ヴィッラ・アドリアーノ{ANA特典航空券(OZアシアナ航空便・仙台→ソウル→ローマ)で行くローマ3泊中、観光初日、B.I.R.G.3ゾーン1日チケットを利用し、ヴィッラ・アドリアーノ、ヴィッラ・デステを日帰り訪問し、夜はコロッセオ駅からフォロ・ロマーノ界隈を散歩しました。}
2016/08/12 - 2016/08/12
343位(同エリア770件中)
地中海人さん
ローマ3泊滞在中、観光初日2016年8月12日、まずは今旅行の最大の目的地ヴィッラ・アドリアノを訪問、ヴィッラ・デステに立ち寄りました。
夜は、メトロ・コロッセオ駅からフォロロマーノの夜景を楽しみ、ヴェネツィア広場近くからからガリバルディ橋を渡るトラムに乗り、トラステヴェレを覗き帰りました。
****************************
日程 交通機関 ホテル
アシアナ航空Cクラスで仙台からソウル経由でローマまで。ローマからブリンディシ、バーリからローマまでアリタリア航空を利用。ローマ3泊中エトルリアの街チェルベテリ、ヴィッラ・アドリア―ノ、オスティア・アンティカ、ブリンディシ3泊中レッチェ、ターラント、バーリ3泊中マテーラ、アルベロベッロを電車で日帰り訪問しました。
2016年
8月10日(水) 仙台発OZ151便 12.40 ソウル着15.10
エアポートバス(6015番 1H10MIN 15,000WON)でメトロ明洞駅まで。
ちょっと戻って セジョンホテル デラックス ダブルルーム 1泊朝食無し直前割引60% 11,968円
8月11日(木) ソウル発OZ561便 14.40(12.40が2時間遅延) ローマ着20.15(予定18.35着)
ローマ空港T3外右バス乗り場4番からテルミニ駅まで(5ユーロ)
ベットーヤ・メディテラネオホテル スーペリア ダブルルーム シングルユース 3泊 朝食付き 32,779円
★ 8月12日(金) ヴィッラ・アドリアーナ日帰り訪問
テルミニ駅右入り口入ってすぐのところにあるキオスクでBIRG3ゾーンの1日チケット(8ユーロ)
レイルプランナーを利用し、まずメトロB線でポンテ・マンモーロまで、そこからティボリ市内のビッラ・デステまでCOTRAL社のバス。観光後ヴィッラアドリアーナまで2キロ地点までCOTRAL社のバス。そこからアドリア―ナ通りを直進突き当りがヴィッラアドリアーナの入り口。隣のホテルで軽食。
夜は、コロッセオからヴェネツィア広場まで散歩、トラムでテベレ川を渡り、戻りフォロロマーノの夜景を楽しむ。
8月13日(土) チェルベてリテリ日帰り訪問
BIRG5ゾーン1日チケット(12ユーロ)で、テルミニ駅からピサ行きに乗りラディスポリ・チェルヴェテリ(二つの町名を名乗る駅)で降り、駅を背にして右200メートルの交差点の左側からCOTRAL社のバスでチェルベテリの中心広場まで。ここから2キロ徒歩でネクロポリまで。帰りはミニバス(午後は2時、4時。5時 無料)でチェルベテリタウンまで。
夜は、メトロSPAGNA駅(スペイン階段(は封鎖)付近)からバルベリーニ駅まで散歩。
8月14日(日) 午前中 アンティカ・オスティア訪問
1日券(7ユーロ)で、メトロB線テルミニ駅からエウルマリア―ナ駅、リド線に乗り換えアンティカ・オスティア駅まで。
エアポートバス(3.9ユーロ)でテルミニ駅からローマ・フイミチーノ空港ターミナル3右端まで。
ターミナル1 ゲートB8からAZ便でブリンディシ空港へ。
空港からタクシー(20ユーロ 運転手は領収書を発行)でグランデ アルベルゴ インテルナツィオナーレホテル 3泊
ジュニア スイート 朝食付き 35,139円
運転手に勧められたレストラン「LA Locanda Dell Port]で夕食
8月15日(月) 電車でレッチェへ日帰り
8月16日(火) 電車でターラントへ日帰り 国立考古学博物館と旧市街
8月17日(水) ブリンディシ中央駅から電車(RE)でバーリへ
バーリ中央駅から徒歩でオリエンテホテル 朝食付きクラシックダブルルーム 3泊28,395円
8月18日(木) マテーラ日帰り訪問
バーリ中央駅右側にある私鉄アップロ・ルカーネ鉄道で10.47発→マテーラ中央駅まで。帰りは16.38発18.17着
レストラン「NADI」(日本語メニューあり)でランチ
8月19日(金) アルベロベッロ日帰り訪問
バーリ中央駅の左奥にある私鉄スド・エスト鉄道で12.01発アルべロベッロへ。
YOKOの店で絶品だという赤ワイン、プーリア州特産の黒色の酢とオリーブ油を頂く。
帰りは16.41発
8月20日(土) バ-リ・ノルド駅から電車でバーリ空港駅まで(5ユーロ)
AZ1612便バーリ空港12.10発→ローマ空港着13.15
OZ562便 ローマ空港発20.15→ソウル空港着14.40
8月21日(日)OZ108便ソウル空港発18.5→成田空港21.00着
空港とホテル間の送迎がある成田エクセル東急ホテル 1泊朝食無し 6,931円
