一関旅行記(ブログ) 一覧に戻る
今年で4回目の参加となる、「いわて銀河チャレンジ100kmマラソン」。新緑の北東北の観光も兼ねて週末のお出かけです。<br /><br />05:04 藤沢−上野 1820E<br />割引率の高い「えきねっとトクだ値」の列車に乗車するため、藤沢駅始発列車に乗車。朝食は新幹線車内で食べるので、今回は普通車利用。上野駅での乗り換えも考えて、後ろの方に着席するが、6両目は案外小田急への乗り換え客や大船での乗り換え客が多いため、着席率が高そうだということを今回気づく。これは今後役立てたい。<br /><br />06:10 上野−一ノ関 41B (やまびこ41号)<br />上野東京ラインが開通したおかげで、新幹線の乗り換えがスムーズになった気がする。上野に到着するのが6時ちょうどなので慌てず改札まで移動できる(以前は、けっこう早歩きだった)。<br /><br />上野を出発、妻が昨晩作ってくれていた卵サンドを二人でむしゃつく。うめー<br /><br />一ノ関には8時36分に到着。今回は一ノ関から車で一時間ほどの所にある「館が森アーク牧場」にシャトルバスで向かう予定だが、シャトルバスの時刻までかなり時間があるので、新幹線を降りた後、ホーム内のトイレで妻が化粧をする余裕さえあった。妻を待ってる間、東口の連絡通路を渡った先に、カフェの看板が見えたので、そこで時間を潰すべくスマホで営業時間を調べたら、9時から開店とのこと。ちょうど良さそうだ。<br /><br />ということで、9時(ちょっとすぎ)に、東口交流センター(市役所の出先機関になっているようだ)2階にある「カフェ・モンテ」でお茶にする。<br /><br />で、とりあえず、コーヒーが出てくるまでの時間を使って、今回乗っていくバス(「館が森号」)の乗車位置などを確認しに交流センター横のバス停に向かうが、それらしき標識が立ってない。バス停の受付に坐ってたおっちゃんに聞いてみたが、「そんなもん、あったっけ?予約したか?」とかいうお答え。昨年私が100km走ってた間に妻がそのバスを利用してアーク牧場に行ったときには、予約とかは要らなかったそうなので、イマイチ会話がかみ合ってないなあ。<br /><br />まあ、とりあえず、お店に戻ってくると、ちょうどコーヒーができた頃合い。私はブレンドコーヒー、妻はアイスコーヒー。比較的浅めの焙煎でフレッシュさがあってなかなかのおいしさ。<br /><br />で、9時50分頃に今度は二人でバス停まで降りて来たが、バスがやってくる気配もない。さっきのおっちゃんが一ノ関観光のパンフレットを持ってきてくれたので、そこに載っていた、館が森高原ホテルのフロントに電話してみると、なんとシャトルバスは運行を終了してしまっているとのこと。うええええ。。。<br /><br />・・・まあ、仕方がないので、気を取り直して予定を立て直す。とりあえず、一ノ関から猊鼻渓に行ってみようということになる。大船渡線の汽車を待つ間、猊鼻渓船下りの時刻などを確認してたら、10時54分に列車が到着、11時に船が出ることになっているらしいので、時間的にも全くムダがなさそう。<br /><br />10:23 一ノ関−猊鼻渓 331D<br />ということで、2両編成のワンマンディーゼル列車に乗車。一ノ関を出ると、すぐに視界には緑が広がってなかなか幸先がよさそう。が、一ノ関の次の駅(真滝駅)をちらっと見たとき、駅施設が貧弱なことに気づく。改札周辺に何にもないので、ひょっとしてsuica未対応なのかも、との考えがよぎる(一ノ関東口から駅構内に入るとき、いつもの習慣で簡易suica改札にタッチして入場したのだった)。<br /><br />で、猊鼻渓に到着。ワンマンなので運転士のすぐそばのドアしか開きません。で、運転士さんに訊ねてみたら、一ノ関に戻ってその旨伝えて欲しいとのこと(入場記録の取消をする必要がある)。運賃は現金払で500円。<br /><br />無人駅の階段を下り、駅入り口を出ると、船下りの船着き場を示す矢印が。まあ、あと5分有るからなんとか間に合うだろうと思って歩いていたら、タクシーで「シュー」っと追い越していく人が。このブルジョアめが!<br /><br />まあ、なんとか11時になる前に船着き場に到着。船下りの料金はおとな1600円。60人乗りの船に乗船。みんな船縁に坐っているので、全部で大体40人といったところだろうか。他の川下り船とは違って、流れがとても緩やかで川底もかなり浅いので、船酔いしやすい人にもなかなかお奨め。最初は砂鉄川の流れに逆らって川上に進んで、峡谷出口で一旦下船、名前の由来となった、獅子の鼻を見てきてから今度はゆっくり川下りという大体90分のコースだ。<br /><br />高さが最大で100m超にもなる峡谷は、石灰質のカルスト台地を川の流れが数万年掛かって削り取って形作られたんだそうな。新緑と緩やかな川の流れがなんともいえず、良い感じだ。ただ、天気予報が外れたせいか、日差しが強くてクラクラする。ところどころ樹木が垂れ下がっているところなどは日陰になっていてとても涼しいのだが、日なたに出ると、遮るものがないため、照り返しも含めてかなり辛い。<br /><br />船が獅子の鼻のところに到着したときには、なんだか足がフラフラしてて、地に足が付かないって感じだった。妻もヘロヘロ(船酔い+熱中症)ぽかったので、獅子の鼻は眺めるだけでおしまい。他の乗客が「運玉」と称する素焼きの玉を小さな穴に投げ入れようとするのを尻目に、木陰で涼んでました。<br /><br />戻りは船頭さんの舟歌を聴きながら川を下っていく。考えてみたら、行きは(流れが緩いとは言え)川の流れに逆らっていくので、歌を歌いながら、というのは体力的にもキツイかも。<br /><br />13:12 猊鼻渓−一ノ関 334D<br />そろそろ昼ご飯なのだが、なんか猊鼻渓周辺の食べ物やさんはどれもなんだか微妙な感じだし、軽く熱中症っぽいのでイマイチ食欲も湧かないので、一ノ関に戻ってから昼食にしようということになる(さっき時間を潰した、カフェ・モンテがランチも充実してそうだったので、お店はすぐに決まった)。汽車が来るまでの間も結構暑かったなあ。。。<br /><br />13時42分一ノ関駅に到着。駅東口改札で運賃精算&suicaの入場記録を消去してもらい、改めて「カフェ・モンテ」に入店。ああ、空調が効いていて涼しい。お店の入口のメニューは字面だけでもどれもおいしそうだったのだが、二人とも「一ノ関黄金こめ豚肩ロースのソテー(生姜醤油ソース)」を注文。本格的なランチタイムが終わった後だったからか、ちょっと料理が出てくるまで時間がかかったものの、味わってみると最高のおいしさ! 今回は良いランチを頂けるカフェを見つけることができて本当にラッキーだった。<br /><br />14:43 一ノ関−北上 1541M<br />北上には東北本線で移動。電車だが2両編成のワンマンカー。