ボローニャ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
4月下旬から、2ヶ月間、イタリアの12都市めぐりの旅をしてきました。<br />この準備のために、丸一年、昨年の4月から、イタリア語学校に通って、9ヶ月間は、みっちり基礎の文法を学び、そのあと、学校を変えて、中級コースの会話クラスで、会話をみがき、自己判断で、「英検二級」ぐらいのイタリア語力で、旅してきました。<br /><br />いつものように、「住むように滞在する旅」のスタイルですが、ひとつの町に、最低3日間滞在して、観光スポットをゆっくりと回りながら、日に一度ぐらいはカフェかレストランで食事し、朝夕は、スーパーで買った食材で、ホテルの部屋で食事。そして、近くの映画館で、映画鑑賞。<br /><br />なので、旅に必要な会話と、映画のストーリーをなんとか追えるボキャブラリーをつけようと頑張りました。もちろん、一年間では不可能な話ですが、スペイン語の会話体験は豊富なので、「一年でどこまでできるか」をゲーム感覚で楽しみました。<br /><br />たぶん、8000枚以上の写真を写したと思いますが、その中から、いいのを厳選して、各町100枚ずつぐらいの写真を掲載していきたいと思います。<br />また、すぐに、次の旅行にでかけるので、突貫作業でやりますので、それぞれの写真に、詳細なコメントはできないと思います。(いつものことでしょうか)。<br /><br />まずは、行程と各町の人口を書いてみます。<br /><br />ボローニャ 37万人<br />ルッカ   8万<br />シエナ   5万<br />フィレンツェ36万<br />ボローニャ セカンド・コール<br />アレッツォ 9万<br />オルヴィエート7千人 (今回、最小の町でした)<br />ローマ   270万<br />ペルージャ 16万<br />(日帰りでアッシジ)<br />ボローニャ サード・コール<br />パドヴァ  21万<br />(日帰りでベネチア、3度)<br />ヴィチェンツア12万<br />フェラーラ 13万 <br />ボローニャ フォース・コール<br /><br />ANAのマイルを集めてますので、スター・アライアンスのルフトハンザ航空を利用し、成田から、フランクフルト経由で、ボローニャに入りました。<br />ここに、大きいスーツケースは預けて、キャリーバッグだけで、イタリア鉄道を利用して、町から町へのさすらいの旅(笑)。<br /><br />前回のルフトハンザ利用でのポルトガル行きは、成田でディレイ(遅延)して、今回は、やっぱり成田の出発でディレイして、おかげで、フランクフルトの乗り継ぎができず、ひとつ遅い便でボローニャに入りました。幸い、フランクフルトから、ポルトガルにせよ、ボローニャにせよ、便数がたくさんあったので、なんとか乗り継げて、当日のうちに、目的地に入れました。<br /><br />疲れ果てて、午前様でたどりついたボローニャのホテルは、安く、かつ頼りになるホテルで、合計12日間、お世話になりました。ホテルは基本は、3つ星ホテルを利用しています。朝食は、いらないのにホテル代に含まれているので、しかたなく食べましたけど、3つ星のコンチネンタルは、あまり美味しくないです。ボローニャのホテルは、3つ星で、55ユーロほどの料金でしたけど、そのわりに朝食は美味しくて、スクランブルエッグや、サラダもあり、助かりました。<br />ただ、人気のホテルなので、朝食会場が混雑するのが苦手です。可能なら、食事無しのプランで宿泊するのが、私としては好ましいです。<br /><br />◎初回のボローニャでのタスクは、「イタリア鉄道の乗りこなし術をマスター」することで、長々と、ボローニャ駅にたたずんで、ホームからホームへ移動したり、自動販売機の買い方を勉強したり、カスタマーサービスの事務所に質問に行ったり・・・<br /><br />自販機は、「地球の歩き方」(以後、省略して、「地球」と書くと思います)にも、使用法が説明されてるんですが、やっぱりややこしいです。それで、買っている人に、「今、使い方を学習中なので、見ていていいですか」と、お願いして、後ろから見させていただきました。