2015年　ポルトガルの旅　⑤オビドス～ナザレ

2015/04/11 - 2015/04/11

4/11（土）
オビドスから海辺のリゾート地ナザレへ。
この移動でちょとしたトラブルがあった。
予定（事前の調べ）では
Tejo　オビドス9：20→カルダス・ダ・ライーニャ9：30
Rede 　カルダス・ダ・ライーニャ10：10→ナザレ10：50
オビドス出発の朝ホテルでバスの時間を確認すると10：30発だと言う。バス停の時刻表も同様。
しかし、もしかして9：20があるかもしれないと早目にバス停に向かう。
9：20、バスは来なかった。ところが、25分後に目的のバスがやってきた。慌ててバス停に戻り滑り込みセーフ。
9：20のバスが遅れて来たのか、もしくは全く別のバスなのかいまだ不明。

乗換のカルダス・ダ・ライーニャに到着。
ナザレ行き10：10発に乗継できるとあわてて切符を買って運転手に渡すと違うと言う。ナザレ行ではなかったのかと見送ったが後にバスは来ない。
あらためて切符をよく見てみるとテージョ社の11：45発となっているではないか。まだ一時間半も後である。しかも11：45を待たなくてもRede社の次のバスは11：10なのだ。当然早い切符に交換してもらう。料金は普通料金で少し追加料金が必要だった。
がっくりして待合室でどうしてこうなったかを考えた。見回すとここはテージョ社のバスターミナルである。そこにRede社ほか数社が乗り入れている。
窓口で「ナザレ　シニア　2枚」と言ったのが間違いのもと。シニア切符は自社（テージョ社）のシステムしか発行できない。Rede社、他社は普通切符のみ（別のPCを使っていた）、従ってテージョの11：45となったのではないかと推測。
窓口ではその時点で一番早く出発する切符をくれるものと思い込んでいた。
教訓：思い込みは禁物。
程　　　　　　　　　
　　　4/6（月）　 リスボン空港着　　　　　（リスボン泊）
　①　4/7（火）　 終日リスボン観光　　　　（リスボン泊）
　②　4/8（水）　 リスボン　→　モンサント（モンサント泊）
　③　4/9（木）　 モンサント→　リスボン　（リスボン泊）
　④　4/10（金）　リスボン→　午後オビドス（オビドス泊）
　⑤　4/11（土）　オビドス→ナザレ　　　　（ナザレ泊）
　⑥　4/12（日）　ナザレ→ポルト　　　　　（ポルト泊）
　⑦　4/13（月）　ポルト⇔レグア日帰り　　（ポルト泊）
　⑧　4/14（火）　ポルト⇔ギマランイス日帰り（ポルト泊）
　⑨　4/15（水）　ポルト→エヴォラ　　　　（エヴォラ泊）
　⑩　4/16（木）　エヴォラ→モンサラーシュ（モンサラーシュ泊）
　⑪　4/17（金）　モンサラーシュ→エヴォラ（エヴォラ泊）
　⑫　4/18（土）　エヴォラ→リスボン　　　（リスボン泊）
　 　　4/19（日）　リスボン空港から帰国へ

エリア ナザレ(ポルトガル)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

バス停の時刻表はカルダス・ダ・ライーニャ行10：30となっている。調べでは9：20があるはず。待っても来ないので水道橋辺りをブラブラしていると、来た！慌て戻って乗ることができた。

ホテルにチェックイン後、まず市場に行ってみる。
午後とあって市場の賑わいは過ぎていた。
魚屋は別の一角になっており、やはりその数は多い。

市場から左折してSub-vila通りをシティオ地区に向かって行く。
急に空腹を感じて適当に目に付いた小さなカフェで軽食をとる。

ナザレの昔の風景の写真がかかる店内。
さすが漁師町、ハエが飛んでいた。

店を出ると向かい側は評判のレストラン、ローザ・ドス・ヴェントスであった。

店の前のジル・ヴィセンテ通りを海辺に向かう。

砂浜に出た。
空　海　砂浜一直線。

海岸通り。日差しは強いが、リスボンの街中より涼しくて気持ちがいい。

海岸通りの端、ソウザ・オリベイラ広場。

プライア地区の砂浜はここまで。この先は高台のシティオ地区。

ケーブルカーでシティオ地区へ。

天気が良くて最高の眺め。

広場に面して建つノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会。

教会内部、祭壇。

祭壇横から裏へ続く通路も全体にアズレージョが。

同じような花柄にみえてもひとつひとつ違う。

「狩をしていた城主が、鹿を追って崖から落ちそうになったところ聖母マリアにたすけられた」という言い伝えが描かれている。

同じ場面のアズレージョ。

広場前にはずらり土産物屋が並ぶ。
土産物屋の右端に小さなメモリアル礼拝堂がある。

展望台端のメモリア礼拝堂。

礼拝堂内部のアズレージョ。

メモリア礼拝堂前の道路を西にサン・ミゲル要塞まで歩いて行きます。
岬の先の要塞まで800ｍくらい。途中200ｍ位行った道路左の空地から斜面の細い道に入って行く。

斜面の道を行く。海風が強い。
崖の上から魚を釣っている人がいた。

サン・ミゲル要塞に到着。

要塞から南側の町を望む。
波もなく穏やかな海。

要塞から北側を望む。
風が強くあたるのか、南側より波があり遠くに風力発電も見える。

シティオ地区から反対側のもう一つの高台ペデルネイラ地区へ向かいます。
街の向こうに見える緑の高台がペデルネイラ地区。

ペデルネイラ地区へは、ケーブルカーで海岸方向に降りてもまた上って行くことになる。歩いて下ってミゼリコルディア教会を目指します。

左下に見えている道を下る。

住宅街を抜け、公園内の緩い階段道をゆっくり上っていく。

ペデルネイラ地区に到着。

旧役場、広場にはペロニーニョが立つ。

展望台からの眺め。
シティオ地区と岬の先のサン・ミゲル要塞が望めます。
17世期まで下のプライア地区は海で、ここペデルネイラ地区は港であったという。

ミゼリコルディア教会。

木造の素朴な教会。

丘から下りて 再びSub-Vila通りを行く。
テレビの撮影に出くわした。有名人が街や店を紹介する日本でもよくあるパターンだ。
花屋から出てきた人が有名な人らしい。通りがかりの女性が興奮ぎみに握手を求めていた。どこも同じようなことをやってるな。

この後、一時間ほどホテルで休憩。

路地にカメラを向けながら夕食に向かう。
明るいですが19時ごろです。

浜辺で夕日を待つ人。
逆光の海辺がシルエットになって綺麗に撮れた。

ローザ・ドス・ヴェントスで夕食。
時間が早いので店の子供さんが食事中です。

イワシの塩焼きとアンコウのリゾットを注文。
どれも日本人には食べやすく美味しい。

夕食を終えて海辺に走る。

ちょっと遅かったがまあまあ。

ただいま21時、レストラン、カフェはまだまだ賑わい真っ盛り。海岸通りをブラブラしながらホテルへ帰る。

明日はポルトに向かいます。