ラツィオ州旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2014年6月から7月にかけて、イタリア、フランス、スペインを勝手気ままに歩いた一人たびの心地よさが忘れられず、年が明けるや否や新しいプランを作成。今年は昨年最も強く心を惹かれてしまったイタリアに集中することにしました。6月のトスカーナは連日35度を超す猛暑だったので、今年は1か月前倒し。<br /><br />まずは行きたいところをピックアップして、たびの拠点となる都市を選定。宿泊施設を押さえてから、詳細を詰めていくというのが私のスタイルなのですが、例によってこれも見たい、あそこも行きたい・・・とかく欲張りな私のこと、1か月じゃあ全く時間が足りないことがすぐに判明しました。とはいえ、時間とお金は限りあるもの。優先順位を決めて、何とかやりくりをして決めたのが下記のプランです。<br /><br />イタリアには過去3度行ったことがあります。<br />最初のたびは、大学生の頃、スイスのチューリッヒから日帰りで行ったミラノ。最後の晩餐だけ見に行ったような、慌ただしいたびでした。<br />2回目は2001年、シシリアとアルベルベッロ、カプリ島、ローマを2週間かけて回りました。<br />3回目が2014年、ベネチアとトスカーナ州、リグーリア州が中心の2週間。<br /><br />今回は、過去に行ったことのない場所をメインとした旅程となりました。たびを重ねるうちに、自分が最も興味を惹かれるものは、古い建物、神社仏閣教会等、そして彫刻、絵などの美術品 全て人が作り出したものだということがわかってきました。中でも、ここ2、3年、以前はあまり興味が沸かなかった教会に強く惹かれる自分がいます。基本的には無宗教なのですが、現在より人々の心が純粋で、神を敬う気持ちが強かった頃でなければ、創り上げられなかった文化の結晶とでもいうべき施設には畏敬の念を覚えます。というわけで、今回のたびの中心は教会を巡る街歩きとなってしまいました。<br /><br />イタリア語は皆目見当がつかず、付け焼刃で2週間ほど本を見て勉強しましたが、やるとやらないでは大違い。後は度胸と愛嬌?で前進あるのみ。御陰様で、とても自己満足度の高いたびになりました。<br /><br />2015/5/6	水	成田→モスクワ→ローマ<br />2015/5/7	木	ローマ<br />2015/5/8	金	ローマ→ティヴォリ→ローマ<br />2015/5/9	土	ローマ<br />2015/5/10	日	ローマ<br />2015/5/11	月	ローマ<br />2015/5/12	火	ローマ<br />2015/5/13	水	ローマ→ナポリ<br />2015/5/14	木	ナポリ→ソレント→アマルフィ→ラヴェッロ→アマルフィ→サレルノ→ナポリ<br />2015/5/15	金	ナポリ<br />2015/5/16	土	ナポリ→エルコラーノ→ナポリ→カゼルタ→ナポリ<br />2015/5/17	日	ナポリ→バーリ<br />2015/5/18	月	バーリ→マテーラ→バーリ<br />2015/5/19	火	バーリ→レッチェ→バーリ<br />2015/5/20	水	バーリ→オストゥーニ→チェリエ・メッサピカ→マルティーナフランカ→バーリ<br />2015/5/21	木	バーリ→アンコーナ→フォリーニョ<br />2015/5/22	金	フォリーニョ→スペッロ→アッシジ→フォリーニョ<br />2015/5/23	土	フォリーニョ→トレヴィ→スポレート→フォリーニョ<br />2015/5/24	日	フォリーニョ→ペルージャ→フォリーニョ<br />2015/5/25	月	フォリーニョ→コルトーナ→オルヴィエト<br />2015/5/26	火	オルヴィエト→チヴィタ ディ バーニョレージョ→オルヴィエト<br />2015/5/27	水	オルヴィエト→アレッツォ→オルヴィエト<br />2015/5/28	木	オルヴィエト→フィレンツェ→ボローニャ<br />2015/5/29	金	ボローニャ→ラヴェンナ→ボローニャ<br />2015/5/30	土	ボローニャ→モデナ→ボローニャ→フェラーラ→ボローニャ<br />2015/5/31	日	ボローニャ<br />2015/6/1	月	ボローニャ→パドヴァ→ヴィチェンツァ<br />2015/6/2	火	ヴィチェンツァ→パドヴァ→ヴィチェンツァ<br />2015/6/3	水	ヴィチェンツァ→ヴェローナ→ヴィチェンツァ<br />2015/6/4	木	ヴィチェンツァ<br />2015/6/5	金	ヴィチェンツァ→ミラノ<br />2015/6/6	土	ミラノ<br />2015/6/7	日	ミラノ<br />2015/6/8	月	ミラノ→モスクワ→<br />2015/6/9	火	→成田<br /><br />エステ家の別荘 ヴィッラ・デステの前に戻ってまいりました。まず、先に別荘部分を見て、それからゆっくりと庭園部分を巡ることにしましょう。

イタリア あっちも! こっちも! と欲張りなたび その9 ティヴォリ(2)ヴィッラ デステ

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2015/05/08 - 2015/05/08

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junemay

junemayさん

2014年6月から7月にかけて、イタリア、フランス、スペインを勝手気ままに歩いた一人たびの心地よさが忘れられず、年が明けるや否や新しいプランを作成。今年は昨年最も強く心を惹かれてしまったイタリアに集中することにしました。6月のトスカーナは連日35度を超す猛暑だったので、今年は1か月前倒し。

まずは行きたいところをピックアップして、たびの拠点となる都市を選定。宿泊施設を押さえてから、詳細を詰めていくというのが私のスタイルなのですが、例によってこれも見たい、あそこも行きたい・・・とかく欲張りな私のこと、1か月じゃあ全く時間が足りないことがすぐに判明しました。とはいえ、時間とお金は限りあるもの。優先順位を決めて、何とかやりくりをして決めたのが下記のプランです。

イタリアには過去3度行ったことがあります。
最初のたびは、大学生の頃、スイスのチューリッヒから日帰りで行ったミラノ。最後の晩餐だけ見に行ったような、慌ただしいたびでした。
2回目は2001年、シシリアとアルベルベッロ、カプリ島、ローマを2週間かけて回りました。
3回目が2014年、ベネチアとトスカーナ州、リグーリア州が中心の2週間。

今回は、過去に行ったことのない場所をメインとした旅程となりました。たびを重ねるうちに、自分が最も興味を惹かれるものは、古い建物、神社仏閣教会等、そして彫刻、絵などの美術品 全て人が作り出したものだということがわかってきました。中でも、ここ2、3年、以前はあまり興味が沸かなかった教会に強く惹かれる自分がいます。基本的には無宗教なのですが、現在より人々の心が純粋で、神を敬う気持ちが強かった頃でなければ、創り上げられなかった文化の結晶とでもいうべき施設には畏敬の念を覚えます。というわけで、今回のたびの中心は教会を巡る街歩きとなってしまいました。

イタリア語は皆目見当がつかず、付け焼刃で2週間ほど本を見て勉強しましたが、やるとやらないでは大違い。後は度胸と愛嬌?で前進あるのみ。御陰様で、とても自己満足度の高いたびになりました。

