▼北欧４ヶ国周遊 ９日間 ２日目▼

2015/07/27 - 2015/08/04

▼7/28 連泊してストックホルムの観光を終日で。２日目。

５回目のヨーロッパ旅行、今年は結婚30年の記念版でもあります。
昨年に引き続きＪＴＢ旅物語のものをセレクト。「憧れの北欧周遊９日間」に参加しました。物価高でツアー代金も割高な北欧ですが、まだ訪ねていない国をまわるには都合がいいです。
４つの国：スウェーデン・ノルウェー・デンマーク・フィンランド。
美しい街：ストックホルム＝ベルゲン＝フロム＝オスロ＝コペンハーゲン＝ヘルシンキ。
7/27出発は36.8万円(燃油3.27万円)でした。特徴は、フィヨルドはソグネだけながらベルゲン宿泊があること。月曜出発なら帰路乗り継ぎを利用したヘルシンキ観光が付くこと。合計５便の飛行機利用。充実した内容を考えるととてもリーズナブルでした。ツアー人数は22人。ゆったりムードでまわって来れました。今回も大満足です。

エリア ストックホルム(スウェーデン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス 船 飛行機
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

3:33。どうも眠りが浅くて目が覚めてしまいます。遅い日没＆早い夜明け。この時間からうっすら明るくなってます。

6:13。朝食前の散歩に出ます。まずは目の前の駅へ。スロープ地下道からホームへ上がってみます。

改札口はこんなふうでした。

駅そばにはこんなレストランがありました。黒とオレンジ色が鮮やかでした。

ホテル隣接＆駅前すぐのショッピングモールです。バスターミナルもありました。この町の人はここに来れば何でもそろうといった感じでしょうか。

7:28。なんと中に入れました。誰もいませんよ。どの店も閉まったままです。貸し切り気分いい気分で少しうろうろしました。

昨晩ぐるぐるしたスーパーのレジ部分です。北欧はクレジットカード払いがとみに普及しているとのことです。

今回は４ヶ国とも通貨が異なります(焦)。添乗員さんの事前アドバイスで、１日だけ長くバスに乗るノルウェーのお金(ＷＣチップなどに)一人千円分くらい用意しただけです。あとは夫婦共用のカード１枚で済ませました。

7:30頃。朝食です。今回どこへ行ってもパプリカをよく食べました。あと、山羊乳と牛乳と半々でつくった茶色いチーズが印象的でした、甘くて柔らかいキャラメルのような味で。

今回の旅のホテルはすべて部屋Wi-hiが無料でした。タブレットを持参していたので、ざっくりした天気はネットで確かめられたのですが、やっぱり現地のＴＶで天気予報見たいですよね。

北欧は天気が変わりやすいので傘はいつでも持っておいた方がいい、ただし長く降り続くのは少ない、とのこと。

バスが9;30出発なので、ゆったりできました。首都に近いためか電車はバンバン行き来します。これはたぶん各駅停車の電車です。

江ノ電や新型路面電車みたいに蛇のように折れ曲がる車両でした。あの長さで２両編成でした。

こちらは機関車が客車をはさんで走る列車です。両端に機関車を付けているのです。このやり方は日本ではあまりないと思います。往復が多いとこうやると便利なんでしょう。少しレトロなかっこいい電気機関車でした。

まず、世界遺産ドロットニングホルム宮殿へ向かいます。途中競馬場が見えました。こんな大きなモニュメントがありました。

9:52。途中でガイドさんを拾って、いよいよドロットニングホルム宮殿に。少し前からあいにくの雨が…。今回の初観光なのに、幸先悪いです(悲)

10:04。ところがバスから降りる頃にすーっとやみ始めて、一旦広げた折り畳み傘もじきに巻き直すことになりました。なんと運のいいことでしょう。

内部の美しさはこのとおり。北欧のベルサイユと称されているようです。

どの北欧ツアーでも、ストックホルム観光は、市庁舎とガムラスタン(旧市街)を必須としながらも、この宮殿を省略しているものがありましたね。

たくさんの部屋を次々に見ていきます。きれいなお声のガイドさんの親切な説明もあって、飽きることなく見て回れました。

昨年の中欧旅行、イタリア、オランダベルギー、本家のベルサイユ、こういう豪華絢爛な宮殿をいろいろ観てきましたが、どこよりもどこと控えめで清楚な美しさがあったように思います。ガイドさんが言ったように、この宮殿がヨーロッパ世界から見た北の辺境にあることがそう感じさせているのでしょうか。

ここは図書室です。

宮殿２Ｆの窓から庭園部を。

赤みがかった大理石の柱と金色の天井が印象的なエントランス部です。

宮殿の脇に小さな聖堂があって、ガイドさんがとても素晴らしいお歌を披露してくれました。この方、キリスト教系の奉仕活動に従事していたご家族とともにかつて日本で暮らしておられたそうで、日本のことを今でも大切に思っておられます。

お歌の後、庭園に出ました。宮殿の中心部です。ポツダムのサンスーシーやウィーンのシェーンブルンと似た黄色い外壁がかわいらしいです。

全体像はこんな感じです。

11:51。宮殿を出発し、ストックホルムへ戻ります。昼食いただくレストランへ向かってます。奥に見える尖塔の方向にガムラスタンがあるのかなと思って撮りました

市街地を進みます。街並み確認です。道路灯が吊り下げ式になっていますね。

住みやすそうですね、物価と税金が高くなければ(笑)。整然とした美しい街並みです。

重税高物価でも、教育費とか医療費とか諸々の出費がおおかた無料の高福祉北欧諸国。日本もそうなればいいのにと思いつつも、これだけ人が少ないからこそできる芸当ではないかとも思ったりします。

