海面に浮く岩に乗ったユニークなレストランと綺麗なリゾートのビーチを満喫したザンジバル滞在(東アフリカ周遊旅行)

2015/08/09 - 2015/08/10

この夏休みは東アフリカの国を周遊しました。
この岩の上に乗っている建物の写真を見た時、何てユニークな建物なのだろう。是非見てみたいと思っていました。調べてみるとザンジバルにあるということが分かったので、その近くのパジェ(paje)という村にある日本人宿のパラダイス ビーチ バンガロー(paradise beachbun galows)に宿泊して何もせず綺麗な海を眺めながらのんびり過ごしました。
岩の上のレストランはザ・ロック(The Rock)という名前で干潮時には完全に潮が引くため歩いて行くことができて満潮時は無料のボートで渡るようになっていました。お昼ごはんを食べに行ったのですが偶然にも満潮に向かっている方向でしたので海に浮く幻想的な光景を見ることができてラッキーでした。


ここまでの行程は以下のとおり

番外編　東成田（旧成田空港駅）から空港へアクセス
　　　　第３ターミナルの視察
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11042996

１日目　日本→香港（ＡＮＡ）
　　　　香港をトランジット観光
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11043414

２日目　香港→アディスアベバ（エチオピア航空）
　　　　アディスアベバをトランジット観光
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11043833

　　　　アディスアベバ→ダルエスサラーム（エチオピア航空）
　　　　ダルエスサラーム観光　宿泊
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11044335

☆今回☆

３日目　ダルエスサラーム→ザンジバル（船）
　　　　ザンジバルのパジェ滞在

４日目　海の上のレストランで昼食後ストーンタウンへ戻る

エリア ザンジバル(タンザニア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ストーンタウンから船で到着したザンジバル

タンザニアで入国審査を受けているが新たに入国審査がありパスポートにスタンプが捺されました。手荷物検査が行われリュックの裏におもいっきり囚人番号のようなものを書かれました。

フェリーターミナルを出た瞬間、西洋風のお洒落な建物が正面に見えてインパクト大でした。

市街地はこっちたよとスークの中に誘導してくる自称ガイドがいた。
ここに私を入れてしまえば道に迷いガイドを必要とするとでも思ったのか、道が分からないだろうから案内すると勧誘がしつこかったです。
私はこういうところで迷子になりながら風景を見るのが大好きなので残念ガイドさん。

整備された市場がありました。

大通りに出ました。
特に見どころも無さそうだし明日また戻ってくるのでパジェに向かうことにしましたが３４０番のダラダラを探してもなかなか見つからず。

道端にいたおまわりさんに聞いたらおまわりさんも分からないようで、適当にダラダラを停めて、私を乗せてくれました。５００シリング払って２０分くらい乗ったところでダラダラがたくさん停車している所に到着し、それに乗れと言われ意味も分からず乗ると即出発。１５００シリングを払い合計２時間強くらいでパジェに到着。パラダイスビーチバンガローに行きたいと言ったら入口の分岐の目の前で降ろしてくれました。

宿に到着すると従業員さんは日本語の単語を交えながら歓迎してくれました。
最初にウエルカム麦茶が出てきて驚きました。長期間アフリカを旅している人にとっては嬉しい飲み物ですね！
この宿、きちんとメールで予約してオーナーさんからも返事が来たのに予約が入っていませんでした。残念。
すごく待ちそうなのでお昼ごはんを注文しようとしたら最速で１３：３０とのことで、、、只今１１時頃ですのでまだまだですね。
仕方なくキリマンジャロビール（４５００シリング）を飲みながら気長に待ちました。

海がとても綺麗です。
民族衣装を着た住民の方がビーチを歩いている光景を見るととんでもないところに来てしまったなという感じがしました。

やがてオーナーさんが登場し来てくれてありがとうございますと丁寧に挨拶してくれました。なんか穏やかで天使みたいな感じの人でした。

夕食をお願いしたいのですがどれがお勧めですかと聞いたら、私の好きな物しか無いからね〜。どうしよう。困っちゃうわ〜と面白い答えが来ました。それなら味は確実ですね！

ローカルフードを食べたいと伝えたところ今日はエビが入っているのでエビカレーにしましょうと提案頂いたので即決。

The Rockに行きたいと伝えたら、いま注文したお昼をキャンセルして予約しましょうとお店に電話してくれましたが今日は満席とのことで、明日の昼に予約をとってもらいました。