2015/5/6 水 成田→モスクワ→ローマ
2015/5/7 木 ローマ
2015/5/8 金 ローマ→ティヴォリ→ローマ
2015/5/9 土 ローマ
2015/5/10 日 ローマ
2015/5/11 月 ローマ
2015/5/12 火 ローマ
2015/5/13 水 ローマ→ナポリ
2015/5/14 木 ナポリ→ソレント→アマルフィ→ラヴェッロ→アマルフィ→サレルノ→ナポリ
2015/5/15 金 ナポリ
2015/5/16 土 ナポリ→エルコラーノ→ナポリ→カゼルタ→ナポリ
2015/5/17 日 ナポリ→バーリ
2015/5/18 月 バーリ→マテーラ→バーリ
2015/5/19 火 バーリ→レッチェ→バーリ
2015/5/20 水 バーリ→オストゥーニ→チェリエ・メッサピカ→マルティーナフランカ→バーリ
2015/5/21 木 バーリ→アンコーナ→フォリーニョ
2015/5/22 金 フォリーニョ→スペッロ→アッシジ→フォリーニョ
2015/5/23 土 フォリーニョ→トレヴィ→スポレート→フォリーニョ
2015/5/24 日 フォリーニョ→ペルージャ→フォリーニョ
2015/5/25 月 フォリーニョ→コルトーナ→オルヴィエト
2015/5/26 火 オルヴィエト→チヴィタ ディ バーニョレージョ→オルヴィエト
2015/5/27 水 オルヴィエト→アレッツォ→オルヴィエト
2015/5/28 木 オルヴィエト→フィレンツェ→ボローニャ
2015/5/29 金 ボローニャ→ラヴェンナ→ボローニャ
2015/5/30 土 ボローニャ→モデナ→ボローニャ→フェラーラ→ボローニャ
2015/5/31 日 ボローニャ
2015/6/1 月 ボローニャ→パドヴァ→ヴィチェンツァ
2015/6/2 火 ヴィチェンツァ→パドヴァ→ヴィチェンツァ
2015/6/3 水 ヴィチェンツァ→ヴェローナ→ヴィチェンツァ
2015/6/4 木 ヴィチェンツァ
2015/6/5 金 ヴィチェンツァ→ミラノ
2015/6/6 土 ミラノ
2015/6/7 日 ミラノ
2015/6/8 月 ミラノ→モスクワ→
2015/6/9 火 →成田

エステ家の別荘 ヴィッラ・デステの前に戻ってまいりました。まず、先に別荘部分を見て、それからゆっくりと庭園部分を巡ることにしましょう。

旅行の満足度
4.5
同行者
一人旅
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • ヴィッラ・デステの目印とでも言うべき大きな壺。この壺の隣が、別荘の小さな入り口です。壺の下に、色タイルがあり、Villa d&#39;Este と書かれています。<br /><br />前の旅行記でも触れましたが、枢機卿イッポリート2世・デステはローマ教皇の座を巡る争いに敗れ、1550年には、フランス占領下のティヴォリの知事になっていました。その前年1549年から、彼は別荘の建設に着手しています。

    ヴィッラ・デステの目印とでも言うべき大きな壺。この壺の隣が、別荘の小さな入り口です。壺の下に、色タイルがあり、Villa d'Este と書かれています。

    前の旅行記でも触れましたが、枢機卿イッポリート2世・デステはローマ教皇の座を巡る争いに敗れ、1550年には、フランス占領下のティヴォリの知事になっていました。その前年1549年から、彼は別荘の建設に着手しています。

  • 彼が連れてきた建築家はナポリ出身のマニエリズム(盛期ルネッサンスとバロックの中間期)建築家ピッロ・リゴーリオ。この建築家は、考古学にも明るい人だったらしく、彼の入れ知恵なのか、この時、イッポリートは同じティヴォリにあったハドリアヌスの別荘から、自分の別荘を飾りたてるためにたくさんの柱や彫像を持ち去っています。その結果、ハドリアヌスの別荘は、本来持ち合わせていた外観をかなりの部分失うことになりました。

    彼が連れてきた建築家はナポリ出身のマニエリズム(盛期ルネッサンスとバロックの中間期)建築家ピッロ・リゴーリオ。この建築家は、考古学にも明るい人だったらしく、彼の入れ知恵なのか、この時、イッポリートは同じティヴォリにあったハドリアヌスの別荘から、自分の別荘を飾りたてるためにたくさんの柱や彫像を持ち去っています。その結果、ハドリアヌスの別荘は、本来持ち合わせていた外観をかなりの部分失うことになりました。

  • 元修道院だということがよくわかる回廊に出ました。別荘は三方をこの16世紀の回廊に囲まれた形になっています。<br /><br />南国というイメージがピッタリ! のオレンジの鉢植えがいくつも置かれていました。

    元修道院だということがよくわかる回廊に出ました。別荘は三方をこの16世紀の回廊に囲まれた形になっています。

    南国というイメージがピッタリ! のオレンジの鉢植えがいくつも置かれていました。

  • 中庭にあったのは、ドーリア式の4本の柱の間にある「洞窟で眠れるニンフの噴水」。彼女を守っているのは、エステ家の紋章にもなっている3羽の鷲です。<br /><br />あっ 上の方に、もう1羽発見!<br /><br />アーチに沿って枝を伸ばしているのは、ヘスペリデスの園にある黄金のりんごだそうです。(ヘスペリデスの園:世界の西の果てにあったという美しいニンフ ヘスペリデス達の住み家。そこで彼女達は黄金のりんごの世話をしていました。)

    中庭にあったのは、ドーリア式の4本の柱の間にある「洞窟で眠れるニンフの噴水」。彼女を守っているのは、エステ家の紋章にもなっている3羽の鷲です。

    あっ 上の方に、もう1羽発見!

    アーチに沿って枝を伸ばしているのは、ヘスペリデスの園にある黄金のりんごだそうです。(ヘスペリデスの園:世界の西の果てにあったという美しいニンフ ヘスペリデス達の住み家。そこで彼女達は黄金のりんごの世話をしていました。)

  • 貝殻のモザイクで飾られた天井のあるマニカ・ルンガという廊下を辿りながら、まずは別荘の中に入っていきます。<br /><br />手前に孔雀と雄鶏、中央には、ラッパを吹いている天使が描かれていますね。

    貝殻のモザイクで飾られた天井のあるマニカ・ルンガという廊下を辿りながら、まずは別荘の中に入っていきます。

    手前に孔雀と雄鶏、中央には、ラッパを吹いている天使が描かれていますね。

  • 見学順路が書かれていないので、どちらに行ったらよいか迷うことしきり。こちらでいいのかなあ・・・まずは、Apartamento nobile 貴族のアパート と書かれた扉をくぐります。<br /><br />別荘部分の特徴としては、天井、壁、床のフレスコ画。リヴィオ・アグレスティの指揮のもと、多くの芸術家たちによって描かれたものです。

    見学順路が書かれていないので、どちらに行ったらよいか迷うことしきり。こちらでいいのかなあ・・・まずは、Apartamento nobile 貴族のアパート と書かれた扉をくぐります。