いいかげん車内は暑いと思うのだが、あんまり空調の効きが良くない。最初に座ったところが西日がまともに当たるところだったので、午前中から熱中症っぽくなってる我々に追加ダメージが襲いかかる感じだ。一ノ関の次の駅(山ノ目)で反対側の席に座ってたおばちゃんが降りてくれたので、すかさず座席を移動して難を逃れる。<br /><br />北上で降りたら、いかにも明日のレースに参加予定、っていう人達が列車からぞろぞろ降りてくる。あれ、こんなにマラソン関係者が多く乗っていたのか。会場にエントリーする前にみどりの窓口で乗車券の変更をお願いしにいく。アーク牧場にシャトルバスで往復するという予定だったので、一ノ関−北上間の新幹線特急券と新幹線経由の乗車券を購入していたのだが、それぞれ使わなくなったので、来週の週末に出かける予定の乗車券と別区間の新幹線特急券に変更してもらう。<br /><br />で、北上駅から歩いて数分の所にある体育館でゼッケンを受け取り参加賞をもらって北上駅に戻ってくる。4時半にホテルの送迎車をお願いしていたのだが、なかなかやってこずにやきもきするが、よく考えたら、西口のロータリーっぽい所って二カ所あって、我々はぱっと見わかりやすいタクシー専用のロータリーで待っていたみたいだ。待たしてしまって申し訳ない。<br /><br />ということで、車でだいたい5分くらい西に走り(けっこう駅から離れてるな。。。)、今回宿泊する「モンテインホテル」に到着。おお、フロントがなんだかファッショナブルな感じだ。チェックインを済ませつつ、ちょっと雰囲気良さそうなので、妻のために一人分の朝食をお願いしてみる。800円でバイキング形式の朝食が頂けるようだ。さすがに明日の2時とかいう時間帯に送迎車をお願いするのは無理なので、タクシーを予約しておく。2時半くらいでいいかな。<br /><br />ちょっと客室でのんびりした後、一ノ関駅ナカで購入していた駅弁を頂くことにする。私は紐を引っ張って暖めるタイプの牛メシ、妻はウニ御飯。それぞれ美味しく頂きました。<br /><br />夕飯後、近くのコンビニまで出かけて翌日の朝食その他を買い込んでくる。入浴などをさっさと済ませて8時過ぎには就寝しようとしたものの、寝る時刻が早すぎてなかなか寝付けない。うーん、大丈夫かなあ。。。<br /><br />で、翌日。2時ちょうどに起床。すぐに身繕いをしてフロントに下りると既に多くのランナーが。2時半ちょうどくらいにタクシーの運転手さんが名前を呼んでくれたので、結構スムーズに車に乗り込めた。北上駅まで行って改めて大会シャトルバスで会場までむかうことも考えたのだが、ホテルと会場の距離を考えると、直接行っても大した違いはないだろうと思って、直接アクセスする。大体6分くらいで到着。運賃は1400円。深夜割り増しなので、メーターが面白いくらいにクルクル上がっていった。<br /><br />今回も更衣室内で着替え&朝食。結局、おいなりさんは少し残してしまった。途中のエイドで受け取る荷物は最小限(ワセリン、着替えの靴下、パンツ、テーピングのテープ、あと、朝食時に飲み残したミネラルウォーター)。荷物をトラックに預けて競技場に移動。4時前になると、既に薄明かりが差してくる。さすが東北。スタート時には、前回に引き続いて達増拓也岩手県知事&ここ数年の恒例となりつつある、宮川大助花子師匠の挨拶に引き続いて、カウントダウン、スタート。<br /><br />この大会は5回完走すると、GMC(ギャラクシーマスタークラブ)という特別ゼッケン(番号が固定された、通常とは色違いのゼッケン)が割り当ててもらえるので、なんとか5回完走を目標に毎年参加しているが、今年は5月の最後に約40℃の高熱を出したこともあり、先行きがちょっと心配。ということで、最初から最後まで安全運転を心がける。<br /><br />最初の10kmは軽く足慣らし、15kmくらいから便意を覚えて20km過ぎでトイレ休憩するのも、ここ数年同じような繰り返しだ。30kmにさしかかるあたりで、空腹からかちょっと足に力が入らなくなってくるが、スペシャルエイドで出されたおにぎりと味噌汁を少し多めに頂戴したら、けっこう元気が戻って来た。<br /><br />40km付近からなめとこラインに入り、本格的な上りが始まる。昨年、一昨年は、水分の取り過ぎからか、山に登っている間中お腹の調子が悪かったので、今回は、このあたりで携帯してきた正露丸糖衣錠を服用する。上り坂はひたすら良いフォームで走ることに集中して、坂道の先は見ないことにして走る。これが功を奏したのか、けっこう楽々とした感じで坂道を踏破できた。ただ、既にある程度足にダメージが溜まりつつあるので、ダメージを避けるため、下り坂は徐行して進む。<br /><br />55km付近の小倉山トンネルに突入。ここまでの上り坂でいい加減暑くなってきたので、ひんやりしたトンネルは身体を冷やしてくれるのでは、と期待するものの、逆に身体が冷えすぎたのか、急に暗くなって視界が変調を来したのか分からないが、頭がグラグラして平衡感覚が失われかける。とても走り続けることができずに、トンネル内は歩きに徹する。たかがトンネルと侮るなかれ、というべきだな。<br /><br />トンネル内では、体調不良でリタイヤも脳裏に浮かんだが、トンネルを抜けてエイドに到着したら、体調は元に戻ったようだ。なんとかだましだまし行くことにしよう。たしか去年は45km〜55kmを1時間30分以上掛けて踏破したので、今年は20分近く短縮できた計算だ。上り坂で走り続けたのが効いたみたいだ。で、さっきまで延々と登ってきた高度を一気に下る。まだ調子が戻りきっていないので、かなりスピードを抑えて下りる。上り坂で抜かしていった人たちにバンバン抜かれていく。60km過ぎでようやく平坦な道に戻ってくれた。<br /><br />トンネル内の不調と、下り坂のノロノロでかなりテンションが下がっていたのだが、エイドを過ぎたあたりで、近くを走っていた人に「とっても綺麗なフォームで走ってますねー」って言われる。そうっすかー、えへへへ と、一気にやる気が戻ってくる(声を掛けてくれたのがメイドさんのコスプレしたおっちゃんだった、というのは、この際大した問題ではなかろう。うん)。<br /><br />67km付近のレストステーション(沢内バーデン)までは、ひたすら「良いフォーム、良いフォーム」と念じつつ走る。このあたりで50kmの部の人と合流することになる。まだこの人らは10kmしか走破してないので、まだまだ元気そう。ちょっと恨めしい。<br /><br />レストステーションで荷物を受け取るが、今のところ、足も異常がないしこのままで行くことにする。レストステーションでのロスタイムは殆どなし。<br /><br />が、再び走り出して数キロのところで、左足の薬指の先に違和感が。ちょっと靴ずれというか、5本指ソックスが足指とフィットせずに巻き込んでしまったようだ。靴を脱いでソックスを修正する。