8月22日(月) NH3231便成田空港発10.30発は台風9号の強風の合間12.30頃離陸 仙台空港着13.30頃
*******************
ANAの特典航空券 マイレージ 95,000マイル+21,840円
(お盆前後はANA、JALとも全くヨーロッパ便に空きがなくANAのHPを何度もクリックしてこのコースを見つけた。去年の年末年始は、ANAから往路デュッセルドルフ経由復路ブリュッセル経由のローマ行きをCクラス特典航空券で発券していながら直前に同行者の都合で取り消していた。。
次回はソウル1泊不要なコース、仙台→ソウル→Istanbul→アテネ、それとも仙台→伊丹、関空→イスタンブル→アテネなどがよいかもしれない。
仙台成田間はANAしか飛んでおらず必然的に2013年まではANAばかり乗っていた。ANAが旅達空間を廃止し、ヨーロッパ便を羽田発着に移したため,2014年はJALでヨーロッパ3往復するなどして、マイルを20万貯めた。ところが、東地中海へはJALのHP上からではなかなか特典航空券はコース設定が難しい。今年の年末年始は、JAL成田→パリ便往路Cクラス、復路Fクラスで特典航空券を予約済みだが、パリから先はどこへ行こうか。
*********************
イタリアの鉄道運賃は安いので、当初は電車で回ろうと思っていたが、アリタリア航空の大変わかりやすい日本語ページを見て、
ローマ→ブリンディシ 14日(日) 8070+2500円(1BAG)
バーリ→ローマ 20日(土) 22,520円
を出発直前に購入し、1日前にはWEBチェックイン、搭乗券を空港受取りとした。
*******************
ホテルはすべてホテルズドットコムから。
10泊の10分の1の金額が次回1泊分から差し引かれる。
ソウルのセジョンホテルは3日前に60%割引で予約、他は1週間前。
*********************
イタリア国鉄の時刻表検索は、「レイルプランナ〜http://jp.eurail.com/plan-your-trip/rail-planner-app」を利用した。オフライン、途中駅通過時刻もわかるので、楽な気分で乗ることができる。
*****************
両替
仙台空港内七十七銀行 自販機は10万ウオンパック(1万740円 RATE0.1074)、100ユーロパックがあった。
********************
表紙写真はヴィッラ アドリアーノ
*******************************
写真は、ソニーのスマホ・エクスペリアZ1(機内と夜)とキヤノンM3(昼)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2016年8月11日(木)
アシアナ航空OZ561便はソウル仁川空港を14.50頃離陸、ローマ空港に20.15頃着陸、Gゲートからモノレールにちょっと乗り、このバッゲイジ受取に。
出口を出て右へバス乗り場4番でテルミニ駅まで(5ユーロは乗り場の係員に)一か所停車して約1時間。
3泊するベットーヤ メディテラオネホテルは東日本震災後2度目(2013年年末も来ているのであるがその分の旅行記は書いていなかった。何度も来ているとさぼってしまいますね。)テルミニ駅から徒歩数分。
(カンパーニャの遺跡を巡る① ナポリの夜探訪、3泊中初めてパエスツム遺跡を訪問,ヘラの古神殿、新神殿、国立博物館を巡りました。
http://4travel.jp/travelogue/10847116 )
。 -
2016年8月12日(金) テルミニ駅中央玄関。
この右側の道の奥に、エアポートバス乗り場(数社あり、看板には、出発時刻と料金が記載されています)、インフォメーションとミニスーパー、国鉄近郊線改札入り口が設けられています。
左側の道路奥にアリタリア航空利用者のバス停があったはずだが発見できなかった。 -
入ってすぐ右にあるキオスクで毎日その日のチケットを買います。
観光初日は、ティボリまで行くので、B.I.R.G 3ゾーンの一日券(8ユーロ 数年前から若干値上がりしています。メトロ、市バス、COTRAL社のバス有効。)を購入し、メトロB線でテルミニ駅から終点の一つ前のポンテ・マンモーロまで。 -
メトロ・テルミニ駅 B線ホーム
-
ポンテ・マンモーロ駅で降り、ホームの隣にあるバスステーションです。
ここからCOTRAL社のティボリ行が頻繁に出ています。
ここから乗ったバスで、隣の乗客が、ヴィッラアドリアーノまで2キロ歩かなくてはならない、自分はヴィッラデステの近くで降りる、というので、 -
先に、ヴィッラ・デステ。
修道院を16世紀に別荘として改築した。 -
中庭
-
元枢機卿がナポリの建築家に依頼したという。
-
16世紀の天井フレスコ画
-
-
正面から噴水
-
これがベルニーニ作の噴水?