    別荘部分の特徴としては、天井、壁、床のフレスコ画。リヴィオ・アグレスティの指揮のもと、多くの芸術家たちによって描かれたものです。

  • 壁も天井もフレスコ画で覆われた部屋です。唐突ですが、最初の正直な印象は、よくもこういった部屋で眠れるものだなあと・・・<br />ヨーロッパのお城や屋敷に入るといつも同じ気分になります。<br /><br />舞踏会の会場ならともかく、こんなアパートには住みたくないです。誰も頼まないって? その通りなんですが、言ってみただけです。はい。

    壁も天井もフレスコ画で覆われた部屋です。唐突ですが、最初の正直な印象は、よくもこういった部屋で眠れるものだなあと・・・
    ヨーロッパのお城や屋敷に入るといつも同じ気分になります。

    舞踏会の会場ならともかく、こんなアパートには住みたくないです。誰も頼まないって? その通りなんですが、言ってみただけです。はい。

  • 壁のタペストリーもフレスコ画。入り口を開けるために、タペストリーを端折ったように見せかけていますが、これもフレスコ画。こちらの部屋の壁は、天井とは全く異なった雰囲気の風景画が並んでいました。

    壁のタペストリーもフレスコ画。入り口を開けるために、タペストリーを端折ったように見せかけていますが、これもフレスコ画。こちらの部屋の壁は、天井とは全く異なった雰囲気の風景画が並んでいました。

  • 15世紀後半から16世紀にかけてのイタリアの海辺の風景でしょうか?<br /><br />

    15世紀後半から16世紀にかけてのイタリアの海辺の風景でしょうか?

  • 所々にオリジナルの床が残っている部分がありました。ガラス張りになっていて、あまりよく見えませんが、どうやら、正方形と六角形を組み合わせたパターンの上に、幾何学模様が施されているようです。

    所々にオリジナルの床が残っている部分がありました。ガラス張りになっていて、あまりよく見えませんが、どうやら、正方形と六角形を組み合わせたパターンの上に、幾何学模様が施されているようです。

  • 下のアパートの最初の部屋「第一のティブルティーナの間」です。<br /><br />この部屋は、ティヴォリの町の起原にまつわる伝説を描いています。中央のフレスコ画で、右下に描かれている大勢の兵士たちに取り囲まれているのは、エルコーレ。この人は、ローマ神話版ヘラクレス。エルコーレとは、ギリシャの英雄ヘラクレスのイタリア語読みです。<br /><br />どうやら、ティヴォリという町は、相当長い歴史を持つ町のようです。これらのフレスコ画は、チェザーレ・ネッビアと彼の助手らにより、1569年頃完成しました。<br />

    下のアパートの最初の部屋「第一のティブルティーナの間」です。

    この部屋は、ティヴォリの町の起原にまつわる伝説を描いています。中央のフレスコ画で、右下に描かれている大勢の兵士たちに取り囲まれているのは、エルコーレ。この人は、ローマ神話版ヘラクレス。エルコーレとは、ギリシャの英雄ヘラクレスのイタリア語読みです。

    どうやら、ティヴォリという町は、相当長い歴史を持つ町のようです。これらのフレスコ画は、チェザーレ・ネッビアと彼の助手らにより、1569年頃完成しました。

  • ティヴォリという町を語る際に、必ず登場するのが、ティブルティーナと呼ばれるシビュラ。ではまずはシビュラの説明から。<br /><br />古代、ギリシャ、ローマ時代には、主にアポロンの神託を受け取る巫女が全部で10人いました。その巫女をシビュラと言います。キリスト教徒ではない、古代の神の使いであるにもかかわらず、ルネッサンス期には、聖書の中の預言者と同等の存在として描かれていました。<br /><br />10人のシビュラの一人にティブルティーナ(あるいはティブル)がいます。<br />(以下Wikipediaより転載)<br /><br />ティブルのシビュラは、ティブル(現ティヴォリ)で女神として尊崇されていたとされ、中世に流布した伝説では、アウグストゥスに対してキリストの降誕があったその日に、皇帝よりも偉大な存在が生まれたと予言したことになっている。彼女の名で「終末の皇帝」を描き出した予言書が4世紀後半頃に作成され、『メトディウスの予言書』などにもそのイメージが踏襲されて広まった。ティブルのシビュラに仮託されたその予言書は、近世になっても『ミラビリス・リベル』に再録されるなど、予言的言説の中では影響力を保った。(転載終了)<br /><br />彼女のことを書かずしては、この別荘について語れない部分が多いので、長くなりましたが、あえて引用しました。昨年訪れたシエナのドゥオモでは、床モザイク画にたくさんのシビュラたちが登場しましたが、ティブルのシビュラに関しては記憶がありません。<br /><br />こちらは「第二のティブルティーナの間」。ボッカチオで有名なヴィーナスの誕生が描かれていました。ヴィーナスとネプチューン。彼らもイタリア式変化を遂げて、海の守り神レウコテアとパレモーネになりました。レウコテアが後のシビュラの原型とされているようです。<br /><br />イッポリート2世は、古代世界でキリストの誕生を予言した、ティブルのシビュラに捧げる精巧なフレスコ壁画を依頼したのです。

    ティヴォリという町を語る際に、必ず登場するのが、ティブルティーナと呼ばれるシビュラ。ではまずはシビュラの説明から。

    古代、ギリシャ、ローマ時代には、主にアポロンの神託を受け取る巫女が全部で10人いました。その巫女をシビュラと言います。キリスト教徒ではない、古代の神の使いであるにもかかわらず、ルネッサンス期には、聖書の中の預言者と同等の存在として描かれていました。

    10人のシビュラの一人にティブルティーナ(あるいはティブル)がいます。
    (以下Wikipediaより転載)

    ティブルのシビュラは、ティブル(現ティヴォリ)で女神として尊崇されていたとされ、中世に流布した伝説では、アウグストゥスに対してキリストの降誕があったその日に、皇帝よりも偉大な存在が生まれたと予言したことになっている。彼女の名で「終末の皇帝」を描き出した予言書が4世紀後半頃に作成され、『メトディウスの予言書』などにもそのイメージが踏襲されて広まった。ティブルのシビュラに仮託されたその予言書は、近世になっても『ミラビリス・リベル』に再録されるなど、予言的言説の中では影響力を保った。(転載終了)

    彼女のことを書かずしては、この別荘について語れない部分が多いので、長くなりましたが、あえて引用しました。昨年訪れたシエナのドゥオモでは、床モザイク画にたくさんのシビュラたちが登場しましたが、ティブルのシビュラに関しては記憶がありません。

    こちらは「第二のティブルティーナの間」。ボッカチオで有名なヴィーナスの誕生が描かれていました。ヴィーナスとネプチューン。彼らもイタリア式変化を遂げて、海の守り神レウコテアとパレモーネになりました。レウコテアが後のシビュラの原型とされているようです。

    イッポリート2世は、古代世界でキリストの誕生を予言した、ティブルのシビュラに捧げる精巧なフレスコ壁画を依頼したのです。

  • 隙間なく埋め尽くされたフレスコ画から逃れるように、窓に近づきます。

    隙間なく埋め尽くされたフレスコ画から逃れるように、窓に近づきます。

  • 外を眺めると、「おお〜なんて良い景色!」。<br /><br />先ほど、公園から見えた小高い二つの峰を持つ丘が、ここからも見えました。古くからこの地に別荘が作られたわけがわかるような気がします。

    外を眺めると、「おお〜なんて良い景色!」。

    先ほど、公園から見えた小高い二つの峰を持つ丘が、ここからも見えました。古くからこの地に別荘が作られたわけがわかるような気がします。

  • こちらの部屋は「噴水の間」。この辺りまで来ると、壁と天井の絵が内容的にも様式的にも全く異なっていることが段々分かってきました。奥に見える壁には、左側に扉を開けて入ってくる男性はいったいどなた? ご主人様のイッポリート2世かしら??<br /><br />そしてその横には、ヴィッラ・デステの庭園のオリジナル完成予想図らしきものが描かれています。こちらのフレスコ画は、ジローラモ・ムツィアーノの作品。<br /><br />凄い! この急斜面に噴水の庭を作ったのですね。<br />

    こちらの部屋は「噴水の間」。この辺りまで来ると、壁と天井の絵が内容的にも様式的にも全く異なっていることが段々分かってきました。奥に見える壁には、左側に扉を開けて入ってくる男性はいったいどなた? ご主人様のイッポリート2世かしら??