花のトンネルもあってお洒落です。

部屋の準備に１時間待ちました。

部屋の入口からの眺めが気に入りました。
最高の南国リゾートです。
今までに宿泊した宿のベスト１０入りは確実です。

木が多く使われていてお洒落な部屋です。

すごい
ベッドの上に花が散っている

それそれ独立したバンガローになっているのがいいところです

綺麗な海です。
水着は使わないかもしれないので邪魔なため持ってきませんでしたが、念のためシュノーケルを持ってきていましたので洋服のまま泳ぎます！

水中の様子です。
遠浅のビーチなので魚は居なくて砂が舞って濁ってしまいシュノーケルには不向きでした。
でも、暑いので気持ちよかったです。

シャワーを浴びて海を眺めます。

敷地の中の休憩所

ハンモックに寝そべり放心状態。

ひたすらボーっとする。

とにかく何もしないことが精いっぱいで忙しい。

お昼ごはんが出てきました。
タンザニアコーヒーを頼んだらピーナッツを炒ったものが出てきて美味しかったです（２５００シリング）

ストーンタウンでタコをよく見かけたためタコの唐揚げをお願いしておきました。
今までに食べたことの無い食感で味付けもよくとても美味しいタコでした（２００００シリング）
後でオーナーさんに聞いてみたところ、タコを揉みほぐして柔らかくして生姜ベースでオリジナルの味付けをして手間をかけていると言ってました。ポテトも生のジャガイモを剥いて揚げているのだとか。

私は一人黙々と昼食をとる中、隣のテーブルでは現地で仕事をしていると思われる日本人の方３名とオーナーが話に盛り上がっていました。

宿の飼い犬です。
ここでは人も犬も同じ状態です。

暇なのでThe rockを見に行ってみることにしました。
ダラダラは頻発していて最高でも１０分程度待てば来ます。
５００シリングで１０キロくらい先まで乗って何も無い所で降ろしてもらいました。

ありました！
お目当てのレストラン

干潮のようで人が歩いてレストランに出入りしています。

干潮でもせり出した岩の上ギリギリに建つレストランは見た目のインパクト大です。

遠くから見てみました。
奥行きはわりと有ります。

こちらにもせり出した岩肌が続きます。

レストランの真下から撮ってみました。
もう少し待てば完全に潮がひいてレストランの裏に回れそうなのですが充分に満足したので帰ることにしました。

ダラダラの終点まで歩いて行ってみようかと思ったのですが景色が変わり映えしないので戻ることにしました。

ダラダラで宿の前を通過して２キロくらい先のパジェの集落へ向かいました。
座れないとこういうことになります。

パジェの集落にはお土産屋さん、酒屋、スーパーなどありました。

パジェの集落を散策

ブロック塀を造っているようです

パジェの村のメインストリートと繁華街

給水車の排水口にペットボトルが付いています。
まさか栓がバカになってボトルのキャップでおさえているのでしょうか。

宿に戻り少し休んだ後、あまりに暇でやることが無いため潮が引いた広いビーチを歩き再び村の集落へ向かいました。海で牛を遊ばせていたのでしょうか。

ビーチ沿いにはリゾートホテルが並んでいます。

観光客用のお土産屋さんが並ぶ一画を見つけました

スーパーでビールや飲み物を買い宿に帰る途中に見かけた下校中の生徒たち

私はパーカーを被って歩いていたので服装が似ているせいか一部の子が不思議そうな顔をして私を見ていました。

ふたたび集落の中を歩いてみました。
ここの方々はニーハオではなくコンニチハで挨拶してくれます。
日本人宿のオーナーさんの力ですね。

高く伸びるヤシの実

日が暮れました。
宿の敷地はお洒落にライトアップ

夕食のエビカレーです。
ココナッツ味のカレーでまろやかでとても美味しかったです。
前菜にズッキーニの油いためのようなものとオクラのてんぷらが付いてきました。みそ汁も本格的な味でした。（２００００シリング）
あとジンジャティーを飲みました（２０００シリング）

隣のテーブルに私より若干若いカップルが居て一緒に飲みませんかと誘ってくださったので２２時頃まで一緒に飲みました。カップルの中に一人だけ気まずい感じでしたが途中からオーナーさんも加わりサービスで自作の小料理とか食べさせてくれました。
このカップルは数日前にダルエスサラームでＪＩＣＡの関係者を装った現地人から誘拐されてお金を奪われたとのことでしたが、物品は奪わずお金も一部は残してもらえたとのことでした。怪我とか無くてなによりですが、犯人に噛みついて大量出血させて大けがさせたのだとか。。。

