月岡温泉　割烹の宿　「いま井」五十嵐邸　結

2015/08/24 - 2015/08/26

年１回恒例（高齢？）のポチポチ会の旅行。今年は沖縄・・・・と決まっていたのだが・・・・・８月２４日、台風が沖縄を直撃の予報。
３日前にキャンセル、台風と闘う余力はもはや誰も持っておらず、さて８月の末に空いている宿があるのだろうか？
そこで決まった月岡温泉。
メンバー、誰ひとり知りませんでした（無知ですみません・・・・）
宿は割烹の宿「いま井」。佇まい、料理、おもてなし・・差し替えの旅だったはずが「ここにして良かった！」という結果になりました。

ポチポチ会は女性５人、男性３人で結成された大学の同級生の集まり。
会の中で言いたい放題、やりたい放題が許される身勝手な集団です。

エリア 新潟

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

東京から新幹線で新潟へ。
在来線の白新線に乗り換え、豊栄駅下車。（新潟駅から５つ目）
マイクロバスがお迎えに来てくださいました。
宿までは車で２０分。
月岡温泉は皆、初めて。
左右に広がる稲の波に新潟を実感！

温泉街の道を右に入って今回の宿「いま井」」に到着。

割烹の宿・・ということで、入口は料亭のよう。

月岡温泉 割烹の宿 いま井 五十嵐邸結 宿・ホテル

提灯がポチポチ会メンバーをお出迎え。

楓などの木々の間をぬって入口へ。
秋の紅葉の美しさが想像できます。

大正四年開湯　とあります。
１９１５年ですから今年でちょうど１００年。
新潟は１００年前、油田をさかんに掘削していました。
ここ月岡温泉も油田を掘っていたところ何と温泉が湧いて出てきたそうです。
なので、湯質は石油系？湯船に薄っすらと黒い筋が時々見えます。
「悪いものではないのでご安心ください！」と宿の若女将が言ってました。（これあたりまえでしょう）
露天風呂と浴槽とあり、どちらもよく滑ります。
あわてん坊の私は要注意！

フロントはなく、お部屋でチェックイン。

二間続きの広いお部屋で、お花がきれいに活けられていました。
ほっとしますね。
チェックインの際、麩饅頭とお抹茶でおもてなし。

掃出しの縁側からお庭に出られます。
ほどよい木々の配置と灯篭は割烹の宿ならではですね。

さっそくお庭をぶらりと。

屋敷神さまですね。
たしかお稲荷さんだと思いました。

木立の向こうに和風の建物が見えます。
私たちのお部屋です。

だんだん少なくなっていく和風旅館ですね。
建物やお庭に手やお金がかかるので、減っていくのも無理ないでしょうが残念です。
今回、台風のおかげでこんなにいい宿に出会えて本当に良かった！

この宿の名前「割烹の宿　いま井　五十嵐邸　結」
長い名前、どうして？
割烹料理屋さんを五十嵐グループが宿として使うようになり、結婚式場としても使われているので「結」とのことだそうです。

ラウンジです。
大きい窓が美しい庭を取り込んでいます。

ずーっと見ていても飽きない木々と苔の庭。

ここに座って、無料のコーヒー（セルフサービス）をいただきます。
時が静かにゆっくりと流れていきます。

小さな本棚には若女将の趣味？と思われる本が並んでいます。
ソファにゆったりと座って読書などいかがでしょうか！
われわれポチポチ会はプチ宴会なので・・・・

ゆら〜りゆらりとこの籐のイスに腰掛けてみるのも一興。
メンバーは順番に座って写真撮影に興じていました。
子供の頃に戻ってゆら〜りゆら〜り・・・・
あ”〜思い出せないくらい昔だ〜

前菜
手前の貝殻に鮭の酒びたし、畳いわしが。
イクラ、鱧など。
焼物は三面川の鮎の塩焼き、２日目はのどぐろの塩焼き。
三面川は村上市の鮭が遡上する川。
中皿（鍋）は初日が新潟牛のしゃぶしゃぶ。
２日目は海鮮しゃぶしゃぶでした。

前菜
地元産のお野菜でいろいろと。

割烹の宿自慢のお食事。
左からとろまぐろ、めばる、鰆のあぶり。
丸皿は秋刀魚。

ご飯は土鍋で炊いて、もちろん新潟こしひかり。

朝食

ご飯が美味しいので２杯食べてしまいました。
朝からごちそうが並びます。
恥ずかしながら、私のいつもの夕飯より豪華！

新潟はお米、お水、お酒が美味しい。
それだけでも来てよかった！