2015/08/11 - 2015/08/16
19位(同エリア41件中)
ムヒカさん
2015年の夏、避暑地として選んだ地はサハリン(樺太)!
かつて日本人が生活していた北の地が気になり行ってみました。
こちらの旅行記では意外と知られていないサハリンや旅行中に感じた事をざっくりと紹介したいと思います。
<旅程>
8/11(火)
<ANA1261> 16:15 静岡空港 → 17:55 新千歳空港
<ANAクラウンプラザホテル千歳 泊>
8/12(水)
<オーロラ航空 HZ152> 13:10 新千歳空港 → 15:30 ユジノサハリンスク空港
<ツーリストホテル 3泊>(Booking.comで予約)
8/13(木)
市内観光(ガガーリン公園・ロシア正教会・ユジノサハリンスク駅など)
8/14(金)
市内観光(自由市場・日本時代の工場跡・サハリン州立博物館など)
8/15(土)
市内観光(鉄道車両展示場・サハリン動物園など)
<オーロラ航空HZ151> 18:45 ユジノサハリンスク空港 → 18:55 新千歳空港
<JR快速エアポート> 新千歳空港 → 札幌駅
<ホテル法華クラブ札幌 泊>
8/16(日)
札幌市内観光(札幌時計台・札幌テレビ塔)
<JR快速エアポート>札幌駅 → 新千歳空港
<FDA154> 13:55 新千歳空港 → 15:45 静岡空港
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
オーロラ航空のプロペラ機に乗りたい!
そんな理由で新千歳空港からのサハリン(樺太)行きを計画。
今年で運行が最後となるハートランドフェリーも気になったのですが、サラリーマンには日程が難しかった。
成田空港からもサハリン(樺太)行きの便があるけど、プロペラ機ではないし、日程も合わないので却下! -
前日の夕方、静岡空港から新千歳空港へ。
この日はANAクラウンプラザホテル千歳に宿泊。
メイン旅行の前に千歳でホテルライフを満喫♪
出国前の新千歳空港散策も楽しかったです。
この辺は改めて別旅行記で紹介したいですね。 -
翌日、新千歳空港からサハリン(樺太)へ。
初めてのプロペラ機に大興奮!
座席からは残念ながらプロペラを見ることは出来ませんでしたが、車輪を見ることが出来ました。
プロペラ機の振動が心地良かった♪
新千歳空港から1時間ちょっとでサハリン(樺太)に到着。
静岡から北海道に行くより近い! -
ロシアというと広大な大陸のイメージですが、サハリン(樺太)に関しては島であります。
稚内の宗谷岬からは、天気が良いとサハリンが見えるという近さであります。
江戸時代には、既に日本人居住地があったそうな。
(写真:土産物店ゲルメス・ルーシでの購入品) -
古くから日本とロシアの間で領有権が揺れ動いた樺太ですが、日露戦争で日本が勝利。
北緯50度以南の南樺太が日本領に復帰します。
(写真:かつての国境標石/サハリン州立郷土博物館) -
その後、樺太の資源を利用した製紙業や石炭業で街は発展を遂げますが、終戦直前、日ソ中立条約を無視したソ連軍に攻撃を受けます。
(写真:旧王子製紙工場) -
日本では昭和20年8月15日が終戦記念日となっていますが、樺太では終戦以降も南樺太の占領を狙うソ連軍による攻撃が続き、多くの日本人が犠牲になりました。
(写真:サハリン州立博物館にて) -
今回の旅先である豊原(ユジノサハリンスク)も被害のあった地であります。
(写真:サハリン州立博物館とロシアの大砲) -
戦後のサンフランシスコ平和条約で日本は樺太を放棄していますが、この条約にソ連は参加しておらず。
(写真:サハリン州立博物館にて) -
世界地図では所属未定地である南樺太ですが、実質上はソ連を引き継ぐロシアの管轄となっており。
観光にはロシアビザが必要なのがちょいと不思議な感覚でした。
今回ビザは航空券手配と同時にオーロラ航空(UTSエアサービス)に依頼。
(写真:宿泊先から見るサハリン州旗) -
前置きが長くなりましたが、ユジノサハリンスク空港から宿泊先のある市内へ向かいます。
空港を出てすぐ左手に市内行きの63番バスを発見。
さっそく乗り込みます。
乗車料金はガイドブック情報より値上がりしており17ルーブルでした。
ちなみに空港行きのバスは行きも帰りもスーツケースを持っていたせいか、2倍の料金を取られました。 -
今回、市内観光がメインだったので、前もってバスの路線ルートを印刷して持参してみました。
-
市内バスは行きたい路線番号を確認してバス停から乗り込みます。
基本的にボロボロのワンボックスですが、ドアだけは自動開閉。
料金は手渡しで、運転席に近いと他の乗客から手渡しを頼まれます。
車内は混雑していますが、座るスペースを確保しようとみなさん努力してくれます。
ベテランは助手席に乗り込むという手段もあり。(助手席は手動だった記憶)
(黄色い車が市内バス。白色もあり。) -
サハリン通りの適当な所でバスを降り、歩いてホテルを目指して何とか到着。
3日間お世話になったツーリストホテル。
無駄に広いスペースが印象的でしたが、快適に過ごせました。
ちなみに室内に冷房はなく、ホテル内にエレベーターはありません。
夜間は涼しく冷房要らずでお部屋も2階だったので、よほどの荷物が無ければエレベーターがなくても大丈夫でした。 -
ツーリストホテルを選んだ理由はホテル前のスーパー「ストリーチヌィ」の存在!