<br />そして、わかったことは、外国人だけでなく、イタリア人も苦労している、という事実でした。5〜6人ぐらいのを見学していて、だんだんコツがわかってきて、とあるイタリア人のおじさんが、何度も何度もやり直しているのを、私がやり方を教えてあげました。<br /><br />イタリア鉄道のチケットは、インターネットで、出発直前に、約8割を購入しました。スペイン旅行の折には、向こうに着いてから、駅に行って買ってました。割引はないけど、自由に変更やキャンセルできるので、その方が自由感があるんですよね。<br />でも、スペイン語ほど話せないイタリア、そして何より、スペインより、もっとずっと、観光客比率が高いので、メジャーな駅では、いつも行列があるそうで、そうなると、切符を買う時間がもったいないと思ったからでした。<br /><br />こわごわ、イタリア鉄道のサイトで、チケットを購入しました。一度は、スタックしてしまって、買えたのかどうかがわからず、VISAカードに電話して、引き落としがなされているかどうか、確認したりしました。想像ですが、座席指定で買っているので、同時に誰かが、その席を買おうとしていたら、スタックするのかな、なんて、思いました。<br /><br />カード情報も入れて、購入ボタンをおして、「購入が成功しました」みたいなメッセージが出ると、メールが送られてきて、Eチケットを印字できました。事前のネット購入だと、エコノミー、とかスーパー・エコノミーという料金体系になり、ずいぶん安く買えました。その代わりに、変更やキャンセルができない、などの、制約がかかります。<br />もう、こうなったら仕方がありません。最初に決めた旅程どおりに動くことにしましょう。<br /><br />もっとも、私の戦略で、旅費を節約するために、ボローニャから、数時間以内で行けるエリアで動いてますので、移動距離が短いゆえ、特急ではなく、普通電車で行くケースが半分近くもあり、特急は早割で買っているので、12都市間の移動が、合計3万円以内でいけたと思います。安いのは、助かりました。<br /><br />ただ、普通電車は、すいている時が多く、がら空きの時は、車両に移民風の人しかいないと、ちょっと雰囲気的に怖くなり、反対に、大学生の通学やらにぶつかって、超満員で、席がなかったこともありました。<br />ですから、次回は、可能なら特急の指定席をおさえようと考えています。<br /><br />また、12都市とボローニャの行き来で、12以上の移動をしましたが、イタリア鉄道、おみごとです。大きく遅延したのは、2度だけでした。20分と40分の遅れ。ホームに椅子が少なく、情報も少なく、今か今かと待っての45分の時は、けっこうしんどかったです。<br />が、その他のケースは、数分遅れはたまにありましたが、むしろ、ぴっしり時間通りのことが多かったです。<br /><br />ただ、普通電車の1等席が、長い長い電車の頭にあるのが普通ですが、この頭が尻尾にひっくりかえることもあり、ホームの真ん中で待機して、電車が入線したら、車両に書かれた1か2を見分けて、一等車めがけてダッシュするのがしんどかったです。<br />1等のチケット持って2等に乗っていても、叱られないので、最寄りの二等に乗ったこともありました。<br />などなど、悩ましいことも、少しはありましたが、基本的には、とてもわかりやすいシステムで、鉄道利用の旅は、楽々でした。<br /><br />ボローニャでの行動は、時系列で、<br />斜塔、マッジョーレ通り散策<br />Bar Il caliceでボロネーゼのパスタ<br />FAVA宮の美術館<br />レストラン、ダ・ダニオで、ボローニャ・カツレツのランチ<br />レストラン Ninoの店で、セットメニュー13ユーロを見つけて愛用<br />映画「Child44」を見る<br />サン・ペトロニオ聖堂<br />サン・ドメニコ教会<br />和食レストラン、Niji わかめうどん<br />二階建てバスにのって、一周<br />Ninoのレストランで、ポークのロースト<br />映画二本、「Tokyo Fiancee」「Il Raconto dei raconti」を見る。<br />レストラン、クロロフィラで、野菜のラザーニャと豆腐ソテー