とりあえず、50kmの部の人たちに混ざって、キロ6分くらいを目安に走ろうとするが、そろそろ気温が上がり始めたようで、暑くてペースが維持できない。走りと歩きが混ざり始める。<br /><br />70km過ぎ。銀河高原ホテルに続く緩やかな上り坂。今回は上り坂を上手く上れているので、歩く人を尻目にコツコツ上っていけるのだが、下りになるとスピードが出ずにさっき抜いた人たちに抜き返されることの繰り返し。抜いたり抜かれたりしてる人にしてみたら、こいつ何してるんや、とか思ってたりして。<br /><br />75km過ぎ。鴬宿に抜ける山道を走っていたら、スコール的な雨。雨が止んだ後もしばらく涼しかった。暑さでヘバリかけていたのだが、気温が下がってペースがちょっと戻る。<br /><br />で、山道を登った後の下り坂にさしかかった80km。これまで手元で計ってきた距離計の距離表示と大会の看板の距離表示があまりにもかけ離れていたので、一旦手元の距離計をリセットして計り直すことにした。あと20kmの時点で9時間強。残り全部をキロ15分ペースで歩いてもとりあえず完走はできる算段がついた。<br /><br />とはいっても、実際に歩くと歩き続けるのがイヤになるほど時間が掛かるので、上り坂では走り、下りでは歩くという感じで距離を稼いでいく。しかし、75kmから85kmに掛けては、アップダウンが激しい上に気温が上昇する時間帯にもかかわらず、エイドが少なくてかなり苦しい思いを味わう。トイレ入ったら血尿まで出てきてまたもやリタイヤを考えてしまうほどテンションが下がる。<br /><br />90km手前は得意の上り坂。それまで離されていた人たちに一気に追いつく。残り10km。80〜90kmでだいぶ歩いてしまったが、残りをキロ6分程度で走れば12時間は切れそう。ちょっとペースを上げる。が、手元の距離表示とのギャップがまた出てきたのと、依然として暑いということもあって、走り続けるモチベーションがなくなる。残り5kmは足の裏全体が痛くて着地するのも結構辛い。ということで、最後の2kmは完全に歩いてゴール。12時間30分は切れた。うーん、残りは歩くと決意したのは自分なんだが、なんか不完全燃焼感がするなあ。。。<br /><br />で、ゴール地点で完走証を発行してもらい、お待ちかねのキャッシュバック二千円を受け取る。ちょっぴりうれしさがこみあげてくる(握りしめませんが)。妻に完走したことを連絡して着替え。いまいち身体の動きが俊敏さに欠けるなあ。。。盛岡駅行き5時発のバスに乗れるようにバス乗車口に向かったのだが、時間前に満員になったのか、バスは出てしまった後だった。ショボン。すぐに増発のバスを手配してくれたので、5時7分くらいに出発することができた。バスの出発時には、ボランティアの短大生の女の子達が手を振って見送ってくれた。ありがたやー<br /><br />雫石総合運動公園から盛岡駅西口までは大体30分で到着。小岩井牧場で遊んできた妻は既に盛岡駅に到着してドトールで待ってくれているようだ(小岩井牧場では、大型のトラクターに引っ張ってもらうタイプのトラクターバスで牧場内を散策してきたそうな。うらやましいなあ。今度は私も乗ってみたい)。で、西口跨線橋を渡って駅舎に入るが、見慣れないドトールが。あれ?前にこんな所にお店あったっけ? ということで、妻に電話して確認。以前からある駅南口のドトールで待っているんだそうな。改札の中外を区切る壁の位置がややこしくて少し道に迷いつつも、なんとか妻と合流できた。新幹線の中でお弁当でも食べようか、とか事前に相談していたのだが、乗車予定の列車にはだいぶ時間があるので、盛岡駅地下の「めんこい横丁」にある、盛岡じゃじゃめん小吃店(しょうすうてん)に入店する。<br /><br />最初はじゃじゃ麺単品とかを考えていたのだが、じゃじゃ麺+水餃子+杏仁豆腐がついた満足セットが1000円で食べられるので、それを注文。注文を受けてから麺を茹でるので、10分少々時間がかかる(新幹線駅にあるお店らしく、注文してから食べ終わるまでのおよその所要時間をお店のおばちゃんが把握しているので、列車の発車時刻が気になる人は一度訊ねてみたら良いでしょう)。<br /><br />まずは水餃子。醤油とお酢を掛けて頂きます。もちもちしててジューシー。胃袋にも優しそう。そしてじゃじゃ麺。肉味噌をお好みで追加することも可能だが、私は規定量の肉味噌で十分美味しく頂けた。刺激が強そうなので、生姜のトッピングは少なめに使用した。麺を少し残して「ちーたん」にしてもらうのがお約束というべきなのだろうが、今回はデザートも付いてるし、あえてそのまま完食。杏仁豆腐もあっさりしててお口直しにはピッタリだった。あー、おいしかった。<br /><br />で、お店を出てもまだ18時30分なので、新しくできた方のドトールに入店。おお、こっちは空調が効いてて涼しいぞ。とりあえず、アイスコーヒーを注文して時間をつぶす。<br /><br />19:13 盛岡−東京 34B (はやぶさ34号)<br />盛岡から帰りの新幹線は、こまちが連結してないタイプの「速いはやぶさ」だ。なんだかんだで足がダメージ受けてるので、東京まで乗り換えなしで行けるのがありがたい。仙台からはけっこう乗客が乗り込んできて着席率はほぼ100%に。斜め前に着席した若いお兄ちゃんが、紐を引っ張って暖めるタイプの駅弁を食べようとしてたけど、なんで引っ張ってすぐに蓋を開けるねん、とか色々ツッコミどころが多すぎた。説明書きくらいはちゃんと読もうな。<br /><br />21:32 東京−藤沢 1631E<br />東京に到着。暑いな。東海道線は15両編成の10両目に乗車。新しい車輌だから本来だったら空調なんかも効きやすいように思えるのだが、いまいち車内も蒸し暑い。藤沢までの約50分、二人で萎びかける(東北新幹線でも割と暑かったんだが)。横浜でさらに乗車率が上がり、蒸し暑さはマックスに。岩手県も暑かったと思ったのだが、やっぱり関東の方が一段とあつかったようだ。<br /><br />で、藤沢に到着。あれ、涼しいで? まあ涼しくて良かったわ。。。タクシーで自宅まで送ってもらい、大急ぎでベランダ菜園に水をあげたりして入浴。洗濯物の下洗いなどを済ませたあと、足の痛みを和らげるためにロキソニンを服用して就寝する。<br /><br /><br />と、いうことで、4回目のいわて銀河100kmをなんとか完走してきました。今回旅行記を書くにあたって何回目の参加か確認してたら、第8回の大会は11時間ちょっとで完走してた記録証が出てきたりとか、今回のタラタラした走りを振り返ってみたらどうやってこんな記録出せたのかよく分からないんですが、とりあえず下り坂で安全にいこうとして却ってダメージが大きくなってしまった感じもするので、下り坂ではいっそ思い切ってスピード出すとかした方がよかったのかなあ、と思ったり。今回は上り坂を上手く登ることができたので、次回は小倉山トンネルを上手く攻略できるように、色々知恵を絞ろうかと思います。