-
百の噴水の小道
-
テラスから
-
フランス国王に推戴され、その後失脚した元枢機卿は海運業で貯めた資金をフランス国王に融資でもしたのかな?
船から噴水とは? -
ヴィッラ・デステの他にグレゴリウス法王の別荘もあるが、ティボリの街をほんの少しばかり歩き、ヴィッラ・アドリアーノへ行くことにしました。
ティヴォリは、ローマの東約30kmにある丘陵の上にあります。 -
ティボリの街
古代ローマ時代から上層階級の保養地であったようです。 -
ティボリの街
-
ティボリの街
-
ティボリの街
-
ティボリの街
この真ん中の樹木の向こうにインフォメーションがあり、ティボリからモンテマンモーロ行のCOTRAL社のバス停を聞く。 -
ヴィッラ・アドリアーノの近くで私を呼んでくれと運転手に頼み、乗り込んだところ、ここで降ろされた。
-
そこはT字路で、横にまっすぐ伸びる道路が、「アドリアーノ通り」で、2キロ歩いて、迷うことなく突き当りがヴィッラ・アドリアーノの入り口であった。
-
ティボリから約6キロ。
ローマ帝国皇帝ハドリアヌスがAD118〜133年にかけて建てさせた広大な別荘跡。120ヘクタールのうち40ヘクタールが公開されているとか。
着手してから3年後の121年に最初にローマ帝国の巡察旅行に出かけた。
-
ヴィッラ・アドリアーノの復元図
ヴィッラというよりは一つの街ですね。 -
ポイキレ 彩色回廊
232m×97mの柱廊があり、建物が並んでいたとはなかなか想像できません。
ギリシャのアテナイのアゴラにあった彩色柱廊(ストア・ポイキレ)を模したポイキレだとい言われており、アテネよりは妄想可能かな。
、 -
-
-
大浴場
-
カノプス
ハドリアヌスは任期中ローマ帝国版図を3度巡回し、各地で神殿を補修、或いは完成させています。
、エジプトのアレクサンドリアとカノポスを結ぶ運河を模したカノポスではないかといわれています。
この写真の奥に、エジプトのセラーピス神殿がある。 -
カノプス
ハドリアヌスは、ローマ帝国皇帝の中では特にギリシャ文明に造詣が深く、地中海沿岸を歩くと各地で、地元伝承の神様もリスペクトした造りがみられて、古代の第一級の人物というほかありませんね。 -
カノプス
皇帝が巡回した各地の神殿、大浴場などを参考に、エジプト、ギリシャ、ローマの三要素をもった建物群が美しく調和して建てられていたとか。 -
カノプス
これら古典建築は、パルテノン神殿や彫刻と同様に、後代の建築や芸術に大きく影響を及ぼした、と言われています。 -
カノプス
-
大浴場の西側
-
-
養魚場
-
-
皇帝の宮殿跡に残るドーリス式の門
-
黄金広場
-
ギリシャ語図書館?
-
「旅」をしてきた皇帝が気に入った建物を自分の別荘に再現。
ここまで「旅」を完結できるのは、当時の地球最強国の統治者たる所以か。
「海の劇場(Teatro Marittimo)」は、復元工事中で見ることができなかった。 -
ローマ帝国皇帝の別荘というのは広大なものでありました。
-
ヴィーナスの小神殿
ハドリアヌス逝去後、この別荘の改造は3世紀までつづけられたが、その後の皇帝達のうち誰がどのように使用したのか定かでない。
解っているのは、その後蛮族に破壊され、廃墟となり、15世紀ごろから、ティヴォリ丘陵の上にエステ家の別荘の設計をしたピッロ・リゴーリオなどがこの別荘を発掘しはじめた、とのこと。
この後、入り口の右手にあるホテルのテラスで、休憩し、ランチとしました。 -
メトロ・コロッセオ駅の前から
ヴィラ・アドリアーナからまた2キロ歩き、同じコースをたどってか帰り、ホテルで遅いシエスタ後、メトロB線で、テルミニ駅からコロッセオ駅まで。
フォロ・ロマーノにやってきました。 -
陽が沈む前から、たくさんの人がそぞろ歩きです。
「我が青春のローマ」といったところでしょうか。
若いころはパリと共に憧憬の街でした。
東日本大震災後2度目ですが、チェコ事件が勃発した19×8年夏が最初でした。 -
元老院が見えます。
ムッソリーニはこれを意識して、ローマの街を改造したようですが。
イタリアの現政治家たちは、これを毎日見ているのですね。
どのような面を今のイタリア人は受け継いでいるのでしょう。 -
フォロ・ロマーノ
-
フォロ・ロマーノ
-
フォロ・ロマーノ
-
フォロ・ロマーノ
-
この後、エマニュ2世記念堂前階段にしばらく佇み、ヴェネツィア広場まで歩き、その近くからトラムでテヴェレ川をわたってトラステヴェレまで行き、同じコースでホテルまで戻りました。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
翌日は、古代エトルリアのポリス・チェルヴェテリです。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
66