イタリア12都市めぐり、2ヶ月の周遊一人旅 (1) ボローニャ

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2015/04/23 - 2015/04/25

59位(同エリア454件中)

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95

まりあ

まりあさん

4月下旬から、2ヶ月間、イタリアの12都市めぐりの旅をしてきました。
この準備のために、丸一年、昨年の4月から、イタリア語学校に通って、9ヶ月間は、みっちり基礎の文法を学び、そのあと、学校を変えて、中級コースの会話クラスで、会話をみがき、自己判断で、「英検二級」ぐらいのイタリア語力で、旅してきました。

いつものように、「住むように滞在する旅」のスタイルですが、ひとつの町に、最低3日間滞在して、観光スポットをゆっくりと回りながら、日に一度ぐらいはカフェかレストランで食事し、朝夕は、スーパーで買った食材で、ホテルの部屋で食事。そして、近くの映画館で、映画鑑賞。

なので、旅に必要な会話と、映画のストーリーをなんとか追えるボキャブラリーをつけようと頑張りました。もちろん、一年間では不可能な話ですが、スペイン語の会話体験は豊富なので、「一年でどこまでできるか」をゲーム感覚で楽しみました。

たぶん、8000枚以上の写真を写したと思いますが、その中から、いいのを厳選して、各町100枚ずつぐらいの写真を掲載していきたいと思います。
また、すぐに、次の旅行にでかけるので、突貫作業でやりますので、それぞれの写真に、詳細なコメントはできないと思います。(いつものことでしょうか)。

まずは、行程と各町の人口を書いてみます。

ボローニャ 37万人
ルッカ   8万
シエナ   5万
フィレンツェ36万
ボローニャ セカンド・コール
アレッツォ 9万
オルヴィエート7千人 (今回、最小の町でした)
ローマ   270万
ペルージャ 16万
(日帰りでアッシジ)
ボローニャ サード・コール
パドヴァ  21万
(日帰りでベネチア、3度)
ヴィチェンツア12万
フェラーラ 13万 
ボローニャ フォース・コール

ANAのマイルを集めてますので、スター・アライアンスのルフトハンザ航空を利用し、成田から、フランクフルト経由で、ボローニャに入りました。
ここに、大きいスーツケースは預けて、キャリーバッグだけで、イタリア鉄道を利用して、町から町へのさすらいの旅(笑)。

前回のルフトハンザ利用でのポルトガル行きは、成田でディレイ(遅延)して、今回は、やっぱり成田の出発でディレイして、おかげで、フランクフルトの乗り継ぎができず、ひとつ遅い便でボローニャに入りました。幸い、フランクフルトから、ポルトガルにせよ、ボローニャにせよ、便数がたくさんあったので、なんとか乗り継げて、当日のうちに、目的地に入れました。

疲れ果てて、午前様でたどりついたボローニャのホテルは、安く、かつ頼りになるホテルで、合計12日間、お世話になりました。ホテルは基本は、3つ星ホテルを利用しています。朝食は、いらないのにホテル代に含まれているので、しかたなく食べましたけど、3つ星のコンチネンタルは、あまり美味しくないです。ボローニャのホテルは、3つ星で、55ユーロほどの料金でしたけど、そのわりに朝食は美味しくて、スクランブルエッグや、サラダもあり、助かりました。
ただ、人気のホテルなので、朝食会場が混雑するのが苦手です。可能なら、食事無しのプランで宿泊するのが、私としては好ましいです。

◎初回のボローニャでのタスクは、「イタリア鉄道の乗りこなし術をマスター」することで、長々と、ボローニャ駅にたたずんで、ホームからホームへ移動したり、自動販売機の買い方を勉強したり、カスタマーサービスの事務所に質問に行ったり・・・

自販機は、「地球の歩き方」(以後、省略して、「地球」と書くと思います)にも、使用法が説明されてるんですが、やっぱりややこしいです。それで、買っている人に、「今、使い方を学習中なので、見ていていいですか」と、お願いして、後ろから見させていただきました。
そして、わかったことは、外国人だけでなく、イタリア人も苦労している、という事実でした。5〜6人ぐらいのを見学していて、だんだんコツがわかってきて、とあるイタリア人のおじさんが、何度も何度もやり直しているのを、私がやり方を教えてあげました。

イタリア鉄道のチケットは、インターネットで、出発直前に、約8割を購入しました。スペイン旅行の折には、向こうに着いてから、駅に行って買ってました。割引はないけど、自由に変更やキャンセルできるので、その方が自由感があるんですよね。
でも、スペイン語ほど話せないイタリア、そして何より、スペインより、もっとずっと、観光客比率が高いので、メジャーな駅では、いつも行列があるそうで、そうなると、切符を買う時間がもったいないと思ったからでした。

こわごわ、イタリア鉄道のサイトで、チケットを購入しました。一度は、スタックしてしまって、買えたのかどうかがわからず、VISAカードに電話して、引き落としがなされているかどうか、確認したりしました。想像ですが、座席指定で買っているので、同時に誰かが、その席を買おうとしていたら、スタックするのかな、なんて、思いました。

カード情報も入れて、購入ボタンをおして、「購入が成功しました」みたいなメッセージが出ると、メールが送られてきて、Eチケットを印字できました。事前のネット購入だと、エコノミー、とかスーパー・エコノミーという料金体系になり、ずいぶん安く買えました。その代わりに、変更やキャンセルができない、などの、制約がかかります。
もう、こうなったら仕方がありません。最初に決めた旅程どおりに動くことにしましょう。

