秋のシルバーウィークは、小学校の修学旅行以来の伊勢神宮へ（２０１５年９月）

2015/09/22 - 2015/09/22

２０１５年は、６年ぶりに秋の５連休でした。私も妻も、それぞれ２日ずつは予定が入っていたんですが、１日くらいどこかへ行こうということで、高野山か伊勢神宮へ行ってみることに。検討の結果、高野山はお彼岸でもあるので、信じられないくらい混んでいるだろうということで、伊勢神宮へ。

大阪市の公立小学校は、伊勢に修学旅行に行くので、伊勢神宮へは行ったことはあります。ただ、それから遠のいたので、今回は、３０年ぶりの伊勢神宮です。

式年遷宮は２０年ごとなので、平成２５年の遷宮は小学校で見た側に建っているはずですが、当時の記憶はほとんどなく(笑)

ということで、今回は旅行記にて記憶をとどめておくことにしました。

エリア 伊勢神宮(三重)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

伊勢神宮へは車で向かいました。
シルバーウィーク期間中はパーク＆ライド方式になっており、すこし離れた駐車場からバスで伊勢神宮へ向かいます。
大阪を８時頃に出て、渋滞している名神高速を回避して名阪国道経由で向かい、１１時すぎに到着しました。

バスは外宮と内宮の両方へ出ており、外宮から内宮の路線バスの無料券も付いています。

まずは、外宮から回ることに。

これが外宮の参道です。

伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 寺・神社・教会

参拝の前にお昼ご飯にします。

外宮の鳥居の近くの「いそべや」という食堂に入りました。

いそべや グルメ・レストラン

伊勢うどん定食です。

伊勢うどんは、柔らかく、醤油で味付けがされています。

色は醤油色ですが、醤油辛さはありません。専用の醤油を使っているのでしょう。

いそべや グルメ・レストラン

腹ごしらえもできて、いよいよ外宮に参拝します。

外宮の本殿（正宮）までは、鳥居から数分です。

この鳥居の先で参拝します。正宮は、鳥居をくぐってすぐの拝殿までしか入れません。その奥は神秘の世界です。

なお、外宮は「豊受大神宮」といい、「豊受大神」という食べ物の神様、米の神様を祀っています。

伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 寺・神社・教会

ｉＰｈｏｎｅのカメラをズームして、本殿を写してみました。

屋根がなんとか見えました。

伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 寺・神社・教会

ちなみに、引いて撮影するとこん写真に。

この写真の右手が本殿。実際はかなり奥の方にあるのがわかります。

伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 寺・神社・教会

横には「古殿地」といって、遷宮前に建っていたところがあります。奥にある小さな建物は、おそらくは本殿があったところでしょう。

伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 寺・神社・教会

外宮には、正宮のほか、いくつかの別宮があります。

正宮では感謝の祈りのみをささげ、個人的なお祈りは別宮でするのが、伊勢神宮の参拝方法だそうです。

従って、別宮も順番に参拝します。

これは、別宮の多賀宮です。「豊受大御神荒魂」というのが祀られているそうですが、正宮に祀られている「豊受大神」との差がわかりません・・・すいません。

多賀宮 寺・神社・教会

同じく、別宮の「土宮」です。

文字通り、土の神様をお祀りしています。

「大土乃御祖神（おおつちのみおやのかみ）」というのだそうです。

伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 寺・神社・教会

これが３つ目の別宮の「風宮」。

風の神である「級長津彦命（しなつひこのみこと）」と「級長戸辺命（しなとべのみこと）」をお祀りしているそうです。

伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 寺・神社・教会

外宮には、式年遷宮の資料館である「せんぐう館」があります。

入館料（３００円）が必要ですが、おすすめです。伊勢神宮がとても分かりやすく解説されています。
原寸大模型のところにいる学芸員の人には、質問したらその周辺知識まで教えてくれるので、とても勉強になりました。

式年遷宮記念せんぐう館 美術館・博物館

なお、せんぐう館の手前には「勾玉池」という池があります。
我らがカメも元気に生活しています。

伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 寺・神社・教会

さて、外宮の参拝を終え、続いて内宮の参拝へ向かいます。

たまたま、このようなレトロなバスに乗ることができました。

内宮参拝の前に、おはらい町を散策。

大阪でもめったに見ない大混雑ぶりにびっくりしました。

おはらい町 名所・史跡

おかげ横丁に程近い赤福本店で少し休憩することに。

赤福 本店 グルメ・レストラン

疲れた体に甘いものはいいですなぁ。

赤福 本店 グルメ・レストラン

さて、内宮にやってきました。

木製の鳥居が夕陽に輝いて綺麗です。この鳥居の木材ですが、遷宮前の外宮の正宮に使われたものを再利用したそうです。

式年遷宮で取り壊された後の木材は、他のものでも再利用しているものが多いそうですよ。

内宮の正宮へ向かいます。

途中、五十鈴川の河原へ降りることができるところがあります。

ここでお浄めをするそうです。

内宮にやってきました。

日が暮れかけて、曇ってもいたので暗くなっていました。

内宮は「皇大神宮」といって、天照大神をお祀りしています。

外宮と違って、高いところにあるので、なかなかご本殿は見えません。

伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会

写真右上の金色の建物がご本殿ですが、ここまででした。

伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会

別宮の「荒祭宮」です。

天照大神の荒御魂をお祀りしているそうですが、荒御魂ってわかりません・・・すいません。

なお、横の古殿地は遷宮前の宮が建っていたところです。実は別宮も遷宮します。

続いて、川を渡った側にある別宮の「風日祈宮」です。

外宮の風宮と同じく、風の神様の風の神である「級長津彦命（しなつひこのみこと）」と「級長戸辺命（しなとべのみこと）」をお祀りしているそうです。

かつて、中国軍による日本侵攻を風が防いだことから、それに感謝するということで別宮に格上げされたそうです

伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会

内宮の池にはとても大きな鯉が。
こんな大きさの鯉は見たことがありません。

素晴らしいです。

無事に参拝を終了します。

内宮を出る前に１枚撮影。

とても自然が豊かでいいところでした。

この後、バスでパーク＆ライドで駐車場に戻り帰宅しました。

完）