真っ暗な中、日本の中古車の軽トラでマグロを売りに来た魚屋さんから新鮮なマグロを選ぶオーナー

夜空は一面が星で綺麗でした。

翌朝です。
朝日を見るために日の出に合わせて起床しました。
遠浅の海で干潮のため数百メートル沖合まで歩いて行っている人も居ました。

私も水面を散歩しました。
冷たい水が気持ちよく、水面に反射する太陽と雲が綺麗でした。

まだ完全に目が覚めていませんがハンモックに寝て海を見ながら昨日買っておいたビールを飲み干しました。これ以上ない最高の朝です。

この犬、肉付きがいいので毎回オーナーさんから、あら痩せちゃったね〜と声をかけられていました。

茶菓子のトレーに乗っかってフルーツが出てきました。

チェックアウトは１０時なので時間まで散歩します。

他のホテルだけど、これも寝たら人間ダメになりそうなベッドだ。

ビーチに原住民が使うモリの様なものが落ちていました。

チェックアウトの時間までハンモックで廃人ごっこやってました。

ダラダラに乗ってレストランへ
潮が満ちてきているので今日は水面に浮かぶレストランを見ることができます。

綺麗な海です。

何もすること無く１時間以上待ちました。
１２時に予約してもらったので向かうことにしました。

いよいよです。

すごいハイテンションの白人の店員さんにenjoy!と言われ大歓迎されました。
予約してある旨を伝えリストの確認をしてもらうと私の名前が無い、、、
１２時なら大丈夫とのことで電話で予約入れてくれなかったようです。

まあ、誰も居ないので問題なく入店
オープンテラスです。

岩の敷地に木が生えていたり適度に涼しい雰囲気が演出されいい雰囲気です。

味の評判はあまりいい噂を聞きません。
シーフードのパスタサラダを注文しました。
お値段１７ドル。
食事は最安がパスタで基本的に最低２０ドルからといった感じです。

日差しが暑いので中に入れさせてもらいました。
パスタ美味しく頂きました。

さて戻りましょうか。
ずいぶんと満ちてきました。

期待したほどではありませんでしたが水上レストランを見ることができて良かったです。

もう少しパジェでのんびりしようかと思いましたが、のんびりし過ぎたのでスト−ンタウンに戻ることにしました。

メイン通りに出る１００ｍくらい手前でダラダラが通過していくのが見えましたが
しばらくするとダラダラがバックで勢いよく戻ってきて私の歩いている路地にベタ付けで停車しスト−ンタウン！と声をかけてきました。
乗客が１人も居ないので確保したかったようです。商売熱心ですね！

ザンジバルの旅行記はシンプルに１通にまとめようと思っていたのですが２通に分散してしまいました。


続きは世界遺産のストーンタウンです

この旅行記へのコメント （2）

• wakabunさん 2015/08/30 15:32:04

  水着よりシュノーケル

  こぼちゃさん、
  
  いつも独特の視点、表現が楽しくて、にやにやしながら旅行記を拝見していますが、これには大うけしました。
  
  「水着は使わないかもしれないので邪魔なため持ってきませんでしたが、念のためシュノーケルを持ってきていましたので洋服のまま泳ぎます！」
  
  シュノーケリングのほうがかさばるじゃん！と突っ込みを入れたいところですが、確かに服でも泳げるかもしれないけど、シュノーケルは代用品がないですよね。そこまでしてシュノーケリング命なこぼちゃんさんに感心しました。
  
  私的には水着は下着としても使えるので、持ってきてほしかったですｗ
  
  Wakabun

  こぼちゃさん からの返信 2015/08/30 16:04:30

  RE: 水着よりシュノーケル

  wakabunさん
  
  実は逆のパターンもあります。
  ７月にジャカルタの離島で泳いだ時は水着だけ持っていってシュノーケルは無しでした。泳ぎに行くことが目的だったので泳ぎやすいスタイルが必要だったことと、シュノーケル用品を一式レンタルできることが分かっていたからです。
  
  怪我や日焼け防止のため上下長袖の水着なのでかさ張るんですよ。どうすれば荷物を減らせるのか工夫した結果が洋服で泳ぐことでした。服なら着替えとして使えるし汚れていたら泳ぐことで洗濯ついでになりますからね！今回は服が汚れまくって瀕死の状態でしたので水着代わりの服が着替えになり救われました。シュノーケルもフィンを持っていくと荷物が大変なことになってしまうのですがマスクと息をする筒だけなら大したことないので泳げそうな望みが有る土地を旅する時は必帯です！
  
  海を見ると泳ぎたくなります！
  雪を見ると滑りたくなります！
  
  こぼちゃ