もっとも、私の戦略で、旅費を節約するために、ボローニャから、数時間以内で行けるエリアで動いてますので、移動距離が短いゆえ、特急ではなく、普通電車で行くケースが半分近くもあり、特急は早割で買っているので、12都市間の移動が、合計3万円以内でいけたと思います。安いのは、助かりました。

ただ、普通電車は、すいている時が多く、がら空きの時は、車両に移民風の人しかいないと、ちょっと雰囲気的に怖くなり、反対に、大学生の通学やらにぶつかって、超満員で、席がなかったこともありました。
ですから、次回は、可能なら特急の指定席をおさえようと考えています。

また、12都市とボローニャの行き来で、12以上の移動をしましたが、イタリア鉄道、おみごとです。大きく遅延したのは、2度だけでした。20分と40分の遅れ。ホームに椅子が少なく、情報も少なく、今か今かと待っての45分の時は、けっこうしんどかったです。
が、その他のケースは、数分遅れはたまにありましたが、むしろ、ぴっしり時間通りのことが多かったです。

ただ、普通電車の1等席が、長い長い電車の頭にあるのが普通ですが、この頭が尻尾にひっくりかえることもあり、ホームの真ん中で待機して、電車が入線したら、車両に書かれた1か2を見分けて、一等車めがけてダッシュするのがしんどかったです。
1等のチケット持って2等に乗っていても、叱られないので、最寄りの二等に乗ったこともありました。
などなど、悩ましいことも、少しはありましたが、基本的には、とてもわかりやすいシステムで、鉄道利用の旅は、楽々でした。

ボローニャでの行動は、時系列で、
斜塔、マッジョーレ通り散策
Bar Il caliceでボロネーゼのパスタ
FAVA宮の美術館
レストラン、ダ・ダニオで、ボローニャ・カツレツのランチ
レストラン Ninoの店で、セットメニュー13ユーロを見つけて愛用
映画「Child44」を見る
サン・ペトロニオ聖堂
サン・ドメニコ教会
和食レストラン、Niji わかめうどん
二階建てバスにのって、一周
Ninoのレストランで、ポークのロースト
映画二本、「Tokyo Fiancee」「Il Raconto dei raconti」を見る。
レストラン、クロロフィラで、野菜のラザーニャと豆腐ソテー

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
交通手段
鉄道
旅行の手配内容
個別手配

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  • ボローニャは、昔はたくさんの塔がたっていたそうですが、今は、この並んで立つ、二本の塔が、町のシンボルです。<br />斜塔と呼ばれ、ピサの斜塔より、傾いているんとちがう、とも見えます。<br />下から見上げて撮ると、よけいにいがんで見えます。

    ボローニャは、昔はたくさんの塔がたっていたそうですが、今は、この並んで立つ、二本の塔が、町のシンボルです。
    斜塔と呼ばれ、ピサの斜塔より、傾いているんとちがう、とも見えます。
    下から見上げて撮ると、よけいにいがんで見えます。

  • 角度によると、きれいに平行にも見えます。<br />なにせ、下のスペースもあまりないので、遠くから、しっかり写すのは難しいです。

    角度によると、きれいに平行にも見えます。
    なにせ、下のスペースもあまりないので、遠くから、しっかり写すのは難しいです。

  • 塔の根元は、活気のある町の中心地で、いつもざわついてます。

    塔の根元は、活気のある町の中心地で、いつもざわついてます。

  • ボローニャの町の特徴は、Porticoポルティコ、ポルチコと呼ばれる、歩道上に、柱で支えられるか、壁で囲まれた屋根がある構造で、アーチ型の柱列が延々と続く町並みが特徴的です。全長45キロ、市内中心部だけで、38キロの長さにも及ぶ、ポルティコの回廊が続きます。<br />その写真は、町並み散策とともに、たくさん出て来る予定です。

    ボローニャの町の特徴は、Porticoポルティコ、ポルチコと呼ばれる、歩道上に、柱で支えられるか、壁で囲まれた屋根がある構造で、アーチ型の柱列が延々と続く町並みが特徴的です。全長45キロ、市内中心部だけで、38キロの長さにも及ぶ、ポルティコの回廊が続きます。
    その写真は、町並み散策とともに、たくさん出て来る予定です。

