2015/05/04 - 2015/05/04
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risarusaさん
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毎日がハイライトの旅。(と自分では思っている)
その中でも絶対に行きたいと思っていたケアンゴーム行きの日なので、気合が入る!
6:50 インバネス − 7:25 アヴィモア(鉄道)
8:25 アヴィモア − 8:54 ケアンゴーム(バス)
13:05 ケアンゴーム − 13:28 アヴィモア(バス)
14:45 − 16:20 アヴィモア〜ブルームヒル往復(ストラスペイ鉄道)
17:44アヴィモア − 18:21インバネス(鉄道)
5月の第1月曜日は祝日のため、交通の便が悪いかもしれない。故に、移動が可能ならば、確実な予定であるケアンゴーム行きは、この日に入れることに。
調査の結果、ケアンゴーム山にはアヴィモア駅前からバスで行けることが分かったので、ついでにアヴィモア駅から出ている保存鉄道に乗ることにして、この日の行程は旅行出発前からきっちり組みました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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-
5:20起床。
起きた時には曇りだったけれど、1時間ほどたつと、段々晴れてきた。
天気予報を見るに割と天気が良い日らしく、山行きの日なので本当にありがたい。 -
列車の発車時刻の30分前に出て、ぶらっと川沿いをお散歩。
インバネスは綺麗な町です。
川があって(川好き)、時間がゆったりと流れていて、都会でもなく田舎でもなく、人が気持ち良く暮らせそうな空気に満ちている。通りすがりの旅人の勝手な感想ですが。 -
6:50インバネス発の列車に乗り込みます。
いってきまーす。 -
高架橋と列車の影がくっきり。
ハリーポッターで有名なグレンフィナン高架橋ほどではないにしろ、インバネス駅とカーブリッジ駅の間に、なかなか立派な高架橋があり、列車で通るたびにワクワクと。
バスを使えば近くまで行けるのか、今後の調査が宿題の一つ。いつか下から見てみたい。 -
虹!
降ったり止んだりの多いスコットランドでは、虹を見られる機会も結構多く、普段はめったに目にしないだけに、幸せな気持ちになります。 -
7:25アヴィモア着。
列車→バスの乗り継ぎの接続が悪くて、ほぼ1時間待ち。
でも、初めて降りるので、ついでにアヴィモア駅周辺をぶらぶらします。 -
駅前の小さな公園脇の道で、うさぎ発見。
-
あ〜逃げてゆく。。。
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と思ったら、次々と出て来ては去ってゆく。
全部で5匹ほどのウサギの家族。
朝から良いものを見てしまったとホクホク。 -
こういうの懐かしい。
スーパーとか屋上遊園地とかで、ねだって、乗せてもらってました。
今はもう絶滅寸前の存在かと思うと、非常にさみしいので、大富豪になったら、こういうのを集めた遊園地を作りたいと思います。 -
開店直後のスーパーに寄ったり、お土産物屋さんをウィンドウ越しに物色したり、
メインストリートをぶらぶらしていたら、あっという間に一時間。
駅前のバスシェルターに戻り、降りはじめた雨をしのいでいると、バスはきちんと定刻に来ました。
小さめの路線バスで、乗客は我々2人だけ。
もしかして乗客ゼロの時も度々あるのだろうかと心配になります。 -
雨がザーザー降ってくる中、湖を通りすぎ、
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バスはぐんぐんと登っていきます。
山だ!山が見える! -
ちなみに、ケアンゴーム山は、ケアンゴームナショナルパーク(緑色の部分)の中にある山です。
以前の旅で、ダルウィニー駅やアヴィモア駅に出ている標識を見てケアンゴームナショナルパークってものがあるのか、行きたい!と。
公式ウェブサイトによれば、UK最大のナショナルパークとして4528平方キロメートルの面積を誇り、スコットランドの6番目までの高い山の内の5つ、また、900メートル以上の峰が52有るそうです。 -
終点はケアンゴーム山の中腹の駐車場。
天気が悪く、風がビュービューと吹き付けてきて、寒い・・・。
山頂付近までのケーブルカーは9:00から運転開始と思っていたのだけれど、9:30からと言われてしまった。 -
ケーブルカー乗り場入口の温度計が零度を指す中、どうしたものかとうろおろしていたら、ケーブルカーの係のおじさんに、カフェで休んだらと勧められたので、ロッジのスタバに。
天気、回復するかしら。
9時の開店と同時に入ったのでお客さんはいません、が、我々の滞在時間の30分ほどの間にはぽつぽつと。
車で来た人たちなのかな。 -
これは世界共通のスタバマグカップだろうか。
日本では年に数えるほどしか入らないので、わかりません。(コンビニのお安いカフェラテ派だから) -
隣の山に登っていく人たち。
どうにも、このカラーリングに既視感を覚える。・・・もしかしたら、昨日ニュートンモア駅で降りた直後に見かけた人たちじゃなかろうか。
事の正否を確かめる術はないのだけれども、ニュートンモアから徒歩で北上してアヴィモア辺りに宿泊したならば、ここに来る可能性は十分にあると思われます。 -
そんなこんなでケーブルカーがオープンしたので行ってみたら、すごい人波。
しかも!
