羽田空港デビュー！台北1人旅（2日目）

2015/07/07 - 2015/07/09

2014年、初めての1人旅は香港でした。
自由で孤独で自己責任な旅はとても魅力的で、
次の1人旅は台湾にしようと決めていました。
これまでは静岡空港・名古屋国際空港を利用していましたが、ある事情で羽田空港デビューを
果たす事になりました。
この旅行記がどなたかのお役に立てたら
とても嬉しいです。

日程:2015年7月7日(火)〜9日(木)
手配方法:個人手配
航空会社:エバー航空
ホテル:天成大飯店(コスモスホテル)
旅行代金:58174円
(諸税含む/日本国内の交通費は除く)

エリア 台北(台湾)

7月8日(水) 天気:くもり(実際はくもりのち晴れ)
最高気温:35℃/最低気温:27℃ 湿度:95%
天成大飯店は日本人観光客の利用率が高いため
チェックイン時にナビマガとMRT路線図と
ホテルカードを準備してくれました。
海外旅行期間はインターネットを遮断する
(機内モード)私にはありがたい情報源です。
(海外旅行していてメールマガジンが届いたら
せっかくの現実逃避から引き戻されるようで)
大行列の朝御飯を求めて、いざ出発です！

MRT板南線 台北車站〜善導寺
5番出口からすぐにある華山市場の2階へ続く
階段を探せば、行列はすぐそこです。
7時頃に到着しましたが、列が立ち止まる事は
なく、25分ほどで店舗に辿り着きました。

朝御飯で有名な「阜杭豆漿」に到着です。
台湾旅行は4回目ですが、初めて利用します。

注文時に手間取らないように、
品名と個数をメモに記入しておき、
トレイに乗せると店員さんが内容を確認して
準備してくれます。

左:冰豆漿(25元) 右:鹹飯米團(40元)
厚餅夾蛋も食べてみたかったのですが、
昼御飯も考慮して控え目にしました。

飯米團はげんこつ大で重量があります。
餅米で油篠と肉田麩が包まれていて、
もちもち、サクサク、しなしなで楽しい食感！
油篠が少し脂っこいですが、
ほのかに甘くて大豆の風味が強い豆漿が
さっぱりとさせてくれ、
組み合わせに助けられました。
美味しかったです。

MRT板南線 善導寺〜台北車站→乗換
MRT淡水線 台北車站〜中正記念堂→乗換
MRT新店線 中正記念堂〜大坪林
1番出口のエスカレーターを登ったら
巨大な看板が見えるので、地図に従って
アーケードを歩けば「蜜糖VIP」に到着です。

雷射/シミ取りレーザー(2000元)
台北ナビのクーポンで台湾元での支払いのみ
5%割引になります。
私はこれまでに2回ほど治療を受けていて、
1回目はそれはもうむきたまご肌になったの
ですが、2回目はあまり効果を実感出来ず。
(治療後の赤みを気にして弱く設定したから)
今回は照射を強く設定してもらいました。
治療は輪ゴムで弾かれているような感じですが
日本語の出来るスタッフが診察・治療とも
同席してくれるので安心です。
重点的にレーザー照射した部分は3日間ほど
赤くなりましたが(写真のように)、
9日間経過した現時点ではクマも薄くなり、
ちゅるちゅるですー！
(お見苦しい写真ですみません)
コンシーラーも使用量が減り、お化粧がラク！
台北から離れていますが、オススメです。

蜜糖VIPの数軒手前には、シンガポール発祥の
ジャーキー専門店「美珍香」があります。
韓国や香港にも支店が存在し、こちらの
ポークジャーキーが大好きなのですが…。
昼御飯が呼んでいるので、先を急ぎます。

MRT新店線 大坪林〜中正記念堂→乗換
MRT淡水線 中正記念堂〜台北車站→乗換
MRT板南線 台北車站〜市政府
2番出口から台北101が見える方面に進むと
「eslite誠品信義店」に到着します。

落ち着くのよ…。
ポーチなんてたくさん持ってるじゃないの。
もういい歳なんだし。
大体、こんな中途半端なサイズで何に使うの。
約30分間も悩み続けた結果、財布をしまい、
踵を返して目的地へ向かいます。

青空と新緑と台北101。

本日の昼御飯は鼎泰豊(台北101店)と思ったら
鼎泰豊前にのみ、順番を待つ人の群れ！
待ち時間は受付の電光掲示板(写真右)に表示
されていて、現在は20分待ちです。
受付に人数を伝え、番号札を受け取ります。

メニューを見ながら、注文伝票に注文個数を
チェックしておきます。

小籠包/5個(100元)
店員さんが蒸篭を開けた瞬間…
もくもくと立ち込める湯気の先には
純白のひだが美しいあの御姿が！

おいしい。本当に美味しい。
そう呟いたら、ふいに瞳が潤んできました。
台湾にまた旅行したら、
鼎泰豊の小籠包が食べたかったんだ。
また台湾に来られて、本当にしあわせ。
美味しいって、本当にしあわせ。
胸がいっぱいになりながら、味わいます。