    そしてその横には、ヴィッラ・デステの庭園のオリジナル完成予想図らしきものが描かれています。こちらのフレスコ画は、ジローラモ・ムツィアーノの作品。

    凄い! この急斜面に噴水の庭を作ったのですね。

  • 同じ部屋です。こちらの壁には、イリュージョン(錯覚)を利用した柱廊の向こうに広がる庭園の風景が、遠近法で描かれています。左の絵は、ヴィッラ・デステの噴水のようです。

    同じ部屋です。こちらの壁には、イリュージョン(錯覚)を利用した柱廊の向こうに広がる庭園の風景が、遠近法で描かれています。左の絵は、ヴィッラ・デステの噴水のようです。

  • そして、こちらが「噴水の間」の天井部分。天井の装飾は、前述のジローラモ・ムツィアーノ他6人の画家の共作です(1565年)。<br />中央の大きな絵画のテーマは「神々の饗宴」。その絵画をこちらもイリュージョンを用いた柱廊が取り囲んでいます。<br /><br />その周りの部分にも、グロテスク様式のモティーフで飾りたてられた中に、アポロ、ダイアナ、ケレース、バッカス、ネプチューン、ユノーといった古代の神々のエピソードが描かれています。

    そして、こちらが「噴水の間」の天井部分。天井の装飾は、前述のジローラモ・ムツィアーノ他6人の画家の共作です(1565年)。
    中央の大きな絵画のテーマは「神々の饗宴」。その絵画をこちらもイリュージョンを用いた柱廊が取り囲んでいます。

    その周りの部分にも、グロテスク様式のモティーフで飾りたてられた中に、アポロ、ダイアナ、ケレース、バッカス、ネプチューン、ユノーといった古代の神々のエピソードが描かれています。

  • お隣は、ティヴォリのヒーローであり、エステ家の伝説的祖先であるエルコーレ、つまり「ヘラクレスの間」。<br /><br />中央の「オリンパスの神々」の絵の周りには、「ヘラクレスの12の功業」の場面が描かれています。ギリシャ神話の知識がないと、「はあ〜」とため息をつくだけ! 何年か前、よく売れた「ヘラクレスの栄光」というゲームソフトがあったので、若者の方がもしかしたら、功業の中身に詳しいかもしれませんね。<br /><br />前述した「ヘスペリデスの黄金のりんご」とか「地獄の番犬ケルベロス」などはお聞きになったことがあるかと思います。

    お隣は、ティヴォリのヒーローであり、エステ家の伝説的祖先であるエルコーレ、つまり「ヘラクレスの間」。

    中央の「オリンパスの神々」の絵の周りには、「ヘラクレスの12の功業」の場面が描かれています。ギリシャ神話の知識がないと、「はあ〜」とため息をつくだけ! 何年か前、よく売れた「ヘラクレスの栄光」というゲームソフトがあったので、若者の方がもしかしたら、功業の中身に詳しいかもしれませんね。

    前述した「ヘスペリデスの黄金のりんご」とか「地獄の番犬ケルベロス」などはお聞きになったことがあるかと思います。

  • 続いての部屋は、「貴族の間」。1566年〜67年にかけてのフエデリコ・ツッカリの作品です。壁の絵は、ヴィッラ・デステと枢機卿イッポリートの「倫理的素質」を寓話化した と説明書きにありましたが、何のことやらさっぱり・・・<br /><br />秘儀荘の壁画を彷彿させるポンペイ・レッドを使ったり、だまし絵手法を用いたり、なかなか手が込んでいますね。ギリシャの哲学者は、プラトン、ピタゴラス、ディオゲネス、ソクラテスとオールスターキャストが登場しています。

    続いての部屋は、「貴族の間」。1566年〜67年にかけてのフエデリコ・ツッカリの作品です。壁の絵は、ヴィッラ・デステと枢機卿イッポリートの「倫理的素質」を寓話化した と説明書きにありましたが、何のことやらさっぱり・・・

    秘儀荘の壁画を彷彿させるポンペイ・レッドを使ったり、だまし絵手法を用いたり、なかなか手が込んでいますね。ギリシャの哲学者は、プラトン、ピタゴラス、ディオゲネス、ソクラテスとオールスターキャストが登場しています。

  • 天井を見上げると、四つのトンドの中には、寓話化された「名誉」、「本性」、「富裕」、「不死」の姿が! そして中央の大きな絵の中には、「貴族」さんが空中高く雲の上に座っておいでになります。天蓋が物凄く立派ですね。その両隣はお付きの方でしょうか? 「気前の良さ」さんと「寛大さ」さんが同席しておりましたよ。

    天井を見上げると、四つのトンドの中には、寓話化された「名誉」、「本性」、「富裕」、「不死」の姿が! そして中央の大きな絵の中には、「貴族」さんが空中高く雲の上に座っておいでになります。天蓋が物凄く立派ですね。その両隣はお付きの方でしょうか? 「気前の良さ」さんと「寛大さ」さんが同席しておりましたよ。

  • 隣の部屋は「栄光の間」。こちらは寓話化された「幸運」、「寛大」、「宗教」が主人公。寓話化は、マニエリズムの特徴の一つなのだそうですが、なじみがないので、はっきり言ってわかりにくいです。<br /><br />

    隣の部屋は「栄光の間」。こちらは寓話化された「幸運」、「寛大」、「宗教」が主人公。寓話化は、マニエリズムの特徴の一つなのだそうですが、なじみがないので、はっきり言ってわかりにくいです。

  • もう少しでお終いですよ〜。<br /><br />こちらは、「狩りの部屋」にあったアントニオ・テンペスタのフレスコ画です。この部屋に入ると、今までの部屋と少し印象が異なるのを感じます。それもそのはず、この部屋の完成は、イッポリート2世の死後の1572年。主変われば絵も変わるということで、それまでの神話的な要素がここでは、ひとかけらも感じられません。<br /><br />よく見ると、奇妙な絵だけれど、狩りの風景画ですと言われれば、素直にうなづけそう。

