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今年の3月よりブロードウェイで上映されている「王様と私(The King and I)」を観るために、いざニューヨークへ!<br /><br />渡辺謙さんや、ミュージカル主演女優賞を受賞したケリー・オハラさんの演技を間近に見られて大感激でした。

NY旅行 「王様と私」観劇編

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2015/06/23 - 2015/06/23

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khk

khkさん

今年の3月よりブロードウェイで上映されている「王様と私(The King and I)」を観るために、いざニューヨークへ!

渡辺謙さんや、ミュージカル主演女優賞を受賞したケリー・オハラさんの演技を間近に見られて大感激でした。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
エクスペディア
  • 19時の回を観に来ました。<br />初めてのリンカーンセンターです。敷地が広く、「王様と私」は写真のヴィヴィアン ボーモント シアターというところでやってました。<br /><br />本館というのか、有名な噴水前の大きな建物では、バレエを行っているようでした。<br /><br />この日は卒業式があったらしく、噴水前であの四角い帽子(モルタルボード)をかぶった学生のみなさんが記念撮影をしてました。卒業おめでとう。

    19時の回を観に来ました。
    初めてのリンカーンセンターです。敷地が広く、「王様と私」は写真のヴィヴィアン ボーモント シアターというところでやってました。

    本館というのか、有名な噴水前の大きな建物では、バレエを行っているようでした。

    この日は卒業式があったらしく、噴水前であの四角い帽子(モルタルボード)をかぶった学生のみなさんが記念撮影をしてました。卒業おめでとう。

    リンカーン センター 劇場・ホール・ショー

  • 近寄ると、電飾でタイトルが形作られていました。いよいよ、という思いでワクワクしてきます。

    近寄ると、電飾でタイトルが形作られていました。いよいよ、という思いでワクワクしてきます。

    リンカーン センター 劇場・ホール・ショー

  • 右に目を移すと、王様と私の大きなポスターがいくつか並んでいます。渡辺謙さんが映ってるポスターをパチリ。

    右に目を移すと、王様と私の大きなポスターがいくつか並んでいます。渡辺謙さんが映ってるポスターをパチリ。

    リンカーン センター 劇場・ホール・ショー

  • 無事劇場に入り、席へ・・・<br /><br />こじんまりしていて、とても近くに俳優を感じる一方、奥行きがあり広さも感じるという、不思議な劇場でした。<br /><br />開演前は、隣に座っていたおじいちゃんと、しばしおしゃべり。歴史あるミュージカルということで奥様と見に来たのだそう。ユルブリンナーの話もしていました。<br /><br />ちなみに奥さんは前方中央の席にいて、時々手を振り合います。並びでチケットが取れなくて、別れ別れになってしまったのだそう。確かに、人でいっぱいでした。<br /><br />あれ。。この並びって、連れもなく単独で座っているこの席のことか・・・?<br />一応、交換を申し出ましたが、大丈夫とのことでした(笑

    無事劇場に入り、席へ・・・

    こじんまりしていて、とても近くに俳優を感じる一方、奥行きがあり広さも感じるという、不思議な劇場でした。

    開演前は、隣に座っていたおじいちゃんと、しばしおしゃべり。歴史あるミュージカルということで奥様と見に来たのだそう。ユルブリンナーの話もしていました。

    ちなみに奥さんは前方中央の席にいて、時々手を振り合います。並びでチケットが取れなくて、別れ別れになってしまったのだそう。確かに、人でいっぱいでした。

    あれ。。この並びって、連れもなく単独で座っているこの席のことか・・・?
    一応、交換を申し出ましたが、大丈夫とのことでした(笑

    リンカーン センター 劇場・ホール・ショー

  • さて、なぜこのミュージカルを見に来たかと言うと、実はNYでダンサーをやっている友達が、「王様と私」でダンスキャプテン兼代役として関わるという話を年明けに聞き、見に来ることにしたのです。<br /><br />せっかくなので、友達が代役で出ていたらいいなぁと願っていたのですが、どうやら願い過ぎてしまったらしく、お休みの人が続出で代役のやりくりがタイヘンなの、、とぐったりしていました。<br /><br />通常、何人か代役が待機していて、休暇や急なケガなどの時に出るのだそうです。友達は過去に「王様と私」を何度か経験していて、慣れている様子でした。<br /><br />いざ劇が始まると、群衆の一人、お妃の一人、劇中劇のトプシー役と、たっぷり友達の姿を見ることができました。ラッキー!<br /><br />いったいいつ着替えたの?と思ってしまうくらい、さらりと別の役をこなして、ただただすごいなあと感心です。写真は、楽屋の壁にあった衣装のイラストです。<br /><br />もうひとつ、なぜこのタイミングに来たか?ですが、渡辺謙さんが出演するのは7月までかもしれない、と友人に言われ、余裕をみて6月に来ることにしました。謙さんが出ているタイミングで本当によかったです!主役として頑張っている謙さんや友達の姿を見ていると、同じ日本人として誇らしい気持ちになりました。

    さて、なぜこのミュージカルを見に来たかと言うと、実はNYでダンサーをやっている友達が、「王様と私」でダンスキャプテン兼代役として関わるという話を年明けに聞き、見に来ることにしたのです。

    せっかくなので、友達が代役で出ていたらいいなぁと願っていたのですが、どうやら願い過ぎてしまったらしく、お休みの人が続出で代役のやりくりがタイヘンなの、、とぐったりしていました。

    通常、何人か代役が待機していて、休暇や急なケガなどの時に出るのだそうです。友達は過去に「王様と私」を何度か経験していて、慣れている様子でした。

    いざ劇が始まると、群衆の一人、お妃の一人、劇中劇のトプシー役と、たっぷり友達の姿を見ることができました。ラッキー!