空芯菜/小(120元)
受付で順番を呼ばれた際に、
「空芯菜は2人前だから1人前にしたら？」と
店員さんが小サイズを勧めてくれました。
絶妙な塩加減、ニンニクの配分、ほどよく
残した歯ごたえは、いつ食べても美味しい。

松露小籠包/5個(450元)
私が鼎泰豊で絶対に欠かさないメニューです。
普通の小籠包より黒っぽく見えるのが、
松露(トリュフ)です。

普通の小籠包と比較するとスープは薄色ですが
トリュフ独特の香りが口腔内から鼻腔内へ、
胃壁から毛穴へ広がっていきます(笑)
かなり高値ですが、それでも食べたい！
香港の鼎泰豊でも食べましたが、
やっぱり台湾が一番美味しいです！

諦めきれなかったキャラメルトフィーは
「糖村/台北101店」で山積みされていたので
予定していた個数を購入出来ました。

鼎泰豊の右側にある出口を抜けると、
台北に君臨する台北101を感じる事が出来ます。

MRT淡水線 世貿中心〜東門
悠遊卡購入時にチャージした200元がわずかに
なってきたので、券売機でのチャージに挑戦
してみました。券売機自体に番号が記して
あるので、簡単に出来ました！
Suicaをチャージするのとほぼ変わりません。

5番出口付近のベーカリーを右折して、2本目
の道を右折したら「小茶栽堂」に到着です。
初めて台湾を旅行した時から、女性への
おみやげはこちらで購入しています。
包装も綺麗で、おみやげに最適なサイズの
ティーバッグがあるんです。
本当は2階のカフェで休憩したかったのですが
お腹と胸がいっぱいで断念しました。

MRT淡水線 東門〜士林
いよいよ故宮博物院へ出発します。
これまでは士林駅からタクシーを利用して
いましたが、今回はバスに挑戦してみました。
1番出口を直進して、横断歩道前で右折すると
バス停があります。
私は小18系統に乗車しました。

見慣れない景色、文字、アナウンスに、
本当にこの系統で正しかったのかな、
間違えていたらどうしようと不安でしたが、
故宮博物院で乗客が全員下車したので
すぐに分かりました。
運賃は下車時に悠遊卡をタッチするだけです。

故宮博物院は今年で90周年だそうです。

90周年記念に合わせて特別展も開催される
ようです。
青空が見えますが、16時30分を過ぎていた
ので150元(通常は250元)で入場出来ました。

それは2年前でした。
初めて故宮博物院を訪れた当時、
101エリア横のガラス展示室にいらっしゃった
仏像様に衝撃を受けました。
初めて拝見したのに
ずっと前から知っているような…
心を見透かされているような…
全てを包み込まれているような…
そんな不思議な感覚に立ち尽くしていました。
(リンチーリンが出演していた台湾観光協会の
CMで一瞬だけ御覧になれます)
またあの仏像様にお会いしたかったけれど、
展示品保護などの目的で、
今年は別の仏像様が展示されていました。
あの感覚は蘇ってはきませんでした。
御名前も年代も知らないけれど、
またいつか運命が繋ぎ合わせてくれたら、と
思いを馳せています。

MRT淡水線 士林〜中山
4番出口からアーケードを直進して、看板が
見えたら2階に登ると「楽天養生会館」に
到着です。

足裏＋足の角質取り＋上半身マッサージ
(90分/1600元)
台北ナビのクーポンで10%割引されました。
夕御飯時だったので先客はいませんでした。

初めて足の角質取りを体験しました。
踵は気になりませんが、足趾付近はすごく
くすぐったくて耐えるのに必死でした。
その苦行の結果、すべすべになりました！
足裏と上半身マッサージで生き返りました！

MRT新店線 中山〜松江南京→乗換
MRT新荘線 松江南京〜忠孝新生
本来の予定では夕御飯は「欣葉」でした。
しかし蜜糖VIPや故宮博物院に遠出する事を
考えると、予約をするのは躊躇われました。
楽天養生会館でガイドブックを見ていたら
過去に気になっていた店を発見したので、
本日の夕御飯に決めました。
6番出口から復興南路一段を直進し、
1本目の道を左折すると「済南鮮湯包」へ
到着です。
またしても先客は誰もいませんでした。

吻仔魚炒飯/シラスチャーハン(180元)
皆さんの旅行記でこちらが美味しいと評価
されていたのを思い出したのです。
シラスがカリカリで、炒飯自体はパラパラで、
卵とニンニクとネギのシンプルな炒飯ですが
スプーンが止まりません！
本日のベストオブ御飯に決定です！

シラスがみんなこっちを見てるような…。
でもごめんなさい、止まりません。
おいしい〜！美味しすぎる〜！

圓籠鮮湯包/8個(180元)
普通の小籠包です。
こちらで有名な蟹黄圓籠包(蟹味噌小籠包)も
食べたかったのでハーフサイズの注文を
お願いしましたが、出来ないそうです。