    もう少しでお終いですよ〜。

    こちらは、「狩りの部屋」にあったアントニオ・テンペスタのフレスコ画です。この部屋に入ると、今までの部屋と少し印象が異なるのを感じます。それもそのはず、この部屋の完成は、イッポリート2世の死後の1572年。主変われば絵も変わるということで、それまでの神話的な要素がここでは、ひとかけらも感じられません。

    よく見ると、奇妙な絵だけれど、狩りの風景画ですと言われれば、素直にうなづけそう。

  • 壁を埋め尽くすというところは同じですが、雰囲気はこの部屋が今までのベストかもしれません。

    壁を埋め尽くすというところは同じですが、雰囲気はこの部屋が今までのベストかもしれません。

  • 別荘の窓からは、素晴らしい景色が望めます。早く庭に行きたいよ〜と私の分身がせっつくので、そろそろ庭に下りていくことにしましょう。

    別荘の窓からは、素晴らしい景色が望めます。早く庭に行きたいよ〜と私の分身がせっつくので、そろそろ庭に下りていくことにしましょう。

  • 画面に写っている階段からようやく外に出ることが出来ました。今立っている場所が、庭の最上段のロッジアになっています。

    画面に写っている階段からようやく外に出ることが出来ました。今立っている場所が、庭の最上段のロッジアになっています。

  • 最初にお目にかかったのは こちらの地味な噴水。一体どこにあったのでしょう? 全く記憶がありません。<br /><br />うっすらと残っている壁とドームのフレスコ画には花が描かれているようですが・・・

    最初にお目にかかったのは こちらの地味な噴水。一体どこにあったのでしょう? 全く記憶がありません。

    うっすらと残っている壁とドームのフレスコ画には花が描かれているようですが・・・

  • 次に見つけたのは、またの名を「百合」と呼ばれている「ビッキエローネの噴水」。百合の花の形に確かに似ています。この噴水が有名なのは、作者があのベルニーニだからです。完成したのは、他の噴水に遅れること1世紀の1661年。司教リナルド・デステがジャン・ロレンツォ・ベルニーニに依頼したものです。<br /><br />優雅でエレガントなデザインはさすがぁ〜という感じですが、この噴水から水が大きく噴出すると、ロッジアから他の噴水が見えなくなるため、ベルニーニ自身が噴出量を加減したという話が残っています。<br /><br />私が行った時には、水の噴出はありませんでした。その方が確かに見晴らしは良いです。

    次に見つけたのは、またの名を「百合」と呼ばれている「ビッキエローネの噴水」。百合の花の形に確かに似ています。この噴水が有名なのは、作者があのベルニーニだからです。完成したのは、他の噴水に遅れること1世紀の1661年。司教リナルド・デステがジャン・ロレンツォ・ベルニーニに依頼したものです。

    優雅でエレガントなデザインはさすがぁ〜という感じですが、この噴水から水が大きく噴出すると、ロッジアから他の噴水が見えなくなるため、ベルニーニ自身が噴出量を加減したという話が残っています。

    私が行った時には、水の噴出はありませんでした。その方が確かに見晴らしは良いです。

  • こちらは上から眺めた「楕円形の噴水」Fontana dell&#39;Ovato。<br /><br />ピッロ・リガーニによって作られ、1567年に完成しました。Ovatoというのは楕円形のオーヴァルから名づけられたもの。その美しさから「滝の女王」とも言われています。<br /><br />非常に凝ったデザインで、滝の開始地点と落下地点双方に散策できるプロムナードが設けられています(現在は、残念ながら立ち入り禁止でした!)。<br />

    こちらは上から眺めた「楕円形の噴水」Fontana dell'Ovato。

    ピッロ・リガーニによって作られ、1567年に完成しました。Ovatoというのは楕円形のオーヴァルから名づけられたもの。その美しさから「滝の女王」とも言われています。

    非常に凝ったデザインで、滝の開始地点と落下地点双方に散策できるプロムナードが設けられています(現在は、残念ながら立ち入り禁止でした!)。

  • 階段を降りて来て、真正面から見た「楕円形の噴水」。真ん中の滝以外に、左右に5か所ずつ水の噴出口がありました。<br /><br />滝の裏側散策ができたら、涼しくて気持ちよさそうなんですがね。

    階段を降りて来て、真正面から見た「楕円形の噴水」。真ん中の滝以外に、左右に5か所ずつ水の噴出口がありました。

    滝の裏側散策ができたら、涼しくて気持ちよさそうなんですがね。

  • こちらはポモナの洞窟(La grotta di Pomona)。ローマ神話の果実の女神だそうだけれど、奥の勇ましい顔しているのは、どう見ても女神じゃあないなあ。<br /><br />ポモナというよりは、シダの洞窟がピッタリかも。

    こちらはポモナの洞窟(La grotta di Pomona)。ローマ神話の果実の女神だそうだけれど、奥の勇ましい顔しているのは、どう見ても女神じゃあないなあ。

    ポモナというよりは、シダの洞窟がピッタリかも。

  • なおも進んでいくと、目の前に現れたのは巨大な噴水「オルガンの噴水」です。横幅20m、高さ24mもあって、毎日決まった時刻(10:30から2時間おき)になると、水があらゆる方向から噴き出してきて、古代アレキサンドリアの技術を応用した水圧による音楽を奏でるそうです。まさに水オルガンですね。

    なおも進んでいくと、目の前に現れたのは巨大な噴水「オルガンの噴水」です。横幅20m、高さ24mもあって、毎日決まった時刻(10:30から2時間おき)になると、水があらゆる方向から噴き出してきて、古代アレキサンドリアの技術を応用した水圧による音楽を奏でるそうです。まさに水オルガンですね。

  • ピッロ・リゴーリオによりデザインされたこの噴水。てっぺんにはエステ家の鷲、左と右のニッチには太陽神アポロと月の女神ダイアナという設定でしたが、枢機卿アレッサンドロ・デステの時代に、ベルニーニにより真ん中の寺院が追加されました。これは、中にある水圧式オルガンを保護する目的で建てられたものですが、雰囲気を少しも乱すことなく、調和のとれた設計になっています。私の滞在した時間には、オルガンは鳴りませんでした。残念!

    ピッロ・リゴーリオによりデザインされたこの噴水。てっぺんにはエステ家の鷲、左と右のニッチには太陽神アポロと月の女神ダイアナという設定でしたが、枢機卿アレッサンドロ・デステの時代に、ベルニーニにより真ん中の寺院が追加されました。これは、中にある水圧式オルガンを保護する目的で建てられたものですが、雰囲気を少しも乱すことなく、調和のとれた設計になっています。私の滞在した時間には、オルガンは鳴りませんでした。残念!

  • 「オルガンの噴水」の広場がある高台から見下ろした1枚。手前下には、「ネプチューンの噴水」。そして、その先には長方形の魚池が3つ並んで見えました。

    「オルガンの噴水」の広場がある高台から見下ろした1枚。手前下には、「ネプチューンの噴水」。そして、その先には長方形の魚池が3つ並んで見えました。

  • 今度は、「ネプチューンの噴水」から上を見上げた1枚。「オルガンの噴水」のトレードマークの鷲が良く見えますね。「ネプチューンの噴水」も大変壮大な噴水で、「オルガンの噴水」から流れ出した水を上手に使って、高さ、水圧の異なる水の噴出を演出しています。

    今度は、「ネプチューンの噴水」から上を見上げた1枚。「オルガンの噴水」のトレードマークの鷲が良く見えますね。「ネプチューンの噴水」も大変壮大な噴水で、「オルガンの噴水」から流れ出した水を上手に使って、高さ、水圧の異なる水の噴出を演出しています。

  • ここまで来ると、水はおとなしくなって静かです。魚池Le peschiereと書かれていましたが、魚の姿は見えませんでしたよ。<br /><br />別荘建設当時には、ここで豪華な淡水魚が飼われ、滞在客は釣りをしたり、魚料理に舌鼓を打ったりしました。そして、池の端には、散歩に疲れた客の休憩所が作られ、釣り道具などが置かれていたそうです。なんという贅沢な施設なのでしょう!!

