2015/07/10 - 2015/07/10
35位(同エリア184件中)
ロク69さん
7月10日(金)のハイキングは、マットマルク湖から右岸を歩いて途中からオフェンタール(Ofental)に入り、谷を詰めてイタリア国境のチンジーノ峠(Passo di Cingino、3081m)まで登るルートだ。ドイツ名は、ジャジィリュッケ(Jazziluecke)というらしい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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8時前のバスターミナルから山々を眺める。今日も雲一つない快晴でうれしい限りだ。7:52のバスでマットマルク湖へ向かう。
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サース・グルントでバスを乗り換えて、8時20分に終点のマットマルク湖に着く。湖の向こう側のモンテ・モロ方面もきれいに見えている。
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ダム湖の長い堰堤を渡って右岸を進む。振り返るとビーチホルンがくっきりと見えている。右奥の氷河をもつピークはブライトラウイホルン(Breitlauihorn、3475m)だ。
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25分ほどで湖岸からの分岐点に着く、一番上の表示が今日の目的地だ。分岐してすぐに急登が始まる。
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湖の対岸の上部は、左がシュトラールホルン、フルヒトホルン、シュヴァルツベルクグラート(Schwarzberggrat)と続く。右奥にはアラリンホルンが頭だけ見えている。
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オフェンタールに入っていくと、右前方には右にガルメンホルン(Galmenhorn、2846m)、左側にシュペーンヘルナー(Spaehnhoerner、3146m)が目立ってくる。
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マットマルク方面を振り返ると、高度が上がっているのでミシャベルが大きく見え出す。シュトラールホルンから右端のレンツシュピッツェまで見渡せる。
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テーシュホルンとドムの拡大。ミシャベルの中心の山山はこの谷からも雄大に聳えるのが見える。
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出発から1時間20分で、モンテ・モロ峠方面への分岐(2530m)を通過する(9時40分)。我が家は左へコースを取る。
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オフェンタールは広く明るい谷だ。進行方向にはピンクの小さな花が沢山咲いていてきれいだ。目指す方向は左の丸い山の右下あたりだ。
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谷から振り返って、もう一度ミシャベルを眺める。快晴の青空の下、中央右手のアルプフーベルも見え出してきた。
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広いオフェンタールのこのあたりは、ほぼ平坦な道が続く。右手前方はもう一つのイタリア国境の峠オフェンタール・パス(Ofentalpass、2834m)だ。
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そのオフェンタール・パスとの分岐(2721m)に到着、10時20分だった。目指すチンジーノ峠間では350mほど登りが残っている。
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再度、歩いて来た方向を見る。先ほどの地点より250mほど登っているので山の様子が少し違って来ている。白い台形のアルプフーベルも完全に形を見せている。
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分岐から少し進むと、傾斜はきつくなってくる。目指す峠は右端あたり、左端の丸いピークはシュテリホルン(Stellihorn、3436m)だ。
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目指す峠が見えてくる、残雪の上の鞍部だろうか。最後の登りはきつそうだ。
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シュテリホルンのズームアップ。マットマルク湖左岸あたりから眺めると、きれいな三角錐の山容だが、近付くとまた違ったいメージで見えるのが興味深い。
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峠に近付いてきた。ザレたコース、ジグザグの折り返しの連続などフルーエから登ったプフルヴェ峠に良く似ている感じだ。
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見上げると前方の切り立った稜線を2人のクライマーが歩いている。彼らが目指すのは峠の南にあるピーク、ピッツォ・チンジーノ南峰(Pizzo Cingino Sud、3104m)だろうか。
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右後方を見るとどこかで眺めたような高峰が見えている。あっそうだ、モンテローザではないか。予期しない出現に驚きと喜びが湧き出してくる。
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チンジーノ峠(ジャジリュッケ)には11時20分に到着、出発からちょうど3時間だった。
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峠にある奇岩のむこうには、モンテローザ東壁が見える。手前のシュペーンヘルナーの尾根越しに堂々の存在だ。
