2015/06/23 - 2015/06/25
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chekimanさん
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Can you help me ?
乱暴な言い方らしいが、No probrem と同じぐらい好きな言葉だ,
相手の返事は、必ずと言っていい程、Yes だ。
ソロでは、この言葉に何回も助けられた。
海外旅行では、人の優しさに触れる機会が多い。
それが、海外旅行の魅力だと思っている。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
バスステーションでソロに行きたいと伝えるとトランスジョグジャに乗るように言われた。
僕の回りには、前に3人、隣に1人、何れも40代の女性が座っていた。
しばらくすると、運転手が乗ってきたので、僕はソロに行きたいと伝えた。その途端、女性たちが一斉に、「これはソロに行かない。ジョグジャ行きだ。」と言い出した。
続いて、車掌が乗って来たので、僕の代わりに女性たちが車掌に状況を説明した。
どうも、一旦、ジョグジャカルタに戻り、そこで、ソロ行きへ乗り換えるらしい。
女性たちは大きくうなずき、僕に安心しろと言った。 -
ジョグジャカルタまで行くのに乗り換えがあった。その時、女性の一人が私が案内すると言った。
彼女とは旅の指差し会話帳を使って、名前や家族のこと、年齢などを話した。
トランスジョクジャの中で、僕たち二人は注目を浴びていた。その内、一人の青年が英語で話しかけてきた。
3人での会話は尽きること無く、楽しいものになった。 -
4日目、そして、4箇所目のホテル。
ホテルのフロントには笑顔が素敵な美しい女性がいた。
チェックインの手続きが終わったので、"Can you help me ?" と切り出した。
彼女の返事は、低く落ち着いた口調で "Yes."
「明後日、ブロモ山に行きたいのですが、バスツアーはありますか?」
「ブロモ山は遠いから、バスではいけないわ。スラバヤまで列車で行けば、そこからバスが沢山出ているわよ。」
「そんなはずはない。歩き方にバスツアーがあると書いてある。ちゃんと探してくれないか。」
なんて野暮なことは美人に対して、言うはずが無かった。
僕の口から出たのは、「OK. 列車でスラバヤに行くことにするよ。ありがとう。」だった。 -
スラバヤ行きのキップを、買う為にソロの駅に着いた。
もともと、切符を買う自信が無かったので、今回の旅はバス移動で計画していた。
乗車日とスラバヤと書いたメモを持って、適当な窓口に並んでみた。その窓口の女性には、向こうの窓口だと言われた。
教えて貰った窓口では、申し込み用紙に記入するようにと言われた。
美人の前で、カッコつけたツケは直ぐに回ってきた。
その申し込み用紙には、乗車日と自分の名前しか書けなかった。
僕は二人連れの女子大生に "Can you help me ?" と声を掛けていた。 -
ホテルに戻り、ブロモ山の宿を探した。
いつも利用しているAgodaで、歩き方にも掲載されている宿を予約した。
現地で、スマートフォンを使ってホテルを予約する。これも、初めての経験だった。
経験を積むことは成長していることを実感できる。
日本に居ては中々味わえないことだ。 -
今日はランチを食べ損ねた。
陽が落ちてから、ホテルのレストランで開催中のラマダン・ブッフェへ行った。 -
断食明けのお祭り騒ぎ的なことを期待していたが、レストランは静かだった。
-
FBでソロのチェックインを投稿する。
しばらくして、プランバナンホテルのスタッフからメッセージが届いた。
「ソロへは列車で行ったのですか?」
「バスで行った。長い時間掛かった。」
「列車かと思って、間違った行き方を教えました。ごめんなさい。」
「ノー・プロブレム。親切なインドネシア人と一緒だったので楽しかったよ。」
ジョグジャカルタのホテルのスタッフからも、メッセージが届く。
「ソロは私のホームタウン。」
FBは旅先での出会いが過去の事にならないのがいい。 -
影絵芝居を見に行く為に夜の街へ出た。
-
ジョグジャカルタのマリオボロ通りの賑わいを期待していたが、一通りが全く無い。
危険な気配は無かったが、影絵芝居をやっているスリウェダリ公園にたどり着く前にホテルへ引き返すことにした。 -
5日目、チュト寺院とスクー寺院へ行く。