第11回「いわて銀河チャレンジ100kmマラソン」に参加してきました。

10いいね!

2015/06/13 - 2015/06/14

178位(同エリア324件中)

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56

まいこさん

今年で4回目の参加となる、「いわて銀河チャレンジ100kmマラソン」。新緑の北東北の観光も兼ねて週末のお出かけです。

05:04 藤沢−上野 1820E
割引率の高い「えきねっとトクだ値」の列車に乗車するため、藤沢駅始発列車に乗車。朝食は新幹線車内で食べるので、今回は普通車利用。上野駅での乗り換えも考えて、後ろの方に着席するが、6両目は案外小田急への乗り換え客や大船での乗り換え客が多いため、着席率が高そうだということを今回気づく。これは今後役立てたい。

06:10 上野−一ノ関 41B (やまびこ41号)
上野東京ラインが開通したおかげで、新幹線の乗り換えがスムーズになった気がする。上野に到着するのが6時ちょうどなので慌てず改札まで移動できる(以前は、けっこう早歩きだった)。

上野を出発、妻が昨晩作ってくれていた卵サンドを二人でむしゃつく。うめー

一ノ関には8時36分に到着。今回は一ノ関から車で一時間ほどの所にある「館が森アーク牧場」にシャトルバスで向かう予定だが、シャトルバスの時刻までかなり時間があるので、新幹線を降りた後、ホーム内のトイレで妻が化粧をする余裕さえあった。妻を待ってる間、東口の連絡通路を渡った先に、カフェの看板が見えたので、そこで時間を潰すべくスマホで営業時間を調べたら、9時から開店とのこと。ちょうど良さそうだ。

ということで、9時(ちょっとすぎ)に、東口交流センター(市役所の出先機関になっているようだ)2階にある「カフェ・モンテ」でお茶にする。

で、とりあえず、コーヒーが出てくるまでの時間を使って、今回乗っていくバス(「館が森号」)の乗車位置などを確認しに交流センター横のバス停に向かうが、それらしき標識が立ってない。バス停の受付に坐ってたおっちゃんに聞いてみたが、「そんなもん、あったっけ?予約したか?」とかいうお答え。昨年私が100km走ってた間に妻がそのバスを利用してアーク牧場に行ったときには、予約とかは要らなかったそうなので、イマイチ会話がかみ合ってないなあ。

まあ、とりあえず、お店に戻ってくると、ちょうどコーヒーができた頃合い。私はブレンドコーヒー、妻はアイスコーヒー。比較的浅めの焙煎でフレッシュさがあってなかなかのおいしさ。

で、9時50分頃に今度は二人でバス停まで降りて来たが、バスがやってくる気配もない。さっきのおっちゃんが一ノ関観光のパンフレットを持ってきてくれたので、そこに載っていた、館が森高原ホテルのフロントに電話してみると、なんとシャトルバスは運行を終了してしまっているとのこと。うええええ。。。

・・・まあ、仕方がないので、気を取り直して予定を立て直す。とりあえず、一ノ関から猊鼻渓に行ってみようということになる。大船渡線の汽車を待つ間、猊鼻渓船下りの時刻などを確認してたら、10時54分に列車が到着、11時に船が出ることになっているらしいので、時間的にも全くムダがなさそう。

10:23 一ノ関−猊鼻渓 331D
ということで、2両編成のワンマンディーゼル列車に乗車。一ノ関を出ると、すぐに視界には緑が広がってなかなか幸先がよさそう。が、一ノ関の次の駅(真滝駅)をちらっと見たとき、駅施設が貧弱なことに気づく。改札周辺に何にもないので、ひょっとしてsuica未対応なのかも、との考えがよぎる(一ノ関東口から駅構内に入るとき、いつもの習慣で簡易suica改札にタッチして入場したのだった)。

で、猊鼻渓に到着。ワンマンなので運転士のすぐそばのドアしか開きません。で、運転士さんに訊ねてみたら、一ノ関に戻ってその旨伝えて欲しいとのこと(入場記録の取消をする必要がある)。運賃は現金払で500円。

無人駅の階段を下り、駅入り口を出ると、船下りの船着き場を示す矢印が。まあ、あと5分有るからなんとか間に合うだろうと思って歩いていたら、タクシーで「シュー」っと追い越していく人が。このブルジョアめが!

