2015/09/19 - 2015/09/19
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チューぱぱさん
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〜亀山は 東海道53次第46番目の宿場町です 〜
亀山宿と関宿は東海道の西の難所「鈴鹿峠」をひかえた宿場町で、現在も当時の宿場町の名残が多く残ってます。
弥次喜多の東海道中膝栗毛よろしく宿場町を歩いてみました。
愛知県内の東海道は部分的に歩いたことはありますが、一区間ですがきちんと歩くのは始めてです。
三重県亀山宿には歌川広重の浮世絵にもあるように胡蝶城と呼ばれた優美な城がありましたが、今では多聞櫓が残ってるのみ。
関宿散策の前に亀山宿を散策します。
なお、亀山市はシャープの「AQUOSは世界の亀山モデル」の言葉で有名になりましたが、現在は沈没ぎみ? (^^ゞ
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
-
東海道は、お江戸日本橋より京都三条大橋までの約500Kmの大動脈。
大名行列が行き交い、庶民も武士も歩いた“東海道”
五十三の宿場が整備され、一里塚・松並木・石畳・旅籠・茶店などがあり、浮世絵師による風景画で当時が思い起こされます。
亀山宿はその46番目の宿場町であり、また城下町でもあります。
-
名古屋駅のきっぷ表です
まずは名古屋からの交通ですが、、、
名古屋から西方面へ出かける時、IC乗車券では注意が必要です。
前回の近江八幡ではJR西の若い駅員に嫌味を言われましたので、今回は亀山まできっぷ表で確認しました。
んっ! ちゃんとJR東海の管轄内で、路線表も同じオレンジ色で表示されてます。
ところが・・
電車が出発してすぐに車内放送が・・
「IC乗車券は四日市までご利用になれます」って
車掌が回ってきたので「どうなっとるん?」と訊ねると、IC乗車券のエリアは四日市までとのこと。亀山駅はもうJR西の管轄だそうで
だったら、きっぷ表の路線の色を変えて置け!って、思わず毒ついた!
まったく、JR東海とJR西はそんなに仲が悪いのか?
同じJRなのにネ! -
結局、車内で運賃を清算し、ICカード処理連絡票なるものを渡されて「名古屋へ戻って処理してください」って (*_*;
亀山駅では、近江八幡のように処理機械はないとのことでした。
まったく〜〜〜 怒
名古屋と目と鼻の先の四日市までしか利用できなければ、伊勢・松坂方面はどうすんの?
ついでに、東海道線も聞いたら関ケ原までだって!
米原まで乗るとJR西に叱られるそうです。 ( ^^) -
ブツブツ言いながらも亀山駅に到着
駅前広場にある「能褒野(のばの)神社 一の鳥居」です。
でも、バスが邪魔! -
その邪魔してるバスには全日本大学駅伝のお知らせがありました。
そう、伊勢路を走るこの大会は名古屋の冬の名物イベントです
スポンサーはどこかな? ( ;^^)ヘ..
-
まずは駅前の観光案内所でマップなどをゲットしますが
一人旅の先客が居まして・・
どうやら鈴鹿越えのバスの話を聞いていたようですが、住民用のバス以外は無いとの説明を受けていても、何度も同じ質問を繰り返してた。
堂々巡りの質問と答えを10分ほど聞いていたが、しびれを切らし間に割り込んでマップと亀山宿から関宿までの距離を聞いて退散しました。
一人旅の皆さ〜ん
無料案内の独占は止めましょうね
トラベラーは仲間です。トラベラーは友人です。
皆で旅行を楽しみましょう。 (^^♪
-
さて散策開始です。
まずは亀山城跡に向かいます。 -
池の上に亀山城の多聞櫓が見えます。
現在の亀山城はほとんど取り壊され、この多聞櫓だけが残ってます。 -
で、亀山城の前にちょっと寄り道を・・
亀山藩家老の加藤家跡です。 -
ご家老さまの屋敷は趣があります。
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内部のお屋敷
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中間部屋
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なにやら、発掘調査中のようです
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う〜ん、車が無粋!
