2015/09/11 - 2015/09/11
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say13さん
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ドイツ・ベルリンを後にしてドレスデン観光と、ポーランドのズゴジュレツに寄って、チェコ・プラハまで約480kmの移動です。
ポーランドの面積は日本の5分の4あります。ズゴジェレツは南西に位置するドイツとの国境にある街です。
ドイツのゲルリッツから徒歩で橋を渡り、ちょっとだけ国境を超えただけなので、ポーランドへ行ったとの認識は残っていません。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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ベルリンのホテルでの朝食です。昨日と代わり映えしません。
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朝8時にホテルを出発です。
余談ですが、我々の宿泊した部屋は10階で、エレベータも10階までしかありません。昨日同じ階で降りた宿泊客が階段を登っていくのを見かけました。屋上にでも行くのかと思っていましたが、11階にも部屋があるようです。エレベーターがなく階段で昇り降りするしかありません。チョット不思議な光景です。 -
トイレ休憩で立ち寄ったドライブインです。
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キッチンがあり、メニューには肉団子、ロールキャベツ、冷凍魚(タラと思います)などと書いてあり値段は7.99から10.99ユーロのようです。
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ドイツ・ポストの郵便受けです。
またまた余談ですが、ドイツでは1995年に郵政民営化に転換し株式会社企業が運営した成功例と紹介されています。しかしドイツ・ポストは2008年初の赤字決算になったようです。
日本の郵政民営化の際もこのドイツ・ポストを参考にしたようです。 -
約3時間のバス移動でドレスデンに到着です。
この街が最も発展したのは、フリードリヒ・アウグスト1世(アウグスト強王)の治世で、その後ザクセン王国が成立した1806年から首都になった都市です。
旧市街地に入って、ゼンパー歌劇場にやってきました。1816年から1826年にかけて造られ、火災で焼失しその後も1945年の空爆で全壊しました。1985年に再建され現在に至っています。 -
ゼンパー歌劇場の前にヨハン王の騎馬像があります。
ヨハンはザクセンの第4代国王でこの歌劇場を造らせた人物です。 -
ゼンパー歌劇場の広場の南西方向にツビンガー宮殿の入口があります。
この建物は現在美術館となっています。アウグスト強王の時代に収集された作品を所蔵しており、ラファエロ作のシスティーナの聖母や、フェルメール作の手紙を読む女などが有名です。
入口に展示物のポスターが張り出されています。後でこの門から中庭に入っていきます。 -
ヨハン王の騎馬像とゼンパー歌劇場が見えます。
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観光用のリムジンのようです。おじさんが客引きをしています。
気が付かないで撮ってしまいましたが、黄色の看板に写真は1ユーロと書かれていました・・・。 -
ゼンパー歌劇場を背にして南東の方向にカトリック旧宮廷教会があります。
屋根の上には78体の聖人石像が立ってます。
王族のみの教会です。 -
左がカトリック旧宮廷教会で右がレジデンツで真ん中に渡り廊下がみえます。
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レジデンツ王宮(ドレスデン城)の一部です。
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渡り廊下をくぐると後方にレジデンツの一部が見えます。
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ドレスデン城のアウグスト通り沿いの外壁にザクセンの歴代君主たちが、描かれています。長さおよそ100mあり、25000枚のマイセン焼きの陶器タイルが使われています。
1123年から1904年までのザクセン君主の騎馬像や、各時代の芸術家たち総勢93名が描かれています。
旧市街地にあった歴史的建造物の約8割以上は空爆で破壊されましたが、ここだけは奇跡的に戦災を免れ、ほぼ当時のままの状態で現存しているとのことです。 -
馬に乗りマントを着てこちらを向いているのはザクセン王のフリードリヒ・アウグスト1世(アウグスト強王)で、その後の人物は息子のアウグスト3世だそうです。
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聖母教会にやってきました。
この教会はフリードリヒ・アウグスト1世がカトリックだったにも関わらず、プロテスタントであるルター派の大聖堂として1726年から1743年にかけてバロック様式で建築されました。
その後何度も改修を重ねてきましたが、教会は第二次世界大戦末期のドレスデン大空襲で崩壊してしまいました。
1993年から再建が始まり、瓦礫の中から砂岩でできた断片をひとつひとつ組み合わせる修復作業が行われ、2005年に再建されました -
世界で一番難しいジグソーパズルと言われ、黒い部分が元々あった砂岩で白い部分が後で作りこんだ部分です。
この入口から入ります -
正面祭壇です。
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これも再現されたものです。
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天井画も再現されています。
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ロウソクが灯されています。
ここで教会のボランテイアと思われる人から、日本人かと話しかけられました。
ドイツ語交じりの英語のように聞こえましたが、内容は日本で起こった災害が大変だった様子の話です。
知っているかと聞かれたので、津波のことかと思い聞き直したところ、昨日起きた洪水のことで家が流された様子の話です。
この時は、はっきりとわかりませんでしたが、9月10日に鬼怒川が決壊した災害のことだったのです。世界各国の情報が一瞬のうちに伝わっていることを改めて実感しました。 -
聖母教会の広場に建物の一部と思われる大きな塊があります。