まあ、なんとか11時になる前に船着き場に到着。船下りの料金はおとな1600円。60人乗りの船に乗船。みんな船縁に坐っているので、全部で大体40人といったところだろうか。他の川下り船とは違って、流れがとても緩やかで川底もかなり浅いので、船酔いしやすい人にもなかなかお奨め。最初は砂鉄川の流れに逆らって川上に進んで、峡谷出口で一旦下船、名前の由来となった、獅子の鼻を見てきてから今度はゆっくり川下りという大体90分のコースだ。

高さが最大で100m超にもなる峡谷は、石灰質のカルスト台地を川の流れが数万年掛かって削り取って形作られたんだそうな。新緑と緩やかな川の流れがなんともいえず、良い感じだ。ただ、天気予報が外れたせいか、日差しが強くてクラクラする。ところどころ樹木が垂れ下がっているところなどは日陰になっていてとても涼しいのだが、日なたに出ると、遮るものがないため、照り返しも含めてかなり辛い。

船が獅子の鼻のところに到着したときには、なんだか足がフラフラしてて、地に足が付かないって感じだった。妻もヘロヘロ(船酔い+熱中症)ぽかったので、獅子の鼻は眺めるだけでおしまい。他の乗客が「運玉」と称する素焼きの玉を小さな穴に投げ入れようとするのを尻目に、木陰で涼んでました。

戻りは船頭さんの舟歌を聴きながら川を下っていく。考えてみたら、行きは(流れが緩いとは言え)川の流れに逆らっていくので、歌を歌いながら、というのは体力的にもキツイかも。

13:12 猊鼻渓−一ノ関 334D
そろそろ昼ご飯なのだが、なんか猊鼻渓周辺の食べ物やさんはどれもなんだか微妙な感じだし、軽く熱中症っぽいのでイマイチ食欲も湧かないので、一ノ関に戻ってから昼食にしようということになる(さっき時間を潰した、カフェ・モンテがランチも充実してそうだったので、お店はすぐに決まった)。汽車が来るまでの間も結構暑かったなあ。。。

13時42分一ノ関駅に到着。駅東口改札で運賃精算&suicaの入場記録を消去してもらい、改めて「カフェ・モンテ」に入店。ああ、空調が効いていて涼しい。お店の入口のメニューは字面だけでもどれもおいしそうだったのだが、二人とも「一ノ関黄金こめ豚肩ロースのソテー(生姜醤油ソース)」を注文。本格的なランチタイムが終わった後だったからか、ちょっと料理が出てくるまで時間がかかったものの、味わってみると最高のおいしさ! 今回は良いランチを頂けるカフェを見つけることができて本当にラッキーだった。

14:43 一ノ関−北上 1541M
北上には東北本線で移動。電車だが2両編成のワンマンカー。いいかげん車内は暑いと思うのだが、あんまり空調の効きが良くない。最初に座ったところが西日がまともに当たるところだったので、午前中から熱中症っぽくなってる我々に追加ダメージが襲いかかる感じだ。一ノ関の次の駅(山ノ目)で反対側の席に座ってたおばちゃんが降りてくれたので、すかさず座席を移動して難を逃れる。

北上で降りたら、いかにも明日のレースに参加予定、っていう人達が列車からぞろぞろ降りてくる。あれ、こんなにマラソン関係者が多く乗っていたのか。会場にエントリーする前にみどりの窓口で乗車券の変更をお願いしにいく。アーク牧場にシャトルバスで往復するという予定だったので、一ノ関−北上間の新幹線特急券と新幹線経由の乗車券を購入していたのだが、それぞれ使わなくなったので、来週の週末に出かける予定の乗車券と別区間の新幹線特急券に変更してもらう。

で、北上駅から歩いて数分の所にある体育館でゼッケンを受け取り参加賞をもらって北上駅に戻ってくる。4時半にホテルの送迎車をお願いしていたのだが、なかなかやってこずにやきもきするが、よく考えたら、西口のロータリーっぽい所って二カ所あって、我々はぱっと見わかりやすいタクシー専用のロータリーで待っていたみたいだ。待たしてしまって申し訳ない。

ということで、車でだいたい5分くらい西に走り(けっこう駅から離れてるな。。。)、今回宿泊する「モンテインホテル」に到着。おお、フロントがなんだかファッショナブルな感じだ。チェックインを済ませつつ、ちょっと雰囲気良さそうなので、妻のために一人分の朝食をお願いしてみる。800円でバイキング形式の朝食が頂けるようだ。さすがに明日の2時とかいう時間帯に送迎車をお願いするのは無理なので、タクシーを予約しておく。2時半くらいでいいかな。

ちょっと客室でのんびりした後、一ノ関駅ナカで購入していた駅弁を頂くことにする。私は紐を引っ張って暖めるタイプの牛メシ、妻はウニ御飯。それぞれ美味しく頂きました。

夕飯後、近くのコンビニまで出かけて翌日の朝食その他を買い込んでくる。入浴などをさっさと済ませて8時過ぎには就寝しようとしたものの、寝る時刻が早すぎてなかなか寝付けない。うーん、大丈夫かなあ。。。

で、翌日。2時ちょうどに起床。すぐに身繕いをしてフロントに下りると既に多くのランナーが。2時半ちょうどくらいにタクシーの運転手さんが名前を呼んでくれたので、結構スムーズに車に乗り込めた。北上駅まで行って改めて大会シャトルバスで会場までむかうことも考えたのだが、ホテルと会場の距離を考えると、直接行っても大した違いはないだろうと思って、直接アクセスする。大体6分くらいで到着。運賃は1400円。深夜割り増しなので、メーターが面白いくらいにクルクル上がっていった。

今回も更衣室内で着替え&朝食。結局、おいなりさんは少し残してしまった。途中のエイドで受け取る荷物は最小限(ワセリン、着替えの靴下、パンツ、テーピングのテープ、あと、朝食時に飲み残したミネラルウォーター)。荷物をトラックに預けて競技場に移動。4時前になると、既に薄明かりが差してくる。さすが東北。スタート時には、前回に引き続いて達増拓也岩手県知事&ここ数年の恒例となりつつある、宮川大助花子師匠の挨拶に引き続いて、カウントダウン、スタート。

