2015/06/09 - 2015/06/17
7位(同エリア66件中)
めるくんさん
2015年6月9日から6月17日までの9日間、イタリア北部を周遊してきました。
航空券とホテルは旅行1か月前くらいにネットで予約。都市間移動は全てイタリア国鉄で、その当日か前日に時刻表を見て切符を購入しました。
体力勝負ぎゅうぎゅう詰めのスケジュールです。
【6月09日】アリタリア航空AZ078便にて成田からミラノへ(ミラノ泊)
【6月10日】トリノ街歩き(トリノ泊)
【6月11日】ジェノヴァ街歩き(ジェノヴァ泊)
【6月12日】ポルトフィーノ・チンクエテェレ街歩き(ジェノバ泊)
【6月13日】ミラノ街歩き(ミラノ泊)
【6月14日】ミラノ・ヴェローナ街歩き(ミラノ泊)
【6月15日】モデナ・パルマ・ピアチェンツァ街歩き(ミラノ泊)
【6月16日】アリタリア航空AZ0786便にてミラノから成田へ(機中泊)
【6月17日】アリタリア航空AZ0786便にてミラノから成田へ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道
- 利用旅行会社
- エアトリ
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【6月15日】
この日は早朝からミラノを離れて、モデナ・パルマ・ピアチェンツァを訪れました。ホテルのブレックファーストが7時30分からなので、それでは遅いと早朝から開店しているカフェで朝食をいただきました。 -
早朝のミラノ中央駅です。お天気が回復して何よりです。
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ミラノ中央駅発7時35分の列車に乗りました。
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およそ2時間弱でモデナの駅に到着しました。ミラノとは違い観光客も少なく非常に静かな街でした。
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モデナは13世紀後半頃にエステ家によって公国の首都となり、現在のような美しい街に整備されたそうです。
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ローマ広場手前にあるサン・ドメニコ教会です。13世紀頃に建てられた教会です。現在のファザードは17世紀頃に建て替えられたものです。
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1634年に改築され約二世紀にわたってエステ家の居城であったドゥカーレ宮殿です。
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ドゥカーレ宮殿の内部をチラ見です。現在イタリア軍の施設として使われており、自由に見学はできないようです。
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ローマ広場に面したドゥカーレ宮殿です。ローマ広場の半分が工事中で立ち入れなかったので、宮殿の写真も半分になってます。
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イチオシ
ローマ広場と隣り合わせにあるサン・ジョルジオ広場です。
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サン・ジョルジオ広場に面した小さな教会を覗いてみました。
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シンプルな内装ですが、時間が止まったような空気感がありました。
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ドゥカーレ宮殿があるローマ広場から5分程歩くと、モデナのドゥオーモに隣接する鐘楼ギルランディーナの塔が見えてきました。
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1169年に建てられたギルランディーナの塔です。その後1319年に円柱と尖塔が付けられ現在の87メートルの高さになったそうです。
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イタリアでの古い塔や鐘楼にありがちですが、ギルランディーナの塔も若干傾いてるようです。
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ギルランディーナの塔とドゥオーモです。
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イチオシ
1997年に世界遺産に指定されたモデナのドゥオーモです。
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12世紀に完成したドゥオーモはロマネスク様式の傑作と称されてます。
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ドゥオーモ側面部にある王の扉です。
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左右のライオン像が柱を支えてます。
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どのアングルから見ても華麗です。
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ドゥオーモに隣接する市庁舎です。
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ドゥオーモと市庁舎が囲むグランデ広場です。モデナ出身の世界的に有名なテノール歌手パバロッティの葬儀が行われた場所です。頭の中でトゥランドットの誰も寝てはならぬが流れてきました。
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モデナのドゥオーモ内部です。
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イチオシ
祭壇部の横には階段があり二層構造になってます。
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内陣を支える柱の上部ポンティーレには鮮やかな彫刻が施されてます。
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祭壇二層部分に置かれていた装飾品です。
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祭壇二層部分に置かれていた小祭壇です。
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ドゥオーモの中央扉がある面のファザードです。
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大きなバラ窓が印象的です。
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イチオシ
モデナのドゥオーモは本当に素晴らしかったです。
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街の建物はカラフルな配色が多く、楽しい街歩きになりました。
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黄色いチンクエチェントが街にぴったりはまってます。
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カラフルな建物が整然と建ち並んでます。
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赤いチンクエチェントが街にぴったりはまってます。
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グリーンとオレンジの建物の組み合わせがグッドでした。
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小さな教会を見つけました。教会を見つけるとすぐ中に入りたくなります。
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小さいながら重厚感が漂う教会でした。
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ドゥカーレ宮殿があるローマ広場を通り越し、モデナの駅近くまでやってきました。
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モデナ出身の有名人といえば、テノール歌手のルチアーノ・パバロッティと、フェラーリの創業者エンツォ・フェラーリです。エンツォ・フェラーリ生家博物館を訪れました。右の建物がエンツォ・フェラーリの生家を再現した建物です。左の建物がフェラーリらしい近代的でモダンな建物です。
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近代的でモダンな建物の内部です。
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生家を再現した建物にはフェラーリの創業者エンツォ・フェラーリの社長室がありました。
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博物館にはフェラーリの年代ごとのスポーツカーやF1マシンやエンジンなどが展示されてました。
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アルファ40/60 1921年1922年
フェラーリの創業者エンツォ・フェラーリは元々アルファロメオでスポーツカーの開発をしていたそうです。 -
De Dion Bouton 1903年 トップスピード50KM
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500 F2 1951年
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F60 2009年
