はじめてのポルトガル。充実旅。オビドス～リスボン市内

2015/05/31 - 2015/06/05

ポルトガル旅行の続き。

5月31日　リスボン着（夜遅く）
6月1日　シントラ～ロカ岬～カスカイス
　　　　リスボンに戻って夕食
6月2日　オビドス観光　リスボンに戻ってファド鑑賞
6月3日　リスボン市内
　　　　ジェラニモス修道院～サン・ジョルジェ城～グルベンキアン美術館
6月4日　リスボン発（早朝）
6月5日　関空着

今回の旅行記は6月2日、3日の記録です。

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

カスカイスからリスボンのカイス・ド・ソレに戻り、駅のすぐ近くにある、リベイラ市場へ行ってみました。
24時まで開いているとのことでしたが、市場のお店は閉まっていて、フードコートが開いていました。
賑わっています。
デザートも含め、いろんな料理の店がぐるっと周りを取り囲んでいます。
日本のお寿司もありましたよ。日本人ではありませんでしたが・・
混んでいるけど清潔できれいです。

夕食は地下鉄に乗ってロシオ駅へ。
本に載っていたレストランです。

予約なしでしたが、席が空いていてラッキーでした。
室内は美しいアズレージョで装飾されています。

サラダ
ランチのサラダよりチョット豪華

メインを２種類
タラ料理と

羊肉の煮込み
本で紹介されていた料理で美味でした。

レストランの入り口は目立たないのですが、中に入るととってもゴージャス。
サービスもフレンドリーでした。

翌日、地下鉄でローマ駅がら二つ目のカンポ・グランデへ行き、オビドス行のバスに乗りました。
約１時間リスボンから北へ走ります。
途中はのどかな田園風景。

バスを降りるとすぐ、城壁があり、城壁の中がオビドスの街です。
端から端まで歩いても３０分もかからない小さな可愛い街です。

門には素敵なアズレージョ。

白と青の可愛い街。

こんな素敵な本屋さん。
すべてアンティークです。
若い美人の店員さんが一人。

本屋さんには野菜や果物も売っていました。

名物のジンジーニャ。
サクランボのリキュールをチョコレートでできた小さなカップに入れて飲みます。
甘くて強いお酒です。どこでも１ユーロ。

街の中ほどにある、サンタマリア教会。

教会内部のアズレージョ

教会の隣に果物屋さん

これは郵便局

街の北の端にはサンティアゴ教会。
なだらかな高台にあり、見晴らしが良いです。

教会の内部は本屋さんになっています。

オビドスの街並み

教会の横にホテルがあり、ボウザーダ・ド・カステロというレストランがあります。
高級そうですが入ってみます。

中に入っても誰もいません。
テラスに出てみました。素晴らしい景色です！

オリーブとブドウ畑が広がっています。

ホテルは城壁に造られているようです。

誰もいないので階段を上って上に行ったらレストランがありました。
ボーイさんが忙しそうにテーブルセッティングをしています。
「ランチできますか？」
「これから団体が入るのでダメなんです。」と言われました。
１時から団体さんで満室になるようで、残念！
写真だけ取らせていただきました。

とても素敵なレストランです。

チョット腰かけるだけ。雰囲気だけ味わいました。

ほかのレストランへ行くことにして、もと来た道を戻ります。

先ほどは閉まっていた市立博物館が開いていました。

１時から昼休みに入るようなので、入館。
入場料は取らなかったので、帰りに募金箱に小銭を入れました。

アズレージョとピエタ。

絵画もあり、こじんまりしていますが、なかなかの博物館です。

お目当てのレストランはブルゴ。
途中にサンペドロ教会とサンマルティーニ礼拝堂があります。

教会の祭壇。

レストランブルゴに到着。
カジュアルなレストランのようです。

スープと前菜
オリーブ、イワシのパテ、パンなど

サラダはスモール。

メインは待望のイワシの塩焼。
１人前４匹なので、半分ずつしました。
脂がのってとってもおいしかった。

ランチも済んだので、友人はスケッチタイム。
私は城壁を歩くことに。

幅８０センチくらいの石畳の道。
ところどころ少し怖かったです。

城壁の外は一面のブドウ畑。
ほんと、トスカーナと同じ風景です。

門のところで、お花の飾りを作っていました。

ポルタ・ダ・ヴィラから見たオビドス。

友人とは門で待ち合わせ。

スケッチして待っててくれました。
私は城壁を歩いて膝ががくがく。

また、バスに乗ってリスボンへ。

夜はファドを聞きに行こうと、ホテルのフロントで予約してもらいました。
ホテルで紹介してくれたファドレストランは「A Severa」。

９時の予約でまだ明るいので、地下鉄で行くことにしました。
バイシャシアード駅から歩いて数分ですが、すぐに見つからず、道を聞き聞きたどり着きました。

ライブは９時からみたいです。

テーブルチャージが一人２５ユーロ。
メイン料理は高くて３０〜３５ユーロします。
ハーフワインと生ハムとアーティチョーク。パンやオリーブのつまみで結構お腹いっぱいになりました。

