富士山と猫と不思議の島

2015/05/20 - 2015/05/21

今年の5月はまるで夏のよう。暑さに木陰を求めながら鎌倉を歩きながらもへこたれてコースをちょっと省略。それでも美味しいおそばに稲荷すし、抹茶と和菓子を楽しみつつ北鎌倉を堪能した後は大好きな江ノ電に乗って江ノ島へ。裸足になって静かな砂浜を歩くと気持ちの良い潮風が。心地よい波の音に旅の疲れもどこかへ行ってしまう。一晩泊まることにして本当に良かった。ゆったりと日が暮れていく様子を眺めながらこちらもゆったりと靴紐を解く。夕方より風が強くなってきたと思ったら朝方3時、稲妻が光り雷が鳴り渡り目を覚ます。雨も激しく降り出した。「お天気は変えられないなぁ」と思いながらいると5時頃には雨も止んだ様子。早朝に起きだして橋を渡って江ノ島へ行って見る事に。嵐の後のすけるような青空、橋を渡っていると向こうに見えるのは紛れもなく「富士山！」早起きして良かった！
橋の向こう側にはまだ誰も目覚めていない島。その空気は不思議な雰囲気を醸し出していた。島に入ると人は起きていなくても猫達はもう朝を迎えている。島の木々もとうに目覚めている。ちょっとまだひんやりした空気を感じながら、息づいているかのような島の中をただ二人歩く事の不思議を思った旅だった。

エリア 藤沢・江ノ島(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

激しい雷雨の後の静かな海辺。

「千と千尋の神隠し」を思い起こさせるような・・・・。

猫もまだ眠そう。

まだひっそりと・・・・。

空が明るくなってきました。

空気はひんやり雰囲気もひんやり

ほら、雲の向こうに富士山！

まだ誰も起き出していなくて、賑わっている時とはまた違った顔を見ることができた素敵な江の島でした。