弾丸ツアーな香港・深セン・マカオ(2日目)

2014/05/23 - 2014/05/24

香港エクスプレス航空のセールで往復2万円(荷物預け込)で香港までのチケットが買えたので
前回の香港で行くことができなかった色々なスポットへ出没してきました。

あまりの弾丸ツアーに、会社の人から「香港1泊2日？！出張でもそんなに慌ただしくないですよ！」と
驚かれたのは言うまでもなく…

2日目はマカオで一儲けするはずでしたが、慌ただしすぎてマカオは舐めるだけになってしまいました。

エリア マカオ(マカオ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 船 飛行機
• 航空会社: 香港エクスプレス航空

香港2日目の朝。

フロントからの間違い電話で叩き起こされました
（#^ω^）

チェックアウトまで余裕があるので、ホテル近くの
スーパー「Wellcome」でお土産を買うのと
香港風ファミレスで朝食を頂くことにしました。

香港風ファミレスの「Cafe De Coral」

日本のファミレスと異なるのは、食後にレジで会計をする
スタイルではなく。まずレジで食券を購入し、
食券に書いてある番号で呼び出されカウンターで食べ物を受け取る
セルフサービスが特徴。
日本のファミレスより更に気軽な感じです。

大家楽 (遠東金融中心店) ファーストフード

トースト&スクランブルエッグ&アイスティーセット。
食べるのに夢中で写真を撮り忘れてしまいました。

ちなみにレジのお姉さんは英語通じず。
メニュー表に番号が書いてあったので
番号でゴリ押しすると通じました。

あれ、この看板は？

スーパーでは香港版カップヌードル(XO醤味がある)や
マンゴー味のポッキーなどをお買い上げ。

小さいスーツケースに無理矢理詰め込みます。

ホテルをチェックアウトし、地下鉄でエアポート・エクスプレスの香港駅へ。

ここに荷物預け所があるので、スーツケースを預けました。
参考：http://hongkongtravelinfo.seesaa.net/article/385839339.html

場所が分かりづらいので、案内のお姉さんに場所を聞いてやっと到着。
1日$60になります。

マカオへ向かうフェリーターミナルにもコインロッカーがあるそうですが
空いてるかどうか謎だったのでこの選択は正解でした。

香港駅 駅

香港駅からマカオ行きのフェリーターミナルがある上環駅までは
地下鉄でも1駅ですが、駅の場所が微妙なため歩いて行ってみることにしました。

昨日外から見かけたifcモール内のアップルストア。

アップルストア (IFCモール店) 専門店

5月ですがあまりの暑さ&湿気にカメラのレンズまで曇ります。

フェリーターミナルまであと少し。

フェリーターミナルが見えてきました。

地階がフェリー埠頭、屋上がヘリポートになったいるので
常にヘリのプロペラ音が響きます。

フェリーターミナルの中に入ると、マカオにあるカジノの広告だらけ。
否が応でもマカオな気分になります。

香港 港澳碼頭 船系

チケットを買おうとカウンターに行くと、なぜか1時間後のフェリーに
乗れるチケットが出てきました。どうやら土曜の午前中で混み合っており
直近で乗れるフェリーには空きがない模様。
この時点でマカオに着くのはお昼すぎというのが確定。

