど祟られました。 (・・? -
山菜御膳
お蕎麦はたいしたことはありませんが、野菜などが美味く炊けてる。 -
山菜御膳の天ぷら
おすすめ定食との違いは天ぷらが付いているかいないかだけみたい -
特製山菜おこわ
この日は、松茸入りと栗入りの2種類ありまして、
松茸入りが¥200アップ 栗入りが¥100アップでした。
もちろん、松茸入りを注文
蓋を取ると松茸の良い香りがぷ〜んとしました。(^^ゞ -
会津屋さんもかつては旅籠でして、その設備がまだ残ってます。
トイレを借りに奥へ進んだら、竈があり昔の雰囲気が一杯!
奥の写真はありませんが、歴史資料館などである飾りではなく、現在も生きてる、現在も江戸時代の間取りで稼働してる食堂です。
泊まるなら 鶴屋か玉屋 会津屋か と、謡われる旅籠です。
そして、「関の小萬」の物語が残ってるお宿です。 -
建物の2階など完全に旅籠の名残が残ってます。
そして、常夜灯と屋根がついてる看板が素敵!
袖壁には、こちらから見ると漢字で「会津屋」で、対になった手前はひらがなで「あいづや」と書かれてます。
旅籠の入口とお食事処の入口と2ヶ所暖簾が掛かってます。
もう一つ良かったのは、皆さんとっても暖かくフレンドリー (*^^)v
実は、わたくしめがちょっと粗相をしまして・・
すきっ腹にビールを飲んだせいか、ぶっ倒れてしまいました ( ;^^)ヘ..
ビールが引き金で持病の不整脈の発作が起きてしまい、あぶら汗がたらたら出て、目の前が真っ暗に・・
そうしたら「奥の座敷席で横になられたら」と優しく言っていただき、甘えることに
40分ほど横になっていたら復活しました。会津屋さんの配慮に感謝です。
これが起きるから私らの旅行は周遊旅行ができません。
必ず1ヶ所の都市をベースにして連泊し、周りの地を観光します。5月の長崎旅行の時は僅か1時間少々の飛行機の中で発作が起きそうになり慌てました。
ですから外国旅行は夢の夢。地球の裏側のフィンランドなんて飛んでもない
やはり旅行は、金と時間と健康が必要なようです。(^^♪ -
復活後は引き続き西の追分を目指して歩きます。
でも、関宿は昔の景観を保存しておきながらお土産屋などがほとんどありません。
木曽の馬篭などとは大違い。もったいない気がしますが、これが良いのでしょう。
住民の皆さんに頭が下がる思いです。 -
旧田中家住宅
まだ田中さんが住んでます。 -
この姿を維持するのは大変なことでしょう
-
ご立派です
格子戸の素晴らしいこと! -
庇の下についてるのは、幕板と呼ばれる風雨から店先を守る霧除けだそうで
霧や風 小雨を除ける 関の幕板
by 関宿かるた -
どの家も格子戸の競演です
江戸時代にタイムスリップした気分になります。 -
あと少しで西の追分でしたが、私が時間を潰してしまったので途中で回れ右しました。
何と言っても、JR西の関西本線が1時間に1本しか列車が無いことが観光地としては致命的かも? -
地蔵堂
国の重要文化財に指定されてる古刹です。 -
本堂
-
鐘楼
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数少ないお土産屋さんです
-
ここは?
古いたたずまいをしてますが、現代っぽい!
どうやら地元の企業のようで・・
会社の玄関まで昔風にするには大変でしょうネ! -
局薬オガナ???
ぷっ! (^^♪ -
東海道関宿 旅人宿 石垣屋
現在も営業してるお宿です。 -
三重の古民家 ゲストハウス
1泊素泊まり ¥2500〜
思い出話に宿泊してみるのも良いかも?( ^^)
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高札場
高札場 徳川家康 茶屋御殿
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関郵便局
粋な建物です。
まるで関所みたい (^_-) -
屋根に丸みがあります。
亀山宿でもボロボロの家がこの屋根で、壊れかかってるのかと思いました。 -
丸みある 屋根の形は 起り屋根
・・だそうで、橋爪家でした。
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伊藤本陣跡
本陣を 歌川広重 浮世絵に
複数の大名行列が行き交うため、宿泊先の本陣も複数あったようです。
金持ち商人は脇本陣へ
水戸のご隠居が由美かおるを連れて泊まったのは脇本陣か? ( ;^^)ヘ..
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眺関亭
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百六里庭と呼ばれる内部をちょっとだけ
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川北本陣跡
文字通り跡だけが残ってます。 -
そして・・
かの有名な「関の山」
夏祭り 屋台が回る 関の曳山
「関の山」
関の山とは三重県関町の八神神社の祭礼に使われる山(山車)のことである。
この山が「これ以上贅沢はできない」と言われるほど立派なものであったことから、「これ以上は出来ない(だろう)」「それが精一杯(だろう)」と限界をいう言葉として使われるようになる。
by ???? -
鶴屋脇本陣
泊まるなら 鶴屋か玉屋 会津屋か
あらっ! 歴史資料館にもなってる玉屋を通り過ぎてしまったよ
時間がないから仕方ない?
-
関 まちなみ資料館
夕暮れに 閉める蔀戸 すりあげ戸
-
関駅に到着
名古屋までの切符を購入し戻ります。
いや〜、旧東海道の関宿は見どころ満載!写真を何枚撮ったやら (^^ゞ
わき目もふらぬ通り抜けとなってしまいましたが、もう少し詳細に見てきたかったかな
まあ亀山宿と関宿の二つを歩き、旧東海道を行き来した旅人の心境を味わう目的は達成できましたけど。
結論として、昔の茶店などが欲しかった。団子などを食べスタミナ補給をしなければ、自分の足で街道を歩くことはできないことがよく分かりました。
年一度、32kmほど歩く名城線ウォークを行いますが、考えてみれば2時間おきにおにぎりなどを食べながらのウォーキングでした。
さあ、次はどこへ? もう決まってまして・・
前回に引き続き近江八幡へ行き、翌日に長浜市の黒壁スクエアを散策します。
滋賀県琵琶湖周辺は楽しい街がいっぱいです。(*^^)v
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