    ここまで来ると、水はおとなしくなって静かです。魚池Le peschiereと書かれていましたが、魚の姿は見えませんでしたよ。

    別荘建設当時には、ここで豪華な淡水魚が飼われ、滞在客は釣りをしたり、魚料理に舌鼓を打ったりしました。そして、池の端には、散歩に疲れた客の休憩所が作られ、釣り道具などが置かれていたそうです。なんという贅沢な施設なのでしょう!!

  • 魚池から先は、平坦な庭になっていて、ここでは「エステ家の鷲たち」fontane dei aquile Estensiと呼ばれる小さな噴水が目に付きました。全部で4つあったかな??<br /><br />どこに鷲が?と思われるかもしれませんが、中央の噴出口の周りに見える突起状の噴出口は、実は鷲の頭なのです。芸が細かい!!

    魚池から先は、平坦な庭になっていて、ここでは「エステ家の鷲たち」fontane dei aquile Estensiと呼ばれる小さな噴水が目に付きました。全部で4つあったかな??

    どこに鷲が?と思われるかもしれませんが、中央の噴出口の周りに見える突起状の噴出口は、実は鷲の頭なのです。芸が細かい!!

  • Fontanina Rustica dell Invernoこれはなんて訳すのでしょうか?「 素朴な冬の噴水」って意味わかりません。トホホ・・・

    Fontanina Rustica dell Invernoこれはなんて訳すのでしょうか?「 素朴な冬の噴水」って意味わかりません。トホホ・・・

  • 先ほど庭に下りてきた宮殿の階段が見えました。どうやら2、30mくらいは下ってきたようです。

    先ほど庭に下りてきた宮殿の階段が見えました。どうやら2、30mくらいは下ってきたようです。

  • お次は、糸杉の円形広場を西に向かいます。こう見えても、ここにある3×4 全部で12個の小さな池はそれぞれ立派な噴水です。中から、静かに、控えめに、水が噴き出ていました。

    お次は、糸杉の円形広場を西に向かいます。こう見えても、ここにある3×4 全部で12個の小さな池はそれぞれ立派な噴水です。中から、静かに、控えめに、水が噴き出ていました。

  • 見えてきたのは、Fontane delle Mete こちらは、とてもじゃないが訳せません。<br />古代ローマ時代、コンスタンティヌスの凱旋門とコロッセオの間にあった「汗の出る折り返し地点」Meta Sudansを表す円錐形の噴水をイメージして作ったものだそうです。汗が出るっていうのは、水がしみ出してくるような造りの噴水だった模様。なんとなく想像できますか?

    見えてきたのは、Fontane delle Mete こちらは、とてもじゃないが訳せません。
    古代ローマ時代、コンスタンティヌスの凱旋門とコロッセオの間にあった「汗の出る折り返し地点」Meta Sudansを表す円錐形の噴水をイメージして作ったものだそうです。汗が出るっていうのは、水がしみ出してくるような造りの噴水だった模様。なんとなく想像できますか?

  • 岩を積み重ね、その隙間に苔を植えて、一番上から水が滴り落ちるようになっています。実際にあったMeta Sudansは、ローマの目抜き通りの円形広場に二つ並んで立っていて、通行目印の役割を担っていました。<br /><br />こちらが左側の噴水。

    岩を積み重ね、その隙間に苔を植えて、一番上から水が滴り落ちるようになっています。実際にあったMeta Sudansは、ローマの目抜き通りの円形広場に二つ並んで立っていて、通行目印の役割を担っていました。

    こちらが左側の噴水。

  • そしてこちらは右側の噴水。左右で少し形が違うような気がしますね。Meta Sudansでは、剣闘士やローマ人がコロシアムでの戦いの後で体を洗ったという言い伝えもあるそうですよ。結構血なまぐさい噴水のようです。

    そしてこちらは右側の噴水。左右で少し形が違うような気がしますね。Meta Sudansでは、剣闘士やローマ人がコロシアムでの戦いの後で体を洗ったという言い伝えもあるそうですよ。結構血なまぐさい噴水のようです。

  • だいぶ下りてきましたよ。「平民たち」の住み家が近くに見えました。畑に並んでいる棒は、これから伸びてくる植物が巻き付くためのものかしら??

    だいぶ下りてきましたよ。「平民たち」の住み家が近くに見えました。畑に並んでいる棒は、これから伸びてくる植物が巻き付くためのものかしら??

  • 畑との境にある道をゆっくりと戻ることにしましょう。帰りは上り。行きはよいよいでしたけれど・・・

    畑との境にある道をゆっくりと戻ることにしましょう。帰りは上り。行きはよいよいでしたけれど・・・

  • 魚池のふちまで戻ってきました。遠くにオルガンの噴水、ネプチューンの噴水が見えます。

    魚池のふちまで戻ってきました。遠くにオルガンの噴水、ネプチューンの噴水が見えます。

  • 薄紫色の花が静かに咲いていました。コンボルブルスかな?<br /><br />ヒルガオ科の多年草です。癒される色彩ですねえ。

    薄紫色の花が静かに咲いていました。コンボルブルスかな?

    ヒルガオ科の多年草です。癒される色彩ですねえ。

  • こんな小さな噴水も発見! さすがに名前は分かりませんでした。

    こんな小さな噴水も発見! さすがに名前は分かりませんでした。

  • エステ家の鷲の紋章が目立っているこの噴水は、「梟の噴水」。<br />中央に、梟がいるのがわかりますか?<br /><br />もう少し近づいてみましょう。

    エステ家の鷲の紋章が目立っているこの噴水は、「梟の噴水」。
    中央に、梟がいるのがわかりますか?

