大塚国際美術館が観たくて

2015/06/13 - 2015/06/14

大塚国際美術館を知ったの最近のこと。
これは面白そう、ぜひ行きたいと思っていたら
一泊二日、四国の旅が実現しました。

エリア 鳴門(徳島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

徳島あわおどり空港。
知らなかった・・・・空港がそんなネーミングだなんて。

祖谷のかずら橋。

落ち延びた平家が、敵に見つかり追われたときは
この橋を打ち切って逃れるためカヅラでかけたという伝説もある。

祖谷のかずら橋 名所・史跡

途中、大歩危小歩危の切り立った道を車で走り抜けました。
吉野川ではラフティングやカヌーができるようです。

見ているよりも渡ってみると怖い！

さらに祖谷からさらに車で走ること一時間。
奥祖谷の二重かずら橋は男橋と女橋と2本のかずら橋が掛っています。

こちらはほとんど観光客もなく、
写真撮影に来れれた方が数人いるだけでした。

奥祖谷二重かずら橋 名所・史跡

そばに「野猿」。
荷物を運んだり人を乗せたそうです。
手でひもを引いてわたる人力かごです。
力がいる〜。

ここは外せない！

こんぴらさん、こと　金比羅宮。
ひたすら1368段の階段を登って登って・・・
途中まで登る車があるとか、かごがあるとか、気持ちがよくわかります。

金比羅前駅 駅

御本宮まで登って展望所から讃岐平野を眺めます。

こんぴら狗。
飼い主の代わりにこんぴらさんに詣でてくれたそうです。

海女料理「ししくい」で夕ご飯。

ししくい、ってなに？と思ったら社長の出身地名だそうです。
徳島駅からバスで15分くらいの港にあります。

ししくい グルメ・レストラン

コースで5,000円からでした。

うちわエビやサザエ、アワビ、車えび。
大満足の海鮮料理です。

地元の方が多いのも納得。

香川では残念ながらさぬきうどんを食べる時間はなく…
徳島にはたらいうどんがあるとのことで
翌朝、朝食ぬきで10時の開店にまにあうよう食べに行きました。
山奥にある「かねぎん坂野」。

なんだかフツーの旅館っぽい建物。
だれもいない…。営業してるのか？！

10時をまわったので意を決して「空いてますか…？」。
お店のかたが慌てて、電気をつけエアコンをいれてくれました。


たらいうどん！！
山仕事をするひとたちのふるまいだそうです。
さぬきうどんとは違ったおいしさです。

かねぎん坂野 グルメ・レストラン

鳴門へ。
残念ながら雲空で、大鳴門橋もかすんでいます。

鳴門の渦も今一つ見えず。

渦が足元にみえるよう、強化ガラスがはめ込まれています。
落ちないとわかってはいるけれどちょっと怖い。

ようやく本来の目的地鳴門市の「大塚国際美術館」です。

大塚製薬の陶板名画美術館で、
偽物だけど、色も大きさもすべて本物と同じ！

大塚国際美術館 美術館・博物館

システィーナ礼拝堂天井画・壁画。
ひとつひとつの絵を陶板で焼き上げ礼拝堂に作り上げたという
根気のいる仕事。
とても厳かな雰囲気です。

ダヴィンチの「最後の晩餐」

こんなに大きな絵なんだ！

「モナリザ」のあります。

ゴッホの「幻のひまわり」。
第二次世界大戦で日本の芦屋で焼失してしまった作品が
陶板で甦りました。

絵具の厚みを手で触ることもできます。
なんてすばらしい。

ラファエロの「アテナイの学堂」

撮影できます。


3時間あればカフェでお茶もできるよね、などど思っていましたが
とんでもない。
時間が足りなくなって
最後はかなりスピードアップしました。
モネの水連の池を眺めながらコーヒーを飲むつもりだったのに・・・

残念ながらすべてを見ることはできず。
（だって1000点以上あるんだもの）
ここはもう一度訪れたいところです。

説明ツアーがあったり
テーマを設けてそのテーマにあった絵画を見て回ったり
工夫も凝らされていました。

お値段3,240円は充分元を取りますよ。