2015/06/20 - 2015/06/28
67位(同エリア273件中)
ぷーこさん
イギリスが好きすぎてワーホリまで行った妻と、UK音楽ファンの夫。
そんな二人が新婚旅行先に選んだのは、もちろんイギリス!
花が咲き乱れ、暑くも寒くもなく、一年で一番日が長いベストシーズンのイギリスを旅したいがために、結婚式を6月に設定(新婚休暇が取れるのが式後1カ月間なので…。)
初渡英の夫のために王道の観光コースも取り入れつつ、住宅街の裏道歩きやレンタカーでの小旅行など、ちょっと通っぽい体験も盛り込みました。
妻(私)にとっては貧乏学生のときにイギリスでやり残したことを消化する旅に、夫にとっては憧れのUK音楽の聖地を巡る旅となりました。
旅程(2015年6月20日〜6月28日)
1日目 関空〜北京〜ロンドン
2日目 ロンドン(東部のマーケット巡り、アフタヌーンティー)
3日目 ロンドン(大英博物館、オックスフォードストリート、ピカデリーサーカス、ミュージカル
4日目 リヴァプール(Fab 4 Taxi Tour)
5日目 ロンドン(クラシックミニ乗車、アビーロード、ハムステッド、プリムローズヒル、カムデン)
6日目 リーズ城、ライ
7日目 ロンドン(バッキンガム宮殿、ウエストミンスター寺院、テムズクルーズ、シティ、シャード)
8日目 ロンドン(ナショナルギャラリー、バラマーケット、キングスロード)夜、ロンドン発
9日目 北京〜関空
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
6月23日(4日目)
通勤客でごったがえす、朝のEuston駅。
これからThe Beatles生誕の地、リヴァプールへ向かいます。 -
列車のチケットは、あらかじめNational Railのサイトで購入。
といっても飛行機のようなEチケットではありません。
クレジットカードで支払いを済ませると暗証番号が送られてくるので、それを駅のチケットマシーンに入力し、そこで初めてチケットが発券されるという少しまどろっこしいシステムです。 -
2等車に乗車、定刻の8時7分にEustonを出発。
これが二人分の往復チケット。やたら枚数が多い気が…。
値段はなんと£250。鉄道料金、涙が出るほど高いです。 -
2時間半ほどでリヴァプールに到着。
ちょうど予約していたFab 4 Taxi Tourのブラックキャブが迎えに来てくれたところでした。
リヴァプールを訪れるにあたってThe Beatlesゆかりの地巡りは外せないところですが、日帰りで時間のない中個人の力で回るには限界があるため、こちらのタクシーツアーを選びました。
私自身はビートルズにそんなに詳しくないし、詳しい夫は英語が話せないのでこういういかにもマニアな人向けのツアーはどうかな〜?と思ったのですが、これが大正解。
ドライバー兼ガイドのダニーはミュージシャンでもあり、ビートルズに縁のある人々と個人的な交流もあるそうで、その生き生きとした解説から、彼らをこの街で生まれ、成長し、そして巣立って行った等身大の人間として感じることができました。
これはガイドさんによるかもしれませんが、英語の聞き取りも問題なかったです。
写真撮影の時間も十分に取ってもらえました。
タクシーの内部はこんな感じで広々としています。 -
リンゴ・スターの生家のそばにあるパブ。
ソロアルバムのジャケットにもなっています。
恥ずかしながら、リンゴ・スターが本名ではないということをこの日初めて知りました(^-^;) -
Penny Laneはメンバーの通学路。
通り名のプレートの盗難が絶えず、壁に直接描くようになったのはあまりにも有名な話。 -
Penny Laneの床屋さんの内部。
歌に出てくるPenny Laneは、通りというより地域を指しているんだとか。
この床屋さんもラウンドアバウトも、先ほどのPenny Laneからは少し離れた場所にあります。 -
ポール・マッカートニーの家。
玄関の真上がポールの部屋で、軒を伝って夜な夜なこっそり外出していたそう。
内部はナショナル・トラストのツアーでのみ見学可能。
ここにはポール本人もときどき訪ねてくるみたいで、ダニーの話では数カ月前にシンガポールからのご夫婦を案内しているときに、ご本人と遭遇したんだとか!
