予期せぬシドニー ～ NYEカウントダウン⑤

2014/12/27 - 2015/01/01

2014年の後半は、仕事を含めちょっと過密スケジュールで海外に出ていたので
年末は家でのんびり休養かと考えていたら、相方がどうしても
シドニーの動物園を見たいと…。せっかくシドニーくんだりまで行くならば、
カウントダウンを絡めようかと考え始めたのが年末1ヵ月前。

そんな考えが浅はかでした。

急遽フライトを調べ始め、何とかバンコク経由のタイ国際航空を押さえられる
目途が立ったものの、シドニー市内の目立ったホテルは、いつも使う
オンライン系のホテル予約サイトでは全く空きが発見できない状態。

なかば諦めかけていたところ、ダメ元で会員登録しているマリオット様のサイトに
ログオンし、空室を検索したところ、奇跡的に空きを発見！
そうなると人の心理（私だけ?）というものは怖いもので、リーマンさん事件以降
回復基調の豪ドル為替の悪条件に「年末」という印籠を振りかざした庶民には
手の届かないお値段設定に対し「空きがあったのだからよしとせねば」という
悪の囁きが平常心を鈍らせ、まんまとポチッとボタンを押してしまいました…^^;

決まったものはしょうがない、後先を考えずに楽しむことにしたきりぎりす一家でした。

エリア シドニー(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 旅行の手配内容: 個別手配

2014年大晦日の朝。

ホテルは（我が家には）法外な宿泊料金にもかかわらず
朝食が付いていません…ということで、朝から外に出かけることに。

タクシーでやってきたのはBillsダーリングハースト店。

と、既に店の前は大行列、テーブルに案内されるまでに30分ほどかかりました。
パンケーキで並んだのは、出張の時に男二人で入ったニューヨークの某有名店以来（笑）

店内は日本かと思うほどの日本人占有率…かくいう我が家も

その比率をしっかり上げてますが。

ここでは定番リコッタとバナナのパンケーキと

スイートコーン、トマト、スピナッチとベーコンのフリッター。

雰囲気も手伝ってか、どちらも美味でした。

食事のあとは、消化も兼ねてハイド・パークまで散策。

なかなか趣のある住宅街です。

30分ほどのんびり散策したらハイド・パーク到着。

真夏だけあって緑が濃いですね。
木陰は心地よいシドニー。

Anzac Memorial、戦争記念碑

都会のオアシス、こんなところで生活してみたいですね。

並木の背の高さがハンパない…シドニーの真ん中とは思えない空間です。

セント・メアリー前の噴水。

夏には欠かせません…アーチボルト噴水

画になる二人

洗練された都会の真ん中の緑の中にたたずむ大聖堂、なかなかいいですねぇ

シドニー・タワー・アイはハイド・パークのすぐ横。

シドニーで時間が取れるのは今日だけということで
昼間にリベンジです。

それにしてもここも大陸の方々が大勢いらっしゃいました。

リベンジなってそれほどの待ち時間もなく展望台へ。

大晦日でも？たくさんの人たちで賑わっています。
でももう日が高いうちから夜のファイヤー・ワークスのために
場所取り合戦が繰り広げられているのがシドニーです。

天気も良くてシドニー・ハーバーを見渡すことができました。

ハーバー・ブリッジも何とか見えます。

さっき見たハイド・パーク&セントメアリー大聖堂。

もう湾内は、カウントダウンに備えてヨット&クルーザーだらけです。

水上からはさぞかし見晴らしがいいでしょうねぇ。

我が家はもともと目的がカウントダウンではなかったので
夜はサーキュラー・キーには近づかず、何とか見える
ホテルの窓からファイヤー・ワークスを酒&つまみで見物することに。

ということでかなり遅めの昼食をQVBで取ることに。

1800年代の建築だけに重厚感を感じさえる店内。

そんな雰囲気を感じながらハイ・ティーを。

サンドイッチもスコーンも量、味ともになかなかのものでした。

腹ごなしにウィンドウ・ショッピングをして
晩のつまみを買い込んでホテルに戻ります。

外は既に水辺に向かう人々の波

警察も今日は大忙し

どこかでワインを調達できないかと探していたら
なんとホテルの目と鼻の先にありました。

マリオットやフォーシーズンズからほど近いところにあります。
その名もオーストラリアン・ワインセンター。

何とベタな名前でしょう（笑）　でもとっても助かりました。

人の波に逆らってホテルへ

部屋にはホテルからのスパークリング・ワインとチョコレートのギフトが。
なかなか粋な計らいをするじゃあないですか^^

オペラ・ハウスに向かう通りには既に人で埋め尽くされています。

もうすでに何時間も待っているのに、一発目が上がる夜9時までは
まだまだ時間があります。

どこもかしこも人とヨットだらけ

これはまぎれもなく、シドニーの年に一度の大イベントです。

調達した酒と食糧…我々には十分です。

さあ、いよいよ点火!