鼎泰豊と比較すると、皮がとても薄いので
スープが透けて見えるんです。
皮が薄いので軽く、スープもあっさりしている
ので、鼎泰豊よりたくさん食べられます。

シラスチャーハンの半分は外帯(持ち帰り)で
お願いしました。容器が可愛いです。
お茶代なし(水が提供されます)、
サービス料もなしだなんて良心的ですよね。
今度はお母さんを連れて来てあげたいなぁ。

復興南路一段を挟んで「済南鮮湯包」から
ちょうど反対側に「50嵐」「COCO」の
ドリンクスタンドが並んでいます。
さっぱりしたドリンクが飲みたかったので、
百香緑茶に珍珠を入れてもらいました。
(日本語は通じず、英語も少ししか通じず、
メニューを指差しして何とか注文しました)

百香緑茶＋珍珠(35元)
パッションフルーツ緑茶＋タピオカです。
微糖(甘味30%)、去冰(氷なし)です。
またもや折りたたみ傘と比較してみますが、
この値段でこのサイズ！うらやましい！
パッションフルーツの酸味に緑茶の苦味が
甘味を中和してくれてスッキリとした味です。
こうして2日目は幕を閉じました。

3日目(神様と運命編)へ続きます。

最後に…
初めての旅行記から見て下さっている皆さん、
香港の旅行記から見て下さっている皆さん、
台湾に興味があって見て下さった皆さん、
いいね！を押して下さった皆さん、
本当にほんとうにありがとうございます！

この旅行記へのコメント （3）

• デミ子さん 2016/03/27 15:38:05

  こんにちは

  6月に台湾ひとり旅を予定しておりまして、フォローさせていただいている方の旅行記を読み返しておりました。
  キャピキャピテレサさんの、ライオンポーチの｢落ち着くのよ…｣の件が最高に面白くて何度読んでも笑ってしまって思わずコメントしてしまいました。
  キャピキャピテレサさんの旅行記は読みやすくてべ勉強になります。これからも楽しみにしております！

  キャピキャピテレサさん からの返信 2016/03/27 20:19:37

  ありがとうございます

  デミ子さん
  こんばんは、キャピキャピテレサです。
  コメントをいただき、
  とても嬉しく拝見させていただきました。
  また、改めましてフォロワーになっていただき
  本当にありがとうございます。
  実は、台湾1人旅をする際に
  デミ子さんの旅行記を拝見させていただき、
  とても楽しく、とても参考にさせていただきました。
  (ロボットの表紙写真、しっかり覚えていました)
  あのドーナッツをずっと食べたいと思っているのですが、
  なかなか中山國小エリアに行く機会がなくて。
  デミ子さんは夜市や飲食店にも詳しくて
  私なんかよりずっと満喫されていて、本当に素敵です！
  らいおん丸に注目していただき、大変興奮しています。
  現地での日本人の評価を暴落させかねない、
  平常心を保とうと必死な息づかい、心拍、泳ぐ視線、
  挙動不審な動きが伝わったでしょうか？(笑)
  7月の母娘旅行先は韓国か台湾の予定ですが、
  母が韓国が選んだ場合は、
  6月に台湾1人旅をする予定です。
  また旅行記を訪問していただけたら嬉しいです。
  また、デミ子さんの旅行記も楽しみにしています。
  これからも仲良くして下さいね。
  ※デミ子さんの旅行記前文は
  涙なしには読めませんでした。
  2年前ではありますが、
  私と全く同じ境遇だったからです。
  30歳代、独身、姉や友人の結婚出産…
  でも、私は声高らかに叫びます。
  独身バンザイ！
  
  キャピキャピテレサより
  
  

  デミ子さん からの返信 2016/04/09 19:14:35

  独身バンザイ！ありがとうございます(笑)

  ご返信ありがとうございます。
  憧れのお笑いの師匠(笑)のキャピキャピテレサさんからお返事いただき興奮しております。
  私は今も相も変わらず絶望と希望の中で独身生活を謳歌しておりますがキャピキャピテレサは｢2年前まで｣ってことは…おっといけない個人情報でしたね(笑)
  韓国旅行記も拝見いたしました。やっぱりセンスがある文章がツボにはまります。
  6月にも台湾に行くかもしれないのですね。
  それではらいおん丸の前で肩をプルプルさせているのがキャピキャピテレサさんってことで後ろから静かに見守らせて頂きます(笑)
  
  先週場末の居酒屋で飲んで｢また台湾にひとりで行ってくる！｣と声高らかに宣言しましたところ、リア充(古)どもからは｢ひとりで何しに行くの？｣｢かわいそうに…｣｢そんなことより婚カツしろ｣と散々言われましたが｢やってやんぞ！！台湾のプロになってやんぞ！｣とリア充(古)どもを倒すべく新たなる決意を固めました。
  すみません。何を書いているのかがわからなくなってしまいましたが、キャピキャピテレサさんの充実した楽しそうな一人旅に勇気づけられたということをお伝えしたくてヽ(^o^)丿
  
  これからも旅行記楽しみにしております（*^_^*）