12:22。レストランで昼食です。「ショットブッラール」という料理です。このミートボール、思いのほか美味かったです。もう一回食べたいです。

レストランの窓外を。市バスに虹の旗が付いています。アムステルダムで見たあの旗なのかと思っていたらやはりそうでした。詳しいことは忘れましたが、同性愛の人々の式典かなんかがある時期を表しています。

気温はとても涼しいですよ。持っていく服に悩みました。この時期の北欧、雨風次第でぐぐーっと気温が下がり、お天気だとそこそこ暑くなる、というような難解な表現をあちこちで見聞きしました。

バスから飛び降りて、すぐに歩き回ってみたい感じの通りです。

ストックホルム中央駅です。今回訪れた５つの都市の中央駅のそべてを写真に収められました。これなんかもそうですが、車窓から撮れたのがいくつかあるので、本当に運が良かったです。

13:00頃、ストックホルム市庁舎に到着しました。中庭から向こう側が見えます。川のように見えますがメーラレン湖という湖の端っこらへんのはずです。川なのか湖なのか海になるのか、とにかくこの辺りは非常に入り組んだ複雑な地形です。

市庁舎に入場です。ノーベル賞授賞式会場として有名です。どこの国からでしょうか、他に何組かの観光ツアーが来ていました。

階段は、ご婦人が長いドレスを着ていてもでも踏み外しにくいように、そのドレスが階下の人々によく見えるようにと、段差と手すりとが低く設計されているとのこと。

その階段をのぼって２Ｆへ。これは市議会の議場です。

さきほどの１Ｆホールの階上にこんな広間が。舞踏会に使う所だったような。ガイドさんの説明を忘れてしまいました。

館内見学を終えて、バス発車まで自由時間です。さっそく向こうの景色を見に行きます。ストックホルムの観光写真の多くはきっとここからの風景ではないでしょうか。天気はもう完全に回復しています。

１．ここから４枚、右にスクロールしていきます。向かって左端、ガムラスタンの方向です。

２．「魔女の宅急便」でキキがやってきた街のイメージモデルがここストックホルムであることはあまりにも有名ですね…。と言いながら、数年前までは地中海のどこかだろうと勝手に思い込んでおりました。

３．観光客だけでなく土地の人々もたくさん来ていました。短い夏を満喫しなければなりませんから。さわやかな風が心地よかったです。

４．高級ホテルなんでしょうか。その立地とともにとにかく素晴らしいです。

これは向かって左後ろ側、中央駅の方向です。駅からすぐの所です。

市庁舎の湖側です。よい景色を観ました。

さていよいよ、ガムラスタン(旧市街)へ行きます。

ガムラスタン(旧市街＝この街の発祥地)は小さな小島で、周りと橋でつながっています。そこへ行く前に「王宮」を撮影するため短時間停車してくれました。下車した所に立派なホテルが。ここが王宮かとも思えます。

その右隣も素敵な意匠のホテルです。王宮はガムラスタン島にあります。
このホテルの真正面になります。

真後ろに「王宮」がありました。逆光で見えにくかったです。この街の中にあっては素っ気ない形ですね。

再びバスに乗ります。入り江をぐるぐるまわりこんで進みます。遊園地が見えました。

またまた素敵な建物が。海辺にぴったりの白い壁と赤い屋根がとてもキレイでした。

バスからですが、うまく撮れました。潮風とともに陽の光を満喫しているのですね。

そこここに重厚な建物があります。例の虹の旗もあちこちで見かけます。

王宮横の広場でバスを降りて、ガイドさん先頭に行軍です。治安が良かった北欧も犯罪は増える一方なんだとか。短い夏は稼ぎ時、スリに気を付けなければなりません。

いわゆるマルクト広場的な所に「ノーベル博物館」があります。再集合はここの前です。ＷＣもここにお願いをします。有名な？ノーベル賞メダル形チョコはこの中のショップで購入します。

ヨーロッパでは広場の真ん中に必ず噴水や泉があるようです。寒冷なこの街にも。

さて私たち夫婦はすぐに、「アイアンボーイ」の探索です。非常に小さくて見つけにくいらしいので。地図を頼りに少しうねうね行くとすぐ見つけられました。手持ちで写真を撮ろうと二人並んでしゃがみこんだ時、賽銭泥棒と間違えたのか女の人がすっ飛んで来て、お金取ったらダメだ的なことを言いました。ノーノー、オンリーピクチャと言ったら、シャッター押してくれました(笑)。観光ボランティア風の方でした。

あとはお土産を物色しに、お店が集まっている通りを行ったり来たりです。

建物の間からすぐ、海または川または湖が見えます。

こんな路地もあちこちにあります。

16:45。マルクト広場に戻り、再集合です。シニアの方ばかりのこのツアー、みなさんきちんと時間を守るので万事スムーズにすすみました。

バスが待ってる(駐車はできないので決めた時刻にどっかからやって来る)王宮横広場からの遠景。水の都ですね。私が住んでる大阪なんか、全然全然比べものにならんわ。

「アイアンボーイ」は王宮横広場の隣のこの教会の裏手にあったみたいです。探索するまでもなかったですね。

もうひとつ立ち寄る所がありました。リッダーホルム教会です。バスの正面に見えてきました。

引きができないので、これがせいいいっぱいです。大きな建物は離れて撮る方が絶対いいのですが、しかたありません。

17:10。ホテルは連泊です。ストックホルムの近郊ソレンチューナ市にあります。高速道路の逆向きはえらい混みようでした。