予定してたスポットを回れるのか…？

カジノで一儲けしたあなた、帰りはヘリでひとっ飛びはいかが？

片道6万円で乗れるそうですよ。

貧乏人は片道2500円のフェリーで向かいます。

出国審査を抜けて、待合室へ。
昨日からパスポートが手放せません。

待ち時間の間、暇なのでウロウロしていると
売店でマカオのSIMカード(CTMの物)が売られているのを発見。

マカオのフェリーターミナルでも自動販売機で買えますが
船に乗っている間にセットでき、値段もHK$80程度だったので
おもむろに購入しました。

フェリーに乗る前にカウンターで座席の指定を
受けなければいけないそうです。

何回かカウンターに突撃しましたが、
早口の英語でまくしたてられよく分からず退散。

出港20分前ぐらいになって、カウンターに行列ができていたので
とりあえず並んでみると、座席番号のシールを貼ってくれました。

そろそろ出港の時間です。

真っ赤な船体が眩しいフェリー。

フェリーというか高速船ですね。

座席ポケットにあった安全のしおりは
英語・中国語に加えポルトガル語が併記されていました。

マカオは元々ポルトガル領ですからね。

肝心のフェリーですが、香港出港時に大型船の波を食らったのか
まさかの上下に大揺れ。ジェットコースター並みの大揺れに
脂汗が吹き出ます。そんな中、隣の席の香港人は
お弁当を広げヒョイパクヒョイパク。
乗り物酔いしないんでしょうか、香港人は。

おまけに、座席の前方に設置されているモニターでは
マカオの観光情報ビデオ放映中。マカオタワーから自転車で
バンジージャンプする映像が何度も流れ更にゲロゲロ。

フェリーは何とかマカオに到着。結局揺れたのは
最初の10分だけでした。

乗ってきたフェリーの隣に泊まっていたフェリー。

マカオは入国カードが不要なので入国も楽でした。
その代わり香港同様スタンプではなくステッカータイプの
入国証明書？が挟まれるだけなので、後々記録に残らないのが微妙。

頻繁に行き来する人はパスポートのページ数節約になっていいのでしょうが。

マカオ 外港フェリーターミナル 駅

フェリーターミナルからホテル・リスボアの無料送迎バスで
市内中心部へ向かいます。

このバスがまたジェットコースターのように飛ばします。
同乗の欧米人も「Wow..!」と悲鳴を上げていましたw

リスボアでバスはホテル正面ではなく地下駐車場へ突入。
どこに連れて行かれるんだと思っていたら
地下から直接カジノに入れる入口の前に着きました。

そりゃカジノでお金使って欲しいですもんね。

誰か偉い人の銅像がロビーにありました。

帰ってから調べると、マカオでカジノを始めたカジノの父で
実業家のスタンレー・ホーという人の銅像だそうです。

グランド リスボア ホテル ホテル

ロビーは金ピカ。

外から見るホテル・リスボア。
あまりのド派手さに言葉も出ません( ﾟдﾟ)

くらくらするような暑さですが、ぶらぶら歩きます。

中国語とポルトガル語の標識。
ここにもポルトガルの名残が残っています。

金ピカホテルがチラリ。

それにしても土曜の昼過ぎなので人が多いです。

時々ヨーロッパ風の建物が顔を出すのに萌えます。

お目当ての店を探していますが、見つかりません。

ようやく見つけました、マカオ名物エッグタルトの有名店。
かなりの行列ですが。

お店のおばさん、顔を見るなり「にじゅっぷん、にじゅっぷん」と
言ってきました。日本人であることがバレバレです。

マーガレット カフェ ナタ カフェ

エッグタルトは出来たてアツアツ。
熱すぎて口の中を火傷しかけましたが美味しかった。

エッグタルトの店から歩いてすぐの所に、セナド広場があります。

ここでマカオ訪問の第一目標が達成。
ヨーロピアンな町並み、いいですね。

セナド広場 広場・公園

すぐ後ろを振り向くと中華の香りが遠くからしてきますが…

マカオのタクシーは単色な香港のタクシーと違い
ほぼ全て広告がラッピングされています

やっぱりカジノ関係の広告が多いですね。

なぜか韓国にあるパラダイスカジノの広告をラッピングした
タクシーまで走っていました。

マカオ人は地元のカジノに行かないのでしょうか？

マカオのお巡りさんはベレー帽がかっこいいと思います。

普通の路線バスに乗ってマカオタワーへ行こうと思いましたが
時間が無くなってきたので、マカオタワーはスキップして
無料送迎バスを乗り継いでベネチアンに向かうことに。