  • ボローニャといえば、スパゲッティ・ボロネーズの名前が浮かびますが、このパスタは、フェトチーネを利用するのがふつうで、またミートソースは、イタリア語では、ラグーと呼ぶので、正式の名前は、「フェトチーネ・アル・ラグー」となります。<br />まずは、これを食べようと、町中のカフェで、セットメニューを見つけたのですが、10ユーロと見えたのは、18ユーロの間違いで、ただパスタ一品と、ワインがついているだけでした。美味しいワインを飲むためのセットだったようで、下戸の私には、ワインを飲みきれず、イマイチでした。また、ラグーのソースは、この先、ずっとついてまわるので、やがて、飽きてしまう運命でしたが、ニンニク嫌いの私にとっては、ニンニクもなく、塩気も少なく、ある意味、もっとも食べやすい味で、どの店で食べても、まあまあの美味しさでした。

    ボローニャといえば、スパゲッティ・ボロネーズの名前が浮かびますが、このパスタは、フェトチーネを利用するのがふつうで、またミートソースは、イタリア語では、ラグーと呼ぶので、正式の名前は、「フェトチーネ・アル・ラグー」となります。
    まずは、これを食べようと、町中のカフェで、セットメニューを見つけたのですが、10ユーロと見えたのは、18ユーロの間違いで、ただパスタ一品と、ワインがついているだけでした。美味しいワインを飲むためのセットだったようで、下戸の私には、ワインを飲みきれず、イマイチでした。また、ラグーのソースは、この先、ずっとついてまわるので、やがて、飽きてしまう運命でしたが、ニンニク嫌いの私にとっては、ニンニクもなく、塩気も少なく、ある意味、もっとも食べやすい味で、どの店で食べても、まあまあの美味しさでした。

  • 飛行機のディレイで、午前様に到着した私を迎えてくれた、最初の部屋です。<br />小さい窓ですが、窓からの景色はワンダフルでした。

    飛行機のディレイで、午前様に到着した私を迎えてくれた、最初の部屋です。
    小さい窓ですが、窓からの景色はワンダフルでした。

  • テーブルが広くて、荷物の整理のスペースがたくさんあり、その点でもありがたい部屋でした。<br />毎回、違うタイプの部屋でしたが、最後のステイでは、希望して、またこの部屋をお願いしました。

    テーブルが広くて、荷物の整理のスペースがたくさんあり、その点でもありがたい部屋でした。
    毎回、違うタイプの部屋でしたが、最後のステイでは、希望して、またこの部屋をお願いしました。

  • これ、ホテルの部屋からの景色です。赤煉瓦色の町の色がきれいです。

    これ、ホテルの部屋からの景色です。赤煉瓦色の町の色がきれいです。

  • 駅の探索です。<br />フレッチャロサ、というタイプの特急列車。<br />ボローニャの駅は、けっこう複雑な構造で、特急の発着は、奥の奥にあるモダンなホーム。スペースリッチですが、正面入り口からはけっこう離れているので、駅の大きさをみくびると、焦ることになります。

    駅の探索です。
    フレッチャロサ、というタイプの特急列車。
    ボローニャの駅は、けっこう複雑な構造で、特急の発着は、奥の奥にあるモダンなホーム。スペースリッチですが、正面入り口からはけっこう離れているので、駅の大きさをみくびると、焦ることになります。

  • イタリア国鉄と同じ駅から、イタロ鉄道という、私鉄の電車も発着します。<br />主要都市だけを結びますが、サービスと値段の競争があるようで、これの出現から、イタリア鉄道のサービスや値段がよくなったそうです。

    イタリア国鉄と同じ駅から、イタロ鉄道という、私鉄の電車も発着します。
    主要都市だけを結びますが、サービスと値段の競争があるようで、これの出現から、イタリア鉄道のサービスや値段がよくなったそうです。

  • 特急系の電車には、自由席がなく、全席指定席。<br />そして、この列車は、普通電車Regionale、  Regionale veloceと呼ばれ、日本で言えば、快速、新快速のジャンルでしょうか。<br />車両に2とあるのが二等、1は一等ですが、一等の車両はひとつか2つしかなく、たいてい、端っこにあるので、そこまで走るのが大変です。<br />特急の場合は、指定席券になりますが、普通系の電車は、改札がないので、自分で、乗る前にチケットの刻印が必要です。timbrareという単語ですが、この刻印を忘れて乗車して、検札に出くわすと、有無を言わさず、罰金50ユーロ。現金でその場で払えない場合は、後日100ユーロ送金の必要があるそうです。<br />これって、外国人ツーリストには、悪意がなくても、何か失敗する場合もあると思うのですが、外国人も容赦なく、罰金刑になるそうで、だから、予習が不可欠になり、いろいろと苦労しました。<br />こういうスポットで、見せしめ的な罰金制度にして、改札の人員をケチるのは、外国人には不親切です。<br />まあ、しゃあない。郷に入っては郷に従え、ですね。