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北方向にはすぐ隣に大きなピークが迫る。チンジーノ北峰(Pizzo Cingino Nord、3227m)だ。ドイツ名はジャジホルン(Jazzihorn)というらしい。、荒々しい岩が密集して山を形作っている。
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反対南方向はチンジーノ南峰(Pizzo Cingino Sud、3104m)が鋭いピークを見せている。
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その左側はイタリア側で、目も眩むような絶壁が切り立っている。残雪と岩場の斜面には数匹のシュタインボックがいるのが分かる。
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絶壁の向こう西側、イタリア側の眺望。下の湖はラーゴ・ディ・チンジーノ(Lago di Cingino、2250m)で、今いる峠から800m以上の落差がある。
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チンジーノ峠からの北側の眺め。絶壁のイタリア側の遠く向こうには、3000m超の山並みが続くクレスタ・ディ・サース(Cresta di Saas)だ。さらにその先は、先日訪れたアルマゲラー・タールへと続く。
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峠の反対(南)側は、チンジーノ南峰が鋭く聳える。頂上に人が立っているのが見える、先ほど尾根沿いを歩いていた人であろうか。
左奥の山並みは、2500m〜2900mの峰が続くクレスタ・ディ・ラレッチオ(Cresta di Lareccio))だ。 -
先ほどのクライマーがこちらの峠に向かって降りてきている。さらにピークの陰にもう一人いるのも見える。後に、峠でこの2人と会うことになった。
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峠の西方向はミシャベル山群、左のシュトラールホルン、黒いリンプフィッシュホルン、アラリンホルン、白いアルプフーベルが連なって見えている。
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峠の奇岩の岩肌に書かれた「JAZZI PASS」の白い文字、かなり擦れて来ているが雰囲気を感じる。
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もう一度、モンテローザを見ておこう。
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モンテローザと右のシュトラールホルン。雲一つない空の下、素晴らしい眺望に感動を覚ええる。
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峠で展望を充分楽しみながら、15分の休憩で下山開始する(11時35分)。ここから先のルートは北へ進み、アントロナ峠(Antronapass、2838m)を経て、サース・アルマゲル(フルクシュタルデン)へ降りるコースもあるが、距離が長く時間も掛かる(5時間)ので、我が家は登ってきたオフェンタールを戻ることにした。
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降り始めると前方は、シュペーンヘルナーの山並みがきれいに見える。道はザレた岩場と残雪を交互に降りる。
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急坂を降るので高度がどんどん下がる。35分位降った地点、ミシャベルがきれいに見える場所だ。斜度も緩くなって、リンプフィッシュホルンが隠れようとしている。12時15分にオフェンタールとの分岐地点で昼食、持参のおにぎりを食べる。
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マットマルク湖に近付くと、遠くにビーチホルンが端正な姿を表してくる。
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手前の黄色い花を添えてみる。
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湖右岸の道と合流し、堰堤を渡ってバス乗り場まで戻ってきた(14時ちょうど)、下山時間は2時間25分(休憩15分含む)だった。バス道がうねる谷の様子、様々な色合いと直線、曲線の混じった光景が印象に残る。
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湖の向こうのモンテ・モロ、ゼヴィーネンホルン方向を眺める。少し雲が湧き出しているが眺望はとてもてぶ良好だ。バスを待つ間、レストランでビールと赤ワインで乾杯し無事終わったハイキングに感謝する。
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サース・フェーには3時過ぎに戻ってきた。アパートのすぐ前にある教会とドム、テーシュホルンが同時に眺められる。何となく神々しい気持ちになる雰囲気があった。
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アパートの玄関先の飾りつけ。小人たちが歓迎しているようだ。
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アパートのキッチンの様子。こじんまりとまとまっていて、2人の調理にはぴったりだ。3つの電熱加熱器がある。
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夕食の献立、アンチョビ・ベーコンのパスタ、茹玉子入りルッコラ・サラダ、ブロッコリー・スープ、赤白ワインだった。
本日の全行動時間は、5時間40分、うち休憩30分、実動5時間10分、登り885m、降り885mだった。
今日も絶好の快晴の中、2つ目のイタリア国境の峠を往復できた。またモンテローザ、ミシャベル山群、イタリアの山々を美しく眺めることが出来てとても感慨深いハイキングだったと思う。
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