北スペインと銀の道を巡る　その５　プラセンシア

2015/05/12 - 2015/05/12

サモーラで１泊し、そのあとサラマンカ経由でプラセンシアへ。サモーラはなかなか良い所だったのでもう少しゆっくりしたかった。ところでこの旅で私にとっての最大の難関がバス。
これまで数回訪れているスペインで、バスはあまり使ったことがなかった。。
グラナダやマラガではそれほど苦労しなかったが、どうもこの銀の道はいくつかのバス会社が乗り入れてるし、路線もいろいろでややこしそうな予感が。
で、見事にそれが的中し、サモーラのバスターミナルでは右往左往。
ネットでチェックしたAlsaの時刻表ではプラセンシアまで直通バスがあるはずなのに、プラセンシアへのチケット窓口がない。開いている窓口で尋ねてみても「別の場所」というだけ。近くにいた、ビルバオまで行くというおじさんが心配していろいろ聞いてくれたけどわからずじまい。
時間は迫ってくるしAlsaなんだからどこかにアルサ(^^;)なんて言ってられなくなり、仕方なくサラマンカ行き売り場でチケットを購入しとりあえずサラマンカへ。
その後いろいろなバスターミナルへ行って気づいたのですが、サモーラでも落ち着いて探せば「別の場所」があったのだと思います。

エリア スペイン

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス

右往左往してプラセンシア行のチケットが買えず、結局サラマンカ行きのバスに乗る。

サラマンカのバスターミナルは古いがさすがに大きくてインフォメーションもあり、わかりやすかった。チケットもすぐに買えて、カフェでランチ。セルフサービスといえどもprimero,segundo,postre,bebida、それぞれ何種類かから選べて９ユーロ。
ここのターミナルは日本人旅行客の数多し。若い人から私たちのような年配夫婦まで様々。サラマンカはスペインでも有名な町のひとつなので、寄り道して観光したかったが、この日はうんざりするような暑さで、とてもその気になれず、ひと休みしてプラセンシアへ。

プラセンシアに近づくと緑が豊かになってくる。
ここはエストレマドゥーラという地域。途中のBaños de Montemayor駅では女の子たちが、自撮りに夢中。

無事プラセンシアに到着。小さなバスターミナルです。バスターミナルは町外れにあり、次に行くバリャドリード行きのチケットをカードで買おうとしたらダメ！現金で払ったらタクシー代がなくなり、ホテルまで歩く羽目に。というのもバスターミナルにもその付近にもＡＴＭがないのです。
※バリャドリード行きのチケットは3日前の購入ということで割引になりました。ただし変更はできないとのこと。ということは普通なら変更可能なんですね。

暑い中、iPadを手に坂道を上って行きました。
旧市街の入り口には水道橋がありました。ホテルの案内が出ていてほっと一安心。

2泊した、オスタル・レアル。近くには大きなスーパーもありなにかと便利でした。

ホテルは坂の上にあったので、新旧のプラセンシアの町が見渡せました。

プラセンシアの大聖堂は新旧が合体してるという珍しい構造になっています。これは新しい方。

こちらが古い方。

一瞬中世にタイムスリップしたかのような気分になりました。
ニコラス広場。

プラセンシアでは、毎週火曜日に水道橋の近くと、マヨール広場で市が開かれています。ちょうど訪れた日が火曜だったので、覗いてみました。地元の人で大賑わい。
水道橋では洋服や靴、マヨール広場では野菜や果物、チーズやお菓子などが売られていました。

お花もたくさん並べられてた。

洋服や靴を売っている市。

今回の旅で目に付いたのは赤ちゃん。どこの町へ行ってもベビーカーを押している人が多いのには驚き。ベビーブームなんでしょうか？

乾燥地帯なのでビールがうまい！飲み物を頼むと必ずおつまみがついてくる。もちろん無料です。ここのオリーブはとても良い味でした。

Parque de Los Pinos.
私たちはここを「松の木公園」と呼んでいました。

松の木公園？の入り口。

公園に入るとクジャクがいて最初はびっくり。あっちにもこっちにもいました。メスが少ないのか争奪戦が激しかった。

松の木公園に遠足に来ていた子どもたち。女の子には「アナと雪の女王」のリュックが人気らしい。

ローマ時代の水道橋が、町の風景に普通になじんでいるところがすごい。

スペインのポストは黄色。

ここはバスターミナルのカフェ。バリャドリードへ行くバスの待ち時間に入った。
新しくて明るい雰囲気で、ピンチョスやサンドイッチもなかなか美味しかった。