スーパー大好き♪
23:00まで営業しているようで、毎日お世話になりました。
スーパー向かいに市内循環バスの停留所があるのもポイント高し。 -
ツーリストホテルに隣接したウズベキスタン料理レストランも良かったです。
店名は「ビビハニム」から「シャフラン」になっていました。
料理の独特のスパイシーさと店内のインテリアがエキゾチック♪ -
ガガーリン公園も徒歩圏内で、観光には都合が良かったツーリストホテルでした。
ちなみに本命のサッポロホテルは、人気があるのか空いていなかった。 -
ホテルにチェックインして一息ついた時には既に夕方。
さっそく「夕飯を食べに行こう!」という展開になったのですが、お金が無いことに気付きます。
ユジノサハリンスク空港には両替所がないため、少額のロシアルーブルを日本で用意したのですが、観光するにはちと心許ない。。。
(写真:レーニン像) -
海外使用できるキャッシュカードを持っていない我々は、海外の観光地にあるような両替屋さんを探したり、ホテルのフロントに尋ねたりしたのですが扱っておらず。
最終的にサッポロホテル前の銀行で両替を済ませました。
入店して右側に受付らしき女性が居るので、両替したいことを伝えます。
番号札を渡され、掲示板に表示された奥の部屋(KACCA)で両替が出来ました。
こちらの銀行は夜の8時頃まで営業していた記憶。
観光中、別の銀行でも両替に挑戦しましたが、セキュリティが強じんで中に入れなかったり、両替は扱っていなかったりと苦戦。
連日でサッポロホテル前の銀行で済ませました。 -
ロシアルーブルを手に入れ向かった先は、セルフ方式のロシア料理カフェ「ヴェランダ」。
先程の銀行と同じく、レーニン通りにあります。
ロシアの代表的なハーブ「ディル」がふんだんに使われたスープや、真っ赤なビーツサラダの存在が嬉しく、旅行中2回も利用してしまいました。 -
ちなみに「ヴェランダ」の窓際席は人気のようです。
夏のサハリンは夜の8時位でもこの明るさ。 -
食後、高級スーパー「ピエールヴィ」でお買い物してバスで帰ろうとしたところ、30分待ってもバスは来なかった。
昼間は頻繁に運行されているようだけど、場所によっては夜間運行していないのかなぁ。。。
加えて夜のサハリンは寒い!
昼間でも革ジャン着込んでいる方の気持ちが判る気がする。。。 -
22時近くにもなると、人も車もかなり少なく。
寒いしバスも来ないので、レーニン通りから宿泊先のあるサハリン通りまで歩いて帰りました。
街中は土埃が酷いけど、歩道は広くて歩きやすい。
道路横断も日本以上に歩行者優先で、車は必ず止まってくれました。
サハリンは街歩きに優しいかも。 -
サハリン(樺太)観光の1つに、日本時代の遺構めぐりが上げられます。
代表的な樺太庁博物館(サハリン州立郷土博物館)は、中国の長春に存在する旧関東軍司令部の建物を連想させます。
現在はユジノサハリンスクのシンボル的存在となっており、挙式後の記念撮影スポットにもなっており。 -
館内には日本時代の展示物も。
写真は日本時代の地図。
現在のユジノサハリンスク市内に日本の面影が少ないため、どの展示も信じられない光景に感じました。
40年間という短いとも長いとも言えない年月で発展した日本時代の凄さも感じたり。 -
当時の神々しい樺太神社写真を見ると、かつての神社跡地に興味がそそられるのですが、跡地よりも現役のロシア正教会の方が気になる!
何度か訪れたことのあるロシア正教会ですが、今回は許可を戴いて内部を撮らせてもらえた事が嬉しかった。
詳細は別旅行記にでも。。。 -
結局、日本時代の遺構よりもロシアらしさを求めたり感じる事が多かった観光でした。
ソ連軍に侵攻されて70年も経過していれば、日本時代の面影は少ないかも。
(写真:サハリン州立美術館の入り口にて) -
加えて、ロシア製は日本製に比べて全てが大きい!