    特急系の電車には、自由席がなく、全席指定席。
    そして、この列車は、普通電車Regionale、 Regionale veloceと呼ばれ、日本で言えば、快速、新快速のジャンルでしょうか。
    車両に2とあるのが二等、1は一等ですが、一等の車両はひとつか2つしかなく、たいてい、端っこにあるので、そこまで走るのが大変です。
    特急の場合は、指定席券になりますが、普通系の電車は、改札がないので、自分で、乗る前にチケットの刻印が必要です。timbrareという単語ですが、この刻印を忘れて乗車して、検札に出くわすと、有無を言わさず、罰金50ユーロ。現金でその場で払えない場合は、後日100ユーロ送金の必要があるそうです。
    これって、外国人ツーリストには、悪意がなくても、何か失敗する場合もあると思うのですが、外国人も容赦なく、罰金刑になるそうで、だから、予習が不可欠になり、いろいろと苦労しました。
    こういうスポットで、見せしめ的な罰金制度にして、改札の人員をケチるのは、外国人には不親切です。
    まあ、しゃあない。郷に入っては郷に従え、ですね。

  • 駅の電光掲示板に、列車番号、出発や到着時間、その番線、そして「遅れ」の欄まであります。

    駅の電光掲示板に、列車番号、出発や到着時間、その番線、そして「遅れ」の欄まであります。

  • 電光掲示板以外に、頼りになるのがコレ。<br />すべての駅に、到着情報と、出発情報の紙があります。<br />最初は、この白い紙を探して、「無い、無い」と思いましたが、これは「到着情報」で、出発する列車の情報は、次の黄色い紙にあります。<br />

    電光掲示板以外に、頼りになるのがコレ。
    すべての駅に、到着情報と、出発情報の紙があります。
    最初は、この白い紙を探して、「無い、無い」と思いましたが、これは「到着情報」で、出発する列車の情報は、次の黄色い紙にあります。

  • こらちが、出発する列車の情報。<br />列車の停車駅と時間、最終目的地、そして、予定された番線の番号も書かれています。経験上、ほとんどの列車が、この紙通りの番線に入りました。ただ、遅れが生じた時などは、番線が変わることもあるようで、その場合は、要注意です。<br />

    こらちが、出発する列車の情報。
    列車の停車駅と時間、最終目的地、そして、予定された番線の番号も書かれています。経験上、ほとんどの列車が、この紙通りの番線に入りました。ただ、遅れが生じた時などは、番線が変わることもあるようで、その場合は、要注意です。

  • 駅には、こんな感じの、新聞や雑誌を売る店があり、左上に、イタリア鉄道のマークが入ってますが、この手の店で、近距離のチケットや、その町のバスチケットが買えます。<br />ローマの駅で、すぐに買いたかった「7日間の市バス地下鉄チケット」も、この手の店で買えました。イタリア鉄道の、距離で買える普通電車のチケットなども、買えるそうです。

    駅には、こんな感じの、新聞や雑誌を売る店があり、左上に、イタリア鉄道のマークが入ってますが、この手の店で、近距離のチケットや、その町のバスチケットが買えます。
    ローマの駅で、すぐに買いたかった「7日間の市バス地下鉄チケット」も、この手の店で買えました。イタリア鉄道の、距離で買える普通電車のチケットなども、買えるそうです。

  • イタロ鉄道のチケット売り場。

    イタロ鉄道のチケット売り場。

  • ボローニャ駅のように、大きい駅は、エスカレーターもありますが、小さい駅には、ほとんどありません。一応、ホームに上下するための、エレベーターがあることもあります。<br />とある駅のエレベーター、乗ってみたけど、動かずでした。が、のちに知ったのは、上がるのボタンを、押し続けて上がる、というシステムでした。所、変われば、品変わる。電車の乗降も、自動ドアではなく、自分で開けるものも多く、いろいろと戸惑いました。まあ、それを見つけて楽しむのが、個人旅行の楽しみでしょうか。

    ボローニャ駅のように、大きい駅は、エスカレーターもありますが、小さい駅には、ほとんどありません。一応、ホームに上下するための、エレベーターがあることもあります。
    とある駅のエレベーター、乗ってみたけど、動かずでした。が、のちに知ったのは、上がるのボタンを、押し続けて上がる、というシステムでした。所、変われば、品変わる。電車の乗降も、自動ドアではなく、自分で開けるものも多く、いろいろと戸惑いました。まあ、それを見つけて楽しむのが、個人旅行の楽しみでしょうか。