    いったいいつ着替えたの?と思ってしまうくらい、さらりと別の役をこなして、ただただすごいなあと感心です。写真は、楽屋の壁にあった衣装のイラストです。

    もうひとつ、なぜこのタイミングに来たか?ですが、渡辺謙さんが出演するのは7月までかもしれない、と友人に言われ、余裕をみて6月に来ることにしました。謙さんが出ているタイミングで本当によかったです!主役として頑張っている謙さんや友達の姿を見ていると、同じ日本人として誇らしい気持ちになりました。

    リンカーン センター 劇場・ホール・ショー

  • こちらはパンフレット(1ドル)。タイの歴史や、アンのこと、ミュージカルのことなどが書かれていました。<br /><br />来る前に、筋書きをネットで調べたのですが、ほとんど情報が手に入らなかったので、「王様と私」が映画化された時、原作を翻訳した文庫本を入手し、読みました。<br /><br />本のおかげで、冒頭の到着のシーンや、王様との出会いなど、あぁこんな感じ!!と思いながら観ることができました。ミュージカルと小説とで、大きく話が違っているところもありましたが、雰囲気で理解できました。<br /><br />また、英語が分からなくて笑いについていけないのでは、と心配していましたが、身振りが面白かったりと、十分楽しめました。

    こちらはパンフレット(1ドル)。タイの歴史や、アンのこと、ミュージカルのことなどが書かれていました。

    来る前に、筋書きをネットで調べたのですが、ほとんど情報が手に入らなかったので、「王様と私」が映画化された時、原作を翻訳した文庫本を入手し、読みました。

    本のおかげで、冒頭の到着のシーンや、王様との出会いなど、あぁこんな感じ!!と思いながら観ることができました。ミュージカルと小説とで、大きく話が違っているところもありましたが、雰囲気で理解できました。

    また、英語が分からなくて笑いについていけないのでは、と心配していましたが、身振りが面白かったりと、十分楽しめました。

    リンカーン センター 劇場・ホール・ショー

  • 左はプレイガイド。(席に着くときにもらいます)虹色をしているところは普段は別の色をしてるのだとか。 この週は同性愛をフィーチャーする週間だったので、この色になっているとのこと。<br /><br />奇しくも滞在中、アメリカ議会が、全州において同性愛の結婚を認めるという判決を行ったというニュースを見ました。高齢の男性カップルが、死ぬ前に間に合いました、と幸せそうにしている様子が映し出されて、こちらもハッピーな気分になりました。<br /><br />横道にそれましたが、プレイビルの中には、もちろん友人の名もあります。へぇこんな感じなんだぁ、と熟読?してしまいました!<br /><br />右はリーフレット。劇場のチケットカウンターのそばなどにおいてあり、記念にもらってきました。<br /><br />ちなみに、途中で10分程度の休憩が1度ありますが、友達から、劇の長さが長めなので、後半はきっちり時間通りに始まる、トイレに行くのであればすぐ行った方がよいよと言われました。確かに、女性用のトイレが激混みで、前半終わってすぐにトイレに向かったものの、帰ってこられたのはけっこうギリギリでした。<br /><br />そして、お客さんがだいぶいない状態でもおかまいなしに、プロローグ?の演奏が容赦なく始まりました。あぁ聞いた通りだ!と。<br /><br />余談ですが、トイレに向かう途中、日本の芸能人とすれ違いました。渡辺謙さんの演技を観に来ていたようです。

    左はプレイガイド。(席に着くときにもらいます)虹色をしているところは普段は別の色をしてるのだとか。 この週は同性愛をフィーチャーする週間だったので、この色になっているとのこと。

    奇しくも滞在中、アメリカ議会が、全州において同性愛の結婚を認めるという判決を行ったというニュースを見ました。高齢の男性カップルが、死ぬ前に間に合いました、と幸せそうにしている様子が映し出されて、こちらもハッピーな気分になりました。

    横道にそれましたが、プレイビルの中には、もちろん友人の名もあります。へぇこんな感じなんだぁ、と熟読?してしまいました!