    もう少し近づいてみましょう。

  • こちらが祠の部分の拡大版です。この噴水は水圧装置を使っていて、梟を人工的に操っています。木々の枝にいる鳥たちは、梟が近づくと、さえずるのをやめて静かになります。イッポリート2世が、客人を驚かせるために考案したのだそうです。

    こちらが祠の部分の拡大版です。この噴水は水圧装置を使っていて、梟を人工的に操っています。木々の枝にいる鳥たちは、梟が近づくと、さえずるのをやめて静かになります。イッポリート2世が、客人を驚かせるために考案したのだそうです。

  • 噴水の両側にある柱には、ヘスペリデスの黄金のりんごが絡みついています。細かいモザイクで立体的に作られていますよ。神話の内容を分かっていなかったら、りんごとは思わないでしょうね。

    噴水の両側にある柱には、ヘスペリデスの黄金のりんごが絡みついています。細かいモザイクで立体的に作られていますよ。神話の内容を分かっていなかったら、りんごとは思わないでしょうね。

  • 注目度がいまいちですが、こちらのプロセルプナの噴水【ローマ神話に登場する春の女神プロセルピナは、ユピテル(ローマ神話の最高神 ギリシャ神話のゼウスに当たる)とケーレス(ローマ神話の豊穣神)の間の娘で、 プルートーに連れ去られて下界の女王にされました。プルートーはローマ神話における冥府を司る神。別名死神。】は、なかなかの力作だと思いました。

    注目度がいまいちですが、こちらのプロセルプナの噴水【ローマ神話に登場する春の女神プロセルピナは、ユピテル(ローマ神話の最高神 ギリシャ神話のゼウスに当たる)とケーレス(ローマ神話の豊穣神)の間の娘で、 プルートーに連れ去られて下界の女王にされました。プルートーはローマ神話における冥府を司る神。別名死神。】は、なかなかの力作だと思いました。

  • 残念ながら、肝心のプロセルピナの存在がよくわからないですね。中央のプルートーの脇には、天使たちとブドウのつるに覆われたねじれた柱が2本立っています。プロセルピナは冥府でザクロの実をたべてしまったために、冥府の食べ物を食べた者は冥府に属するという神々の掟によって、1年の半分を冥府で過ごさなければならなくなりました。彼女が地上に戻ると春が訪れ、大地が潤うと言われています。

    残念ながら、肝心のプロセルピナの存在がよくわからないですね。中央のプルートーの脇には、天使たちとブドウのつるに覆われたねじれた柱が2本立っています。プロセルピナは冥府でザクロの実をたべてしまったために、冥府の食べ物を食べた者は冥府に属するという神々の掟によって、1年の半分を冥府で過ごさなければならなくなりました。彼女が地上に戻ると春が訪れ、大地が潤うと言われています。

  • こういう水路、どこかでみたことがありましたよ。<br /><br />そうそう、スペインのアルハンブラ宮殿のフェネラリフェだったかなあ・・・

    こういう水路、どこかでみたことがありましたよ。

    そうそう、スペインのアルハンブラ宮殿のフェネラリフェだったかなあ・・・

  • こちらの「ロメッタ噴水」はまたの名を「小さなローマ」といって、ローマとテレヴェ川を象徴しているそうです。長い池はテレヴェ川、そしてそこに浮かぶオベリスクがマスト代わりの舟はティベリーナ島を、そしてその背後に見えるのは、ロムルスとレムスと狼を従えた槍と装甲像のローマです。<br /><br />ローマのスペイン広場の噴水を思い出してしまいました。

    こちらの「ロメッタ噴水」はまたの名を「小さなローマ」といって、ローマとテレヴェ川を象徴しているそうです。長い池はテレヴェ川、そしてそこに浮かぶオベリスクがマスト代わりの舟はティベリーナ島を、そしてその背後に見えるのは、ロムルスとレムスと狼を従えた槍と装甲像のローマです。

    ローマのスペイン広場の噴水を思い出してしまいました。

  • 「ロメッタ噴水」は、ティブルティーナの山の頂から始まっています。こちらがその上流の風景。山の水はアニエーネ川を伝って、テレヴェ川に流れていきます。<br /><br />とてもスケールの大きな噴水で、造りも見事です。今日見た噴水の中で一番印象に残っています。全体像をお伝えできないのが残念です。

    「ロメッタ噴水」は、ティブルティーナの山の頂から始まっています。こちらがその上流の風景。山の水はアニエーネ川を伝って、テレヴェ川に流れていきます。

    とてもスケールの大きな噴水で、造りも見事です。今日見た噴水の中で一番印象に残っています。全体像をお伝えできないのが残念です。

  • 勇ましいローマにズームイン!!

    勇ましいローマにズームイン!!

  • ロメッタ噴水の隣には、大変地味な「花の噴水」。アーチの上の鷲だけが派手派手しいです。

    ロメッタ噴水の隣には、大変地味な「花の噴水」。アーチの上の鷲だけが派手派手しいです。

  • さてと「ロメッタ噴水」まで戻って、今度は「100の噴水」がある長いプロムナードを歩きます。ここには、三段にずらりと並んだ100の(正確に数えてはいません!)の噴水に圧倒されます。

    さてと「ロメッタ噴水」まで戻って、今度は「100の噴水」がある長いプロムナードを歩きます。ここには、三段にずらりと並んだ100の(正確に数えてはいません!)の噴水に圧倒されます。

  • やはり、ここでも、鷲が目立ちますねえ・・・

    やはり、ここでも、鷲が目立ちますねえ・・・

  • 噴出口は、色々な顔が楽しめるようになっています。

    噴出口は、色々な顔が楽しめるようになっています。

  • 想像上の動物なのか、はたまた寓話なのか・・・

    想像上の動物なのか、はたまた寓話なのか・・・

  • 一つ一つ異なるので、見飽きることはありません。

    一つ一つ異なるので、見飽きることはありません。

  • この顔、顔、顔を見ながらのプロムナードが100m以上に渡って続きます。

    この顔、顔、顔を見ながらのプロムナードが100m以上に渡って続きます。

  • 目にも大変優しい、グリーンベルトです。さあ、そろそろ終点に近づいてきました。

    目にも大変優しい、グリーンベルトです。さあ、そろそろ終点に近づいてきました。

  • 唐突ですが、スフィンクスです。ギリシア神話におけるスフィンクスは、ライオンの身体、美しい人間の女性の顔と乳房のある胸、鷲の翼を持つ怪物とされています。ローマ神話も、ほぼそれを踏襲したものだと思います。<br /><br />それにしても、ちょっとおっぱいが下の方にありすぎるような気がしません?? 顔も美人とは言えないし・・・

    唐突ですが、スフィンクスです。ギリシア神話におけるスフィンクスは、ライオンの身体、美しい人間の女性の顔と乳房のある胸、鷲の翼を持つ怪物とされています。ローマ神話も、ほぼそれを踏襲したものだと思います。

    それにしても、ちょっとおっぱいが下の方にありすぎるような気がしません?? 顔も美人とは言えないし・・・

  • この噴水見るの忘れていました。噴水の周りに何やら奇怪な動物が・・・<br /><br />こちらは、ほぼ庭の中心と言ってもよい場所にあるドラゴンの噴水(Fontana dei Dragoni)です。<br /><br />

    この噴水見るの忘れていました。噴水の周りに何やら奇怪な動物が・・・

    こちらは、ほぼ庭の中心と言ってもよい場所にあるドラゴンの噴水(Fontana dei Dragoni)です。

  • この噴水については、有名な伝説が残されています。1572年9月に教皇グレゴリオ13世がこの別荘を訪れることになったため、一晩で創り上げたというのです。ドラゴンは、グレゴリオ13世の紋章でした。<br /><br />水は四匹のドラゴンたちの間から、かなりの勢いで吹き上がっています。美しい虹を一緒に楽しむことが出来ました。<br />

    この噴水については、有名な伝説が残されています。1572年9月に教皇グレゴリオ13世がこの別荘を訪れることになったため、一晩で創り上げたというのです。ドラゴンは、グレゴリオ13世の紋章でした。

