2015年　ポルトガルの旅　⑪モンサラーシュ～エヴォラ

2015/04/17 - 2015/04/17

4/17（金）
モンサラーシュで一泊して午前中にエヴォラに戻る。
ローマ時代の遺跡が残る城壁に囲まれた街、また天正遺欧少年使節が訪れたことでも知られるエヴォラ。
到着日にざっとしかみてなかったので、モンサラーシュから戻ってじっくり世界遺産の街を見て歩きました。

日程　　　　　　　　　
　　　4/6（月）　 リスボン空港着　　　　　（リスボン泊）
　①　4/7（火）　 終日リスボン観光　　　　（リスボン泊）
　②　4/8（水）　 リスボン　→　モンサント（モンサント泊）
　③　4/9（木）　 モンサント→　リスボン　（リスボン泊）
　④　4/10（金）　リスボン→　午後オビドス（オビドス泊）
　⑤　4/11（土）　オビドス→ナザレ　　　　（ナザレ泊）
　⑥　4/12（日）　ナザレ→ポルト　　　　　（ポルト泊）
　⑦　4/13（月）　ポルト⇔レグア日帰り　　（ポルト泊）
　⑧　4/14（火）　ポルト⇔ギマランイス日帰り（ポルト泊）
　⑨　4/15（水）　ポルト→エヴォラ　　　　（エヴォラ泊）
　⑩　4/16（木）　エヴォラ→モンサラーシュ（モンサラーシュ泊）
　⑪　4/17（金）　モンサラーシュ→エヴォラ（エヴォラ泊）
　⑫　4/18（土）　エヴォラ→リスボン　　　（リスボン泊）
　 　　4/19（日）　リスボン空港から帰国へ

エリア エボラ(ポルトガル)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

モンサラーシュの早朝、城まで行って帰ってきたらドアが開かなくて困った。仕方なく宿の主人を起こしてしまった。

モンサラーシュのバス停から。

モンサラーシュ8：00→レゲンゴス8：34
レゲンゴス9：15→エヴォラ9：55着

モンサラーシュ→エヴォラの復路は乗継よく2時間ほどだった。
荷物を預けてあったホテルは準備中、リュックを預けて街歩きへ。

さて、エヴォラの街歩きは水道橋の方面から。
ジラルド広場から Joao de Deus 通りをまっすぐ進みます。

城壁そばのカルヴァリオ修道院。

Lagoa門から城壁を出ると水道橋が見えます。
1537年完成、全長11km、現在8.3kmが残るそうです。

水道橋が続く方向のサント・アントニオ要塞へ行ってみます。
途中、市民農園がありました。我が家が借りている農園とちょうど同じような感じなので、つい声をかけてしまいました。「無農薬だ」と誇らしげ。言葉は分からないのに、なんとなく通じ合うのが楽しい。

要塞は入口の門に鍵がかかっていて入れませんでした。要塞からエヴォラの街を見たかったが果たせず。

帰り道。
野原にのびる水道橋

城壁内の水道橋は家々を跨ぐ、いや橋桁の間に家を作ったのか。

水道橋と家が一体化している。

段々低くなって…。

水道橋の端っこ。

ディアナ神殿。

ロイオス教会とカタヴァル侯爵邸は昼休み中。先にエヴォラ大学を見学に行く。

ディアナ神殿裏（東側）の城壁の門を出て…。

出てきた門を振り返って見ている。ガイドブックに記述のあった「わずかに残るローマ時代の城壁」ではないかと思う。

エヴォラ大学の廊下。

二階の回廊から中庭を眺める。
1559年に建てられたイエズス会の神学校であった。
ヨーロッパでは歴史ある建物が大学としてよく使われていますね。

各教室の入口はこんなふうです。

大学とカテドラルの間にある宮殿。
広い大邸宅がミュージアム、オフィスなどに使われているようです。庭園やカフェもありました。

右側の建物は馬車博物館でした。

午後の公開が始まりロイオス教会に入る。
教会入り口。

ロイオス教会に隣接する修道院はポザーダになっている。

アズレージョに飾られた教会内。
ごてごてした装飾がなく、アズレージョが清楚な感じを与える。

アズレージョは18世紀のものだそうです。

天井の一部の塗り直し作業中でした。
はしごの真上の天井が少し黒くなっていますね。そこまで届く長〜い棒の先に刷毛をつけて塗ってました。

続いてカタヴァル侯爵邸に入る。
カタヴァル侯爵館から見たディアナ神殿、この角度からが一番いい。

カタヴァル侯爵邸内部。

台所、フライパンが音符のように並んでいる。

続いてカテドラルを見学。
カテドラル、回廊。

1584年、天正遺欧少年使節の４人が聞いたといわれるパイプオルガン。

カテドラル見学後、ホテルに戻ってチェックインを済ませ休憩。

ツーリスト・インフォメーションで貰った地図にある観光スポットの内、まだ見ていないところへ行ってみよう。
修復工事中のサン・フランシスコ教会から東へ進むと大きな病院に突き当り、その向かい側に教会があった。

病院のところから左折して、 Rua D.Augusto Eduardo Nunes を進むと噴水がありました。
ポルタス・デ・モウラの噴水。白い大理石の水場です。
噴水の先にモウラ門がある。その先にそびえるのはカテドラルの尖塔。

Porta de Moura モウラ門。
モウラ広場の　モウラの噴水、門、門と一体になっている建物を含めて歴史的建造物のようだ。

この後見落としてきたグラサ教会を探しに行く。

サン・フランシスコ教会の近くのはず、とカテドラルから１０月１５日通りを経てジラルド広場に出る。広場からレプブリカ通りをサン・フランシスコ教会に向かう途中の路地から左を見るとありました。

グラサ教会。

屋根の人物像がユニーク。

あと見ていないのはノーヴァ門、ジラルド広場から北にジョアン・デ・デウス通りを200ｍ程行ったところだ。

かぎ形をしたノーヴァ門　 Porta Nova

交差する通路を残して両側は石の門と住宅が一体になっている。

ノーヴァ門をくぐってジラルド広場に戻る方向に市庁舎が建つ。

ジラルド広場に戻って来たらもう19時半。
10月5日通りのレストランに入る。

エヴォラ大学の学生だろうか、若者のグループがいてとても賑やか、グループの中に明らかに日本人と思われるイケメン男子がいた。

レストラン　MR.PICKWICK

夜のジラルド広場。

明日はリスボンでポルトガル最後の一日を楽しみます。