夏のレッサーパンダ紀行【3】 王子動物園　やったね！！２５年ぶりの仔レッサー誕生！！ ミンファ・ママはお籠り中、ガイア・パパはカバ舎横の放飼場にて展示です

2015/07/21 - 2015/07/21

今日は短い時間ではありますが私の最寄り動物園である神戸市立王子動物園を訪問しました。

訪問の理由はガイア君が”動物とこどもの国”の放飼場からカバ舎横の放飼場にプチ移動したとの情報を得たから・・・季節は夏本番、暑さに弱いレッサーパンダに会いに行くにはかなり厳しい時期ではありますが、地元の動物園で、園内での移動とは言えレッサーの移動があったと聞いては腰を上げずにいられませんでした。

カバ舎横の放飼場は２００９年以来６年ぶりの使用とは思えないほどの整備ぶりで、そして、ガイア君も違和感なくこちらの放飼場に馴染んだようで一安心です。

そしてっ！！
＜7月28日追記＞
旅行記作成中に嬉しいニュース！！
7月6日にミンファちゃんが待望の赤ちゃんを出産していたそうです！！
ガイア君、パパだね〜、感無量です。
秋の仔パンダのデビューが待ち遠しいです。

詳しくはこちらで→http://www.kobe-ojizoo.jp/info/detail/?id=155


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア 御影・灘(兵庫)

今日は会社をお休み頂き、３月中頃からほぼ毎週続いた海外出張でボロボロになっていた体のメンテナンスをしようと思います。
地元の口腔外科で親不知を１本抜き、神戸の病院で検査を受けるまでの間に短い時間ですが王子動物園へやってきました。

王子動物園の入園料は大人６００円です。

今日、短いながら王子動物園に寄った主目的は、ガイア君が”動物とこども国”のレッサーパンダ舎からカバ舎横の現在は使われていなかったサブのレッサーパンダ舎に園内移動したとの情報を得たからです。

レッサーパンダ観察には向かない夏のお昼ではありますが、地元ファンがその様子を見に行かない訳にはいかないと言うことで暑い中”動物とこどもの国”のレッサーパンダ舎へやってきました。

現在、王子動物園で暮らしているのはガイア君とミンファちゃんの２匹・・・なのですが７月２８日に発表がありました！！この時点でもう１匹、仔パンダが暮らしていたのです！！

祝！！ミンファちゃん出産！！　ガイア君ついにパパに！！

詳しくはこちらで→http://www.kobe-ojizoo.jp/info/detail/?id=155

しかし、さすがはミンファちゃんですね・・・感服です。
ミンファちゃんとガイア君の子供ですから・・・尻尾の立派な美形に育つんでしょうね！！

お知らせの貼り紙には”妊娠の可能性があるため”と書かれていましたが、この日の時点ですでにおチビちゃんは生後１５日と言うことになりますね。

王子動物園としては２５年ぶりのレッサーパンダの誕生と言うこともあり、発表の時期も慎重に選ばれたのでしょうね、生後２２日目での発表となりました。

そして、ガイア君はカバ舎横の放飼場へ移動です。
今になって思うと、これは出産したミンファちゃんに静かな環境で子育てに専念してもらうための措置なのかもしれませんね、

カバ舎横の放飼場までの道順も掲示されていました。

レッサーパンダの寝室を覗くことが出来る”リスと小鳥の森”は３月から閉鎖中で、この事もミンファちゃんの妊娠、出産、子育てにはいい影響を与えたかもしれませんね。

と、書いてはみましたが、よくよく考えるとミンファちゃん＆ミンファっ子が現在、こちらのバックヤード寝室にいるのか、カバ舎横放飼場のバックヤード寝室にいるのかは分らないのですけどね・・・。
おそらくこっちの寝室で子育てをしているんだと思います。

業務用通路へのエントリーもなぜだか立ち入り禁止になっていました。

カバ舎横の放飼場にいるガイア君に会いに行きます。

途中でジャイアントさんの放飼場に寄りましたが、今日は午前中イベントのため旦旦ちゃんの展示はありませんでした。

そうそう、旦旦ちゃんのレンタルの５年延長が決まりましたね。
ひとまずはホッとしましたが、お婿さんの来園も含めた今後の展望は不透明なままですね。

こちらがカバ舎横のレッサーパンダ舎へのエントリー・・・僕は初めてここに来ました。

ガイア君の立て札がお出迎えしてくれました。

こちらの放飼場は太郎君が亡くなった２００９年以来使われていないと聞いていますが、思いのほか整備状態が良く安心しました。

動物とこども国の放飼場と比べると狭くてアスレチックも充実はしていませんが、こちらの放飼場もなかなかいい放飼場ですね。

僅かながら標高も高いですし、放飼場の向きもわりかし日陰が多く出来る方向のような気もしますし、夏場はこちら、涼しい時期はあちらと使い分けるのもいいかもしれませんね・・・ただし、無麻酔で移動ができるのならですが・・・。

そして、できれば両方の放飼場共にスプリンクラーかスポットクーラーの設備が欲しいところですね。

木登り用の梯子も設置されていました。

訪問時に知る由もありませんでしたが、この時すでにお父さんになってたんですね、ガイア君。

１１歳にしてついにパパになったガイア君・・・本当におめでとう！！

王子動物園にとっては２５年ぶりのレッサーパンダの誕生なので、男親と子供の同居などの冒険的展示はないかもしれませんが、お隣の放飼場同士でもいいのでガイア君とおチビちゃんの２ショットが見たいですね。

放飼場もそうですが、看板類も５年間使われていなかったとは思えないほど綺麗に保たれています。

いずれ使われることも考えて定期的にメンテナンスされていたのでしょうか？
そうだとしたら素晴らしい先見の明ですね。

こちらも随分前からあったような看板に見受けられました。

そうそう、日本動物園水族館協会はいつまでレッサーパンダをアライグマ科にしておくのでしょうか？
そろそろレッサーパンダ科に移行してもよいのでは？

大きな蕗の中を歩くガイア君。

水分補給は大切だね！！

これから夏本番でレッサーパンダには深刻なシーズンが到来します。
各園のキーパーさんに心からのお願いです・・・「もし、放飼場設備や予算の関係で有効の暑さ対策が出来ない場合は、臆せず展示中止を選んでください」
今や時代は変わりました、しっかりとした理由があっての展示中止は非難ではなく称賛の対象になるのです。
本当に心から願いします。

ガイア君のいるカバ舎横から園の東側を下り円形猛獣舎まで降りてきました。

お目当てはアムールヒョウの赤ちゃんだったのですが、放飼場にはアムロ父さんが出ていました。

ポン母さんとセイラちゃんの展示は１日２回で合計１時間半だけなのですね・・・残念。

野生では５０頭くらいしかいないアムールヒョウ、世界中の動物園で繁殖への取り組みが行われています。
日本ではペアの相性に恵まれ、ここのところアムールヒョウ誕生のニュースを聞く頻度が増えてきています・・・おめでたいことです。
次なるステージは血統保持のための活動でしょうか？
積極的に海外との個体交換をスタートさせてしていく時期かもしれませんね。

ユキヒョウのティアン君とユッコちゃんはまったりと。

なんかいい感じですね。

猛獣舎ではジャガー→アムールヒョウとおめでたが続いています、もちろん、次はティアン君とユッコちゃんの番ですよね！！

期待しています。

動物園周辺のマンホールが、以前の動物写真のものからリニューアルされていました。

以前あったルナちゃんのマンホールはどうなったんだろ？
オークションか何かあったら欲しいなぁ。