2015/05/05 - 2015/05/05
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risarusaさん
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旅の5日目はインバネス→グラスゴーへの移動日。
7:55 インバネス − 11:17 エジンバラ(鉄道)
11:48 エジンバラ − 13:08 グラスゴー (鉄道)
バスを使わずに南回りでグラスゴーまで出てコロールに行くには、所要時間は7時間程度。余裕を持たせて、エジンバラorグラスゴーを中継地として1泊することとし、最終的に宿泊地にはグラスゴーを選定しました。
これまでグラスゴーには乗り継ぎの合間に少し駅を出たのみで、垣間見ての印象は、大都市!人が多い!でした。
それゆえに、今一つ興が乗らず、観光に訪れたことはなく。
しかしNHKの「世界ふれあい街歩き」は楽しそうだったし、スコットランドに来ながらグラスゴーを見ぬというのも、ということで、(多少ノルマ消化的な意味も込めての)グラスゴー行きです。
ちなみに、インバネスからコロールへの移動は、インバネスから南西方向にフォートウィリアムまで長距離路線のバスで行って、そこからウエストハイランド線で南下するのが、多分一番手っ取り早いと思われます。我々の旅は、一応、鉄道での移動を基本にしているので、ぐるっと迂回しています。
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6時起床。
平日なので、これまでの朝よりも、若干交通量が多いような気がする。
これでインバネスとお別れかと思うと、とてもさみしい。
次の旅でも絶対にインバネスに来ようと思います。
この町が好きだー! -
列車の発車までに余裕があるので、ホテルを出る前にもう一度ちょろっと手ぶらで散歩ついでに、昨日の交通遅延に乗るはずの列車がインバネスまでたどり着けたのか、駅で運行状況をチェック。
天気が今一つだと、憂愁漂う北の街といった雰囲気です。
いつものコースで、橋を越えて向こうの川沿い→また橋を渡り→中心部を抜けて→駅まで行って戻ってきます。 -
列車は予定どおりの運行だったので一安心してホテルへ。
暮らしやすい部屋でした。小物を紫で統一していて、雑誌のインテリア特集にでも出てきそうなお洒落な雰囲気も良かったのです。(普段はお洒落なインテリアなんて縁のない生活だから)
ああ名残惜しい。 -
ホテルの鍵を所定の場所にドロップするだけのチェックアウト。
そのままホテル前の東西に走るメインストリートを抜けていきます。
選挙直前なので、街頭には選挙の広告が沢山貼ってあります。(黄色のとか) -
本日乗車する列車。
(ヴァージンの赤いロゴになんとなく違和感があり、去年まではただのイーストコースト社だった気がする・・・と思って帰国後に調べたら、ヴァージントレインと合併的な何かがありヴァージン・トレインズ・イースト・コースト社になったらしいことが判明。)
1等車はエジンバラに向かって先頭の方なので、ホームをてくてく歩きます。MとかLとか、確かその辺りの車両だったので、12号車位まではあるのだろうと。東海道新幹線的な感じかと思われます。 -
朝ごはんのメニュー。経験則では、平日朝の時間帯だけ温かい食事が出ます。
当初は運営会社ごとにサービスが違うのも全く知らなかったので、(去年か一昨年の旅で)ピトロホリーからエジンバラに戻るのに偶々イーストコースト社の列車に乗り、ホットミールの要望伺いを受けた時には心底驚いたものでした。
しかも、その時には、B&Bでしっかり朝食を食べて来たので、悲しくも半ば無理やり詰め込むことになり、十分に味わえずに後悔。(貧乏性なので断るという選択肢はなかった・・・)
今は、朝食が出るのが分かっていて、お腹もすかせてきているので、しっかりといただきます! -
まずは飲み物とパン。
母:トースト/私:クロワッサン
飲み物も色々あるけれど、母も私も炭酸なしの水。 -
母の選んだベジタリアンブレックファスト。
オムレツに焼き野菜で、バランス良くて食べやすいです。 -
私の選んだフレンチトースト。
フレンチトーストというよりも、ジャムサンドトーストみたいな感じでした。ブラックベリーのジャムがすっぱめだったか、クリームがサワークリームだったかで、さっぱりしていて意外と食べやすかった!