皆が皆、スキーやスノボを持って来ている!
こういう人たちがケーブルカーに乗るとは思わなくて、どこが乗り場なのだと右往左往したら、結局、これが乗客の列だった・・・。
要するに、この時期のケアンゴーム山に来る人たちのほとんどは、ウィンタースポーツ目当てで来ているのであって、我々のようなただの観光客は極少数である、ということが、ここに来て分かったのでありました。(自分はスポーツを全くしないものだから、そういう発想が全くなかった)
スキー&スノボ客:ただの観光客=95:5ほど -
並んでいる間に1台目は行ってしまい、2台目に乗り込む我々。
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ケーブルカーからの眺め、まずはスタバの入っているロッジ。
もしかしたら宿泊もできるのかもしれない。
それで人がわんさか出てきたのかもしれない。 -
雪がちらほら。
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中間の乗降地点では何やら作業中。
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10分〜15分程度だったかな?
山頂まで時間はかかりませんでした。 -
おお!雪だー!
ちなみにケアンゴーム山のウェブサイトによれば、ウィンタースポーツ目的ではなくトレッキング目的の人は基本的にガイド同伴で山頂付近を歩くように制限されているみたいです。
ガイド付きウォークは、所要時間がよく分からなかったこともありますが、そもそもウェブサイトから申し込みができなかったので、おそらく、時期的に催行前だったのではないかと。 -
展望台からの眺め。
冷たい風が吹き抜けます。 -
スコットランドの最高地点のレストラン。
ちなみに中腹のスタバは、UKの最高地点のスタバだそうです。
PTARMIGAN=ライチョウ -
スキーを楽しむ人々。
ヒューッと滑って行って、ある地点で急に姿が見えなくなるのは、急な坂があるということ? -
コースはたくさんあるようです。
中心から少し右側の太い点線がケーブルカーの路線。 -
滞在時間は4時間確保しているので、時々、展望台に出たりしながら、お茶を飲みつつ、友人に出すハガキを書きます。
驚いたことの一つが、70歳代位と思しき方々もわんさかいらっしゃること。(本気のスキー装備なので、当然、滑りに来ていると想像される)
スキーが生涯できるようなスポーツだとは思ってもみなかった、もやしっ子の私です。 -
ぶらっと展望台に出たら、晴れてきて、うっすらと虹が出てきた!
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どんどん雲が流れてゆき、広がるのは青い空。
母も呼び、展望台からの眺めをしばし楽しみます。(しかし、風は冷たくて寒かったので、やはりそんなに長居はできず) -
歩いて山を下る人たち。
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ひとしきり展望台からの眺めを楽しんだので、ケーブルカーで降りて、中腹付近を散策することにします。
ケーブルカー乗り場の記念撮影用ボード。
ここで写真を撮ったらと母に言われたけれど、恥ずかしくて撮らなかった。
今はそんな臆病な自分をバカバカと責めています。 -
ケーブルカーの中間乗降地点では、滑った人たちが上りのケーブルカーを待っていました。
これは、そういう仕組みだったのか!(合点)
車窓から見たところ、この中間地点からは、リフトでも上に行けるようです。タイミングが合えばケーブルカーで上る方が早いのかな。 -
中腹の駐車場。
乗る予定のバスが来るまでには小一時間ほどあるので、朝方、見覚えのある人たちが歩いて行った隣の山へとぶらぶら上ります。片道は20分〜30分の設定にして、途中で折り返す予定。 -
ケアンゴーム山頂を下から眺める。
雪山と青空のコントラストが美しい。 -
皆も散歩中。
イギリスでは犬を連れている人を見かけない日はなく、愛犬国家としみじみ感じます。ああ、犬を相棒にして、こんな大自然に飛び出せたら、幸せだろうなと。犬も人も。 -
山道からの眺め。
小さく見える湖は、行きにバスで通ってきたところですね。 -
山道に入ったタイミングがほぼ一緒だったご夫婦。
この方たちは、途中、道がふたまたになったところで、下に続く道を選んで、あっという間に遠くに離れてしまいました。
ズームを最大にして撮った写真だと遠近感が今一つ伝わりませんが、肉眼ではアリンコくらいの大きさにしか見えなかったです。 -
登り道。
いっぱしの登山をしているような錯覚に陥ってしまう風景です。
素人にも大自然を楽しませてくれるスコットランドの懐の深さが大好きだ! -
こういう景色を目にすることができるとは想像もしていなかったと、母娘2人ともの感想。
バスの時間があるので、名残惜しくも折り返し。 -
歩きやすい道でした。
老若男女問わずの万人向けコースかなと。実際、自分たちの先を(さらに上まで)歩いていたのは、子供連れでしたし。 -
中腹の駐車場は、海抜635M。
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アヴィモアに戻るバスの車窓から。
駐車場から下にくだるハイキングコースもあるみたいなので、次にケアンゴーム山に来る時には、1日中、この辺りを歩き回ろうと心に決めました。
保存鉄道に乗る予定もあったので移動に余裕をみたけれど、次のバスにして、もう少し山を登れば良かったとは、後日の反省です。 -
アヴィモア駅。
手前がいつもの列車の線路で、奥が保存鉄道の線路です。