タクシーを4000円でチャーターした。 -
タクシーは山をどんどん登って行く。
チュト寺院へ行く途中で、一面のジャワティー畑が広がっていた。
スリランカのヌワヤエリアへ行った時のことを思い出していた。
スリランカで見たのと同じ風景が広がっている。
ヌワヤエリアは、本来の目的の他に観光地の役目も担っていたが、ここでは、純粋にお茶の生産だけをしている。
現地の人たちは、ここの観光的価値に気がついていないのだろう。
外国人としては、この風景を見ながらジャワティーを飲む。
そんな贅沢をしてみたかった。 -
突然、目の前に現れた風景。
-
予想もしなかった風景。
はるばるここまで来たから、見ることが出来た風景。
そんな風景に心が惹かれる。 -
チュト寺院。
この寺院の隣に売店があり、5〜6人の女性が働いていた。
彼女たちのチェキに対する反応がすごく良くて、写真を撮っている僕の方が楽しませて貰った。
写真のお礼としてジュースを頂く。
こういうのが、嬉しかったりする。 -
続いて、スクー寺院。
ビラミッドタイプの遺跡が工事中で近づけない。
でも、何故かがっかりはしていなかった。 -
裏手に回った。
-
丁度、修復作業の人たちが休憩中だったので、親方に仁義をきってから、チェキの撮影会が始まった。
-
遺産の入口には、腰巻き係りの17歳の少女がいた。
身長150cmの小柄な彼女は、180cmの僕を見上げながら、チェキでツーショットの写真を撮って欲しいとリクエストしてきた。
自分が写った写真を置いてくることは、彼女の記憶の中に自分が残るような気がする。
僕が彼女の事を忘れないように、彼女も僕の事を忘れないでいて欲しい。 -
一旦、ホテルに戻ってから、バティックを買いに街へ出た。
-
途中で歩き方に紹介されているLalasに立ち寄る。
注文したのは、歩き方でお薦めのスラッ・ソロ。 -
デザートは、これも歩き方にのっていたエス・アポカッ。
冷たくて美味しい。 -
1軒目のバティック屋。
お店の写真が無いので、買物袋で代用する。
店内は広くて、品数が多い。僕は沢山の商品を目の前にすると、選び出すのが面倒になって買物が嫌になってくる性格をしている。
近くにいた人に声を掛けた。でも、その人は販売担当では無かったので、休憩中だった若い女性が僕の相手に指名された。
でも、その女性は英語が話せないらしく、「何で私が外国人の接客をしなければいけないの。あなた、変わってよ。」と心の中で思いながら、中国人の接客中だった同僚に視線を送っている。
視線を送られた女性は、僕に「あの娘は、あれでも良い子だから、よろしくね!」とアイ・コンタクトで伝えて来た。 -
1軒目のバティック屋の続き。
写真は3軒目の店内。
僕は、ふてくされている娘を安心させるように指さし使って、「自分のシャツが欲しい。」とインドネシア語で伝える。
案内してくれたコーナーの商品は、4000円以上の価格だった。「もっと、安いの。」とインドネシア語でいう。
この頃になると、彼女に笑顔が出てきた。
次は女房のお土産だ。女性向けのシャツは、柄はもとより、デザインもどれ一つ同じ物が無い。
女房の好みはヘビメタか変なもの。ヘビメタは流石に無かったので、変わったデザインのものを探すがピンと来るものがない。
迷っていたら、彼女も妻の為にシャツを選んでいた。
会計が終わってから、チェキで写真を撮った。
そこには満面の笑みを浮かべた彼女が写っていた。 -
2軒目のお店へ行く。
ここも写真が無いので、3軒目の店内で代用。
バディックのネクタイを4本購入。
店員さんたちと記念写真の取り合いっこをした。 -
3軒目のお店。
このお店では、店員さんの写真撮影を断られた。
その代わりに撮影したのが店内の写真だった。 -
陽も傾き出したので、バティック工房巡りは止めてホテルへ戻る。
この後、ホテルでマッサージをして、イタリアンレストランで、ビザを食べて、この日は終了した。 -
6日目、朝の5時30分。
列車の出発時間が早いので、前日にアーリーブレックファーストをお願いしていた。
5時40分になった。スタッフがブッフェの料理に火を点け始めた。
てっきり、一人分の食事が出てくると思っていた。
実際は、正式オープンの1時間前から、僕の為にブッフェの料理はできていたのだった。 -
5時40分。
平日はこの時間に朝食を食べている。
ホテルのスタッフに感謝するとともに、いつも、朝早くから朝食を作ってくれている妻のことを思い出していた。 -
7時20分頃、駅に到着。
僕の乗る列車は定刻なのか?