でも、ボリュームがないので、母におかずを分けてもらいました。(いくつになっても食べ盛り) -
アヴィモアから少し南辺り。
通路はさんでのお隣さんは、アッパークラスな雰囲気のマダムで、スカーフを頭に巻いて大きな眼鏡をしているのが、とてもおしゃれでした。そして、母と私を怪訝に感じているのか、こちらへの視線/表情が冷たかったです。
でも、エジンバラで降りる時に、列車の扉を開けたり(窓を半分下げて、そこから手を出して外側からハンドルを回すという面倒な仕組み)荷物を降ろしたりのお手伝いをしたら、悪い人間ではないと思ってくれたようで、駅員さんにも「この親切なレディたちがあたくしを手伝ってくださったのよ」的な説明をしてくれたのを耳にして、ちょっと心が和みました。 -
同じテーブルの方々。
右隣のご婦人は、美しい水色の瞳と優しい笑顔の非常に親切な方でした!60代〜70代の方と思いますが、インバネスより北の方に娘さんが住んでいるそうで、ヨークシャー地方のご自宅に帰るところとのこと。
英語力の壁があり、母も私も人に挨拶はするものの、それ以上には自分たちからは話しかけられない。ゆえに、哀しいかな、旅行をしていても旅番組に出てくるような「ふれあい」は、めったに体験できません。しかし、たまに、向こうから話しかけてくれる友好的な人に出会うこともあって、そういう時には、恐れ多いやら感激するやらで、頭の中は半分真っ白になりますが、一生懸命に話します。
ダンロビン城がおとぎ話に出てくるようなお城でお薦めだそうです。iphoneで、娘さんの自宅(改装中・天窓のあるバスルーム付き)や周囲(娘さんは自然の真っただ中に住んでいるらしい)とか、愛犬(やはりの大型犬)、自宅の庭(ガーデニングに力を入れている)、自宅近くの公園の夕暮れ(まるで火事ような燃えあがる夕暮れ)とか、色々と見せてくれました。
ダウントンアビーの舞台のお城は知っている?と色々調べてくれたり、母の持ってきた「地球の歩き方」の地図に印をつけてくれたり、親切心に満ち溢れていた・・・!
ご婦人の向かいの、アヴィモアから乗ってきてパースで降車したビジネスマンのお兄さんも良い人で、一緒に混ざって話をしてくれました。ヨークの鉄道博物館には、日本の列車もあるよ!とか。(「新幹線」?と聞いたら、そうそうと言ってた)お二人によれば、ヨークは、街歩きがメインになるから、天気関係なく楽しめるそうです。
他、こんな話をしてくれました。
・北海は冷たいので、東側の海岸では、夏でも基本的に海水浴をしない
・この時期に咲く黄色い花(後にエニシダと判明)はココナッツの香りがするので、「ココ」と呼んでいる(確かに甘く薫る黄色の花があちこちに咲いている)
・自宅からは湖水地方まで車で小一時間ほどなので、よく行くけれど、素敵なところ
・父は軍人で自分はあちこちに住んできた、ヨークシャーのような素晴らしい場所に住むことができて幸せ -
ダルウィニー駅を過ぎてすぐの湖。
いつぞやの天気の良い日に列車で通り過ぎた時に、この湖沿いの堤防みたいなところを犬を連れて散歩している人が見えたことを、いつも思い出します。 -
ハイランドを過ぎて
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穏やかな景色になっていく
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ピトロホリーあたりの渓谷(キリクランキー)も行きたいと思っている場所の一つ。
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親切なお兄さんはパースで降車して
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スターリングから紳士おひとり様がご乗車です。
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エジンバラ辺りはすっかり雨。
座席に挿してあるのが予約票です。(予約してある席の印。予約がとられている区間が記載されているので、予約外の区間/自由に座れるかどうかも判別できて便利。将来的には、スマホで確認できたり、座席に小さい液晶画面をつけて表示とかってなるのだろうか??)
名残惜しく親切なお隣のご婦人にお礼を伝えて、列車の外から手を振って、お別れです。住んでいる村の名前を教えてくれたので(住所を教えてくれた訳ではない)、いつか行ってみたい。 -
乗り換えの合間に、明日の朝の列車を予約。
思いつきで、カレドニアンスリーパー(寝台列車)でも、座席車両なら追加料金なしにパスで予約できるのかもしれないと、窓口で座席予約を申し入れたらOKでした。
早朝出発できて明日の一日が長く使える!わーいわーい。
グラスゴー行きのスコットレイルの小さな一等車スペースで、いつもあまり座れない2人用の向かい座席を確保。ちょっと嬉しい。
大きな荷物置き場は一等車にないので、遠慮がちに通路に置かせていただきます。 -
雨が強くなってきました。
下から見上げるエジンバラ城。 -
温かい紅茶で、ほーっと一息。
空いていたからか、お水もくれました。 -
グラスゴークイーンズストリート駅までの間に停まる駅が数駅しかないので、小一時間の旅はあっという間に感じます。
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本日のお宿は、駅から徒歩5分位の便利な場所。
立地で選んだので、部屋は小さいです。今のところ、ホテル選びの自分的な優先順位は、立地・治安>値段(予算)>風呂の有無>広さかなと思う。
チェックインよりも1時間近く早く着いたので荷物だけ預けようとしたら、清掃済みの部屋に通してくれました。ありがたいです。
グラスゴー泊まるなら、次もこのホテルにしたい。 -
テレビは大きくて嬉しい。
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ホテルから出たところ、右手奥は駅前のジョージ広場。
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広場と反対側のバスターミナルまで行って、ケルビングローブミュージアム前で停まるバスに乗車。中心部を通るので、結構、お客さんが乗っています。
バスの窓に「メトロ(無料配布の新聞で鉄道駅などに置いてある)を座席に放置しないで」の注意書きが貼ってあって、そういう注意書きが作られるほど読まれているのだと驚き。 -
あらかじめ調べておいたバスの路線番号を書いた紙をもって、バスターミナルの係員のおじさんに乗り場を聞いたところ、ケルビングローブミュージアムが行先なら全部バツとダメ出しされてしまいました。
今日の教訓:下調べ且つ現地での確認が大事 -