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F1156−85 1985年 トップスピード330KM
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Ferrari 125S 1947年 トップスピード210KM
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750 Monza 1954年 トップスピード264KM
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575 GTC 2003年
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Dino 206 GT 1967年 トップスピード235KM
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360 GTC 2004年
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GTO evolusione 1986年
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166 Inter Aerlux 1948年 トップスピード150KM
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500 Superfast 1964年 トップスピード250KM
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Testarossa 1984年 トップスピード290KM
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348 Spaider 1993年 トップスピード280KM
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F100r
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S575 Super america 2005年 トップスピード320KM
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275 GTB4 1966年 フェイスが若干ふなっしーに似てませんか。
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Ferrari 456 GT 1992年 トップスピード310KM
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Ferrari Scaglietti 60 2007年 トップスピード320KM
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Ferrari Mondial Cabriolet 1985年 トップスピード250KM
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458 Italia 2009年 トップスピード325KM
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GTO?ピンボケで型番読み取れず 1984年
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F40 1987年 トップスピード324KM
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F50 1995年 トップスピード325KM
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Enzo Ferrari 2002年 トップスピード350KM
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Arfa Romeo RL Targa Florio 1924年 トップスピード180KM
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LaFerrari 2013年 トップスピード350KM
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イチオシ
圧巻です。
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モデナの駅から列車に乗り30〜40分程度でパルマの駅に到着しました。パルマといえばサッカーの中田英寿さんが、数年間この地を拠点にするチームに在籍してましたね。あとはハムのイメージでしょうか。
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パルマもモデナ同様旧市街地までは、整備された綺麗な街並みがつづきます。
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この街もカラフルな建物が建ち並んでいます。
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この日は快晴で気温も30度以上あったと思います。朝から街歩きに集中しておりすっかり昼食を忘れていました。こちらの1階のレストランで昼食をいただきました。
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ペンネサラダに生ハムのパニーニ、ビール大ジョッキの後はハウスワインをいただきました。
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レストランを出て通りを曲がると、パルマで一番拝みたかった建物が見えてきました。
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イチオシ
パルマのドゥオーモです。12世紀頃の建築でイタリア・ロマネスク様式の傑作の一つです。ただ残念なことに12時30分から15時00分まではドゥオーモ内を見ることができなく、待つこともできず諦めるしかなかったです。
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ドゥオーモと鐘楼と洗礼堂です。手前はドゥオーモ広場です。これ程素晴らしい建築物なのに観光客が殆んどいませんでした。
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イチオシ
八角形の洗礼堂のアーチと鐘楼とドゥオーモ。どのアングルから見ても綺麗な配列をしているのが不思議です。
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洗礼堂のファザードは淡いピンクの大理石を使用しており、上品さを感じました。
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ドゥオーモ広場を挟んで少し離れたところから見た、ドゥオーモと鐘楼と洗礼堂です。
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八角形六層構造の洗礼堂は12世紀末に建設がはじめられたロマネスク・ゴシック様式です。
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洗礼堂と鐘楼の組み合わせアングルです。
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ドゥオーモ正面のファザードです。モデナのドゥオーモと同じく獅子像が柱を支えてました .
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ドゥオーモ内部も洗礼堂内部もシンプルなファザードと異なり、豪華な彫刻やフレスコ画で飾られているそうです。うーん、残念。
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ドゥオーモの横の広場です。露店も観光客も誰もいません。
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これはドゥオーモ背部のサン・ジョバンニ・エヴァンジェリスタ教会から見たドゥオーモです。見る場所によって全く違う風景になってしまいます。
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サン・パウロの家という貴族の館を見に行ったのですが、こちらもクローズでした。
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パルマもモデナ同様、カラフルな建物が多く楽しい街歩きができました。
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ガルバルディ広場です。
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オープンカフェが沢山並んでいました。
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マドンナ・デッラ・ステッカータ教会です。
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重厚感と繊細感が入り混じった空間です。
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どこの教会でもそうですが、その静寂さから本当に時間が止まったような感覚になります。
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ピロッタ宮殿です。宮殿内には国立絵画館など見たいものは沢山あったのですが、ガイドブック(地球の歩き方)には月曜日休館と記載されてました。
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やっぱり休館日でした。今回の旅行スケジュールは、ぎゅうぎゅう詰めなので仕方がありません。
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ピロッタ宮殿の大きな吹き抜け階段です。