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ご家老さまの屋敷から道を挟んで隣は西の丸庭園です。
江戸時代の亀山城は、上洛する徳川将軍たちのお休み処となっていたため、藩主はこちらの西の丸に居を構えていたそうな
藩主と家老がお隣さんとは良い関係ですね。(^^ゞ -
庭だけが残ってます。
-
大通りに戻ってきまして
右側が駅方面ですが、ゆるく下り坂になってます。
そして、松並木もあります。 -
左の絵が歌川広重の「東海道五十三次・亀山」
松並木の上にお城が見えます。
昔はこんな風に見えたのでしょう
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桜の時期はさぞ見事な景観になることでしょう
-
ちょうど、この日は中学校の運動会
大音響のマイクをしり目に、悪ガキ達の考えることは同じです。 (^◇^)
お兄ちゃんたちが運動会してると、弟連は石垣登り
おいおい、お前らは落ちても良いけど石垣は壊すなよ!
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伊勢亀山城
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これだけしか残ってないなんて、残念!
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でも、外壁は塗り直されたのかな?
Wikipediaの写真とはちょっと違うから -
内部は下足禁止なので入口から写真だけ
入口のオジサンに色々説明して頂きました。
ほんと!天守閣などが残っていれば
本丸・二の丸跡などは学校や市役所が建てられてます。 -
亀山神社
しめ縄などは良いものを使用してました。 -
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良いお姿をしてます
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一応、天満宮のようです。
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ただ天井板は・・
現代の不燃材を使用してました。ちょっと無粋! -
神社横の亀山公園には蒸気機関車が
名古屋市市長河村たかしがこれを欲しがってるんですぅ〜
貰えんかしら ( ;^^)ヘ..
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多聞櫓を見た後は旧東海道へ向かいます。
ここはまだ旧お城内で、城壁みたいな塀の中は小学校です。
お洒落〜〜 ( ^^) -
姫垣外苑
小学校が二の丸跡ですので、お姫様のお屋敷があったのかな?
亀山マップによれば太鼓門があった場所のようで -
江ケ室交番前
・・と言うより、大手門跡です。 -
現在は何もなく、この案内板があるだけ
ここから江戸まで百四里、庄野宿まで二里、関宿まで一里半あります。
by 宿場の賑わい復活一座
この後、実際に関宿まで歩きます。
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大手門跡らしく東海道も直角に曲がって行きます。
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旧東海道
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しかし、現東海道はシャッター街 (涙)
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法因寺
お洒落なお寺で見て行きたかったけど、本日はまだ東海道を歩くのでパスしました。 -
東町交差点
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交差点角は肉の水炊き屋さん
食べて見たかったけど昼食の時間にはまだ早い ( ^^) -
見えてきました
ここまでです。(笑) -
江戸口門跡
お城門とは異なり、町の木戸門でしょうか
「これより西 亀山宿」の碑はもう少し先ですが、私たちの旧東海道はここから始まります。 -
歩を返して大手門跡まで戻ります。
東町ふれあい広場の「愛らぶ亀山」看板です。 -
鈴鹿の山々
鈴鹿おろしの風が心地よい一日でした。 -
大手門跡から狭い旧東海道へ入ります。
んっ? マップには本陣跡と脇本陣跡が書いてあるけど気が付きませんでした。 -
旧東海道
弥次さん喜多さんも歩いた道でしょう (*^^)v
助さん格さんも歩いたかな? -
街角の風景は変わってしまいましたが、宿場町らしくかつての商売屋の屋号が残されてます。
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その数は半端ではありません。
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う〜ん、ちょっとだけ名残があるかな?
-
遍照寺
文化財がたくさんあるそうで・・ -
亀山宿の旧東海道は道路に色が付けてあります。
西の旧商店街は歩道に色を付け、印としてありました。 -
万町 ぬしや跡
何を商っていたのでしょうか? -
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ほいほい!
塀が傾いてるぜぃ! -
あれっ?
塀ばかりでなく、屋根も垂れ下がって来てる? ( ^^) -
こちらは、もじゃもじゃハウス?
