2015/08/01 - 2015/08/01
30位(同エリア65件中)
botさん
前編でクリチバ市のセントロ(街の中心)地区を紹介しました。今回はタイトルの、あと2つのセントロについて書いてみます。
前回記事
http://4travel.jp/travelogue/11034045
※ 写真は過去に撮り溜めたものを使用しています。日付はダミーです。
- 旅行の満足度
- 3.5
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2つめのセントロ(Centro-街の中心)ですが、それはセントロ地区の北部に細長く広がっている地区です。この地区は、セントロ・シヴィコ(Centro Cívico)という名前です。日本語で言えば、「市民のセントロ」といったニュアンスです。
https://goo.gl/maps/UczqI -
この地区に入るには、パラナ連邦大学(UFPR)のある広場から、パッセイオ・パブリコ(Passeio público)と呼ばれる大きな公園を抜けると早いです。
写真は、アラブ記念館(Memorial Árabe)です。中は図書館になっているようです。 -
セントロ・シヴィコは官庁街です。パラナ州の官庁や連邦政府機関のビルが並んでいます。
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このどっかの児童館みたいな建物は、クリチバ市役所です。
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そしてこれが、パラナ州庁舎です。イグアス宮(Palácio Iguaçu)と呼ばれています。
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イグアス宮と言われると、「イグアスの滝」の近くにあるのかなと思ってしまいます。しかしイグアスの滝は同じパラナ州にありますが、ここから630km離れた、パラグアイとアルゼンチンとの国境沿いにあります。
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イグアス宮の玄関には衛兵も立っています。
首都ブラジリアの大統領官邸(Palácio do Planalto - プラナルト宮)は現代的なモダン建築ですが、そこにも衛兵がいます。プラナルト宮の衛兵は格好良いなと思ったのですが、ここの衛兵は州職員が交代でやっているのではと疑うくらい、貧相です。観光客も来ないし、こんなもんなんでしょうね。 -
そしてイグアス宮の裏にあるのが、オスカー・ニーマイヤー美術館(Museu Oscar Niemeyer)です。
オスカー ニーマイヤー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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別名、「目の美術館(Museu do Olho)」と呼ばれています。建物が目のように見えるためです。
オスカー・ニーマイヤーは、ニューヨークの国連本部ビル、ブラジリアの国会議事堂などなどを設計した、有名建築家です。 -
この美術館は、主に現代美術を扱っています。理解不能な展示品が多いです。
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本館と目の部分は、地下通路で繋がっており、建物内部はかなり広いです。
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展示品もおかしいけど、建物もおかしいですよね。
月曜休み。10時から18時まで、入場料9レアル(320円)です。オスカー ニーマイヤー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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次に3つめのセントロです。
セントロ地区の北隣には、サンフランシスコ地区(São Francisco)があります。このサンフランシスコ地区のセントロ地区に面している一帯は、セントロ・ヒストリコ(Centro Histórico - 歴史的街並み)と呼ばれています。
https://goo.gl/maps/nWFWL -
クリチバの街の中心のティラデンテス広場(Praça Tiradentes)にあるクリチバ・カテドラルの脇の道を歩いて行きます。
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道路を渡る地下道を抜けると、そこがセントロ・ヒストリコです。
あまり治安は良さそうではありません。 -
クリチバで最初に建設された教会、Igreja da Ordem Terceira de São Francisco das Chagas
1737年に建設 -
二番目に建設された教会、Igreja de Nossa Senhora do Rosário de São Benedito
こちらも1737年建設 -
こんな感じで、幾つかバーが営業しています。セントロ・ヒストリコのバーは、平日でも昼から営業しているので、ビールを飲みたい時には便利です。
夜は治安に問題があるので、止めた方がよさそうです。ドイツ風バー by botさんバール ド アレマン / シュワルツワイド バー
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石畳は古そうなのですが、建物は必ずしも古いわけではありません。
公式にはクリチバの前身となる村は、1693年にできたそうです。サンパウロの方が140年ほど古いです。でもサンパウロには、このような趣のある場所は無かったと思います。 -
馬の噴水
ここは、ガリバウディ広場(Praça Garibaldi)と呼ばれています。 -
クリチバ記念館(Memorial de Curitiba)
美術館、入場無料 -
日曜日には市があります。雑多なものを売っています。
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この市の規模は非常に大きいですが、大したものがある訳ではありません。
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最後に前回紹介したパラナ松(Araucária)ですが、この松の実はクリチバの冬の味覚になります。
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松ぼっくりは、サッカーボールほどの大きさになります。
※ 写真はWikipediaから借りてきました。
https://pt.wikipedia.org/wiki/Pinh%C3%A3o -
こんな感じでスーパでも売っています。1kgで11レアル、400円弱です。ピニョン(Pinhão)と呼びます。
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一般的に、塩茹でするそうです。
露店でも売っています。大きめのカップ一杯で5レアル、200円弱です。 -
皮を剥くと、白い実が出てきます。味は芋のような感じですが、薄いです・・・。ん?、栗の味がしない栗、というのがピッタリします。
今ググって!みたら、松の実は効能が凄いんですね。第2のアサイになったら、皆、喜ぶのではないでしょうか。もうちょっと食べ方を考えた方がよいと思いますが・・・。
以上でした。
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