  • 美術館めぐりを中心にしたため、この先、似たような絵が、たくさん出てきます。<br />いちいち、解説しません。いや、解説できません。もう、どれをどこで見たのか、記憶に自信がありません。<br />ただ、美術館で、私がコレっと感じた絵の写真の中で、さらに写真写りがいいものを、選別するようにしました。ご一緒に美術鑑賞を楽しまれてください。

    美術館めぐりを中心にしたため、この先、似たような絵が、たくさん出てきます。
    いちいち、解説しません。いや、解説できません。もう、どれをどこで見たのか、記憶に自信がありません。
    ただ、美術館で、私がコレっと感じた絵の写真の中で、さらに写真写りがいいものを、選別するようにしました。ご一緒に美術鑑賞を楽しまれてください。

  • このボローニャの旅行記は、3度目のボローニャ滞在のまで、一気に入れてます。ラストには、もう1度、ボローニャの旅行記を入れますが、4度の滞在を、2つの旅行記にしているので、食事の写真が、たくさんあります(笑)。滞在日数と数が合わないのは、スルーしてくださいね。<br />こちらは、有名店での、ボローニャ風・カツレツです。ミラノ風カツレツは、全世界で有名ですが、どこが違うかというと、チーズでくるまれているんですよね。<br />つまり、メッチャ、こってりしてます。<br />サラダは、スペインもイタリアも同じ文化圏で、オリーブオイルと、ビネガーの瓶があり、自分で味付けします。バルサミコ酢が大好きなので、このやり方はいいですね。

    このボローニャの旅行記は、3度目のボローニャ滞在のまで、一気に入れてます。ラストには、もう1度、ボローニャの旅行記を入れますが、4度の滞在を、2つの旅行記にしているので、食事の写真が、たくさんあります(笑)。滞在日数と数が合わないのは、スルーしてくださいね。
    こちらは、有名店での、ボローニャ風・カツレツです。ミラノ風カツレツは、全世界で有名ですが、どこが違うかというと、チーズでくるまれているんですよね。
    つまり、メッチャ、こってりしてます。
    サラダは、スペインもイタリアも同じ文化圏で、オリーブオイルと、ビネガーの瓶があり、自分で味付けします。バルサミコ酢が大好きなので、このやり方はいいですね。

  • ボローニャは、肉料理が有名らしいんですが、この店も、ミックスグリルのようなテーブルで、好きな肉を切り分けてもらうのが名物のようで、多くの人が山盛りの肉を食べてました。

    ボローニャは、肉料理が有名らしいんですが、この店も、ミックスグリルのようなテーブルで、好きな肉を切り分けてもらうのが名物のようで、多くの人が山盛りの肉を食べてました。

  • サン・ペトロニオ聖堂。これが、カテドラルになるのだと思うのですが、ガイドブックの名称は、サン・ペトロニオになってます。

    サン・ペトロニオ聖堂。これが、カテドラルになるのだと思うのですが、ガイドブックの名称は、サン・ペトロニオになってます。

  • Pamというスーパーですが、滞在中は、あちこちの町でお世話になりました。<br />ちょっと高級感もあり、Pamのスーパーを見つけると、嬉しくなるのでした。

    Pamというスーパーですが、滞在中は、あちこちの町でお世話になりました。
    ちょっと高級感もあり、Pamのスーパーを見つけると、嬉しくなるのでした。

  • セカンド・コールの時に見つけた、Ninoという店では、13ユーロのセットメニューがありました。イタリアのセットメニューは、お決まりのメニューのことが多いのですが、ここのは、日替わりで、ウェイターが二択で、PrimoとSecondoの内容を説明してくれて、選びます。水とコーヒーもついているのでお得です。<br />それに何より、このやり方の方が、メインの量が小さい目なので、美味しく食べられます。<br />フッジッリのパスタに、リコッタチーズとミントのソース。さっぱりして、美味しかったです。

    セカンド・コールの時に見つけた、Ninoという店では、13ユーロのセットメニューがありました。イタリアのセットメニューは、お決まりのメニューのことが多いのですが、ここのは、日替わりで、ウェイターが二択で、PrimoとSecondoの内容を説明してくれて、選びます。水とコーヒーもついているのでお得です。
    それに何より、このやり方の方が、メインの量が小さい目なので、美味しく食べられます。
    フッジッリのパスタに、リコッタチーズとミントのソース。さっぱりして、美味しかったです。