この大会は5回完走すると、GMC(ギャラクシーマスタークラブ)という特別ゼッケン(番号が固定された、通常とは色違いのゼッケン)が割り当ててもらえるので、なんとか5回完走を目標に毎年参加しているが、今年は5月の最後に約40℃の高熱を出したこともあり、先行きがちょっと心配。ということで、最初から最後まで安全運転を心がける。

最初の10kmは軽く足慣らし、15kmくらいから便意を覚えて20km過ぎでトイレ休憩するのも、ここ数年同じような繰り返しだ。30kmにさしかかるあたりで、空腹からかちょっと足に力が入らなくなってくるが、スペシャルエイドで出されたおにぎりと味噌汁を少し多めに頂戴したら、けっこう元気が戻って来た。

40km付近からなめとこラインに入り、本格的な上りが始まる。昨年、一昨年は、水分の取り過ぎからか、山に登っている間中お腹の調子が悪かったので、今回は、このあたりで携帯してきた正露丸糖衣錠を服用する。上り坂はひたすら良いフォームで走ることに集中して、坂道の先は見ないことにして走る。これが功を奏したのか、けっこう楽々とした感じで坂道を踏破できた。ただ、既にある程度足にダメージが溜まりつつあるので、ダメージを避けるため、下り坂は徐行して進む。

55km付近の小倉山トンネルに突入。ここまでの上り坂でいい加減暑くなってきたので、ひんやりしたトンネルは身体を冷やしてくれるのでは、と期待するものの、逆に身体が冷えすぎたのか、急に暗くなって視界が変調を来したのか分からないが、頭がグラグラして平衡感覚が失われかける。とても走り続けることができずに、トンネル内は歩きに徹する。たかがトンネルと侮るなかれ、というべきだな。

トンネル内では、体調不良でリタイヤも脳裏に浮かんだが、トンネルを抜けてエイドに到着したら、体調は元に戻ったようだ。なんとかだましだまし行くことにしよう。たしか去年は45km〜55kmを1時間30分以上掛けて踏破したので、今年は20分近く短縮できた計算だ。上り坂で走り続けたのが効いたみたいだ。で、さっきまで延々と登ってきた高度を一気に下る。まだ調子が戻りきっていないので、かなりスピードを抑えて下りる。上り坂で抜かしていった人たちにバンバン抜かれていく。60km過ぎでようやく平坦な道に戻ってくれた。

トンネル内の不調と、下り坂のノロノロでかなりテンションが下がっていたのだが、エイドを過ぎたあたりで、近くを走っていた人に「とっても綺麗なフォームで走ってますねー」って言われる。そうっすかー、えへへへ と、一気にやる気が戻ってくる(声を掛けてくれたのがメイドさんのコスプレしたおっちゃんだった、というのは、この際大した問題ではなかろう。うん)。

67km付近のレストステーション(沢内バーデン)までは、ひたすら「良いフォーム、良いフォーム」と念じつつ走る。このあたりで50kmの部の人と合流することになる。まだこの人らは10kmしか走破してないので、まだまだ元気そう。ちょっと恨めしい。

レストステーションで荷物を受け取るが、今のところ、足も異常がないしこのままで行くことにする。レストステーションでのロスタイムは殆どなし。

が、再び走り出して数キロのところで、左足の薬指の先に違和感が。ちょっと靴ずれというか、5本指ソックスが足指とフィットせずに巻き込んでしまったようだ。靴を脱いでソックスを修正する。とりあえず、50kmの部の人たちに混ざって、キロ6分くらいを目安に走ろうとするが、そろそろ気温が上がり始めたようで、暑くてペースが維持できない。走りと歩きが混ざり始める。

70km過ぎ。銀河高原ホテルに続く緩やかな上り坂。今回は上り坂を上手く上れているので、歩く人を尻目にコツコツ上っていけるのだが、下りになるとスピードが出ずにさっき抜いた人たちに抜き返されることの繰り返し。抜いたり抜かれたりしてる人にしてみたら、こいつ何してるんや、とか思ってたりして。

75km過ぎ。鴬宿に抜ける山道を走っていたら、スコール的な雨。雨が止んだ後もしばらく涼しかった。暑さでヘバリかけていたのだが、気温が下がってペースがちょっと戻る。

で、山道を登った後の下り坂にさしかかった80km。これまで手元で計ってきた距離計の距離表示と大会の看板の距離表示があまりにもかけ離れていたので、一旦手元の距離計をリセットして計り直すことにした。あと20kmの時点で9時間強。残り全部をキロ15分ペースで歩いてもとりあえず完走はできる算段がついた。

とはいっても、実際に歩くと歩き続けるのがイヤになるほど時間が掛かるので、上り坂では走り、下りでは歩くという感じで距離を稼いでいく。しかし、75kmから85kmに掛けては、アップダウンが激しい上に気温が上昇する時間帯にもかかわらず、エイドが少なくてかなり苦しい思いを味わう。トイレ入ったら血尿まで出てきてまたもやリタイヤを考えてしまうほどテンションが下がる。

90km手前は得意の上り坂。それまで離されていた人たちに一気に追いつく。残り10km。80〜90kmでだいぶ歩いてしまったが、残りをキロ6分程度で走れば12時間は切れそう。ちょっとペースを上げる。が、手元の距離表示とのギャップがまた出てきたのと、依然として暑いということもあって、走り続けるモチベーションがなくなる。残り5kmは足の裏全体が痛くて着地するのも結構辛い。ということで、最後の2kmは完全に歩いてゴール。12時間30分は切れた。うーん、残りは歩くと決意したのは自分なんだが、なんか不完全燃焼感がするなあ。。。

で、ゴール地点で完走証を発行してもらい、お待ちかねのキャッシュバック二千円を受け取る。ちょっぴりうれしさがこみあげてくる(握りしめませんが)。妻に完走したことを連絡して着替え。いまいち身体の動きが俊敏さに欠けるなあ。。。盛岡駅行き5時発のバスに乗れるようにバス乗車口に向かったのだが、時間前に満員になったのか、バスは出てしまった後だった。ショボン。すぐに増発のバスを手配してくれたので、5時7分くらいに出発することができた。バスの出発時には、ボランティアの短大生の女の子達が手を振って見送ってくれた。ありがたやー