ライブは４人の歌手が５曲ずつ歌います。
歌手が変わるときは、室内が明るくなり休憩。
その間に食べたり飲んだりしゃべったり・・・

途中、ギターだけの演奏もありました。

女性歌手が３人、それぞれすばらしかったです。

最後は全員で合唱。
歌詞を渡されて、客席も一緒に、A Savere の歌を歌い盛り上がりました。
楽しかったです。

お勘定をしたら、２人で５０ユーロぽっきり。
テーブルチャージにドリンクと一皿が含まれていたんですね。

思ったより全然安くて楽しめました。

１１時に第一部が終了。

タクシー帰るまでもないわ、と地下鉄に歩きかけたら、２８番のトラムが。
まだトラムに載ってないし、２８番には乗りたかったので、何も考えずに乗りました。
どこを走っているのかわからないけれど、地下鉄の駅に着けば帰れるから、と気楽に乗っていました。

終点で降ろされました。
１２時まわっています。
ロシオ駅に戻りたいので、そのまま乗っていたいと言ったのですが、タクシーで行けと言われました。

トラム２８の終点。
教会がライトアップされています。
夜風が涼しく心地よい。
一人歩きの女性もいて、怖いという感じはありません。
でも、待ってもトラムは来ません。
やっと終電過ぎてしまったことに気付きました。

で、タクシーでホテルへ。

後で調べたら、このライトアップされた教会は、エストレラ大聖堂でした。

残すところあと一日。
明日はリスボン市内の観光です。

翌日も快晴！

地下鉄からトラム１５に乗り換えてジェロニモス修道院へ。

１０時開館で長〜い列に並びましたが、そんなに時間はかかりません。
ここもシニア料金で助かりました。

回廊が素敵です。

２階建てになっています。

サンタマリア教会。
ここは無料で入れます。

ヤシの木をモチーフにした支柱。明るく南国的な感じがしました。

ジェロニモス修道院。
大きいです。

発見のモニュメント。
道を渡らなければいけないので、近くまで行きませんでした。

ジャカランタの花がとってもきれい。
あちこちに咲いていました。

有名なエッグタルトのお店。
エッグタルトとバカリャウ（干しタラ）のコロッケを並んで買いました。

トラム１５でリベイラ市場へ行き、フードコートでコーヒータイム。

先ほど買ったタルトとコロッケをいただきました。

市場の北側に出て、ケーブルカーを探します。
親切な女性が乗り場まで連れて行ってくれました。

ピケのケーブルカー。

かなり急な坂を上がります。
上の道はトラム２８が走っているので、サンジョルジェ城を目指しました。
トラム２８は混雑していて、うわさ通り、チョット危ない感じ。
スリに気をつけないと！

展望台で降りて歩きます。

お店の前にいた女の人に道を聞いたら、近道を教えてくれました。

素晴らしい眺めです！
テージョ川にかかる赤い橋と対岸が見えます。

城壁を歩きました。
高いところは上らずにはいられません。
おかげで足が痛く、膝はガクガク。

サンジョルジェ城からまた展望台まで歩き（道路工事でバスが停まらなかったので）、バスでフィゲイラ広場へ。
地下鉄ロシオ駅がら、グルベンキアン美術館へ行ってきました。

買い物をしなければ！とタクシーでフィゲイラ広場のスーパーマーケットへ。
お土産を買い、疲れ果ててホテルに戻りました。

少し荷造りをして、お風呂に入って夕食に出かけました。
ライトアップされたロシオ駅。

夕食をどこにしようかとお目当てのお店に行ったのですが、クローズ。
ロシオ駅近くのトリンダーテというレストランに行きました。
かつての修道院を改装した店内はアズレージョの装飾で雰囲気があり良かったです。
仔牛肉のお料理、ソースがとても上品でおいしかった。

小エビのゆでたのです。
ビアレストランなので、ビールを注文。

カジュアルな感じのお店でした。

夜の街も素敵でした。

夜のロシオ駅ホーム。
２日前、ここからシントラ、ロカ岬へ行ったんだった。

連日１２時ごろまでお出かけ、よく動きました。
これからホテルへ帰って荷造り、２時半ピックアップです。

帰りもアムステルダムで５時間。
ラウンジ４１でゆっくりできました。

帰りの飛行機はガラガラ。エコノミーですが、４席占領し、横になれたので、疲れも取れ、元気に帰ってきました。