ホームは何番なのか?
僕は近にいた若い男女の3人組に声を掛けた。
彼女たちも僕と同じ列車だった。 -
ホームに移動した。
彼女たちのグループは10人ぐらいになっていた。
その中に日本語の先生がいた。
先生によると、彼女たちは、中国系インドネシア人の客家の人たちで、全国大会に参加する為にスラバヤへ行く所だった。 -
客家の人たちとは、車両が違ったので、乗車と共にお別れになった。
先生とはFacebookで繋がったので、この後のスラバヤ滞在のアドバイスを幾度となく貰うことになった。 -
客家の人たちに配られていたパンを頂いた。
これは、1910年から販売しているオランダ風のパンだった。 -
多くのインドネシア人に助けられて、僕は列車に乗っている。
その列車はスラバヤに向けて走りだした。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ロータスさん 2016/05/07 17:03:32
- 来年、インドネシアに行きます
- chekimanさん、180センチもあるんですか?(;゚Д゚)
勝手に小柄の若者だと思っていました。
怒らないでねぇー、笑って許して下さい。
(骨折して痛がっている姿を大きい姿に変えないと、、)
肘のリハビリは進んでいますか?
痛くなくなっていたらいいのですが。
来年、インドネシアにちょこっと行きます。
また、色々教えて下さいね。
- chekimanさん からの返信 2016/05/07 20:04:17
- ブロモ山へ行かないか?
- イメージを壊しまくりですみません。(笑)
肘の方は日常生活には不便が無い所まで回復しています。
ただ、ここで満足してしまうと残りの機能が回復しなくなるので油断禁物です。
ボロブドゥールをつまらないと思う男なので、参考にならないと思いますがブロモ山はお勧めです。
あのインドネシアの旅で、遺跡よりも自然に魅かれてる自分に気がつき、その後のタイでの山岳民族の村、そして、ラダックに繋がっていきます。
時間が取れるようならばブロモ山も検討してみて下さい。
ブロモ山を登ってから、バリ島に抜けるなんで、バックパッカーらしくて、カッコいいです。 \(^o^)/
-
- fuzzさん 2015/07/27 10:52:02
- バティックのお店
- chekimanさん、おはようございます。
インドネシア旅、拝見してます(*^▽^*)
インドネシアだと私に対しては(笑)写真を撮りたいと言うとマニーと言われましたが
chekimanさんの場合は、相手が自ら撮ってほしいと言われたりしたのですね。
羨ましい(#^.^#)
チェキだったから?それにしても・・・
とにかく日本人と見るなり買え買え押し売り商法で攻めてきて疲れきった私の
インドネシア旅行とはまるで違うので人によるのだとは思いますが・・・
団体ツアーと個人旅行の違いでしょうか?いえいえchekimanさんの人柄が
にじみ出ていたのでしょうね(*^_^*)
バティックの店もそう。どこも写真撮影不可でした。知らずに叱られるまで
撮ってましたが(笑)
ほとんどの露店ではなくしっかりとした路面店だと撮影禁止と言われました〜(;´Д`)
まさか中国の団体さんと間違われたのではないかと思う程でした。
インドネシアで列車の旅ですか。ヘビーですね(*^_^*)
続きも楽しみです(^O^)/
fuzz
- chekimanさん からの返信 2015/07/27 20:01:20
- Re: バティックのお店
- fuzzさん、こんばんは
コメントありがとうございます。
1番の理由は、やっぱりチェキだと思います。
ソロのホテルでも、フロントの担当者が変わる度に写真を撮ってとお願いされていました。
それが、いいコミュニケーションになって楽しめました。
2番目は、メジャーな観光地のジョクジャやボロブドゥールよりも、マイナーなソロやスラバヤの方がチェキの受けは良かったです。
商売に必死なのもメジャーな観光地でした。観光客が少ない地域の方がコミュニケーションは取りやすかったです。
限られた時間だとインドネシアの人とコミュニケーションを取る機会も限られるので、お店での撮影禁止は痛いですよね。
団体客の人たちには写真を撮るよりも、ショッピングに専念して欲しいのも知れませんね。
列車の旅は正解でした。
戸惑うことは多かったのですが、インドネシアの人たちの親切に触れることが出来ました。
残りは、ブロモ山編とスラバヤ編です。
また、感想を聞かせて下さい。
chekiman
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