雫石総合運動公園から盛岡駅西口までは大体30分で到着。小岩井牧場で遊んできた妻は既に盛岡駅に到着してドトールで待ってくれているようだ(小岩井牧場では、大型のトラクターに引っ張ってもらうタイプのトラクターバスで牧場内を散策してきたそうな。うらやましいなあ。今度は私も乗ってみたい)。で、西口跨線橋を渡って駅舎に入るが、見慣れないドトールが。あれ?前にこんな所にお店あったっけ? ということで、妻に電話して確認。以前からある駅南口のドトールで待っているんだそうな。改札の中外を区切る壁の位置がややこしくて少し道に迷いつつも、なんとか妻と合流できた。新幹線の中でお弁当でも食べようか、とか事前に相談していたのだが、乗車予定の列車にはだいぶ時間があるので、盛岡駅地下の「めんこい横丁」にある、盛岡じゃじゃめん小吃店(しょうすうてん)に入店する。

最初はじゃじゃ麺単品とかを考えていたのだが、じゃじゃ麺+水餃子+杏仁豆腐がついた満足セットが1000円で食べられるので、それを注文。注文を受けてから麺を茹でるので、10分少々時間がかかる(新幹線駅にあるお店らしく、注文してから食べ終わるまでのおよその所要時間をお店のおばちゃんが把握しているので、列車の発車時刻が気になる人は一度訊ねてみたら良いでしょう)。

まずは水餃子。醤油とお酢を掛けて頂きます。もちもちしててジューシー。胃袋にも優しそう。そしてじゃじゃ麺。肉味噌をお好みで追加することも可能だが、私は規定量の肉味噌で十分美味しく頂けた。刺激が強そうなので、生姜のトッピングは少なめに使用した。麺を少し残して「ちーたん」にしてもらうのがお約束というべきなのだろうが、今回はデザートも付いてるし、あえてそのまま完食。杏仁豆腐もあっさりしててお口直しにはピッタリだった。あー、おいしかった。

で、お店を出てもまだ18時30分なので、新しくできた方のドトールに入店。おお、こっちは空調が効いてて涼しいぞ。とりあえず、アイスコーヒーを注文して時間をつぶす。

19:13 盛岡−東京 34B (はやぶさ34号)
盛岡から帰りの新幹線は、こまちが連結してないタイプの「速いはやぶさ」だ。なんだかんだで足がダメージ受けてるので、東京まで乗り換えなしで行けるのがありがたい。仙台からはけっこう乗客が乗り込んできて着席率はほぼ100%に。斜め前に着席した若いお兄ちゃんが、紐を引っ張って暖めるタイプの駅弁を食べようとしてたけど、なんで引っ張ってすぐに蓋を開けるねん、とか色々ツッコミどころが多すぎた。説明書きくらいはちゃんと読もうな。

21:32 東京−藤沢 1631E
東京に到着。暑いな。東海道線は15両編成の10両目に乗車。新しい車輌だから本来だったら空調なんかも効きやすいように思えるのだが、いまいち車内も蒸し暑い。藤沢までの約50分、二人で萎びかける(東北新幹線でも割と暑かったんだが)。横浜でさらに乗車率が上がり、蒸し暑さはマックスに。岩手県も暑かったと思ったのだが、やっぱり関東の方が一段とあつかったようだ。

で、藤沢に到着。あれ、涼しいで? まあ涼しくて良かったわ。。。タクシーで自宅まで送ってもらい、大急ぎでベランダ菜園に水をあげたりして入浴。洗濯物の下洗いなどを済ませたあと、足の痛みを和らげるためにロキソニンを服用して就寝する。


と、いうことで、4回目のいわて銀河100kmをなんとか完走してきました。今回旅行記を書くにあたって何回目の参加か確認してたら、第8回の大会は11時間ちょっとで完走してた記録証が出てきたりとか、今回のタラタラした走りを振り返ってみたらどうやってこんな記録出せたのかよく分からないんですが、とりあえず下り坂で安全にいこうとして却ってダメージが大きくなってしまった感じもするので、下り坂ではいっそ思い切ってスピード出すとかした方がよかったのかなあ、と思ったり。今回は上り坂を上手く登ることができたので、次回は小倉山トンネルを上手く攻略できるように、色々知恵を絞ろうかと思います。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
5.0
グルメ
4.5
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
タクシー 新幹線 JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 藤沢駅にて。東海道線東京経由高崎行き。