  • メインは、ツナと太刀魚をミンチにして、それを茄子で巻いたものです。<br />ちょっと工夫したメニューが美味しくて、この時点までに、3つの街をまわったあとですが、この安いメニューが、もっとも美味しいと感じたのでした。<br />この店には、その後も行きました。

    メインは、ツナと太刀魚をミンチにして、それを茄子で巻いたものです。
    ちょっと工夫したメニューが美味しくて、この時点までに、3つの街をまわったあとですが、この安いメニューが、もっとも美味しいと感じたのでした。
    この店には、その後も行きました。

  • サードコールの時に、ボローニャで見た映画です。<br />ベルギー映画で、元はフランス語のようです。英語のタイトルが、Tokyo Fiancee、東京婚約って、なんやねん、と思いました。<br />ベルギー人の女の子が日本にあこがれて、やってきて、日本人と恋に落ちるも、異文化の壁で、結婚を躊躇する、という話です。悪くない映画ですが、日本文化が誇張されて出て来るので、「ふ〜ん、欧米には、こんな形で、日本文化が紹介されているのね」と興味深かったです。

    サードコールの時に、ボローニャで見た映画です。
    ベルギー映画で、元はフランス語のようです。英語のタイトルが、Tokyo Fiancee、東京婚約って、なんやねん、と思いました。
    ベルギー人の女の子が日本にあこがれて、やってきて、日本人と恋に落ちるも、異文化の壁で、結婚を躊躇する、という話です。悪くない映画ですが、日本文化が誇張されて出て来るので、「ふ〜ん、欧米には、こんな形で、日本文化が紹介されているのね」と興味深かったです。

  • これは、セカンドコールの時に食べたのだと思います。フィレンツェあたりで、食べ過ぎで、お腹が痛くなって、食をセーブすることで、なんとか回復しましたが、おうどんが食べたかったのでした。<br />「わかめうどん」とあるのに、ワカメもウドンも見えない。

    これは、セカンドコールの時に食べたのだと思います。フィレンツェあたりで、食べ過ぎで、お腹が痛くなって、食をセーブすることで、なんとか回復しましたが、おうどんが食べたかったのでした。
    「わかめうどん」とあるのに、ワカメもウドンも見えない。

  • カニカマと蛸と海老の下に、ワカメもうどんも隠れてました。<br />9ユーロの単品ですから、リッチに具材が入っていたのでした。中国人経営の店ですが、そこそこ美味しかったです。

    カニカマと蛸と海老の下に、ワカメもうどんも隠れてました。
    9ユーロの単品ですから、リッチに具材が入っていたのでした。中国人経営の店ですが、そこそこ美味しかったです。

  • 夕暮れの散歩です。

    夕暮れの散歩です。

  • ポルティコに灯りがともると、ロマンチック。

    ポルティコに灯りがともると、ロマンチック。

  • 2度目のNinoの店。<br />今回は、ラグーのフェトチーネと、ポークのロースト。

    2度目のNinoの店。
    今回は、ラグーのフェトチーネと、ポークのロースト。

  • 焼き加減がバッチリで、量も適当で美味しかったです。

    焼き加減がバッチリで、量も適当で美味しかったです。

  • デザートは、ジェラート。<br />お気に入りの味は、いちごと、ココと、ナッツ。<br />色から推定して、たぶん、この3つの味かな。

    デザートは、ジェラート。
    お気に入りの味は、いちごと、ココと、ナッツ。
    色から推定して、たぶん、この3つの味かな。

  • 町から数キロ離れた所に、サンルカの聖堂があり、山の上の聖堂まで、3.5キロにわたって、回廊の道が続いているそうです。<br />これは、ラストの滞在時に、めざすことにして、今回は、登りが始まるポイントで引き返しました。

    町から数キロ離れた所に、サンルカの聖堂があり、山の上の聖堂まで、3.5キロにわたって、回廊の道が続いているそうです。
    これは、ラストの滞在時に、めざすことにして、今回は、登りが始まるポイントで引き返しました。

  • ボローニャ中心地です。

    ボローニャ中心地です。

  • ブティック街のカブール。

    ブティック街のカブール。

  • サント・ステファノ教会

    サント・ステファノ教会

  • 自然食品のレストランで、野菜のラザーニャ

    自然食品のレストランで、野菜のラザーニャ

  • 豆腐と野菜のソテー。

    豆腐と野菜のソテー。

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