    水は四匹のドラゴンたちの間から、かなりの勢いで吹き上がっています。美しい虹を一緒に楽しむことが出来ました。

  • 階段を上って、宮殿の一番端まで戻ってきました。この先にあるロッジアからは、雄大な景色が望めます。

    階段を上って、宮殿の一番端まで戻ってきました。この先にあるロッジアからは、雄大な景色が望めます。

  • 宮殿の端にあったのがダイアナの洞窟Grotta di Diana。<br />	<br />石のモザイク、スタッコ、エナメルなどで装飾された、創建当時はさぞ美しかっただろうと想像できる洞窟です。床は色あせていますが、マジョルカ焼の陶器でできています。壁を飾る彫像は、二人のアマゾネス、ミネルヴァ、そして狩りの女神ダイアナです。本物は現在、カピトリーノ博物館にあります。<br /><br />中央の鷲・・・またもや目立っていました。<br />

    宮殿の端にあったのがダイアナの洞窟Grotta di Diana。

    石のモザイク、スタッコ、エナメルなどで装飾された、創建当時はさぞ美しかっただろうと想像できる洞窟です。床は色あせていますが、マジョルカ焼の陶器でできています。壁を飾る彫像は、二人のアマゾネス、ミネルヴァ、そして狩りの女神ダイアナです。本物は現在、カピトリーノ博物館にあります。

    中央の鷲・・・またもや目立っていました。

  • 先ほど下で見た「ロメッタ噴水」の眺望図です。手前側の山の頂から水が流れ出して、テレヴェ川となる様子がお分かりいただけるでしょうか?

    先ほど下で見た「ロメッタ噴水」の眺望図です。手前側の山の頂から水が流れ出して、テレヴェ川となる様子がお分かりいただけるでしょうか?

  • 最後に紹介するのは、fontana del tripode。トリポーデとは三脚という意味。脚の部分のデザインが独特です。この噴水のある前が、パンドーラのロッジアと呼ばれる絶景ポイントです。<br />

    最後に紹介するのは、fontana del tripode。トリポーデとは三脚という意味。脚の部分のデザインが独特です。この噴水のある前が、パンドーラのロッジアと呼ばれる絶景ポイントです。

  • ほらほら。パンドーラのロッジアからの眺めですよ。<br /><br />最期に思いっきり景色を眺めて帰るとしますか!

    ほらほら。パンドーラのロッジアからの眺めですよ。

    最期に思いっきり景色を眺めて帰るとしますか!

  • 再び宮殿内のマニカ・ルンガ(ローマの抜け道という意味らしい)の廊下を通って、出口へと向かいます。<br /><br />壁には、このような噴水が三つ並んでいました。どれも水は出ていませんでした。<br />

    再び宮殿内のマニカ・ルンガ(ローマの抜け道という意味らしい)の廊下を通って、出口へと向かいます。

    壁には、このような噴水が三つ並んでいました。どれも水は出ていませんでした。

  • 横から写すと、こんな具合。イッポリート2世が、客人に水の音を楽しんでもらおうと作らせたのだそうです。どこまで贅沢なんでしょう・・・

    横から写すと、こんな具合。イッポリート2世が、客人に水の音を楽しんでもらおうと作らせたのだそうです。どこまで贅沢なんでしょう・・・

  • こちらは、「芸術とクラフトの間」の壁面です。最初に入った貴族のアパートから見れば、おとなしいものです。ティヴォリに伝わる神話がここでもテーマとなっています。この部屋は、イッポリート2世の書斎として使われていたそうです。

    こちらは、「芸術とクラフトの間」の壁面です。最初に入った貴族のアパートから見れば、おとなしいものです。ティヴォリに伝わる神話がここでもテーマとなっています。この部屋は、イッポリート2世の書斎として使われていたそうです。

  • 宮殿で最後に訪れたのは、小さな趣のあるエステ家の礼拝堂です。ここは、1568年から1572年にかけてフェデリコ・ツッカリによって描かれたフレスコ画で溢れています。<br /><br />右に見えるのが祭壇で、祭壇画は、ジョヴァンニ・ビアンキ作の「ギアラのマドンナ」の複製です。

    宮殿で最後に訪れたのは、小さな趣のあるエステ家の礼拝堂です。ここは、1568年から1572年にかけてフェデリコ・ツッカリによって描かれたフレスコ画で溢れています。

    右に見えるのが祭壇で、祭壇画は、ジョヴァンニ・ビアンキ作の「ギアラのマドンナ」の複製です。

  • 祭壇以外の壁にあるもので目立つのは、預言者たちとシビュラたちのフレスコ画です。このどちらかが、ティブルティーナのシビュラかしら?

    祭壇以外の壁にあるもので目立つのは、預言者たちとシビュラたちのフレスコ画です。このどちらかが、ティブルティーナのシビュラかしら?

  • もう一度、庭園とティヴォリの町の遠望を楽しんでから、ここを去ることにしましょう。

    もう一度、庭園とティヴォリの町の遠望を楽しんでから、ここを去ることにしましょう。

  • オレンジの木の鉢が並ぶ回廊まで戻ってまいりましたよ。

    オレンジの木の鉢が並ぶ回廊まで戻ってまいりましたよ。

  • お終いは、こちらの頭だけの彫像。どなた様のお顔か存じませぬが、もしかして、ハドリアヌスの別荘から持ち出されたものかなと一瞬思ったりしました。<br />

    お終いは、こちらの頭だけの彫像。どなた様のお顔か存じませぬが、もしかして、ハドリアヌスの別荘から持ち出されたものかなと一瞬思ったりしました。

  • この彫像が乗っかっている土台のモザイクは、まぎれもなくエステ家の紋章で満ち満ちているので、後年の作でしょう。鷲はいささか食傷気味ですが、マジョルカ焼風のタイルは大層美しいですねえ。一番のお気に入りになりましたよ。というわけで、ヴィッラ・デステ終了です。昔読んだ少年少女世界文学全集の「ギリシャ神話・ローマ神話」だけでは、理解するのが大変だったということを付け加えておきます。神話は、ヨーロッパ人の教養の一つですからね。昨年もそう思ったのに、勉強してこなかった自分が悪いんです。<br /><br />今日の最後の訪問地、ヴィッラ・アドリアーノ(ハドリアヌスの別荘)にこれから移動します。続きはイタリア あっちも! こっちも! と欲張りなたび その10 ティヴォリ(3)ヴィッラ アドリアーノで。

    イチオシ

    この彫像が乗っかっている土台のモザイクは、まぎれもなくエステ家の紋章で満ち満ちているので、後年の作でしょう。鷲はいささか食傷気味ですが、マジョルカ焼風のタイルは大層美しいですねえ。一番のお気に入りになりましたよ。というわけで、ヴィッラ・デステ終了です。昔読んだ少年少女世界文学全集の「ギリシャ神話・ローマ神話」だけでは、理解するのが大変だったということを付け加えておきます。神話は、ヨーロッパ人の教養の一つですからね。昨年もそう思ったのに、勉強してこなかった自分が悪いんです。

    今日の最後の訪問地、ヴィッラ・アドリアーノ(ハドリアヌスの別荘)にこれから移動します。続きはイタリア あっちも! こっちも! と欲張りなたび その10 ティヴォリ(3)ヴィッラ アドリアーノで。

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