とりあえず港へ戻るためにウィン・マカオへ向かいます。

ああ、マカオタワー…

ウイン・マカオの前には送迎用のロールスロイスが
ズラリと並んでいました。
宿泊する人は追加料金を払えば空港や港まで
これで迎えに来てもらえるそうですよ。

ホテルの感想：涼しい。

お手洗いだけ借りて、無料送迎バスで港まで向かう客。
カジノもブティックも寄らなかったのでお金をまったく落としていない
招かれざる客になってしまいましたw

ウィン マカオ ホテル ホテル

港までの送迎バスは貸し切りでした。

港からベネチアンへ向かうバスに乗り込みます。

マカオグランプリもお楽しみに！

バスの車窓から金ピカの仏像を見ることができました。

観音像／観音蓮花苑 建造物

マカオタワーが車窓にチラチラ。

ぐぬぬ…今度こそはマカオタワーに！

ベネチアンに到着。
ここで遅めのお昼&カジノ初体験としゃれこむつもりでした。

その前に帰りのフェリーの切符だけ買っておこうと
インフォメーションデスクへ。
つたない英語で香港までのフェリーのチケットが欲しいと言うと
「ここから近い港から出る次のフェリーは1時間後。
　それを逃すと3時間後のフェリーしかないよ。
　遠い方の港ならもっと本数があるけど…」との事。
あれ、3時間後ってもうそれ香港に着くのは夜の8時？
帰りの飛行機には余裕で間に合うけど空港も早めに着いて
色々見て回りたいしな…

「んじゃ、次のフェリーの切符1枚ください」と言うと
「次のフェリーに間に合う送迎バスは15分後に出るよ」

結果、ベネチアンでやりたかった事も色々諦めました
Σ(￣ロ￣lll)

　

ザ ヴェネチアン マカオ ホテル

結局ベネチアンで見れたのはボクシングのリングだけw

マカオから香港へ向かうフェリーは、
古くからあるマカオフェリーターミナルと
最近ベネチアンの近くに出来たタイパフェリーターミナルから出る
フェリーの2つがあります。

本数が多いマカオフェリーターミナルに戻っても良かったのですが
またバスに30分揺られるのも時間の無駄だと思い
タイパフェリーターミナルからのフェリーに乗ってみました。

今度は泊まりに来るぞ、ベネチアン！

バスは10分程でタイパフェリーターミナルにへ。

こちらもマカオ全土のカジノから無料送迎バスが集まります。

タイパ フェリーターミナル 船系

先ほど切符を買っていたので、切符売り場はスルーして出国手続きへ。

フェリーターミナルの待合室。

意外と余裕の到着だぜ、と思っていたら
アンケートらしき物をやっている集団に声をかけられました。

話を聞いていると、どうやらマカオの大学の学生さんで
マカオの観光についてアンケートを取っているとの事。

「カジノでいくら使いましたか？」と聞かれて
「カジノ行ってない…」と言うと、驚かれました。

切符には17時のフェリーと書いていましたが
16:30のフェリーが出る頃、係のお兄さんに声をかけられ
「もうフェリーが来てるからとりあえず乗ってけろ」と言われました。

結局16:30発のフェリーに乗ることに。
ベネチアンを諦めたあの一悶着は何だったのか。

帰りのフェリーは行きのフェリーと違って観光帰りで
お疲れモードの人が多く、静かな船内でした。
揺れも殆ど無く。香港まで1時間ウトウト。

香港に舞い戻ってきたぞ！

マカオでエッグタルトしか食べれなかった…お腹すいた…

そんな思いでフェリーターミナルをウロウロしていると
見慣れた安心感たっぷりのあのお店が。

吉野家 (信徳中心店) 和食

あえて日本の吉野家には無さそうなメニューを試してみます。

牛丼に温野菜は正直微妙でしたw
ちなみに、奥にあるカップは味噌汁ではなく
アツアツのお湯です。

マカオ名物、ピンクなサウナのチケット専門店
(；´Д｀)