昨年の旅でアヴィモアを通過する際に、『ストラスペイ鉄道』の宣伝幕があることに気が付いてから、いつか乗ってみたいと思っていたのです。 -
一時間ほどの待ち時間があるので、母と別れて、駅の向こうを散歩。
ここにも川が流れている。(多分、スペイ川) -
時間になったので駅に向かうと、列車に入れるようになっていました。
ちょっと奮発して一等車(個室)を予約しています。
保存鉄道は、ブリットレイルパスの対象外なので、料金を支払う必要があるので、思い切っての贅沢。 -
先頭の蒸気機関車と客車を連結するところ。
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バックしてきて
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はいOK
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絵に描いたような、というか、本物の、蒸気機関車です。
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車掌さん。
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ポッポー、ガタンゴトンと出発です。
注文しておいたアフタヌーンティーも出て来て、プチ豪華な列車の旅。 -
車掌さんの検札。
折角だからと(?)車掌帽をかぶらせてくれました。 -
素材は地産地消にこだわっているそうです。手作り感満載。
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味は、まあ、普通においしかったです。
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林を抜けて
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荒野の向こうに山
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隣の駅には古い客車がありました。
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良い眺めとガタンゴトンの心地良いリズムが眠気を誘う・・・
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羊!
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のどかな風景。
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小さな駐車場があって、ここから乗る/降りる人もいるのかな。
近くにB&Bでもあれば、泊まってみたい。 -
皆、歩き回って、あちこち覗いているので、私もうろうろ。
蒸気機関に石炭をくべるところ。 -
普通車(2等車)でも、ひろびろ。
悲しいかな、結構空いていたので、今後のためにも多くの人に乗って欲しい。 -
のどかな風景の中を再び走り抜け、アヴィモアに戻ってきました。
一昔前の時代にタイムスリップしたような感覚を味わえる、不思議な旅。 -
そしてインバネス行きのバスの車窓から。何故にバスかと言えば。
列車で戻るはずが車両故障か何かのアクシデントがあり、待てど暮らせどやって来ず。アナウンスが何度か入るも列車の来る時刻が明確にならず、1時間ほど待ったところで、20名ほどの列車待ちの人々に対して駅員さんからバスに乗って!と勧めがあり、皆でゾロゾロと駅前に移動して、やってきたバスに乗ることに。
切符を見せれば無料になるかもと周囲の人たちは話していたけれど、それは期待を込めての話だったようで、結局は有料。母と2人で3〜4千円位と結構高くついたものの、明日が移動日なので、何が何でも帰らねばと必死でした。長距離バスで、想定外の人数の乗客に、座席数もギリギリだったので、乗れて良かったとも言えるかも。 -
むしろ電車よりバスの方が所要時間は10分ほど短く、早々にインバネスに着いて、一安心。
疲れた母をホテルに残して、一人で散歩に出ます。
初夏の光がきらきらと町に降り注ぎ、生きていることの幸福感に満ち溢れる夕べ。
(カメラの電池切れで、以後、ガラケーで撮った写真) -
スコットランドは桜の季節。
気持ち良くぶらぶらして写真を撮っていたら、この直後に携帯電話の動作がおかしくなり、肝を冷やすことに。(画面が暗くなり無反応)
ベンチに座ってあれこれいじっていたら何とか元に戻ったけれども、目覚まし時計の機能が使えなくなったらと、心底怖かった。 -
左の建物が宿泊しているホテル。
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今は裁判所として使われているインバネス城。
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これでも夜の8時位ですが、まだまだ明るい。
散歩の間に母が夕食を作ってくれているので、名残惜しいけれど、部屋に戻ります。 -
キュートなお掃除係。お世話になりました。
面白い番組があったりするので、部屋にいる時間は、いつもテレビをつけていて、この夜はThe Stranger on the Bridge という番組が興味深かった。とある男性が自殺するつもりで橋に座っていたら、声をかけてくれた人がいて思いとどまることができ、後に、その人を探すようになり、多くの人の協力を得て、ついに再会するというドキュメンタリー。
そんなこんなでインバネスの最終夜も更けていくのでありました。
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