花火はシドニー湾のあちこちで同時に上がります。

日本と違って間髪入れずに次から次へと連続発射するので
現場にいるとどこを見ればいいのか迷いそうです。

幸い我が家のホテルの部屋からは一つ二つしか物理的に
鑑賞できないため、迷う必要がなく、かえってよかったです（笑）

た〜まや〜

と声を掛けたとたんに、今度はなんとオペラハウスから出火（笑）

なんとまあ、オーストラリア人がやることはぶっ飛んでますね〜

でも、ドバイでも上海でも建物からの発射はしてますよね。
そういう意味ではこちらがグローバル・スタンダードなの?

何よりも先ほど目視で確認していたオペラ・ハウス直下におられた
観光客の方々の安否が気になりました…

かなりの迫力を通り越して、身の危険です…

でも美しいものは美しい、いけいけ〜

と思わず応援してしまいました…<^^;

クライマックスはこの通り、もはや収拾できない事態です（笑）

テレビでは、リアルタイムの映像が。

確かに窓の外の景色とマッチしてます。

素晴らしいを通り越して豪快のひとこと。

テレビと現物の両方でしっかり堪能させていただきました。

こうしてシドニーの大晦日は更けていきました。

2015年1月1日

綺麗な初日の出を拝ませていただきました。

世界遺産が燃えるのも目撃することが出来たし…

大変満足の年末シドニーの旅でした。

それにしてもここの物価は凄いです（笑）

最後までつたない旅行記にお付き合いいただき、ありがとうございました。

それでは皆様よいお年を。

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2015/12/30 19:18:11

  一生に一度は見に行きたい・・・

  こんばんは、GeckoA4さん
  
  シドニーの年越し。
  競争率激しい中、飛行機GETおめでとうございます。
  今年もあと少しで、この素晴らしいニューイヤーの花火が打ちあがるんですね〜
  以前テレビでしてましたが、
  場所取りが凄いみたいですね。
  ホテルからその光景が眺められるだなんて、、、
  たとえ、ほんの一部でも凄い！
  お部屋でまったり調達した食事をしながら、絶景花火。
  想像しただけで興奮しちゃいます
  いつか、間近で感じたいものですね〜
  
  気が付けばあっという間に年の瀬ですね〜
  今年もお付き合いいただき、ありがとうございます。
  なんだかんだ、、、サントリーニは遠のき、、、、（笑）
  来年はドバイになりそうです。
  少し早いですが、良いお年をお迎えくださいね♪
  
  来年もよろしくお願い致します。
  
  
  　　たらよろ

  GeckoA4さん からの返信 2015/12/31 16:09:52

  RE: 一生に一度は見に行きたい・・・

  たらよろさん
  
  こんにちは、今年もお世話になりました。
  
  旅行記読んでいただきありがとうございます^^
  一周回る前にアップできて本人的にはホッとしてます（笑）
  
  噂には聞いていましたが、シドニーの大晦日の皆さんの
  場所取りにかける意気込みは凄いですねぇ
  それと全てのレストラン、ホテル、クルーズの値段の高さにも
  衝撃を受けました…まあ、日本の盆と正月も負けず劣らずの
  値段になりますが…。
  
  旅行者からしてみると貴重な旅程の一日を場所取りに割くのは
  難しいですよね、でもお金がある方々にはより見晴らしのいい
  インターコンチネンタル、フォーシーズンズかシャングリラ
  をお勧めします、といっても値段も相当ですが、先ずもって
  空きを押さえるのが大変ですが。
  
  たらよろさんは、次はドバイですか〜
  私はまだ足を踏み入れたことがないのですが、イメージとしては
  背の高いラス・ベガスという感じなんです。
  煌びやかな非日常の空間を存分に味わってきてくださいね。
  
  旅行記期待してます^^
  
  それでは、来年もよろしくお願いします。
  
  GeckoA4