2015/07/18 - 2015/07/18
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はじめてのヨーロッパyodaaaaさん
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今度のチェックインできないのは私じゃありません。
しかもチェックイン対応は私がやる羽目に!?
休暇に来てこんなことしてるのは
私ぐらいです。たぶん
-
私はたまたま、この4travelの旅行記を更新するために
wifiの強いリビングで一人座っていた。
リビングのpcは、屋外の監視カメラの様子を映している。
私がそのpcにふと目をやったところ、
2人の中国の中年夫婦が扉前で立ち止まっていた。
私は玄関へ様子を見に行ったところ、
先日から宿泊している若い欧米人の3人が帰ってきた。
中国人夫妻は、彼らに何か話しかけたが
どうも通じていないようで。
予約書を見せるも漢字で書かれた文章は
完全にお手上げだった。 -
婦人は私を見つけるや、予約書を私に見せながら
中国語をまくし立てた。
私ももちろん困ったけど、
予約の住所や写真は確かにこの宿のものだったので
Yes!と返事すると、
夫婦は玄関口に立っていた私をすり抜けるように中へ入っていった。
私は西欧の人らに、
夫婦は中国人だけど、私は日本人だから(何を言ってるか分からない)
と説明すると、笑いながら、こう答えた。
家主は散歩中だよ。 -
ここからリビングで3人での筆談が始まった。
まず、私はただの客人であること、
主人はそのうち帰ってくること、など基本的事項を伝える。
夫婦はチェックインできないで待たされてるのはもちろんのこと、
他にまだ何かあるようで、特に女性はショックを隠しきれない様子。
どうやら現金4000ユーロをスられたという。
詳しい状況はよく分からないし、
彼らの言うことが本当なのか、
私が正しく理解できているのかさえも不明だった。 -
ただ、いつまで経っても主人が戻る気配がない。
散歩していたとしても夜の9時を過ぎているし、ここに来る確証がない。
イエ電で呼び出してみるも、つながらない。
そこで日本からもってきていた携帯を使うことにした。
念のため持っては来ていたが、でんげんを切ったままで、
メールで日本から仕事の依頼をしたいが
私に電話が繋がらないということで、
昨晩、急いで携帯会社に国際電話の設定を教えてもらったばかりだ。
その偶然もひと役立ちそうだ。 -
電話は主人に繋がった。
ただ、彼はフランス語メインで、英語はフランス語訛り、
英語で話していても、ついフランス語が入ってきてしまう。
そんな彼との通話はなかなか難しいものがあった。
とにかく戻って来てくれれば済むことなのだけど、
どうも難しいようで、にぎやかな感じ等からすると
バーにいるのかも。
最初は、予約した客人の部屋は用意してある
と言っていたが、そのうち、
予約はもう受け付けてないとか、
ネット予約を仲介した会社に連絡してから、私にコールしてくれとか
主人の言うことが変わってきて、
通話回線の関係か、途中で切れてしまった。
国際電話までかけても、この夫婦の行き場がないまま。
すでに夜の10時過ぎ。 -
部屋は用意してある、と言っていた。
ならば他の客人と同じように名札がドアに貼ってあるはず。
まず名前の確認。
ただ、アジア人の名札については、主人の思いつきで書いたような
いい加減なスペルで書かれたもの。
しかも夫婦は英語をほとんど理解してない。
私が名札を中国語っぽく読み上げる"名札当て"は少々時間を食ったけど、
それらしい部屋を、2部屋みつけることができた。
とりあえず、ここで一晩明かせば、
明朝、何とか対応してもらえるでしょう。 -
部屋は2部屋が該当した。
というのも、2人で2部屋借りていたのだ。
ただ、さっきの話の続きによると、
金をスられて、とにかく現金の持ち合わせがない。
だから一部屋キャンセルして、返金を期待しているわけ。
部屋が確保できたとなれば、ちょっと一安心。
次はおなかだ。