    藤沢駅にて。東海道線東京経由高崎行き。

    藤沢駅

  • 上野駅にて。やまびこ41号盛岡行き。

    上野駅にて。やまびこ41号盛岡行き。

    上野駅

  • 一ノ関駅に到着。新幹線改札階には地元の伝統工芸などが飾られてました。

    一ノ関駅に到着。新幹線改札階には地元の伝統工芸などが飾られてました。

    一ノ関駅

  • カフェ・モンテで時間をつぶそう。

    カフェ・モンテで時間をつぶそう。

  • まだ9時過ぎなのでカフェメニューのみです。

    まだ9時過ぎなのでカフェメニューのみです。

  • 一番シンプルなブレンドコーヒー

    一番シンプルなブレンドコーヒー

  • アイスコーヒー。ソーサーがE2系車輌だ。

    アイスコーヒー。ソーサーがE2系車輌だ。

  • 一ノ関駅在来線ホーム。ポケモンのデコレーションが。

    一ノ関駅在来線ホーム。ポケモンのデコレーションが。

    一ノ関駅

  • 一ノ関駅3番線ホームから大船渡線気仙沼行き普通。

    一ノ関駅3番線ホームから大船渡線気仙沼行き普通。

  • 猊鼻渓船下りの船着き場に到着。

    猊鼻渓船下りの船着き場に到着。

    猊鼻渓 自然・景勝地

  • 実は近くのコンビニで割り引きチケットを販売してるらしい。

    実は近くのコンビニで割り引きチケットを販売してるらしい。

  • 一番最後に乗り込むことに。

    一番最後に乗り込むことに。

    猊鼻渓舟下り 乗り物

    90分のゆったりとした船遊びです。 by まいこさん
  • 船頭さんは一本の竿で船を操ります。

    船頭さんは一本の竿で船を操ります。

  • すぐ近くを魚が泳いでます。危機感がたらんなあ。

    すぐ近くを魚が泳いでます。危機感がたらんなあ。

  • おお、新緑が良い感じだ。

    おお、新緑が良い感じだ。

  • 川辺に垂れ下がる木々

    川辺に垂れ下がる木々

  • 毘沙門堂が。船から投げ入れやすいようにお賽銭箱は斜めに傾いてます。

    毘沙門堂が。船から投げ入れやすいようにお賽銭箱は斜めに傾いてます。

  • 猊鼻渓のパンフレットとかで目にするアングル。絶景ですなー

    猊鼻渓のパンフレットとかで目にするアングル。絶景ですなー

    猊鼻渓 自然・景勝地

  • この先が「獅子の鼻」絶壁です。

    この先が「獅子の鼻」絶壁です。

  • 猊鼻渓駅に戻ってきた。ぱっと見駅と分からない。

    猊鼻渓駅に戻ってきた。ぱっと見駅と分からない。

    猊鼻渓駅

  • 猊鼻渓駅にて。一ノ関行き普通列車。

    猊鼻渓駅にて。一ノ関行き普通列車。

  • 駅には券売機設備がないため、乗車時に乗車駅証明書を受け取ります。

    駅には券売機設備がないため、乗車時に乗車駅証明書を受け取ります。

  • 結局、一ノ関駅東口のカフェ・モンテに戻って来た。ランチメニューも充実してそうだ。

    結局、一ノ関駅東口のカフェ・モンテに戻って来た。ランチメニューも充実してそうだ。

  • 地元豚肉をつかったソテー。うまー

    地元豚肉をつかったソテー。うまー

  • 夕飯のために一ノ関駅ホーム内のお弁当屋さんでお弁当を購入。

    夕飯のために一ノ関駅ホーム内のお弁当屋さんでお弁当を購入。

  • 一ノ関駅にて。東北本線盛岡行き普通列車。

    一ノ関駅にて。東北本線盛岡行き普通列車。

  • 北上に到着、ゼッケンを受け取りにいく。

    北上に到着、ゼッケンを受け取りにいく。

  • 今年は武道館の向こう側の新しい建物で受付をしているみたいだ。

    今年は武道館の向こう側の新しい建物で受付をしているみたいだ。

  • ゼッケンを受け取り、参加賞をもらってくる。

    ゼッケンを受け取り、参加賞をもらってくる。

  • わりと多くの人が訪れてました。何人くらい参加するのかなあ。

    わりと多くの人が訪れてました。何人くらい参加するのかなあ。

  • で、参加賞を確認。サイズ的にはTシャツではなさそう。

    で、参加賞を確認。サイズ的にはTシャツではなさそう。

  • 手ぬぐい、とも違うかな?

    手ぬぐい、とも違うかな?

  • 筒状になってました。水で冷やしてネッククーラーとか、バンダナとかにつかえるんだそうな。

    筒状になってました。水で冷やしてネッククーラーとか、バンダナとかにつかえるんだそうな。

  • モンテインホテルに到着。

    モンテインホテルに到着。

    モンテインホテル 北上 宿・ホテル

    スタイリッシュなビジネスホテルです。 by まいこさん
  • オシャレなフロント

    オシャレなフロント

  • 食事をするところも結構広々としていた。

    食事をするところも結構広々としていた。

  • 今回宿泊する客室。ダブルベッドはシモンズ製のもの。

    今回宿泊する客室。ダブルベッドはシモンズ製のもの。

  • 夕飯。牛飯を頂きます。

    夕飯。牛飯を頂きます。

  • 妻はウニ御飯。

    妻はウニ御飯。

  • 紐を引っ張ると温まるタイプだー

    紐を引っ張ると温まるタイプだー

  • おいしそー

    おいしそー

  • ウニのエキスを加えて御飯を炊いているみたいだ。

    ウニのエキスを加えて御飯を炊いているみたいだ。

  • 翌日。スタート地点の北上総合公園に到着。

    翌日。スタート地点の北上総合公園に到着。

    北上総合運動公園 公園・植物園

  • スタート地点に向かいます。

    スタート地点に向かいます。

  • はい、ゴールしました(今回はけっこう集中してたのでレース中もスマホで写真撮影はしなかった)。二千円のキャッシュバック。

    はい、ゴールしました(今回はけっこう集中してたのでレース中もスマホで写真撮影はしなかった)。二千円のキャッシュバック。

  • 着替えを済ませて帰路につくところ。続々ゴールしてくる人達を出迎える人達。

    着替えを済ませて帰路につくところ。続々ゴールしてくる人達を出迎える人達。

  • 14時くらいに表彰式は終わってしまったそうな。できれば表彰式に間に合うように走りたい。

    14時くらいに表彰式は終わってしまったそうな。できれば表彰式に間に合うように走りたい。

  • 盛岡行きのシャトルバスに乗車。

    盛岡行きのシャトルバスに乗車。

  • 地元の専門学校生が手を振って見送ってくれた。また来るよー

    地元の専門学校生が手を振って見送ってくれた。また来るよー

  • 盛岡駅の地下にある「盛岡じゃじゃ麺 小吃店(しょうすうてん)」で夕飯にしよう。

    盛岡駅の地下にある「盛岡じゃじゃ麺 小吃店(しょうすうてん)」で夕飯にしよう。

    盛岡じゃじゃめん 小吃店 フェザン店 グルメ・レストラン

    新幹線の時間が気になる人もどうぞ by まいこさん
  • 「満足セット」を注文した。まずは水餃子。モチモチしてておいしい。

    「満足セット」を注文した。まずは水餃子。モチモチしてておいしい。

  • 続いて、じゃじゃ麺。肉味噌を麺とからめて頂きます。

    続いて、じゃじゃ麺。肉味噌を麺とからめて頂きます。

  • デザートに杏仁豆腐。お口直しにぴったり。

    デザートに杏仁豆腐。お口直しにぴったり。

  • まだ新幹線には間があったので、新しくできた方のドトールでお茶にする。よく冷房が効いてて涼しい。

    まだ新幹線には間があったので、新しくできた方のドトールでお茶にする。よく冷房が効いてて涼しい。

  • はやぶさ34号で東京まで帰ります。

    はやぶさ34号で東京まで帰ります。

    盛岡駅

  • 東京駅にて。東海道本線小田原行き。

    東京駅にて。東海道本線小田原行き。

    東京駅

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