    右はリーフレット。劇場のチケットカウンターのそばなどにおいてあり、記念にもらってきました。

    ちなみに、途中で10分程度の休憩が1度ありますが、友達から、劇の長さが長めなので、後半はきっちり時間通りに始まる、トイレに行くのであればすぐ行った方がよいよと言われました。確かに、女性用のトイレが激混みで、前半終わってすぐにトイレに向かったものの、帰ってこられたのはけっこうギリギリでした。

    そして、お客さんがだいぶいない状態でもおかまいなしに、プロローグ?の演奏が容赦なく始まりました。あぁ聞いた通りだ!と。

    余談ですが、トイレに向かう途中、日本の芸能人とすれ違いました。渡辺謙さんの演技を観に来ていたようです。

    リンカーン センター 劇場・ホール・ショー

  • 後半の舞台も素敵で、最後まで楽しめました。<br />20年前にもミュージカルを観ましたがチンプンカンプン。今回は予習が功を奏して、だいぶ理解できてよかったです。<br />渡辺謙さん、ケリー・オハラさんはもちろんのこと、王妃、隣国から妃として連れてこられた女性タプティム、相手役の男性、みなさんの歌唱力が本当に素晴らしかったです。また、劇中劇に出てきたイライザと、トプシー役で出ていた友達のダンスも素晴らしかった。(Elisaと書いてイライザと読むんですね。。知らなかった。。さらに言えば、しょっちゅう出てくる「サイアム」って何?と思っていたら、「Siam」=「シャム」のことだったんですね。英語の発音、ほんと分からない><)<br /><br />さて、この写真は、最後の舞台挨拶の時に、拍手を浴びている様子を撮らせてもらいました。友人は横を向いています。スタンディングオベーションでした。<br /><br />この後、楽屋に名前を教えておいたからと言われていたので、楽屋にも遊びに行きました。初めての経験でドキドキしながら、入りました。<br /><br />彼女は3人で1部屋使っていて、お隣の部屋は渡辺謙さんでした。ご本人を見ることはできませんでしたが、マネージャーさんかお付きの人が入り口を守って?いました。<br /><br />楽屋はコの字型の廊下の両サイドにあるようで、ケリー・オハラさんは逆サイドとのこと。女優賞には何度もノミネートされていて、今回初めて取ることができ、メンバーみんなで喜んだ、と友人が言っていました。確かに、アンナが乗り移ったかと錯覚してしまうような演技で、引き込まれました。<br /><br />さらに舞台も案内してもらいました。今まで自分が座っていた席が視線の先にあってなんとも奇妙な気持ちになりました。<br /><br />舞台の奥の、セットとセットの間に小道具置き場があり、劇で使っていた本や食器などが整然と片付けられていました。タイの王室という設定なので、グラス一個でもなんだか立派です。<br /><br />ひとしきり感心した後、片づけが終わった友達と二人で地下鉄に乗って友達の家へと戻ってきました。私にとっては驚きの連続なのですが、友達にとっては日常のひとコマなのかと思うと、人生って面白いなぁと思いました。<br /><br />こんな機会を作ってくれた友人に感謝。はるばる来ていい思い出ができました。

    後半の舞台も素敵で、最後まで楽しめました。
    20年前にもミュージカルを観ましたがチンプンカンプン。今回は予習が功を奏して、だいぶ理解できてよかったです。
    渡辺謙さん、ケリー・オハラさんはもちろんのこと、王妃、隣国から妃として連れてこられた女性タプティム、相手役の男性、みなさんの歌唱力が本当に素晴らしかったです。また、劇中劇に出てきたイライザと、トプシー役で出ていた友達のダンスも素晴らしかった。(Elisaと書いてイライザと読むんですね。。知らなかった。。さらに言えば、しょっちゅう出てくる「サイアム」って何?と思っていたら、「Siam」=「シャム」のことだったんですね。英語の発音、ほんと分からない><)

    さて、この写真は、最後の舞台挨拶の時に、拍手を浴びている様子を撮らせてもらいました。友人は横を向いています。スタンディングオベーションでした。

    この後、楽屋に名前を教えておいたからと言われていたので、楽屋にも遊びに行きました。初めての経験でドキドキしながら、入りました。

    彼女は3人で1部屋使っていて、お隣の部屋は渡辺謙さんでした。ご本人を見ることはできませんでしたが、マネージャーさんかお付きの人が入り口を守って?いました。

    楽屋はコの字型の廊下の両サイドにあるようで、ケリー・オハラさんは逆サイドとのこと。女優賞には何度もノミネートされていて、今回初めて取ることができ、メンバーみんなで喜んだ、と友人が言っていました。確かに、アンナが乗り移ったかと錯覚してしまうような演技で、引き込まれました。

    さらに舞台も案内してもらいました。今まで自分が座っていた席が視線の先にあってなんとも奇妙な気持ちになりました。

    舞台の奥の、セットとセットの間に小道具置き場があり、劇で使っていた本や食器などが整然と片付けられていました。タイの王室という設定なので、グラス一個でもなんだか立派です。

    ひとしきり感心した後、片づけが終わった友達と二人で地下鉄に乗って友達の家へと戻ってきました。私にとっては驚きの連続なのですが、友達にとっては日常のひとコマなのかと思うと、人生って面白いなぁと思いました。

    こんな機会を作ってくれた友人に感謝。はるばる来ていい思い出ができました。

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