米を取り出してきて、吸い寄せられるようにキッチンへ。
得意の粥作りだ。
ただ、IHの使い方がわからない、缶切りがない、
と問題が続出。
そこでキッチンの手伝いまで私が駆り出される。。
ここまで来たらやるしかない。 -
これで一区切りついたかのように思えた。
と、今度は新たに別の若いアメリカのカップルが宿を訪ねてきた。
この時点でどうして彼らを中に招き入れたのか
わたしのきおくにないのだけど、
2人は予約をしておらず、一晩なんとかならないか、とのこと。
アメリカンに、また、私の立場や現状を伝える。
まさか、中国夫婦が説明をできるわけでもないし。
アメリカンの窮状を中国夫婦にも一応教えてあげたところ、
私たちの空いた部屋を貸してあげるという。。
いや、それは主人が決めることだし。。
とにかくアメリカン自身で主人に交渉してもらうしかない。
電話するように進言したが、持ってないという。
仕方ないので、私の携帯を貸す。
さすがに料金がバカにできないなあ。。 -
電話が繋がると今度は早かった。
5分で戻るとのこと。
えーー。。
さっきの対応とはだいぶ違いますね。
このことは中国夫婦にも伝える。
主人がくれば、私はこの任を解かれるわけだから。
ほどなくして主人と奥さんと、ワンコ2匹と
ついでに猫も乱入して、リビングはさらに活気づく。
中国語、フランス語、英語、ワンが入り混じる。
ニャーは無い。 -
まず、状況を一から整理。
中国夫婦は、すでに予約時点で初日分の入金を保証金として納めていた。
ただ、一晩の予約なので、これ以上支払う必要はない。
それから、部屋のキャンセルはできないとのことだ。
この説明は、私が英語とフランス語を聞き取って、
私が日本語の漢字のみを使って、中国夫婦に伝える流れ。
次にアメリカンカップルの部屋だが、
中国夫婦の願いでもあり、温情でもある
部屋のキャンセルが了承され、
その空きをアメリカンに与えられることが決まった。
ただし、当日料金で割高になるが、
宿無しカップルにとっては天の恵みだ。
そしてアメリカンの払った料金が
そのまま中国夫婦に返戻されることになった。
ここで思わず、満場のはくしゅが!!笑 -
実はこの時点で、主人らは中国夫婦がスられた話は知らなかったのだけど
夫婦による詳しい説明によると、
どうやら背中に背負ったかばんのチャックを開けられ、
まんまと4000ユーロ持ってかれたらしい。
さらには、どうやら空港から宿までのタクシーで
ぼったくられたようだ。
これにはフランス夫婦も驚いていたし、
ここまでの内容を理解するのも相当な時間と想像力が必要だった。
こちらがタクシーを理解するのも一苦労。。
ちなみに空港行きのバスは
片道6ユーロかかる路線98番だっけ?のほか、
23番線の片道1.5ユーロで行けるのも
あるそうです。これはいい情報! -
とにかく中国夫婦との言葉の壁は相当なもので、
筆談でも日本語にない漢字が出てくれば止まってしまう。
スマホのバカ翻訳もあまり当てにならないし、
そこで中国婦人の"ジェスチャーゲーム"が始まる。
彼女は特にスられてショックを受けているし、
何とか伝えたくて、大マジメにやってるんですけど、
周囲は何それ?みたいな感じで、大笑い。
最後に私が中国夫婦に「渡りに船」でしたね
と言おうとしましたが、自動翻訳はそのまま訳すだけなので意味なし。。
でも、理解してくださったのか、
中国語での言い回しを教えてくださいました。たぶん -
主人らや、各客人とは、おかげでさらに距離が短くなりましたし、
特に中国夫婦とは電話番号まで交換しました。
私の登録名は、"日本人"でした。笑
このやり取りは深夜12時過ぎまで続きました。
以上、ここまでのお付き合い、ありがとうございました。
中国夫人がスられた話を全員に再び披露して
泣きそうになったとき
みんな、オーロロと同情しつつも
フランス夫人が捧げた言葉がありますので
ご紹介します。
C'est la vie!
でもそれが人生ってものよ。
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