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上部に KARL PINKERT 1924-1928 と刻んであり、ドームの図が描かれています。
調べましたがはっきりは分からないのですが、聖母教会の元クーポールの一部で、カールピンケルトは1920年代と1930年代の修復に関与したようです。 -
聖母教会の前に建つのはマルティン・ルターの像です。
宗教改革の中心人物でプロテスタント教会の源流をつくった人です。 -
聖母教会の広場から東側の方向です。これらの建物も再建されたもので、ドームの上に黄金に輝く天使の像があります。
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北の方向には君主の行列とドレスデン城が見えます。
通りにいる人の大きさと比べると、壁画がいかに大きいかがわかります。 -
君主の行列と聖母教会を結ぶ通リがテプファー通りで、この通りに面してヒルトンホテルがあります。テナントとしてマイセンのお店があり多くの人がいます。
ヨーロッパで初めて硬質磁器を生みだしたドイツの名窯マイセンは1700年初頭アウグスト強王の命により生みだされました。ドレスデンから30Km程離れた場所です。
ちなみにこのホテルの一階のトイレはとてもきれいで無料で使えます。 -
マイセンの店内で目の保養です。
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ファンタステイックな飾りもあります。
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ミニュチュアセットです。
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ホテルの壁にポストがありました。勿論ドイツ・ポストです。
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ヒルトンホテル前から見た聖母教会。高さが91m強あり全体が入りきれません。
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聖母教会の塔に登る人達が並んでいます。
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教会の高さは約91m強で、ランタンの展望台までの高さは67mです。エレベーターと階段で登るようです。大人8ユーロと書かれてあります。
時間がないのでパスです。 -
美術ドレスデンアカデミーの建物の一つで、祖国の名誉と装飾のために(DEM VATERLAND ZU ZIRE UNT EHR)と刻まれています。
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アカデミー本館のガラスドーム はその形からでしょうかレモンスクイーザと呼ばれているようです。屋根の先端にギリシャ神話の芸術の女神 ファーマの金の像が舞っています。
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広場になぜか大砲が置かれています。レストランのデイスプレイのようです。
説明書きにはこれはイミテーションで、1686年に造られた大砲をザクセンの軍隊は72門持っていたとあります。 -
アンペルマンをデザインした椅子です。
旧東ドイツ時代に誕生し、現在でもベルリンを中心に活躍している歩行者用信号機に使われているマークです。 -
広場からブリュールのテラスに通じる小路です。観光客で一杯です。
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ここから階段を登ります。
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階段を登るとオブジェがありました。
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遊覧船のチケットを売っています。
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エルベ川クルーズでマイセンにも行ける様です。
右手にカローラ橋が見えます。
向こう岸は新市街です。 -
ブリュールのテラスはエルベ川の南岸に沿った城壁跡につくられた約1kmの遊歩道でアウグストゥス橋とカローラ橋の間にあります。
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19世紀前半のドレスデンの彫刻家エルンスト・リーチェルの記念碑。
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このテラスを散歩したゲーテがヨーロッパ随一のバルコニーと褒め称えたと伝えられているようです。
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ブリュールのテラスからカトリック旧宮廷教会の塔が見えます。
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カトッリック旧宮廷教会は現在三位一体大聖堂と呼ばれており、ザクセン州最大の教会建築です。
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ブリュールのテラスの北側階段から見えるカトリック旧宮廷教会と真ん中はドレスデン城の塔です。
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アウグストゥス橋が見えます。
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テラスを下りて左に行くと、ツヴィンガー宮殿に入ります。1710〜38年にかけてフリードリヒ・アウグスト1世により建設されたドイツ・バロックの最高傑作と称される宮殿です。 第2次世界大戦で破壊され、現在の建物は1992年に再建されたものです。
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ツヴィンガー宮殿の東側から入ってきた門です。中庭からの眺めです。右側が武器博物館で左側がアルテ・マイスター絵画館です。ラファエロ作のシスティーナのマドンナがあるそうです。
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ツヴィンガー宮殿の中庭。
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ツヴィンガー宮殿 クローネントーア(王冠門)です。
