2015/06/21 - 2015/06/21
796位(同エリア1776件中)
杏樹さん
船場ビルディング内の「サロン・ド・螺」主催の船場の近代建築めぐりツアーに行ってきました。詳しい解説を聞きながら、大正〜昭和初期の洋風建築をディープに鑑賞しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 徒歩
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集合場所の「サロン・ド・螺」のある船場ビルディング正面。
1925年のアール・デコ建築で、直線的なシンプルな外観です。船場ビルディング 名所・史跡
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中に入ると吹き抜けの中庭があります。
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中庭から正面入り口を見ます。
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中庭に敷き詰められた石畳…と思ったら、なんと木製!
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「サロン・ド・螺」は3階にあります。3階から中庭を見下ろします。
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中庭を取り囲むように部屋が並びます。
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それぞれの部屋にはいろいろなテナントが入っています。
一番手前がサロン・ド・螺です。 -
階段の装飾もアール・デコ風。
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屋上。テーブルとイスでくつろげます。
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暗くてわかりにくいですが、ステンドグラスがあります。
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船場ビルディングを出て建築めぐりへ。小川香料。1930年のアール・デコ建築。
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北浜にある生駒ビルヂング。
生駒時計店として1930年に建てられました。
時計の下の細長い窓とその下の丸窓は時計の振り子を表しているそうです。この時はシャッターが閉まってますが、1階部分にはカフェが入っています。 -
つたに覆われてよくわかりませんが、青山ビル。1921年。珈琲店が入っています。
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青山ビルのすぐ隣の伏見ビル。1923年
角のアールの平行の線の装飾がいかにもアール・デコらしいです。 -
再び北浜へ。
半分影になって見にくいですが、旧三井銀行。現在は三井住友銀行。
いかにも古典的な銀行らしいイオニア式の高い柱を持つ建物ですが、1936年の鉄筋コンクリート製。 -
その向かいの高麗橋野村ビルディング。1927年。
高麗橋野村ビルディング 名所・史跡
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正面入り口。サイドにある三日月の装飾が不思議。
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隣りの新井ビル。1922年。今は米粉ケーキで有名な「GOKAN」が入っています。古典的な建築に見えますが、窓のひさし部分が直線的なアール・デコ風のデザインだったり微妙に装飾が違っていたりしていて、こういった「外し」は「ゼセッション」と呼ばれます。
ビルの前に車の標識があり、きれいに撮影するのを邪魔しています。できるだけ入らないようにしてやっとこれだけ。 -
三休橋筋に入ります。古めかしい床屋さん。
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三休橋筋の八木通商ビル。1918年に建てられ、1929年に改修。アラベスク模様の踊るおもしろい外観。
実は最近の改築でこの上に高いビルが建てられているのですが、外観だけ古い建物を残したものです。 -
八木通商ビルの入り口。
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三休橋筋。旧大阪教育生命保険。1912年。辰野金吾式の赤煉瓦に白い帯の建物。
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その隣の浪花教会。ヴォーリズ(大丸心斎橋店で有名)の設計で1930年。
日本基督教団浪花教会 寺・神社・教会
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浪花教会細部。
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中に入れてもらうことができました。
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ナゾの洋風倉。商家には倉がつきものですが、なぜか洋風の装飾で作られたもの。一応使われているらしい。
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芝川ビル。1927年。フランク・ロイド・ライトの帝国ホテルの影響かどうか、中南米風の装飾のあるユニークなビル。もともとは近隣の「いとはん」に洋裁・和裁・お茶・いけばな・料理などを教える花嫁学校で、その後荒れていた時期があったのが改修されてオシャレなお店が入り、近代建築を利用しながら再生するプロジェクトの先駆けとなりました。
1階にはチョコレート屋さんが入り、上の階にはアンティークの時計、ファッションや帽子のお店があり、地下にはベトナム料理店などが入っています。芝川ビル 名所・史跡
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芝川ビルの階段。
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淡路町まで戻ってきました。
清水猛商店。1924年。もとは家具や室内装飾のお店。外観だけ洋風で実は木造建築。かなりユニークなデザインです。 -
清水猛商店。
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その斜め向かいにある、おそらくアール・デコ期の建物。
ここをまっすぐ行くと船場ビルディングに戻り、ツアーは終了しました。
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