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パルマの街には南北にパルマ川が流れています。朝から快晴で気温が上昇してますので、川の水はちょろちょろ流れている程度でした。昨日のヴェローナの氾濫寸前のアディジェ川とは全く違いました。
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パルマ川を渡りピロッタ宮殿を見ました。意外と大きな宮殿なんですね。
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トスカー二の生家に来ました。家の中も見れるのですが、特に重要ポイントではなかったので外観のみ見学しました。
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パルマ川の西側には広大な公園があります。その奥にドゥカーレ宮殿があります。
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残念ながら一般公開はされておらず、中には入れないようです。
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パルマ駅に到着です。時間的・体力的にに厳しいようであれば、パルマで終了と思ってましたが、まだ街歩きを終了するには早い時間なので、次の街ピアチェンツァを目指します。
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パルマから30分程度でピアチェンツアに到着しました。ピアチェンツァという街は多分日本人で知ってる人はそれ程いないと思います。ガイドブック(地球の歩き方)でもわずかな紹介になってました。ボローニャ・モデナ・パルマのコースも考えたのですが、以前ヴェネチアからフィレンツェのユーロスターに乗った時に、向かいに座った中国人新婚のカップルの鞄が、ボローニャで集団窃盗団に盗まれたのを目撃したので何となく避けました。
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ピアチェンツァの街並みです。モデナ・パルマ同様に洗練された街並みです。
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サン・サヴィノ教会です。そういえば教会は休館日で見れないということはあまりありませんね。
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サン・サヴィノ教会の落着いた内部です。
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主祭壇が二層になってました。
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ピアチェンツァの街も陽を浴びて色鮮やかさが際立ちました。
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ピアチェンツァのドゥオーモです。ロマネスク様式で12世紀から建築が始まったそうです。鐘楼は補修中でした。
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バラ窓が印象的なファザードです。
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ドゥオーモ広場ですが観光客は殆んどいません。ミラノから列車で1時間かかりませんので是非日本人にも見てほしい街です。
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パルマのドゥオーモは入れませんでしたが、ここはOKです。
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柱ががっちりと建物を支えてます。
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聖堂内の主祭壇でしょうか。
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豪華な装飾品もい飾られてました。
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ドゥオーモ横の広場ですが広いだけで、人も屋台も何もありません。
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ドゥオーモから更に街に入ります。
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サン・アントニーノ教会です。
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教会ですがちょっとしたドゥオーモ並に付柱が綺麗でした。
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外観の若干武骨感のあるレンガ色のファザードと異なり、内部は白を基調とした重厚感あるデザインでした。
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イチオシ
サン・アントニーノ教会と周辺の建物です。夏空と白い雲、良い写真が撮れました。
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ピアチェンツァの街の中心カヴァッリ広場です。
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赤レンガと大理石の組み合わせの建物は、ロンバルディア・ゴシック様式の傑作とされる旧市庁舎です。
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イチオシ
カヴァッリ広場反対側からの光景です。
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カヴァッリ広場に面するサンタ・フレンチェスコ教会です。
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サンタ・フレンチェスコ教会の内部です。
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カヴァッリ広場を後にしてその後もピアチェンツァの街を散策しました。
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ファルネーゼ宮殿を訪れました。ピアチェンツァは16世紀から300年くらいパルマのファルネーゼ家の支配が続いたそうです。
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建物の正面は宮殿でしたが、裏側は完全にお城のファザードでした。
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ファルネーゼ宮殿の中庭です。博物館も内部にあるとのことでしたが、全く人気がなくそそくさと退散しました。
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カヴァッリ広場とドゥオーモ広場の間は、お洒落なショップやカフェやレストランが建ち並んでます。
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イチオシ
ピアチェンツァのドゥオーモを見納めして駅に戻ります。
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ピアチェンツァ駅前のマルゲリータ庭園を通り駅に戻りました。ピアチェンツァからミラノまでは列車で40分程度です。
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今回の旅行では移動手段に列車を沢山使いましたが、ピアチェンツァからミラノ中央駅まで乗った最後の列車です。
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ミラノ滞在最後の夕食は何を食べようか考えていた時に、天候が一変、突然強烈な雷雨がやってきました。駅から出れるような状態ではなかったので、やむを得ず駅のレストランで食事をいただきました。
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ステーキ、サラダ、ジョッキ大、全部で22ユーロです。お肉もとても美味しくここで食べて良かったです。
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【6月16日】
帰国日の朝です。飛行機はミラノマルペンサ空港15時20分発なので、いつもよりもゆっくり起きて帰国の準備を始めました。 -
ホテルの朝食もたっぷりといただきました。
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アマデウスホテルを9時30分頃チェックアウトして、来た時と同様にミラノ中央駅からプルマンに乗り空港に到着しました。
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昼食は空港でベーコンとチーズのパニーニをいただきました。
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余ったお金でレモンチェッロを購入です。
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アリタリア航空AZ0786便にてミラノから成田へ向かいます。
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【6月17日】
ミラノ・マルペンサ空港を離陸して2時間くらいで、日本時間の日付が変わります。まだヨーロッパ上空です。これからの時間が長い。 -
機内食は行き同様イタリアンか和風ですが、勿論最後もイタリアンを選択しました。
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ミラノ・マルペンサ空港から成田空港までおよそ11時間のフライトでした。フライトの時間は結構苦痛ですが、次回又旅行に行くチャンスがあれば、やっぱり又イタリアでしょうか。
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