帰りも行きと同様、香港駅まで歩いて向かいます。

香港島の中心部なので、銀行の本店ビルが多く並びます。

ifcモールではパスポートを見せるとクーポン券がもらえる
キャンペーンをやっていました。

香港駅から空港まではエアポート・エクスプレスで1本ですが
時間に余裕があるので地下鉄とバスを乗り継いで行く
激安ルートで行ってみました。

エアポート・エクスプレスが空港までHK$100(約1500円)するのに対して
地下鉄とバスを乗り継いで行くとHK$21(約300円)。
その代わり時間は倍かかります。

まずは香港駅から普通の地下鉄(東涌線)で終点の東涌駅まで。
所要時間は40分程度でしょうか。

終点の東涌駅。

ここから空港まで路線バスに乗り換えです。
前回の香港でお世話になったアウトレットはまだ健在でした。

アウトレットの地下にあるバスターミナルから
「S1」のバスに乗れば、まっすぐ空港まで向かってくれます。

今回は2階の一番前、特等席を陣取る事ができました。

バスはドラゴン航空の本社前を経由して…

あっという間に空港へ

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

香港国際空港、ここに開港す。

by 江沢民

前回訪問時にも立ち寄った本屋さん、相変わらず日本の雑誌が
幅を効かせています。

夕食は出国してからにしましょう。

ASIA's World City

香港エクスプレスが利用する第2ターミナル。

LCCが中心らしいですが、ここも広い…

香港に行く度に気になることが1つあります。

香港全土にあるこのお菓子屋さん。
ばらまき土産を買うのに重宝していますが
なんて読むんでしょう、

「ゆうのりょうひん」？
それとも
「まさるのりょうひん」？

ちなみに前回香港に行った時は、ずっと
「まさるさんのお菓子屋」と勝手に呼んでいました。

かなり目立つHSBCのATM

ディズニー好きの友達のためにディズニーストアで
お土産を物色。

そろそろ飽きてきたので出国します。

ミシュランで星がついた点心が爆安で食べられるのは香港だけ！

そんな香港にまたおいでませ〜

Oracleは中国語で「甲骨文」なんですね。

第2ターミナルから出国すると、第1ターミナルまで
シャトルトレインで連れて行かれます。

要は第1ターミナルから出国しても第2ターミナルから
出国しても、たどり着く場所は同じです。

第1ターミナルに戻ってきました。

さっき遅めの昼飯を食べたばかりのような気がしますが
今度はディナータイム。

とんかつのさぼてんもありますが…

さて、何食べよ。

結局いつもの「すいかレストラン」で
海南チキンライスとパイナップルパンのセットにしてみました。

カロリー高っ！

翠華餐廳 (香港国際機場店) 地元の料理

香港エクスプレスはサテライトのゲートから出発なので
今度はバスでサテライトまで移動します。

BAのA380が止まっていました。

ゲートに到着したのは出発1時間前。
まだ人もまばらでした。

流石にサテライトの中はこじんまりとしたカフェしかなく
ベンチでiPadをいじるしかやる事がありません。
ちなみに、香港国際空港はフリーWifi飛んでますよ。

やがて、搭乗の時間が迫ってきました。

あっという間の香港もこれで終わりです。

香港に後ろ髪引かれるー

客層は6:4で日本人が若干多いぐらいでしょうか。

帰りもほぼ満席。

帰りは照明も落とされ、寝たり寝なかったりの微妙な睡眠具合で
気がつけば明るくなり富士山付近まで来ていました。

夜に飛ぶと時間の感覚が無くなりますね。

この飛行機がまた直ぐに香港へ折り返していきます。

色々予想外の事が頻発した香港旅でしたが、
今回も無事帰ってこれました。