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この門は王冠門でアウグスト強王がポーランドの王も兼ねたときに造ったものです。ポーランド国王ではアウグスト2世、ザクセン国王としてはアウグスト1世ということのようです。
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レストランに向かうためにドレスデン城を通リ抜けます。こちら側にはお濠がありました。
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ドレスデン宮殿を出て5〜6分ほど歩いてレストランAm Schiesshaus に到着です。
目の前は広範囲にわたり工事中です。
ドレスデン・エルベ渓谷は2004年、世界遺産に登録されましたが、2009年6月景観を損ねる橋の建設を理由として、世界遺産リストから削除されました。ドレスデン城のすぐ近くで、近代的な地域開発を住民は支持しているとのことです。 -
メニューが出ています。
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1801年創業のレストランとのことです。江戸時代後期に当たります。
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狩猟に使ったと思われる銃などが飾ってありました。
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ビールとワインで乾杯です。
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スープです。
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ロールキャベツとジャガイモです。
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デザートです。
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ドレスデンを後にしてゲルリッツに向かいます。途中至る所に発電用の風車を見ました。
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バスで1時間半、ドイツのゲルリッツに到着です。目的地はポーランドのズゴジェレツなのですが、バスを止めるところがないとのことでゲルリッツのデイッカートゥルム(石の塔)が見える路上にバスは停まりました。
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約20分ほど歩きます。途中にあった工場の廃墟です。看板にニューヨーク・・・と書かれていましたが不明です。
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ナイセ川に架かる橋が見えてきました。
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対岸はポーランドのズゴジェレツです。
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ズゴジェレツとゲルリッツは元々一つの街でしたが、二つに分断されました。第二次大戦後の旧ゲルリッツ市のナイセ川東岸が1948年にポーランド領ズゴジェレツとなり、残りの部分はドイツに帰属しました。
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橋の中ほどから見えるのは、ポーランドのズゴジェレツにあるレストランです。看板には Piwnica Staromiejska 1997年と書いてあります。
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橋を渡り、ポーランドに入ったところの家並みです。
2007年12月までは検問があったようです。ポーランドがシェンゲン協定に加盟したことにより、以降検問が廃止されたとのことです。
橋を渡っただけなので国境を超えとの認識はありませんが・・・。 -
籠を売るお店がありました。屋根に塔の様なものがあり、お店に人に尋ねましたが分からないとのことでした。
後で調べると、地名と数字が刻まれています。どうも道路の距離を示す標識ではないかと思います。
単位はFと読めるのですがハロンではないかと推測できます。
1725年の刻印があります。はっきりしません。 -
大きな看板がありました。
セントジェームズの巡礼路 ズゴジェレツ〜サンチャゴ・デ・コンポステーラ3152Kmのタイトルです。これはスペイン北西部の聖地を訪れる巡礼のことで、ホタテのシンボルマークも表示してあります。
書いてある内容は近くにあるOberlausitzer記念館などのズゴジュレツの紹介です。
巡礼のタイトルはスポンサーなのではないかと思われます。
間違っていたらごめんなさい。 -
ポーランド側から見たドイツ・ゲルリッツにある聖ペテロ・パウロ教会です。
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ポーランド側のレストランです。お客さんが見えます。
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こちらはドイツ側のレストランです。
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再びドイツに戻ってきました。
国境に架かる橋から噴水が出ています。行くときは出ていなかったと思います。何のためなのかは不明です。 -
ドイツ側にある道路標識です。手前にポーランドのズゴジェレツの文字が見えます。
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同じところに自転車のマークが付いた方向標識があります。
ポーランド方向にはLauban(ルバン)33 Jauer(ヤボル)107とあります。おそらくサイクリング用のキロメーター表示と思います。
ドイツ内ではRothenburg(ローテンブルグ)24などの表示もあります。
この後バスで一旦ポーランドに入りチェコのプラハを目指します。
国境を超えると CZ:チェコ H:ハンガリー A:オーストリア D:ドイツなどの記号が道沿いに表示されているのが見えます。 -
到着したホテルはプラハ国際ターミナル前のマリオット・エアポートで2泊します。
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この日の夕食はホテルのレストランでチェコビールとバイキングです。
明日は一日プラハ観光です。
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