そんなラッキーに遭ってみたいなぁ〜。 -
ストロベリーフィールド孤児院跡地。
夫も私も大好きな曲なので、この門を見たときは震えました。
とても静かで、不思議と厳かな気持ちになる場所でした。 -
ジョン・レノンがミミ伯母さん夫婦と住んでいた家。
ストロベリーフィールドからほど近く、高級住宅街と呼ばれるエリアにあります。
音楽に没頭していくジョンに、ミミ伯母さんは常々「音楽なんかじゃ稼げないわよ。何かもっと役に立つことをしなさい」と言っていたそうす。ジョンがスターになり、この家にもファンが押し掛けるようになったとき、伯母さんの避難所として別の場所に家を買ってあげたそうですが、そこには「音楽なんかじゃ稼げない」と書いたプレートがはめ込んであった、とダニーのお話。
ジョンならではの皮肉とユーモアが感じられるエピソードでした。 -
ジョンとポールが出会った場所、ウールトンのセントピーターズ教会。
今は墓地になっているこのあたりで、ジョンのバンドThe Quarry Menが演奏していたそう。
ここから伝説が始まったのかと思うと、非常に感慨深いです。 -
同じ教会の敷地内にある、エリナ・リグビーの墓。
曲名とは偶然の一致だとジョンが語っていましたが、真相はいかに…? -
最後に訪れたのは、ジョージ・ハリスンがデビュー後ロンドンに移るまで家族と暮らしていた家。今は別の方が生活されています。
庭にはきれいなバラが咲いていました。 -
マシューストリートのハードデイズナイトホテル前に到着!
以上で2時間のベーシックコースは終了です。
ダニーにチップを渡そうとしたら、いいから飲み物でも買いなさいと。
粋な方でした。 -
ただいま13時。
お腹もすいてきたので、アルバートドックのフィッシュ&チップス専門店でランチ♪
夫はCod、私はHaddock(どちらもタラ系)をオーダー。
塩少々とお酢をた〜〜っぷりかけて、いただきます!
あぁ〜コレコレっ!ポテトにお酢、最高です。
港町だからか、魚がプリプリしてる気がする。衣も薄くておいしい。
このお店はアタリでした。 -
ランチの後はThe Beatles Storyへ。
ここでは展示内容が面白くて、写真を撮るのをすっかり忘れていました。
港エリアを出て、遠くに見えているリヴァプール大聖堂をめざしててくてく。
20分くらい歩いた後、小高い丘を登ると、圧倒的なスケールの姿が目に飛び込んできました。 -
内部も、全てが大きい…。
-
またてくてく歩き、マシューストリートを目指します。
汗ばむ陽気になってきました。 -
到着!
オリジナルから少し離れた場所に、キャバーンクラブが再現されています。 -
Fab 4行きつけのパブ、The Grapes。
ここが彼らのお気に入りの席だったそう。 -
メンバーお気に入りの席から見た風景。
Fab 4と同じ場所に座ってビールが飲めるなんて、感動。来てよかったぁ〜。 -
ライムストリート駅までの道すがら、工事現場に立っていた犬(?)。
調べてみたら、元は日本人アーティスト・太郎千恵蔵さんの彫刻作品で、「スーパーラムバナナ」というそう。
その名の通り羊とバナナが合体したもので、かつてイギリス産の羊毛を輸出し、新大陸産のバナナを輸入した港町リヴァプールを体現しているらしいです。
オリジナルは黄色でもっと大きいのですが、2008年にリヴァプールが欧州文化首都になったのをきっかけに、いろいろなバーションのラムバナナが制作されたようです。
これは工事現場バージョンというわけですね。 -
右がライムストリート駅舎。
18時47分の列車でロンドンに戻ります。
たった一日でしたが、濃い時間でした。 -
21時4分、Euston着。
今日の夕食は、ホテル近くの「Itsu」でテイクアウェイ。
ここは和食をベースに、ローカーボ&野菜たっぷりのメニューを提供しているお店です。
サラダには「No lettuce」とわざわざ書いてあって、レタスでかさ上げしないのが信条のようでした。
代わりにほうれん草やベビーリーフ、パクチーがたくさん入っていて、私にはおいしかったですが、パクチー嫌いの夫は「人生で一番まずいサラダだ」と涙を浮かべていました(笑)。
サーモンの握りと巻きずしは、なかなかイケます。
12年前、初めてロンドンに来たときに食べたスーパーの寿司が激マズだったことを考えると、ロンドンの非日本人経営の日本食も進歩したな〜、とちょっとした感動を覚えました。
ただ、味噌汁は完全にお湯に味噌を溶かしたシロモノで、なぜかしょうが(ガリ)が浮かんでいました(^-^;)
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