2014/07/27 - 2014/07/28
425位(同エリア5445件中)
sio爺さん
前日までに、伊勢・志摩・鳥羽を駆け足でまわってきたので、この日は一日名古屋市内観光とした。
それも、なるべくお金をかけずに知的好奇心を満たしてくれるところを考えた。その結果、まず交通手段は名古屋市内観光ルートバス「メーグル」にも乗れる「ドニチエコきっぷ」を使って、「メーグル」で回ることにした。
行きたいところはたくさんあったが、一日で回れるところは限られている。じっくりと事前に調べて行ったので、実際に行ってみると想像以上に満足できたところが結構あった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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文化のみち 二葉亭
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ここはネットで調べて見つけたところ
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名古屋城から徳川園にいたる「文化のみち」には、
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江戸期に中・下級武士の屋敷が連なり、江戸から明治・大正へと続く名古屋の近代化の歩みを伝える歴史遺産が残されている。
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日本の女優第1号として名を馳せた川上貞奴邸が二葉御殿といわれ、移築・復元されたのが二葉亭。
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二葉亭はメーグルを降りて少し歩くが、外観はオシャレな造りで、
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内部はレトロ調で明治・大正期の雰囲気を醸し出してくれた。
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ご当地関連の作家もかなりいて、
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直木賞作家である城山三郎の書斎復元スペースがあった。かなり以前になるが、「落日燃ゆ」「男子の本懐」など、城山三郎さんがご健在だった時期に作品を集中して読んだ時期があったので興味深かった。
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このような展示が入館料200円、ドニチエコきっぷ提示で160円で見ることができる。
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次に向かったのは、三菱東京UFJ銀行貨幣博物館
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日本及び世界各国の貨幣約1万点を体系的に展示している。また「東海道五拾三次」に代表される歌川廣重の版画類を所蔵・展示し、これらを入場無料で鑑賞できる。自分としては、浮世絵を入館無料展示しているのがすごいと思った。
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浮世絵は、もともと大量生産の版画であり、江戸期には芸術作品と認識されておらず、現在の古新聞と同じ感覚で、海外へ陶磁器を輸出する際の詰め物・緩衝材・包み紙として利用されていた。それを目にした欧米人がその多色刷りの技術に目を留めコレクター等が現れ、折しも明治期や戦後に、生活のため財宝処分や資産分売等で版画類も大量に海外流出したという残念な経緯がある。
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従って現在、海外有名美術館から日本への里帰り展覧会に長蛇の列ができることになる。このような背景のもと常時入館無料で日本文化を広く人々に公開しているという企業努力に心から敬意を表したい。
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次に行ったのは、旧豊田佐助邸
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豊田佐助とは、トヨタの創業者である、あの豊田佐吉氏を支えた実業家
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大正時代の建築様式
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三菱東京UFJ銀行貨幣博物館からは確か徒歩圏内だった
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旧豊田佐助邸隣の、旧春田鉄次郎邸に行ってみると、邸内はレストランになっているらしく、
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当日は結婚式のご披露パーティがあるため入館不可だった。
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旧豊田邸、旧春田邸から名古屋市市政資料館まではメーグルで行った。
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地図上では、停留所から資料館まで割と簡単に行けると思ったが、実際は結構迷ってしまい、たどり着いた時にはホッとした。
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現存する我が国最古の控訴院建築として、
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国の重要文化財に指定されている。
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江戸末期まで日本は木造建築が中心だが、明治・大正期に欧米文化の導入でネオ・バロック様式の建築物などが造られ、
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内部は一部復原もあるが、
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今日まで大切に保存されていることは、誇りにしていいと思う。
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外観はもちろん館内にはレトロ調なところがたくさんあって、映画のロケ地にもかなり使われている。
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名古屋市市政資料館は、見応えたっぷり
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ネオ・バロック様式の外観は、重厚感に溢れていた。
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大正11年から昭和54年まで、裁判所として歴史を積み重ねてきた。
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名古屋城にも少しだけ立ち寄り
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城内も少しだけ見て
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大須観音に向かった。暑い日だったので、大須商店街でアイスを食べようと思ったが、どこも行列だった。日常生活では、何かを食べるために並ぶという習慣がないが、連れ合いとともに並んだ。
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線香をお供えして、お願い事をすると
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念願成就でした。感謝してます。
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この日のお泊まりは、ホテルマイステイズ名古屋栄
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激安プランだったにもかかわらず、通常のツインが用意できなかったということでデラックスツインに宿泊させていただいた。
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朝食には味噌カツや手羽先もありご当地グルメを楽しむことができた。
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ちょっとハプニングもありましたが、本当にお世話になりました
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ミュースカイに乗ってセントレア空港に行き、ここは意外とショップが充実していたので、連れ合いはお買い物タイムとなった。
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楽しい旅行もあっという間に終わり、セントレアから新千歳に向かう
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当日は快晴で上空から名古屋市街が鮮明に見え、高いところが苦手な自分にはちょっとリアルだった。
『まわりゃんせパスポートでお伊勢参り、そして名古屋へvol.1〜3』はこれで終了です。ここまでご覧頂いた皆様、どうも有り難うございます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- trat baldさん 2017/05/25 06:55:26
- いらっしゃい愛知県。
- ヘタなどころか一端の名古屋人より濃い名古屋巡りですね。
Ps.今年の追分老舗巡りも見ちゃお!
- sio爺さん からの返信 2017/05/28 07:54:22
- RE: いらっしゃい愛知県。
- > ヘタなどころか一端の名古屋人より濃い名古屋巡りですね。
> Ps.今年の追分老舗巡りも見ちゃお!
trat baldさん
お早うございます
返信が遅くなってすみません。
言い訳をさせてもらうと、一泊で稚内に行って昨日帰ってきました。
名古屋旅行記では、掲載の個所はどこも良かったのですが、特に二葉亭のレトロ感と三菱東京UFG銀行の浮世絵展示が印象に残りました。
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