2015/07/11 - 2015/07/12
21位(同エリア340件中)
Islanderさん
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福島県、南会津の湯ノ花温泉に泊まって、田代山、帝釈山を歩きました。梅雨まっただ中、雨を覚悟して旅を計画しましたが、天気は晴天。色鮮やかな高山植物を眺めながら、夏の山歩きを楽しみました。
【旅程】
7月11日(土)自宅→道の駅番屋→前沢集落→湯ノ花温泉(泊)
7月12日(日)湯の花温泉→猿倉登山口…田代山…帝釈山…猿倉登山口→水引集落→会津若松→自宅
【ドライブガイド】
・東京方面から湯ノ花温泉へ 東北自動車道・西那須野塩原ICから67?(1時間20分)
・仙台方面から湯ノ花温泉へ 磐越自動車道・会津若松ICから86?(2時間)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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自宅からロングドライブ。道の駅番屋で昼食。地粉のもりそばに「そばがき」を揚げた「番屋揚げ」。番屋揚げはエゴマの入った甘辛の醤油だれでいただきます。美味かった。
道の駅 番屋 道の駅
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明治時代に建てられた茅葺屋根の曲家が残る前沢集落に立ち寄りました。
前沢ふるさと公園 公園・植物園
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集落を一望できる高台に登りました。これぞ山村の原風景。
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前沢集落は今も人々が暮らしています。1軒のみが「前沢曲屋資料館」として公開されています。集落に入るには入場券(大人300円)が必要で、資料館の入場料も含まれています。
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母屋の内部。豪雪に耐えるため重厚な造りです。
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集落内は散策ルートが設定されています。古民家は観光化されておらず、今も生活の場であることから静かに見学しましょう。
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今年は空梅雨のためか、紫陽花は元気がありません。
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田んぼだったところは花しょうぶ園になっています。
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茅葺屋根の水車小屋。この隣にはバッタリ小屋があります。水の流れと杵の音が郷愁を誘います。
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本日の宿、湯の花温泉旅館末廣に到着しました。
川沿いの露天風呂が気持ちいい by Islanderさん湯ノ花温泉 旅館 末廣 宿・ホテル
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日釣り券(1,000円)を購入し渓流釣りをやってみました。実は、小生、渓流ルアー釣り歴20年以上の釣りキチでもあるのです。
湯ノ岐川 自然・景勝地
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小さなイワナがルアーを追ってきます。夏イワナは小さくても引きは強い。1時間で6匹ほど釣れましたが、ほとんどが15?以下のチビイワナ。すべてリリースしました。
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宿の夕食。イワナの塩焼きが美味い。イワナは夏が旬で心持ち脂が乗って美味になります。まるごと出されているトマトは地元の名産品で「南郷トマト」のブランドで売られているもの。フルーツと思うぐらい甘い。写真の料理のほか、アスパラのフライ、そば、ご飯などがついて満腹になりました。
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翌日の朝、露天風呂に入浴。朝は涼しく心地よい。
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宿の周辺を散歩します。湯ノ花温泉がある場所は標高650メートルの高原。朝霧で幻想的な景色に。
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湯の花温泉には4つの共同浴場があります。川沿いには「石湯」があります。
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石湯は無人の浴場で混浴。だれも入っていないことを確認して写真を撮らさせていただきました。湯船に湯がたまっておらず準備中の状況。入浴するには近くの商店で入浴券200円を買う必要があります。
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宿に戻って朝食。ごはんが美味い。焼きたてのパンもあります。ご飯を優先して食べ、パンは持ち帰りにしてくださいとの説明があり、ビニール袋が用意されています。昼食用としてキープしました。
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宿を8時過ぎに出発。しばらく走るとダートの山道になります。
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湯ノ花温泉から車で山道を走ること約40分。田代山・帝釈山登山口(猿倉登山口)に到着しました。登山口の駐車場は2箇所あり、かなり広めですが、この日はほぼ満車状態。9時20分とかなり遅めのスタートになりました。
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いきなり急な上り坂があります。体がなれるまでゆっくり登ります。
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15分ぐらい登ったところに水場があります。沢水ですが冷たくておいしい水です。
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1時間ほどで「小田代」に到着。小さな湿原となっており、木道の上を歩きます。
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女峰山など日光連山が見えます。
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イチオシ
登山口から約1時間30分で田代山の山頂、田代山湿原に入りました。2つの大きな谷を越えた先にある会津駒ケ岳(2,133メートル)がこの湿原とつながっているように見えます。田代山は世界でも珍しい山頂湿原。山の空撮写真(南会津町観光協会WEBページ)をご覧になれば、なんとも不思議な山であることがわかります。
http://www.kanko-aizu.com/miru/2935/田代山湿原 自然・景勝地
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山頂にあるとは思えない広大な湿原です。
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広大な湿原の中に山頂を示す案内板がありました。標高1,926メートル。登山口から500メートル登ってきたことになります。
田代山湿原 自然・景勝地
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湿原には高山植物のタテヤマリンドウが咲いています。
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ワタスゲがとても綺麗です。
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はるか先に残雪の飯豊連峰が見えます。
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チングルマは花の時期が終わり「穂」になっています。
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イチオシ
湿原の西側まできました。尾瀬ヶ原に比べればはるかに小さい湿原ですが、周囲に山が見えないことから、より雄大に見えます。
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田代山から帝釈山に向かいます。田代山と帝釈山の標高差は130メートルほど。急な坂はほとんどありません。
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イワカガミの花が咲いています。
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田代山から約1時間10分で帝釈山の山頂(標高2,060メートル)に着きました。
帝釈山 自然・景勝地
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東北最高峰の燧ケ岳(2,356メートル)が見えます。燧ケ岳の麓には尾瀬沼、尾瀬ヶ原があります。
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残雪が多い越後駒ケ岳も見ます。トンボの群れに遭遇し写真にたくさんのトンボが写っています。
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帝釈山から桧枝岐村の馬坂峠に下山すれば歩く距離は短いのですが、車を猿倉登山口に停めていることから来た道を引き返します。オサバグサの花は見ごろを過ぎていました。
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田代山弘法大師堂まで戻り遅い昼食。カップヌードルカレー味に朝食のパンを食べます。カップ麺ですが山飯は旨い。
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弘法大師堂は避難小屋(無人)となっており宿泊もできるようです。小屋の隣には新しく立派なトイレがあります。ヘリコプターで汚物を運んでおり、利用には環境保全協力金100円を支払います。
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田代湿原の木道は反時計回りで一方通行になっていて、帰りは湿原の南側に設置された木道を歩くことになります。
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ニッコウキスゲが咲き始めています。
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コバイケイソウとニッコウキスゲの花畑。
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団体さんが先行していて初めはゆっくりしたペースでの下山。途中で追い越させていただき、田代山湿原から約1時間で無事に猿倉登山口に戻って来ました。
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山道をくだり最初の集落、水引には茅葺の古民家が残っています。
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「水引の清水」で乾いたのどを潤します。冷たくておいしい。
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汗を流すため、たかつえスキー場にある日帰り温泉「白樺の湯」に寄ります。シャワー完備、露天風呂もあります。
たかつえ温泉 白樺の湯 温泉
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ダイエット中の身ですが、山歩きでカロリーを消費したことを言い訳に、帰り道に会津若松名物のソースカツ丼を食べました。先月の北海道旅行では雨にやられましたが、今回は天気に恵まれ、自分は雨男ではないことが証明されました。ひと安心。(おわり)
とん亭 グルメ・レストラン
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湯ノ花温泉 旅館 末廣
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