これがケルビングローブミュージアム、建物からして立派です。何でも万博の会場になっていたとか。納得。
展示は、良くも悪くも雑然としていると感じました。
予備知識もないままに、とりあえず大都市グラスゴーのミュージアムということで訪れたので、色々とある中の何に着目して良いのか分からなかったこともあっての印象かもしれません。でも、古遺物に絵画に工芸品に剥製に、子供向けの学習コーナーとかエジプト特集コーナーとか、とにかくあれこれあるので、見ごたえはあるかと思います。
博物館・美術館が楽しめる人には、お薦めできると。 -
写真撮影は禁止ではなかったようなので、気に入ったものなどをいくつか。
グラスゴーボーイズという一派に属する人の絵。(すみません・・・作者名メモしてません)
低俗な表現しかできなくて申し訳ないのですが、自分の中の少女趣味をくすぐる感じの画風なのです。 -
これも先程の画家の作品だったかと。(この程度の認識の人間の浅薄な感想をご容赦ください・・・)
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こういう素敵な食器を使っていたら、美的感覚が養われるのだろうか。
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蠱惑的。
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中も立派。
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これは「聴覚」や「触覚」などの感覚を暗喩している絵だそうで、図解付きでした。面白い。
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これが絵の解説。
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吹き抜けに沢山の顔(頭)がつるしてあって、ミスマッチのような、これぞ芸術のような、何とも言えない気持ちになります。
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この建物は、本当に素晴らしいです。
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例の一群を遠くから。
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宮殿のようです。
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小さいカフェスペースなどがあるホール。
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ダリの絵、だそうです。
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これが万博開催当時の写真。
今更ながら、中央の彫刻(?)が気になる。 -
これは一番のお気に入りかもしれない。
何に使われたのか分からない古代の球体。用途不明ながら重要な意味はあったのだろうと推測されるといった趣旨の解説があって、そうなのだろうなと。何に使っていたのか気になる! -
またグラスゴーボーイズの部屋をうろうろ。
これはシャーマンかドルイドの絵。
色遣いも好きなのかな。好きと感じる理由を説明するのは難しい。 -
また工芸品の部屋をうろうろ。
器がこんなに素敵では、中に盛る料理を選ぶかもしれない。 -
ジュースなどは色合い的に難しいかな。
緑茶は、似合うかも。 -
迫力!
ハーピー? -
入口/出口は複数あって、これは自分たちの使った南側の出入り口。
確か北側は公園になっていたので、そちらから出て散策しても良かったかなと、ちょっぴり後悔しています。 -
まだまだ雨は降り続く。
沢山のバスが行き交うものの、どのバスに乗ってよいのかがよく分からず、来た時と同じ路線番号のバスを待っていたら意外と時間を取られてしまいました。 -
バスターミナルの一つ二つ前の繁華街で降りて、セインズベリーで夕食(ハムとパンとサラダとか)を買って、とりあえず街の一番繁盛しているっぽいところを徘徊。雨は上がってきました。
この辺りは、自分の感覚では、『銀座』みたいなところかなと。
でも夕方なので容赦なく店は閉まっていきます。プレタマンジェ(サンドイッチメインのファストフード店)でスープを買いたかったけれど、4時か5時くらいでクローズしてお店の清掃していました。 -
絵になる時計台。
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あの人・・・
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NHKのふれあい街歩きにも出てきたような記憶がうっすらと。
いつもこれを頭に載せられているのかしら。 -
うろうろしていたら駅前広場に戻って来られたので、実は、さきほどの繁華街はクイーンズストリート駅のすぐ裏手辺りだったことが分かりました。
ビルの広告のPeople make Glasgowって、この街の標語なのかな。 -
花束が置かれているので、戦没者の慰霊碑かな?
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ホテルのある一角。
出発した時には北側に抜けていったけれど、帰りは南側から戻ってきました。 -
ホテルに戻って夕食を済ませて就寝支度をしたら、もう8時。
部屋のテレビが番組表の表示機能付きで便利でした。全てのホテルのテレビがこうだったらいいのに。
この日は、運河を小舟の乗客視点で旅する番組が、自分的に大当たり。 -
流れていく・・・気持ちが良い・・・眠気を誘われるけれど、この先も見たい・・・
結局、翌日の早朝出立に向けて一刻も早く寝なければならないのに、最後まで観てしまいました。 -
ただ風景を流すのではなく、こういう風に解説が入ったり昔の映像をオーバーラップしたりの工夫もされていて、それも面白かった。
例えば、石橋の裏(下側)に石工たちによるシンボル(詳細は忘れましたが、ルーン文字みたいなの)が刻まれているとか、多分ただ通り過ぎたら気が付かないだろうし。 -
岸辺を散歩する人を追い越したり、向こうからやってくる船とすれ違ったり、色々な景色を眺めつつの旅も、ついに終着点。
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楽しかった・・・
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おやすみなさい
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