左は日露戦争時のロシアの大砲。
並べられると尚更目立つ。 -
旧日本軍の戦車もコンパクトに感じ。
面白がって塗ったわけじゃないと思うのだが、迷彩の塗装と日本国旗にチープさが漂う。。。
基本ロシア語表記のサハリン州立郷土博物館でしたが、なぜか先程の大砲とこちらの戦車については英語表記が存在。 -
場所は変わって、鉄道車両展示場にあった特大ラッセル車。
ここまでくるとロシアらしさなんて感覚は吹っ飛び、ガンダムの世界を連想してしまう。
「なんか戦えそうなマシンだね〜」
戦闘用ではなく除雪用。 -
そしてサハリン(樺太)へ行った多くの旅行者が体験しているサハリン鉄道。
乗車はしませんが、ユジノサハリンスク駅は見学。
鉄道は乗るより撮る方が好き♪
でもわざわざ時間を調べて待機するほどの熱心さもなく。
今回の旅行で秘かに狙っていたのは、ユジノサハリンスク駅を通過する列車撮影。
運良く?2回ほど遭遇しました。 -
1回目。
道路を走っているようだが、レール上を走行中。
作業車? -
2回目。
青・グレー・緑の車両+タンクが連結した貨物らしき物が通過。
ディーゼルなので、煙と臭いが強くて鼻の穴の中が真っ黒になりそう。
ロシアでの撮り鉄時はマスク必須か? -
ちなみに2回目の車両に遭遇する直前、鉄道車両展示場の除雪車を利用して、かつての名番組「スーパージョッキー」の「ガンバルマン」の再現に挑戦。
番組で特に印象深かった人間水車に挑戦中の旦那を放置しての撮影でした。
私は腕力が足りなく、除雪車に上ることが出来なかったので。。。 -
大好きなタンクに上がってみました♪
-
今回サハリン鉄道は利用しなかったけど、ユジノサハリンスクには子供鉄道があり、誰でも100ルーブルで乗車することが出来ます!
名前は子供だけど、車両は子供騙しではありません。 -
ざっくりと綴ってみましたが、そろそろまとめないと。。。
避暑を狙ったサハリン(樺太)観光で、いちばん心地良く感じた場所はガガーリン公園の木陰かなぁ。
虫も思っていたより少なく、ベンチに座っている時間が長かった。
晴れた日の日なたはけっこう暑く、スーパー以外のお店は冷房がないので地味に暑かったり。
でも猛暑の日本よりは断然に過ごしやすい。 -
公園内の小さな遊園地を見たり、時には乗車したり。
基本的に静かで客引きが全くない所も良かった。
スリリングな観覧車は100ルーブル。
入園料はなく、利用したい遊具だけに料金を支払うシステム。 -
市民に混ざってのんびり過ごすには良かった場所と言えます。
食事にハズレがなく、何を食べても美味しかった。
そのため、日本食レストランへは行く事なく終わりました。 -
サハリン(樺太)はメジャーな観光地ではなく、これと言ったスポットはありません。
お店なんかも生活用品か定番商品しかなく、値段も高い印象。
観光中、時折り見かけた古き良きロシアを感じさせる絵が気になり。
ポストカードなんかを探してみましたが無かったなぁ。。。 -
ちょっとした不便さや洗練された物はないけど、それをカバーする優しさをサハリンの方々は持っており。
観光中にちょっともたついていると、助け舟を出してくれる方が多かった。
両替所を探している時やロシア語がわからなくて困っていた時、トイレを探している時など。
話しかけてくるのはだいたい英語が出来る男性。
ガイドブックには英語は基本通じないみたいな事が記載されているけど、人によるかもです。
人々の優しさはバスの中でのやり取りでも良〜く感じ取れます。 -
サハリン(樺太)観光のフィニッシュは、ファミリーで賑わうサハリン動物園へ!
どのケージもかなり細かく、写真撮影にはかなり厳しい。
それでもせっかくなので、北国らしい動物を見ておきたくて。
タイミング良く、畜舎からトナカイが出てきてくれました。 -
帰り際、今回の旅行目的の1つでもあった黒パンをスーパーでまとめ買い。
以前、ウラジオストクのスーパーで購入した黒パンの美味しさと安さが忘れられず。
黒パンは1個100円ほどで種類も豊富でよりどりみどり。
黒パン好きには堪らない♪
サハリンは黒パンと市内バス運賃に関しては安いと感じました。
適当に選んだ3品ですが、どれも美味しくてもっと買えば良かったと後悔。。。
カットして冷凍しておけば長期保存も可能。
食べる時にチンすれば美味しさも復活です! -
今回のサハリン(樺太)旅行を終えて感じたことは「また行きたい!」
涼しくて、食べ物美味しくて、静かで、のんびり過ごせて、現地の人もやさしくて。。。
思いのほか居心地の良さを感じた場所でした。
観光地じゃない所が、のんびり過ごしたい人にはかえって良いのかもしれないと思ったり。
(写真:オーロラ航空の機内軽食)
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