-
-
駅前から来た道まで戻りました。
ここからは西町の問屋場になります。
私らの東海道膝栗毛も再出発です。 (^_-)-☆
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お城跡がよく見えます
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京口門跡へ進みます。
東は江戸口門、西は京口門です。
そう東海道は、江戸の日本橋から京都の三条大橋までです。 -
西町 おかだや跡?
ノーノー!
今も昔も岡田屋さんです。
何を売ってるのか知りませんが、「ウェルカメ(亀) 商品券」取扱店です。
-
左右に一対の道標がありました。
-
左 東海道
右 郡役所
道標の向きが狂ってる?
ちょっと意味が分かりません -
飯沼慾斎生家跡
だれ? 不勉強ですいません。
後ろは、かどやさんだそうで・・曲がり角にあるから「かどや」? -
ますや
枡屋さん 只今、公開中! -
わたうちや
布団の修理工場でしょうか? (^^ゞ -
うまもち そなえや
ちょっと意味わからず。なに屋さんかな?
ほんと!当時を偲んで歩けば飽きの来ない道です。 -
亀山城の外堀遺跡
やはりちゃんとしたお城で、お堀もきちんと整備されていたんだ
櫓の前の池もお堀の一部だったようです。
あれっ!
先ほどの枡屋も地図に書かれてる。
由緒ある家なんだ。 (^^♪ -
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おうみや
近江屋!おぬしも悪よな〜
お代官様こそ、もっと悪でわ? わっはは〜
(写真とは関係のないセリフでしゅ! はいっ! )
近江八幡は時代劇のロケ地の宝庫です。
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西新町 たばこや
これが一番わかりやすい (^^ゞ -
梅厳寺
柳谷十一面千手千眼観世音菩薩
西国三十三所とあるけど、はて??? -
きょうぐちざかはし
あれっ?京口門跡を気が付かず通り過ぎてしまった?
そんなはずはないのだが・・なかなか難しいものです。 -
でも、旧東海道は道の舗装に色が付けてあります。
この道に沿って歩けば亀山宿は無事に通り抜けできます。
で、そこに美人のお姫さまがひとり・・
着いて行きたい〜 あなたの後を〜 ♪
振り向かないで〜 亀山のひと〜〜 ♪
だめ!
着いて行ったらストーカー (^^ゞ
私は正道を歩きますです。ハイ!
ちょいと、酔いが回ってきたかな? ( ;^^)ヘ..
-
残念!
舗装の色が付いた正道を進みます。 -
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名物伊勢うどん
まちかど博物館となってますが、峠の茶屋?
日替わり定食が時価となっとります。 時価って怖くない?
-
森家住宅
-
街道筋の家で一番気にかかったのは、この二段屋根
それと、下の屋根から垂れ下がった部分
何と言う造りかな?
この家は奥に燕の巣がありました。 -
笑う門には福来る!
正月だけでなく普段からしめ飾りを付けてるようで
習慣の違いは狭い日本でも面白いものです -
光明寺
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木造3階建て住宅? 近代的アパート?
1階はフレンチレストランになってるようで、セレブな若奥様連が入って行きました。 -
まだ亀山宿、関宿は遠いです
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内池家
明治天皇休憩場所だそうで、
親苦労、子楽、孫貧乏・・
そんな言い伝えは、天皇家にも当てはまるかな?
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凄い入母屋造りの家
大地主か昔の庄屋様の家かな?
亀山宿のはずれです。 -
イチオシ
野村一里塚
樹齢400年の巨大なムクの樹です。
迫力において、池鯉鮒の根上がりの松に負けていません。
名古屋の笠寺一里塚と比べると遥かに凄いです。
http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=24951641 -
塚を造り土地を高くして、その上に樹を植える
左右一対だったようですが、現在はこちらだけ
弥次さん喜多さん始め、水戸のご隠居もここで休憩されたことでしょう。
時代を眺めてきた古木に感慨深く感じます。 -
-
トトロとまでいきませんが、まさに精霊宿る樹かも?
さて、
一息ついたら次の宿場までそろりそろりと参ろうか (^_-)-☆
次は関宿です。
東海道西の難所鈴鹿峠まであと少しです。
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